椹野道流のレビュー一覧
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最後の晩ごはん、16巻目。
今回は海里の弟分、李英の話。着々と舞台俳優への道を歩んで、やっと夢の一歩を踏み出しかけた李英を突然の病が襲う。有事の際のロイドの落ち着きっぷりや、さりげに見せる包容力が頼もしい。できる眼鏡だ。李英は優等生キャラすぎてあまり好きじゃなかったけど、今回海里に本音でぶつかったシーンを見てちょっと見直した。最後の晩ごはんの登場はやや唐突。それ食べたら成仏しちゃうんじゃ…!?と心配したけど、安定のハッピー大団円でよかった。
会社近くのお気に入りの定食屋のメニューに木の葉丼があって、木の葉丼って何だろ…と思ったけど、かまぼこのどんぶりなのか~美味しそう。今度食べてみよかな。 -
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日本から母の母国であるマーキス島にやって来た西條遊馬は法医学博物館で突然中世のマーキス島に飛ばされる。王殺しの疑いで捕らわれていた皇太子を救おうという弟の姫王子ヴィクトリアと付き人のクリスチファーからの懇願に応えて、学んでいた法医学の知識を生かして、その真相を探ろうとする。勇気を振り絞って、その時代ではとんでもないことの解剖を行うのだ。真相を突き止め、皇太子の兄弟たちの不仲も修復する結果にもなる。主人公のいろいろ不安な心理を詳しく追っていて興味深いが、なんというかジュナブルぽいね。男なのに美少女の姫王子のヴィクトリアのこの先がちょっと気になるなあ。
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つい最近シリーズ第15作を読んだばかりなのにもう第16作が出ていた。
前作での役作りの結果がどうなるのか楽しみにしていたのだが、正式デビューはまだ先らしい。次の回だろうか。
今回は海里と、役者時代の後輩・里中李英の物語だった。
李英といえば海里がミュージカルでデビューした時も、その後バラエティー番組に進出して人気が出始めた時も、スキャンダルに巻き込まれて芸能界を追放された時も、〈ばんめし屋〉で働き始めた時も、そして再び役者への道を歩もうとしている今も、ずっと海里を慕い応援してくれる可愛い後輩。
一方で李英自身は海里と同じミュージカルでデビューしながらその後はパッとせず、しかし地道に舞台での -
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最後の晩ごはんシリーズ第15作。
夜だけ営業する〈ばんめし屋〉には、時折亡くなった人が現れる…。
この設定を忘れるような、海里始めドラマ要素が強かったここ数作だったが、今回は久しぶりに亡くなった人が現れる。
それは〈ばんめし屋〉の常連客で作家の淡海五朗が身の内に住まわせている妹。
メガネの付喪神・ロイドが、最近淡海の中に妹の気配が感じられないと言い出すことをきっかけに、淡海と妹との別れの物語が描かれる。
初期のシリーズ作品を思い出すような、記念のディナーと再出発の話。また過去の回で何故淡海が海里を傷付けるようなことが出来たのかも分かる。
もう一つの軸は、海里の朗読俳優としての葛藤。
淡海が