椹野道流のレビュー一覧
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愛嬌いっぱいの顔をしたやんちゃ少年、高一の村上敬他。校舎清掃の見返りに、プールで遊べるという誘いにルンルン乗ったその日、彼の運命は変わった。おチビの敬他は、プールの深みで足が攣ってあっさり溺死。16年の短い人生は静かに終焉、のはずが…。目覚めた敬他の眼前には中世ヨーロッパ調の世界が広がり、彼も金髪碧眼の王子様的美少年に変身していて?!そういえば、不思議な鈴の音が聞こえる方へと導かれたような気が…。と、敬他はマーティネルなる男にジャスパー様と呼びかけられた。彼は、「ネクロマンサー」=「死霊使い」の説明をするが…。普通の高校生敬他に、一体何が起こっているの〜?!
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普通の高校生だった村上敬他はプールで溺死し、魂が死霊使いのジャスパーという金髪碧眼の美少年の身体に転生。それも敬他が生きていた世界とは別世界で。敬他はアトレイアという街で、死霊から人々を守る役目のローグ家の当主となつ。ケイタ・J・ローグと名を改め、不器用だが優しい騎士見習いのレイヴンや、厳しいが温かい守り役のマーティネルに支えられながら、困難に負けず新米死霊
使いとしての道を着実に歩み始めていた。ケイタがアトレイアにきて1ヶ月。街は収穫祭で賑わい、ユリーモとロータ兄弟も店を持て、何もかも平和に見えたその時、森向こうの集落に妖しが出現。ケイタとレイヴンは現場に向かうことに?! -
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中世ヨーロッパ調の世界に転生した16歳の村上敬他。学校のプールを清掃中に溺死して、金髪碧眼の少年ジャスパー・ローグの身体に魂が入ったのだ。ローグ家は妖しからアトレイアの街を守るネクロマンサー(=死霊使い)の家柄。一人息子のジャスパーが妖しに魂を喰われてしまい、父エルダンが命を懸けて息子と同じ色の魂を持った敬他を召喚したのだった。敬他自身はもちろん、ジャスパーの周りの人々も敬他に大変戸惑っていたが、まっすぐでやんちゃな彼に、やがてみんな惹かれていく。騎士見習いのレイヴン、世話係のマーティネルや少年ユリ
ーモに囲まれ、ローグ家の新当主ケイタ・J・ローグとしてのドキドキ宿命が始まった?! -
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妖僕シリーズ第5弾!
今回は何と正路が5歳前後のお子チャマにされちゃいます。
表紙からしてショタな雰囲気ですが、司野はショタには興味がないご様子(笑)。苦手な方も安心して読めます。
チビ正路が可愛くて、ショタに興味の無い私ですら可愛さにクラクラしてしまいました(笑)。大きい正路よりこっちの方が好きかもしれません(!)。小さくされても正路の本質は変わらずに司野大好きオーラは健在で、そんなラブラブ光線(?)に司野もどんどん人間らしくなっていってます。
亀の歩みではあるけれど、ゆっくりと愛を育んでいっている様子がつぶさに感じられます。
しかし、双方向の恋愛になるのはいつの日(巻数?)なのでしょう。5 -
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たくさんの切ない想いと悲しい想いに思わず泣いてしまったこの1冊。
龍村さんに怪我を負わせ、敏生を拉致したのは妖魔に取り憑かれた河合さんだった。何重にも張り巡らされた結界のせいで敏生を見付けられずにいた天本さん達。そんな中、天本さんは父であるトマスの言葉を聞き、霞波さんの育った養護施設に向かい、驚愕の真実を知ることに…。
いつもは悲しいというよりも暖かさとか幸せな気持で泣けていた奇談シリーズ。でも今回は本当に悲しくて泣いてしまいました。
それでもラストには幸せが待っていて、ようやくの暖かさにホッと出来ます。
多くを語るよりも、是非読んで、と言いたい1冊です。 -
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こんなとこで終りやなんて拷問やっ、と思わず思ってしまったこの1冊。
早川さんと河合さんが、二人の家に向かう途中で何者かに襲われた。依頼主から預かった品物を奪われ、挙げ句怪我を負って倒れていた早川さん。けれど、どこを探しても河井さんの姿はなかった。それに動揺しながらも、今出来ることを見付けて行動していた二人。だが、天本さんが査門会に呼ばれている間に、龍村さんと敏生まで襲われ、敏生も行方不明になってしまう…。
いつもの通り穏やかに始まった今作は、後半に行くにつれて次第に重く暗くなっていきました。
果たして天本さんは敏生を助けられるのか。河合さんを見付け出すことは出来るのか。
ハラハラしながら早く続 -
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優しくて切ない愛しさを感じられるこの1冊。
今回の仕事の依頼は、とある旅館の一室で夜中に鳴る音と、それと共に姿を現す女性の謎を解くこと。絵の師匠について松江に向かった敏生。しかし、旅行を終えて帰ってきてみれば家はもぬけの殻で。突然姿を消した天本さんと小一郎を探すべく、敏生と龍村さんは手掛りを求めて早川さんがいる札幌へ…。
新キャラ・司野のおかげで新たな能力の使い方を知った敏生が、一人の寂しさに耐えながら必死で頑張る健気な姿に心打たれるとともに、天本さんへの想いの強さを改めて感じました。
今回に限っては敏生に頑張ってもらうしかない状況だった天本さんの敏生への想いも、小一郎の敏生に対する想いも、暖 -
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思いがけない人物の登場で、とても切なく悲しい、それでも心の奥底で灯がともるような暖かさを感じられるこの1冊。
今回は美代子さんの恋人である尾沢さんに起きた怪事件の謎に迫ります。取材に訪れた先で箱枕をもらった尾沢さん。もらったその日に箱枕を使って眠ると、少女と獏に出逢って記憶を喰われてしまい…。
天本さんのお父さんも登場した今回。天本さんの過去にまた一つ謎が増え、お父さんの不気味さにも不安を覚えてしまいます。
それでも、人の想いの暖かさも寂しさも、悲しさも喜びも。そういうものを感じられましたし、切なさや悲しさに思わずうるっときました。
それでも最後には暖かくて優しい、二人の幸せを見付けられますよ -
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龍村さんの男気と、そんな龍村さんへの天本さんと敏生の想い、そして龍村さんを待ち続けた女の人の想いに思わず涙してしまったこの1冊。
今回の舞台は間人。おばあさんがいるというこの土地に、龍村さんは天本さんと敏生を誘って数十年振りに遊びに来たけれど…。
前半部分は、色々と事件めいたことはあるけれど、親子みたいな龍村さんと敏生や、兄弟みたいな小一郎と敏生、そして家族みたいな3人の会話が楽しくて面白く、ほっこりした気分になります。
後半部分の龍村さんの想いは本当に泣けて泣けてしょうがなかったです。連載当初から龍村さんのことは大好きでしたが、今回の作品でますます好きになりました。
相変わらず仲の良い天本さ -
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とても悲しくて切なくて、しみじみ優しい。涙なくしては読めないこの1冊。
今回の舞台は京都。長く連絡を取っていなかった敏生の父が、死を目前にして連絡してきたことから話は始まります。今回はいわゆる「仕事」というシーンはありませんが、それでも敏生が大きく成長したんじゃないかと思える1冊です。
天本さんの体を気遣って、1人で父のいる京都に向かった敏生。偶然河合さんに出逢い、慰めてもらうシーンに、敏生は愛されてるなぁ、としみじみ感じられます。
多くを語るよりも、まずはとにかく読んでみて、としか言いようがないこの作品。
夢中で読んで、そして、躊躇うことなく泣いてください。 -
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何とも言えない暖かさというか、幸福感というか。そういうものに浸れるこの1冊。
今回の舞台は泣赤子奇談でお馴染の押屋女子学園。「蛇が来る」と怯え、死んでしまった2人の生徒の死の真相を突き止めるのが今回の仕事内容。しかし、その依頼のせいで、敏生と天本さんに大きな転換点が訪れることになり…。
ようやく霞波さんの死の真相を語った天本さんと、その話を受け入れた上で、それでも天本さんが好きだと告げる敏生。そんな2人の姿に思わず幸せ気分に浸ってしまいました。
でも、そんな幸せ気分に浸れたのも束の間、蛇の呪いの謎を解明した天本さんが大変な事態に見舞われます。
それを乗り越えた上での2人の関係に、ラストはホント -
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仕事内容の切なさも吹き飛ぶくらいに幸せな気持ちになれるこの1冊。
今回の広島旅行から始まり、湯田温泉へと移動して仕事の依頼を受けます。内容は、依頼人の姉の死の真相をつきとめること。河合さんと龍村さんとともに楽しい旅行のはずが、河合さんと龍村さんとの確執に戸惑う敏生と、自分が原因であるために何も言えない天本さんだったけれど…。
河合さんと龍村さんとの会話で、昔の天本さんに何があったのかと、更に謎が深くなったような気がしますが、それはもう、今度わかればいいや、と思ってしまうほどに幸せなラストでした。
夢中で読めて、満足感も得られること間違いナシです。 -
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物語のラストで幸せすぎて泣けてしまったこの1冊。
平安時代に飛ばされた敏生、天本さん、河合さんの3人。はぐれていた河合さんに再会し、小一郎とも再会した敏生は、記憶を無くし、安倍晴明の蘇りとされていた天本さんとも無事に再会した。そこで元佑さんと晴明に平安時代に来た理由を話し、仕事を進めていくことに…。
今までも奇談シリーズは、読み終えた後の満足感や達成感、それに暖かさや優しさなどを感じることが出来ましたが、今回は本当に心からそういうものを感じられました。
ラストの元佑さんと紅葉さんの会話や、記憶が戻った天本さんの小一郎への労い。敏生への想いを話すシーンなど、本当に優しくて暖かくて切なくて。とても