椹野道流のレビュー一覧

  • 最後の晩ごはん さびしんぼうと大きなシュウマイ

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    ネタバレ

    【目次】
    プロローグ
    一章 ひとり足りない
    二章 眼鏡の帰還
    三章 そこにいるもの
    四章 傷を持ち寄る
    五章 ありがとうの気持ち
    エピローグ

    シリーズ第21巻。
    登場人物がまた増えた。
    まっとうな人たちがまっとうに生きている世界は心地よい。

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    2025年08月28日
  • 最後の晩ごはん さびしんぼうと大きなシュウマイ

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    付喪神ロイドの本体を壊してしまって
    すっかりしょげてる海里。

    そんなとき、兄の一憲が連れてきた部下は
    日を改めてひとりで食べに来て
    彼らに相談事を持ちかける。
    母親の葬儀を終えたばかりという佐藤は
    その母親の霊が郷里から一緒に
    ついてきているのではないかと言うのだ。

    ロイドも無事に修理を終えて戻ってきて
    海里と共に佐藤の家を尋ねることに。
    ところが、そこにいたのは…。

    そうきたか(^_^)
    佐藤くん、順応性高くていい子だわ。
    心残りを晴らす料理も
    今回はパーティ仕様なので楽しい!
    1年に1冊ペースで
    ゆるく続いて欲しいシリーズです。

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    2025年08月28日
  • 最後の晩ごはん さびしんぼうと大きなシュウマイ

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    ロイドが入院し、海里と夏神はふたりで「ばんめし屋」を
    営業することに。そんな中、海里の兄の一憲が、最近
    母を亡くしたという同僚の佐藤を連れてやって来た。
    彼の部屋には、母親らしき霊がいるようで…。

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    2025年10月17日
  • 最後の晩ごはん 優しい犬とカレーライス

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    今回は犬を追って死体を発見するという、意外にミステリー風な話の始まり。ただ、亡くなった方のなぞときではなく、いつも通りの穏やかな、ばんめしやのメンバーと作家のストーリーだった。主人公の成長もゆっくり進む。
    今回登場する幽霊は今までとは違う感じだが、ホラーではない。

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    2025年07月23日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    『最後の日には肉を食べたい』と『しあわせのパン』の世界観が個人的に好き。新井素子さんのはコメが余ってる未来の話。コメ不足の今読むと皮肉が効いてる。倫理的に正しいことと、ルールを遵守することが両立しない状況はいつの時代でも起こり得る。自分がおじいちゃんの立場だったらどうするだろうかと考えた。

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    2025年06月30日
  • 最後の晩ごはん

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    小説の方を全部読んでるので、話が分かってるとは言え、最初のところってけっこうしんどい。
    濡れ衣を着せられたっていうのもムカついたし、海里の兄もすごく腹が立ったから。
    兄として思うところがあったというのを差し引いたとしても、ね。
    (物語が進むにつれて、兄だけじゃなくて母親の方がもっと苛立たしく感じてきたけども)
    マンガとしては、大部分がそういうしんどい部分で構成されてるので、できればもう少し、海里が頑張ってるところとか入ってれば良かったかな、とも思う。
    けど、これ以上進むと、あの作家さんとか絡んでくるので、切り上げどころが難しくなるから、ここで止めるのが妥当なのかも。
    ただ、原作もマンガも夏神さんの男前なところとか、ロイドと海里のかけあい?とか、面白い部分もあるので、まぁまぁよかったんじゃないかと思う。

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    2025年06月12日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    深緑野分作品の中には雑誌で発表しているが本になっていない作品がいくつかある。今回は「石のスープ」が収録されていると言う事で即買いした。帯には「人類と食にまつわる8編のSF小説アンソロジー」と書かれてあった。しかも、この本には人間六度と新井素子の書き下ろしも収録されているのでお得感満載。他の5人は初めて見る作家。書き下ろし作品以外は全て「集英社WebマガジンCobalt」で公開されたものとのこと。このマガジン名は初めて知った。また帯には「豪華執筆陣が贈る空想科学ごはん小説」と書かれてあった。私の知っている3名以外の人も豪華執筆陣なのか。知らなかった、後で読んでみよう。

    〇 石のスープ/深緑野分
    SFなので、石の機能発現の理由なんて特に説明する必要はないが、元々の素材の味よりも悪くなる理由は知りたかったかな。普通は食材の組み合わせで味が良くなったり悪くなったりもするし、スープの濃さも味の旨さに影響する。単にこのような事は言わなくとも、十分にあり得ることなのかもしれない。しかし、栄養素はあるのだから、あとは調味料でなんとでも味をごまかせると思うのだが。この時代はアミノ酸の合成技術がなかったのだろうか。それよりも、この石に振り回される人たちの心の動きに着目した方が遥かに面白い。全く人間って奴は愚かなのかな。愚かだから本作品は面白いのか。

    〇 敗北の味/人間六度
    食生活は子供の頃と現在ではまるで異なる。今や野菜ばかり食べていても生きていける。油だけ飲んでも生きていける。体はうまくできているもので、炭水化物を全くとらなくても生きていけるので健全に痩せることができる。食に関する知識が桁違いに増えているからだ。どの様な形でも、食物からエネルギーを得ることで生きていけるが、エネルギーへの変換効率は実に悪い。従って、直接電池でエネルギーを取り込むことができれば生きていくために効率はこの上ない。
    味だって、食品は化学物質の集合体なので、成分分析が完璧であればどんな食材の風味を完全コピーできる。食品会社の研究所ではそれが現実化している。そもそも味とか匂いとかなくても生きていける。点滴だけでも生きていける。実際、コロナに罹患した時も味覚が全くない状態で食事をしたし、酢の一気飲みもできたし、CoCoイチの10倍カレーも問題なく食べることができた。
    これら食事の究極の形が電池なのだが、人間の体の細胞には記憶が眠っていたようだ。生物はいくら進化したとしても、脳には昔の記憶が片隅に残っていたのだろう。最近、鯨の刺身を食べたが、昔たくさん食べていた頃の記憶が一輝に蘇った。涙は出なかったが、脳全体にビビビと電気が走って、瞳孔が一気に開いた気がした。

    〇 切り株のあちらに/新井素子
    新井素子のデビュー作、勿論オンタイムで読みましたよ。でも、それ以降は全く読んでいない。何故かというと、新井素子の文体を全く受け付けないから。これは生理的レベルの嫌悪感と言える。それにも拘わらず今回読んだのは、歴史を経てさすがに文体が変化しているだろうと考えたから。しかし、昔と全く変わっていなかった。勿論この文体が良いと思う読者はいる訳だが、私は花粉症レベルのアレルギーがある。もうくしゃみをしたくないので、今後も読まないだろう。新井素子さん、ごめんなさい。

    他の作品を一つ読んでみたが、どの作品とは言わないがちょっとレベルが違い過ぎるので残りの作品を読むことを諦めた。途中で諦めるのは、宮内悠介の「スペース金融道」以来だ。

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    2025年05月27日
  • 新装版 無明の闇 鬼籍通覧

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    鬼籍通覧シリーズ第2弾。

    新人法医学者の伊月くんの成長と
    ミチルさんの過去の話が中心でした。
    フィクションとわかっていても、赤ちゃんの解剖には胸が傷んだ。
    若干、伊月くんと筧くんの関係性がBL感があるような気も…
    赤ちゃんの解剖の話とミチルの過去にも関わる轢き逃げの話で、結構重い内容でした。
    間に入る小話みたいなところが面白い笑

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    2025年05月20日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    オルダス・ハクスリーの「すばらしい新世界」のオマージュかと思ったけどそうでもなく。ほんのりディストピアな舞台は多かったけど。
    SF飯って完全栄養食の普及で世界から失われたグルメにであった主人公感動!みたいな流れが鉄板だと思っていたんだけど(実際そんな物語が半数くらいだけど)そうでもない感じの話もあってよかったです。

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    2025年05月18日
  • 妖魔と下僕の契約条件 4

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    迷っていた進路も、ちょっとだけ方向が見えてきた。

    突然の京都、突然の主(?)の身内(?)との対面。
    高級旅館へのお泊り。
    怒涛というべきか、波に揺られているというべきか??
    平和そうな状態だったのに、伏線のように出て来た存在。
    次はこれとの何か、という事でしょうか??
    そして身内もまた出てきたりするのでしょうか??

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    2025年04月26日
  • 南柯の夢 鬼籍通覧

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    女子高生の自殺、その現場に居合わせた友達…それだけでも異常なシチュエーションなのに、残された女子高生の想いというか考え方が、並行して読んでいる「皇女アルスルと角の王」の前半のアルスルとなんとなくシンクロしてしまい、相乗的に理解できないものに対する恐怖のようなものを感じてしまった

    アルスルの方は、これから物語が進んでいくので、考え方等が抑圧から解放されていくだろいからシンクロは解かれていくと思うけど

    この後の鬼籍通覧シリーズの続編を期待します


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    2025年04月14日
  • 妖魔と下僕の契約条件 3

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    そちらの仕事の客がロンドンから。

    というわけで、後半ロンドン。
    それまでは、行く前の事について?
    すっかり忘れそうになっていましたが
    主人公浪人生ですから、そちらの問題も。

    一体何故依頼主の家だけ怪異に見舞われるのか。
    言われて納得、な状態ですが、ある意味不正占拠?
    そして落ち(?)としては、勘違い??
    おかげで、進む方向、多少立ち止まっても
    大丈夫そう??w

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    2025年04月12日
  • 最後の晩ごはん 聖なる夜のロールキャベツ

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    表紙のイラストが本文と全然合っていないのが残念。「丸いちゃぶ台」とあるのに四角のテーブルだったり、描写されている料理の種類がおかしかったり…イラストを描く前に本文を読まないのだろうか?

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    2025年04月03日
  • とっておきのおやつ。 5つのおやつアンソロジー

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    たい焼きの話が結構好き。
    また、ホテル猫番館のホテルになる前の話が収録されており、読者としては楽しめた。

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    2025年02月28日
  • モンスターと食卓を

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    ネタバレ

    最後の晩ごはんシリーズの作者。
    最後の晩ごはんと同じく、誰かを死なせてしまった傷を抱える若い解剖医が主人公で、運び込まれたご遺体にまつわる事件や、個人的な事件の謎が解けていく話。表題のモンスターと思われる青年が誰なのかはこの作品では明らかにならない。

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    2025年02月09日
  • ハケン飯友 僕と猫のおうちごはん

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    男性の飯友猫との開運物語。
    会社が潰れてお参りに行ったら飯友派遣され、それから猫との楽しい日々。良い日が続き良い事が起こる。のほほんとまったりとほのぼの話。

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    2025年01月18日
  • 最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵

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    良いお話しでした。
    最初から途中までは深夜食堂のような感じかと思って、お客さんとのやり取りの面白さかと思って読み進めましたが まさかの展開になって少しがっかり、でも心温まるお話しでした

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    2024年11月21日
  • モンスターと食卓を 3

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    再会した知人と、同居人を引き合わせた。

    そして見えてくる、同居人の過去。
    今までの情報だけでもそうだろうと思っていましたが
    決定された感じです。
    少しずつ進展していく、同居人の過去と事件。
    とはいえ、今回はほぼ過去の方、でしょうか??
    ラムネはやはり、でしたし、これから先
    どう危ない事件になっていくのか、さっぱりです。

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    2024年11月19日
  • 最後の晩ごはん 優しい犬とカレーライス

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    最後の晩ごはんシリーズ第20作!
    何と20作まで来た。こんなに長いシリーズになるとは思っても見なかった。なのに海里の道はまだ半ば。彼が役者として再び成功する日が来るのは一体何作目になるのか。

    シリーズ本来の設定として、舞台となる定食屋〈ばんめし屋〉へこの世に未練を残した霊が現れて、最後の晩ごはんを食べて成仏していく…というものだったのが、このところは少しそうした設定から離れて海里自身の成長や後輩・李英の試練などが描かれてきた。

    今回は小説家・淡海先生の家に突然現れた黒い大きな雌犬が、淡海先生と、一緒にいた海里を突然亡くなってしまった高齢の飼い主の元へと導く。
    犬を引き取り『マヤ』と名付け可愛がる淡海だが、不思議な現象が起こりだし、それは海里にも…。
    となれば、当然その原因はマヤの元飼い主かと思っていたのだが、真相は別のところにあった。

    プロローグで淡海先生が書き下ろした短編を海里が朗読し、その練習した動画を李英に送るシーンがあるのだが、これがこういう形で繋がるとは。

    今回の作品のキーとなるマヤは勿論、正体はメガネのロイドのように人間ならざるものにも心はある。
    淡海先生が描く短編も新しい視点だが、物語の方も新鮮な描き方で興味深かった。
    日本古来の、万物に神が宿るという考え方に繋がるような気がして、様々なものを優しい気持ちで見つめたくなるような、そんな物語だった。

    次回は李英に良い兆候が描かれると嬉しい。

    ※シリーズ全作レビュー投稿あり。

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    2024年11月12日
  • モンスターと食卓を 2

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    あの事件は、連続殺人なのか。

    同居人の過去が少々多くなってきた1冊。
    そして事件の方も進んで謎がまた増えて…。
    彼が追えなかった相手は、一体どういう者なのか。
    再会した人物に預けたあれは、なんなのか。
    さらに謎が増えて行って、どうなるのか楽しみです。

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    2024年11月12日