椹野道流のレビュー一覧

  • 最後の晩ごはん 優しい犬とカレーライス

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    偶然出会った大きな犬、「マヤ」を飼い始める淡海。賢い犬だけど海里にだけ冷たいのはなぜ?マヤと松の盆栽の「まつさん」の別れには涙した。そうだよね、動物にだけ心があると思うのは思い上がりだよね。街路樹の話と相まって泣けました。李英も色々な人に応援されて海里の朗読に力を与えられて少しずつ良くなってますね、また2人での舞台を読みたい。

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    2026年07月17日
  • 最後の晩ごはん さびしんぼうと大きなシュウマイ

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    シリーズ最新作。
    久しぶりにシリーズの設定らしい、幽霊が登場する話となった。

    海里と兄・一憲の関係がずいぶんと柔らかになってきてホッとする。
    違いの性格や考え方の違いからすれ違いや誤解があった二人だが、そこを理解し合い互いにリスペクトしている感が出てきて、長らくシリーズを読んできた身としても感慨深い。

    今回はロイドの思わぬ事故から「入院」「復帰」が描かれる。
    〈ばんめし屋〉は夏神が始めた店ではあるが、やはり海里とロイドの三人?がいてのお店なんだなと実感できた。海里の慌てぶりと戻って来るまでの不安な日々が、海里とロイドの絆を感じられる。

    本編としては、一憲の職場の後輩・佐藤の家に現れる幽霊の話。
    シングルマザーとして自分を育ててくれた母を亡くし、体調を崩した佐藤を世話してくれた目に見えない存在はまさかの…見知らぬオジサン。
    だがホンワカしていい話だった。
    そしてロイドが無事退院後にはパワーアップしているような。これからまた幽霊絡みの話が増えるかも知れない。

    一憲・奈津夫妻と一憲の母の家族にさらなる家族が増えるのかと思ったが、まだ先になりそうだ。
    週末里子の愛生(みう)がしっかりした子で好感持てる。この子と五十嵐家の関係も見守りたい。

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    2026年07月15日
  • あの人と、あのとき、食べた。

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    家族、友達、作家としていちばん影響を受けた人、イギリスで出会った個性的な店主たち、二度と会えない人……。
    食べるのも作るのも大好きな著者が、なつかしい人と食の記憶を描きとめた、人生の旅のようなエッセイ。
    思い出ごと愛おしい料理のレシピ&写真も収録!
    “誰かの思い出話をきっかけに、ずっと忘れていた自分の記憶が甦るという経験をしたのは、私だけでありますまい。
    私の思い出に触れることで、読者の方々の心の奥底で、ご自分の古い記憶が共鳴し、再び小さな輝きを放ち始めたら、それは何より嬉しいことです。(「はじめに」より)”
    笑いあり涙あり…そして美味しいものが食べたくなる…!(紹介文より)
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    筆者の想い出とともにつづる食のエッセイ。
    食べ物のエッセイというより、家族のエッセイで、
    父と母にまつわる話が多く、自分と重ね合わせて切ない気持ちが読み進めた。

    食材や料理そのものではなく
    その時の雰囲気や気持ちや温度すべてが、味と直結しているのは
    自分にも重なるところが多い。

    そう考えると、まさにタイトル「あの人と、あのとき、食べた」が秀逸すぎる。

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    2026年07月01日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    「食」がテーマのSFアンソロジーです。SFを読み慣れない私でも、「食」という身近なテーマで、さらに短編なので、読みやすかったです。

    どれが好きというのはあまりなかったのですが、作家さんごとに描く世界観の違いを楽しめました。近未来な世界観では、どうしても「食」を楽しむという概念が薄れていくものなんですかね。。

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    2026年06月22日
  • ありふれた家を建てる

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    人さまが家を建てる話は
    どうしてこうおもしろいのでしょう。
    たぶん欲望を代わりに叶えてくれているから。

    小説家の椹野さんが土地探しからはじめて
    仕事場兼自宅を建てるまでの経緯。
    シンプルで合理的な家が欲しい施主と
    「夢の一軒家」を提示するハウスメーカー。
    両者が擦り合わせていく過程が興味深い。

    あえてメーカー名は出してないけど
    まぁ、わかるさ、ロングライフ住宅(^_^)
    建てたあとのフォローに重きをおいた
    椹野さんの選択基準に合ったところだった。

    「はじめに」に書かれている通り
    実際はそれから17年経っているため
    最後の章には現在の状況や
    住んでみて感じたことまで書いてくれていて
    そこもおもしろかった。
    完璧にはいかないのが家づくりなのね。

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    2026年06月20日
  • 最後の晩ごはん さびしんぼうと大きなシュウマイ

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    ネタバレ

    おじさん幽霊と仲良くやってるのに引きつつも、おじさんの申し訳なさが想像できてほのぼの。ロイドが無事に戻って良かったが、若返って戻った時にどう辻褄合わせるのかも興味あり。

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    2026年06月16日
  • ありふれた家を建てる

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    家を建てる⋯、壮大な夢。を読んで体験しようと手に取った。独り身、家にこもる、いい条件の作者。家を建てるのに、営業と現場で温度差が違うことと、建てる途中でズレも出てくるのだなと以外な側面がわかった。良き施主にはならぬように⋯

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    2026年06月06日
  • あの人と、あのとき、食べた。

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    歯がなくても読める?!やわらかい文章。プロの味わいというよりも、市井の人のエッセイかしらと思う。

    エピソードもあるあるで、その時代にいた人なら共感でお腹いっぱい、交歓でもしたような感覚を得るかもしれません。負の部分がないから消化に良いのかな(昭和的スパルタ教育は散見されるが…)。
    悩み事を抱えている時でも読み進められるだろう、心身にやさしいエッセイです。

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    2026年05月28日
  • あの人と、あのとき、食べた。

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    みんなで食べたお正月のうどんすき、夏のしゅわしゅわの喜び、イギリスで出会った個性的な店主たち、父のお気に入りだった牛肉とトマトの炒め煮…。忘れられない人々との「食にまつわる記憶」を描きとめたエッセイ集。

    食べるって大事ですよね。

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    2026年05月23日
  • 最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵

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    audibleで。シリーズ1巻。大手事務所の清純派女優を守るため、火の粉を被り芸能界から追い出されてしまった五十嵐海里が、地元神戸に戻り、芦屋の「晩めしや」に転がり込むまで。幽霊あり、付喪神あり、実家との確執ありで、次巻も楽しみ。
    街の様子の描写も、芦屋在住の著者ならではで、自分自身も住んだことのある街なので、よけいに引き込まれてしまった。

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    2026年05月14日
  • ありふれた家を建てる

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    家を建てる過程を楽しく追体験できて楽しかったです。
    著者の方とハウスメーカーの方の当たり前の違いが、あるあるで面白かった。

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    2026年05月09日
  • あの人と、あのとき、食べた。

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    後半にかけて泣かせにかかるようなエピソードが多い。親に対する後悔って、たぶんみんな同じような後悔を抱えるんだろうな。おやつの話は自分の話かと思った。ご褒美のおやつ、あるよね。

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    2026年05月08日
  • 猫と私

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    NHKの「猫も杓子も」で椹野さんと猫たちを知る。
    番組でも地域猫のことは触れていたけれど、この本を読んで詳細を知った次第。
    家猫になるまでのこんな物語があったとは!

    映像からも伝わった、猫たちは幸せな空間で、そして椹野さんはまさに執事であった(笑)

    そして、椹野さんって「祖母姫、ロンドンへ行く!」も書いていたのだと今頃気がつき繋がったのでした。
    次は、小説を読んでみなくては!!

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    2026年05月07日
  • あの人と、あのとき、食べた。

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    一人暮らしも長くなり、一人で摂った食事がたぶんいちばん多い気がする。でも読んでいるうちに懐かしい食の光景が蘇ってきた。帰省したらあれもこれもリクエストしようかな。よく行ったお店もたまには再訪しよう。今ならまだ間に合う。

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    2026年04月28日
  • あの人と、あのとき、食べた。

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    多分椹野さんと私は同世代、椹野さんのほうが少し上くらいかな?子供時代の思い出に重なるものがあって、読んでて懐かしかった。例えば、今はないデパートの大食堂。色んな世代が色んなものを気取らずに食べられる所だったなー。ワクワクしたなー。クリームソーダとかお子様ランチとか、今でも食べたい。

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    2026年04月18日
  • あの人と、あのとき、食べた。

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    ネタバレ

    食べ物と、食べ物にまつわる思い出を語るエッセイ。父親をコロナで亡くし、母親も認知症が悪化して施設へと送り…となって一人になった著者の境遇もあり、両親との子供の頃の思い出が多い。嫌だったことや辛かったことの話もたくさんあるのだが、それも著者が大人の視点を得て、時間を経て昔懐かしい思い出となることで痛みを失っており、両親とのかけがえのないエピソードの一部として捉え直していく感じだからネガティブな気持ちにはならない。どの話も思い出の食べ物への愛、他者の気持ちを慮る心が溢れていて、柔らかく染み入るような読み心地で著者の気立ての良さ、育ちの良さを感じた。
    破天荒な編集K氏とのエピソード、イギリス留学時のエピソードが面白くて好き。他のエッセイも読んでみたい。

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    2026年04月10日
  • あの人と、あのとき、食べた。

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    私は、毎年筍掘りに従兄弟屠行きます。新鮮で一番美味しいのは、筍の刺身。これに勝るものは無し!掘りとった日とその翌日迄しか食する事が出来ません。しかも掘ったその日のうちに湯掻かないと、食べる事が出来ない贅沢な料理です。

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    2026年03月25日
  • あの人と、あのとき、食べた。

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    おいしいってきもち、人と共有できると、なんとなく心が温かくなる。懐かしい言葉も多く、こんな日もあったね、とふと思い出された作品。

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    2026年02月23日
  • あの人と、あのとき、食べた。

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    椹野さんエッセイ集は初読み。昔食べた料理とご両親との懐かしく苦い話もあり。食べていることで思い出し涙ありドタバタあり思い出せる。

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    2026年02月21日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    身近で当たり前の「食」のあり方、描かれ方が、それぞれの作家によって考えもしなかった描かれ方をしていてついつい引き込まれてしまった。

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    2026年02月18日