ザイゼンコーポレーションの社長、財前彰太。
美しい妻に素直な娘。一等地に建つ一戸建ての家。会社。財産。社会的地位。誰もが羨むような幸せを手に入れた彰太。
しかし彰太は怯えていた。
この幸せは、ひとつの綻びで簡単に崩れてしまう脆いものだということに。
不安に襲われたキッカケは 世間を騒がせているニュースだった。 行方不明になっている女子大生の家族の元に、彼女の持ち物が次々に送られてくるようになった。身につけていた物から、剥がされた爪まで…。1ヶ月後 女子大生は遺体となって発見された。そして新たに行方不明となった女性の家族の元にも、女性の持ち物が送られてくるようになったという。
ワイドショーで「肌身フェチの殺人者」という(怖いんだかダサいんだかよくわからん笑)異名を付けられた犯人。
-なぜなんだ。なぜ今あれが繰り返される?
18年前、興信所の調査員をしていた彰太はある事件の調査の依頼をされる。それは誘拐された娘の持ち物が家に送られてくるというもので…。
18年前の”犯人”が 再び動き出した-?
だとしたらこれは因果報応か…。
目に入れても痛くないほど可愛がっている娘の美華の様子が 突然おかしくなった。露出のたかい服を着、親を罵り 夜遊びをする毎日…。とうとう家に帰らなくなる。
心配する彰太と妻。
ある日 二人の元に、美華の物と思われるバックチャームか送り付けられる…。
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み、美華ーーーーーー!!!!
美華ちゃんがいなくなってからは緊張感MAX。美華ちゃんの母親になった気持ちで読むともう苦しくて頭 おかしくなりそうでした。
が、正直、美華が姿を消すまでが ちょっと長く感じてしまいました。
18年前の事件と 現在進行形で起きている「肌身フェチの殺人者」事件。18年前に彰太が起こした行動によって”真犯人”が野放しにされてるのでは?という謎。 彰太の過去がいつか暴かれて 全てを無くしてしまうんじゃないかという緊張感!
のハズが、彰太があまりにも情けないというか 頼りないというか…。彰太に寄り添って読むことが出来なくて。
ただ そうしてダラダラと読んでいる中でも
「コイツあやしくね?」
「ん?コイツも臭うぞ」
って人がたくさん出てきて
クライマックスで あやしい認定してたヤツらが 本当に真っ黒な人間だとわかった時は「先が読める展開〜」なんて気持ちは1ミリも湧いてこなくて、むしろ「HO.RA.NE!」という満足感と、ここまで読んできて良かったーという達成感とでなんか気持ちよかった笑 ありがとう宇佐美先生。
というか、みんな思てたよりどす黒すぎて慄く笑
清く正しく真っさらに生きてきた人なんて この世にほんのひと握りかもしれない。でも自分が起こした行動に対してどう向き合っていくか、それが幸せへの分かれ道なのかなぁ〜 なんて思うのでした。
実は〜もう1冊 宇佐美さん読み終えてるんだよー(誰に対しての呼びかけ?) それが自分的にめっちゃ面白かったのだ
( *¯ ꒳¯*)ムフフ