椹野道流のレビュー一覧
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物語のラストで幸せすぎて泣けてしまったこの1冊。
平安時代に飛ばされた敏生、天本さん、河合さんの3人。はぐれていた河合さんに再会し、小一郎とも再会した敏生は、記憶を無くし、安倍晴明の蘇りとされていた天本さんとも無事に再会した。そこで元佑さんと晴明に平安時代に来た理由を話し、仕事を進めていくことに…。
今までも奇談シリーズは、読み終えた後の満足感や達成感、それに暖かさや優しさなどを感じることが出来ましたが、今回は本当に心からそういうものを感じられました。
ラストの元佑さんと紅葉さんの会話や、記憶が戻った天本さんの小一郎への労い。敏生への想いを話すシーンなど、本当に優しくて暖かくて切なくて。とても -
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こんなとこで終り!? と思わず思ってしまうこの1冊。
天本さんの師匠・河合さんが登場した今回の舞台は平安時代の京都。平安時代に飛ばされた3人はばらばらになり、敏生は一人、二人の行方を追っていたが…。
もう、とんでもないところで次回に続く今回は、続きがホントに待ち通しく思うこと間違いナシです。
天本さんも河井さんも、小一郎でさえ側におらず、傷を負っていたところを助けてくれた龍村さん似の元佑さんだけを頼りに頑張る敏生に、思わず頑張れ、と言いたくなってしまいます。
最後の最後、ようやく姿を見せた小一郎に、ようやくホッとしながらも、続きを見るまでは一時も気を抜けません。 -
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ホントに一時はどうなることかとハラハラしたものの、終ってみれば暖かくて、嬉しくて仕方ないような、そんな1冊。
今回の舞台は遠野。旅先で行方不明になった女性を調査するのが仕事内容。しかし、女性のことを見付ける、もしくは死亡原因を明らかにするだけで良かったはずの仕事が、土地を揺るがす大事件に繋がっていて…。
この一件で敏生と天本さんとの絆は、より深くなったように思います。
龍村さんの二人に対する思いも、泣きたいくらいに力強く、優しくて。小一郎も何かと敏生への関わりが増えてきて、楽し気で。
天本さんの過去が少しずつ明らかになる中、ついに龍村さんの口から新しい情報がもたらされ、これから先、ますます目が -
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優しくて暖かくて。切なくて悲しいけど嫌じゃない。満足感と一緒にそんな感想を持ったこの1冊。
今回の舞台は金沢。行方不明になった女性を探すのが今回の仕事内容。けれど、その仕事の途中で天本さんが大変な怪我を負い、敏生1人で解決せざるを得ない状況に…。
天本さんの過去が、また少し明らかになる今回は、小一郎の不器用な優しさがとても暖かい作品です。
龍村さんや早川さんも登場して賑やかなこの1冊。天本さんへの想いに悩みながらも、必死で頑張る敏生が健気で、それに対する天本さんの想いも切なくて。
少し分厚いですが、夢中で一気に読めてしまえること間違いなしです。 -
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私にとっては なかなか読みづらい本でした。
お金持ちのお祖母さんのお供で 孫娘がロンドンにいく話しなのですが
お金持ちすぎて 我が事のように共感しずらい
私も20年くらい前に 妹とロンドンに行ったことがあります。
そんな庶民からはかけ離れた生活
ファーストクラスで 一流ホテル
好きな牡蠣とメロンを食べる。
ハロッズでオーダーしたカシミアのコートと杖
毎日着替える 素敵なワンピース
本当にお姫様です。
ホテルのスタッフさんたちのサービスも素晴らしい!
このお祖母さん 帰国してから 普通の高齢者みたいになって
本当に お姫様に変身できた素敵なロンドン旅行だったんでしょうね。
夢をかなえてく -
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シリーズ最新作。
久しぶりにシリーズの設定らしい、幽霊が登場する話となった。
海里と兄・一憲の関係がずいぶんと柔らかになってきてホッとする。
違いの性格や考え方の違いからすれ違いや誤解があった二人だが、そこを理解し合い互いにリスペクトしている感が出てきて、長らくシリーズを読んできた身としても感慨深い。
今回はロイドの思わぬ事故から「入院」「復帰」が描かれる。
〈ばんめし屋〉は夏神が始めた店ではあるが、やはり海里とロイドの三人?がいてのお店なんだなと実感できた。海里の慌てぶりと戻って来るまでの不安な日々が、海里とロイドの絆を感じられる。
本編としては、一憲の職場の後輩・佐藤の家に現れる幽霊 -
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家族、友達、作家としていちばん影響を受けた人、イギリスで出会った個性的な店主たち、二度と会えない人……。
食べるのも作るのも大好きな著者が、なつかしい人と食の記憶を描きとめた、人生の旅のようなエッセイ。
思い出ごと愛おしい料理のレシピ&写真も収録!
“誰かの思い出話をきっかけに、ずっと忘れていた自分の記憶が甦るという経験をしたのは、私だけでありますまい。
私の思い出に触れることで、読者の方々の心の奥底で、ご自分の古い記憶が共鳴し、再び小さな輝きを放ち始めたら、それは何より嬉しいことです。(「はじめに」より)”
笑いあり涙あり…そして美味しいものが食べたくなる…!(紹介文より)
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筆者の -
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お姫様のように少し気まぐれでわがままな祖母と、孫である筆者がロンドンを旅した日々を綴ったエッセイ。
人気なのも納得で、旅行記として純粋に面白いだけでなく、祖母と孫の距離感や関係性がとても魅力的。笑える場面も多いのに、ときどき胸がじんわり温かくなって、少しほろっとさせられる。
わたし自身ロンドンに住んでいて、筆者が滞在していたホテルの近くで働いていることもあり、登場する地名やお店が身近に感じられた。「何十年も前、この場所をおばあさまと歩いていたんだな」と思うと、不思議な感慨があって、より深く物語に入り込めた。
携帯電話もない時代ならではの、少しアナログでゆったりとした旅の空気。今以上に「イ -
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人さまが家を建てる話は
どうしてこうおもしろいのでしょう。
たぶん欲望を代わりに叶えてくれているから。
小説家の椹野さんが土地探しからはじめて
仕事場兼自宅を建てるまでの経緯。
シンプルで合理的な家が欲しい施主と
「夢の一軒家」を提示するハウスメーカー。
両者が擦り合わせていく過程が興味深い。
あえてメーカー名は出してないけど
まぁ、わかるさ、ロングライフ住宅(^_^)
建てたあとのフォローに重きをおいた
椹野さんの選択基準に合ったところだった。
「はじめに」に書かれている通り
実際はそれから17年経っているため
最後の章には現在の状況や
住んでみて感じたことまで書いてくれていて
そこも