あらすじ
ゲーセンで若い女性が転倒して死んだ。O医科大学法医学教室の新人・伊月崇(いづきたかし)とミチル、都筑(つづき)教授は、ランチを食べに行く途中、偶然その遺体に遭遇する。ところがその遺体が、警察に搬送される途中で忽然(こつぜん)と消えてしまった。さらにミチルに謎のメッセージが送られてくる。怖ろしすぎるラストまで目が離せない!
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Posted by ブクログ
「壺中の天」とは‥
俗世間とはかけ離れた別世界・別天地のこと
シリーズ第三弾です♪
商店街のゲームセンターで女性の死体が!
たまたまランチに出たミチル、伊月、都築教授は
絶妙なタイミングで現場に遭遇し死体の検案をすることに。ダンスダンスレボリューションのステージ上で転んで頭を強打して死んだ?事故⁇
ランチの後法医学教室に運ばれてくるはずの遺体がなかなか到着しない…すると警察から一本の電話が
死体がなくなった⁇⁇
何故かワゴン車から死体が消え残されたのは入れていた袋だけヽ( ̄д ̄;)ノ
さぁ大変!警察大失態!
捜査する前に消えたから身元もわからない
袋に残されたのは腐敗液と髪の毛だけ……
ミチル、伊月、筧は導かれるように事件の核心に近づいていきます。
お気づきですか?
毎回ホラー味があるこのシリーズですよ?
今回も摩訶不思議な事件と結末!!
リアル法医学とホラーの合体(=´∀`)人(´∀`=)
ちょっと新キャラ登場&チビ猫参加でますます面白くなってきた〜〜♡
怖かった~
生きてる人間が一番怖いな、なんて思って読んでいたら、ラストがめちゃめちゃ怖かった。土中から遺体が発見されるだけで終わらないなんて。
男子2人のイチャイチャに唯一癒されました(BL好きなので)
Posted by ブクログ
いつものメンバーがご飯を食べながらかわす会話シーンは、シリーズ作品と同様に日常が感じられて、本当にどこかでこんな人達がいそうだなという気分なりました。
法医学の知らない用語も出てきますが、文脈から分からくて躓くほどではなく、特に気になった用語だけ調べつつ楽しく読めました。
Posted by ブクログ
最初の始まり方的に前作と同じパターンかな?とは何となく想像出来ていたけれど、今回は人間の怖さもあってそこが予想外だった。
まだ3作しか読んでないけれど、今回の事件の後味の悪さはとにかく凄いなぁ……でも現実のニュースでもこういうのあるよね、小説の中の話だけじゃないよねっていう。
その後味の悪い事件があったからこそ最後の話がとにかく癒されるのもあるんだろうな。
可愛い新キャラの活躍に期待です。
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面白かったー!このシリーズ気に入ってます。
この作品はシリーズ3作目で、まだ読んでなかったお話です。1作目、2作目に続き法医学ホラーミステリーです。4作目からはホラー感は無くなります。同じ法医学ミステリーで中山七里のヒポクラテスシリーズも面白いのですが、こちらのシリーズの方が長く続いており、内容も少し上かなぁ?!
最後は何ともホラー感もりもりの怖い終わり方ですが、それに続く後の話でも主要キャスト?として出てくる子猫の「ししゃも」の初登場シーンがほのぼので良かった~(^^♪
Posted by ブクログ
これが鬼籍通覧シリーズで読んだ2冊目。
しかもこの前に読んだのが『無明の闇』だったので、「あぁ、『鬼籍』というのはこういう意味だったんだ」とようやく落ちた。知らずに読むとこういうオモシロイ感覚を味わうことができるのだと嬉しくなる。
いくつかの「不思議」が法医学という極めてリアルな担い手のなかでひとつづきの物語に組み上げられていくのはわくわくする手並みだった。
しかしそれだからこそ、違和感も禁じ得ない部分も当然出て来る……「リアリティ」という課題。そういうお話だ、と、割り切って読むのもいい。
でも、この「リアリティ」における違和感を払拭できる方法論をこの流れで作ることができれば、もっともっと評価が高くなる物語なのに……!と感じた。それは非現実でもいい、その向こう側に人間がもっと(今も書かれているけれど、物語の芯にかかわる部分で、「更に」!)書かれているかどうか、というところかもしれない。
シリーズの他のお話も是非読みたい。
Posted by ブクログ
何つうか…ミステリーかと思いきや、ホラー要素あるシリーズですねぇ(今更?)今作の解決パートは夜に読めんやつやん−−−!と絶叫しましたわ。心で。
とはいえ、最後の最後で出てきたあの子のお陰で、ちょっと和んだ。あと、どのキャラも立ってるから、割とスイスイ読める。
とりあえず、怖いの平気なひとにはおすすめ…かな。
Posted by ブクログ
一体どうやって遺体収納袋(極楽袋と言うんだそうな)から、死体を消してみせるのかと、不可能趣味で楽しみにしていたら、そっちに行くかね。クライマックスの展開はオカルト・ホラーとして良くできてるように思うが、完全に目が点で、ホントに合理化されないの、されないのねとか思ってたから、怖がるどころではなかった。読み終えた後で知ったが、このシリーズ、ミステリよりオカルト寄りなんだ。なんだかなあ。
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まさかの繋がりでどんどん明らかになっていく謎。
今回は解剖シーンは少なめ。
新キャラも登場で、今後活躍とかするのかな?
最後犯人が自供するとこはある意味怖かった。
こんな淡々と殺人のこと他人事みたいに話せるとは…
Posted by ブクログ
今回は、法医学の中でもリアルかつ、ミステリー?オカルト?的要素、何でもありな感じ。謎に包まれ理解不能満載。嫌いではないが・・・。
ランチへと向かう面々は、道すがら転倒による遺体に遭遇する。しかし、搬送段階で遺体が消滅。謎のメッセージが送られてくる中、またもや首を突っ込み解決へと奔走する若者たちを見守る教授の広い心、言葉があたたかい。
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オカルト色強くてミステリ色が薄いそろそろ読むのやめようかなぁこのシリーズと思いつつ、キャラクターの良さに引っ張られて読み進めてしまう。
今回は展開が途中でよめたものの、後味の悪さの後のほんわかに中和されて次も読むかなぁ、という気になった。
2020.8.30
84
Posted by ブクログ
大分オカルトな感じに慣れてきた3冊目。ご飯中のテンポ良い会話と、都築先生ののんびりした雰囲気と、子猫にギリギリ癒されつつ、妙に遺体の様子をリアルに想像してしまい微妙に食欲がなくなる1冊だった。描写が上手いというのはこういう弊害もあるのか。
ただ、いい意味で夏向きの寒気を覚える本であり、キャラクターはやはり魅力的。
Posted by ブクログ
前作でようやく自分の期待する話とは違っていたことが分かったのですが、すでに本作も買っていたため、せっかくなので読んでみました。
解剖予定の遺体が突如腐りきってドロドロになったり、被害者たちの意外なつながりには興味を引かれます。また、クライマックスの帝王切開(?)シーンは、中から飛び出すものをいろいろ想像してドキドキしました。
初めからオカルトありきで読めば、割と楽しんで読めるんだなーと思った次第。そのうち気が向いたら続きを買って読んでみます。
Posted by ブクログ
そもそも最初のアレが実体持ってた事が恐ろしいので、終盤のいかにもホラーなあれこれは読んでるだけなら怖くなかった。(現場はもちろん無理)