椹野道流のレビュー一覧
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ネタバレ食べ物と、食べ物にまつわる思い出を語るエッセイ。父親をコロナで亡くし、母親も認知症が悪化して施設へと送り…となって一人になった著者の境遇もあり、両親との子供の頃の思い出が多い。嫌だったことや辛かったことの話もたくさんあるのだが、それも著者が大人の視点を得て、時間を経て昔懐かしい思い出となることで痛みを失っており、両親とのかけがえのないエピソードの一部として捉え直していく感じだからネガティブな気持ちにはならない。どの話も思い出の食べ物への愛、他者の気持ちを慮る心が溢れていて、柔らかく染み入るような読み心地で著者の気立ての良さ、育ちの良さを感じた。
破天荒な編集K氏とのエピソード、イギリス留学時の -
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家族、友達、作家としていちばん影響を受けた人、イギリスで出会った個性的な店主たち、二度と会えない人・・・。食べるのも作るのも大好きな著者が、なつかしい人と食の記憶を描きとめた、人生の旅のようなエッセイ。
装丁やイラストがとても素敵でカバーに一目惚れして購入。椹野さんは祖母姫を読みたいと思いつつ今回初めて読みました。海外のものも取り入れた料理スペックがすごい。さらっと書いてあるけど結構本格的だよね。自分がようやくたまに料理するくらいなので、すごいなと思いながら読んだ。大事な人と食べたご飯の思い出ってどうしてこんなに鮮やかに心に残るんだろうね。ずっとろうそくが灯っているような温かみのある文章でした -
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ネタバレ何ともやりきれない。けれど、必ずしも「悪いヤツ」が必ずしもとっちめられるとは限らんからなぁ。せめて、娘さんの心労が少しでも減ってくれれば…。
とりあえず、彼女はSNSからは手を引いた方がいいと思う。料理はやめないでほしいけど。
(個人的には、お母さんがもうちょっと娘に本音を語ってくれてたらな、と正直思った。日記に書いてる暇があったらさ。私は子どもの立場でしか語れないし、そもそも娘さんの言っていることでしか判断できないから的外れなことを言っているかもしれないけれど。ーどうしたって娘さんの主観で語られてるわかだからなぁー)
〈余談〉今作のあとがきで、作品のことについて書かれているのが良かったで -
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最後の晩ごはん、20巻目。
海里はレッスンに訪れた淡海の家の前で大きな黒い雌のラブラードールレトリバーに出会う。その犬に導かれるように踏み込んだ家で、海里と淡海は犬の飼い主が亡くなっているのを発見してしまう。犬を「マヤ」と名付け、淡海の家で引き取ることになったが、それ以来不思議な出来事が起こり始める。
海里だけに聞こえた不思議な声の主は、飼い主ではなく、マヤと共に過ごした盆栽の松。飼い主の魂は安らかに召されたってことかな。最後の晩ごはんのカレーライスの登場はやや唐突すぎる感じがしたけど、松が人間の少女の姿になってマヤと触れ合うシーンで大号泣してしまった。最近愛犬を亡くしたので、なんだかもう犬 -
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ネタバレシリーズ、21作目。
佐藤さんと鈴木さんの此岸彼岸を超えた交流が温かい。
幽霊は怖い物とは限らない、というのはこのシリーズの一貫した考え方ではある。
ガチガチに四角四面で、海里をはじめとする人々に怖がられていた兄・一憲が、ここに来て、自分を見つめ直して、そして変えていこうとしている。微笑ましいというか、こそばゆいというか。
振り返れば・・・
海里が来る前は、夏神さんは「ばんめし屋」を1人で回していたわけです。
どんなだったんだろう?
今では、ロイドが一人欠けてもちょっと困る。
海里とロイドが営業中に外れちゃったら、それはもう大ピンチ!!
昔は今ほどお客さんが入っていなかったんだろうなあ。
新