宇佐美まことのレビュー一覧

  • 熟れた月

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    なんとも…中盤から怒濤の伏線回収というか、人と人との繋がりが一気にクリアになっていくんだけど、そこまでが、というかそこからも漂うなんとも言えない重い背景。この作家さんのほの暗い感じが好きなんだけど、これはまたリアルすぎてちょっとしんどくなってしまった。

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    2023年07月07日
  • 恋狂ひ

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    女を正直に生きたら…ってなことを考えながら読んじゃいました。同じ人間だけど 感情とか欲情とか すごく人間的な部分の受け止め方に違いがあるんだなぁ〜と。登場人物の誰かに自分が当てはまるな。とも思いました。

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    2023年07月01日
  • 入らずの森

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    夜一人では読まないでください。の帯にゾクゾク!
    中学教師の圭介、田舎にも馴染めない隆夫
    金髪中学生杏奈、座敷でお手玉するヤヤコ、幻の校歌三番、そもそも粘菌ってなに?
    最後までよう分からんお話しでした、、、

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    2023年05月24日
  • 黒鳥の湖

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    最初、なかなか入り込めなくて先に進まなかったけれど、中盤からはハラハラしておもしろかった。
    みんなそれぞれ秘密を持っているだろうけれど、なんだか人間不信になってしまいそうなほど秘密がありすぎ笑

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    2023年05月22日
  • 逆転のバラッド

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    いつも追ってる宇佐美氏の作品。始めからどうなるのかと不安に思ったが、中盤からは定年後あたりのオジ達が大奮闘する。スカッとする読後感が良い。

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    2023年05月20日
  • 逆転のバラッド

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    ネタバレ

    1000万円を骨董品の中に隠しそのまま誰かが買ってったとか間違えて風呂屋の薪と一緒に焼いてしまったとかそうぞうしたがちがった。

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    2023年05月12日
  • 逆転のバラッド

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    ネタバレ

    最後のめでたしめでたし感がすごい。
    一千万取りに行った時には、間違いなく捕まるパターンと思ったのに。

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    2023年05月05日
  • 夜の声を聴く

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    公園で、自分の目の前で女性が、リストカットし、その切ったカッターナイフを渡される。
    彼女とのそんな出会いから引きこもり生活をしていた少年は、彼女の通う定時制高校に進学する。その学校で知り合った同級生の男の子と、幾つかのミステリーを解決しながら、最後は、その男の子が巻き込まれた一家殺人事件の解決という大きな流れになる。
    参考文献からもわかる様に、ちょっと変わったミステリ解決もあり、工夫されているなと思う。そして、引きこもりだった少年や殺人事件の生き残りの少年、リストカットがやめられない少女が、それでも、毎日通学する定時制高校とそれを支える先生との青春の一年のお話でもあるかな。

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    2023年05月03日
  • 恋狂ひ

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    幼い時、母親を病気で亡くした女性。父親と姉に大切に育てられる。
    二十歳になった彼女は、姉の夫に惹かれてしまう。大人しげな姉が不倫の末結ばれた男だった。
    過ちは一度だが、彼女はその気持ちを引き摺って40過ぎまで、恋愛には不向きであった。
    そんな彼女は11歳年下の男性と付き合う。男は、彼女に夢中になり別れ話の後、自殺する。
    そんな、仕事はできるし自立心もある自由な生き方をしていた女性の、恋人だった男の自死、姉の夫との再会から揺れ動く気持ちを、四国遍路の一人の女性の手記に自分を重ねて、女としての醜い部分に恐れを感じる。そして、思わぬ罠にハマっていく。
    遍路の日記が、出来すぎているのが、不自然な感じが

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    2023年05月02日
  • 愚者の毒

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    ネタバレ

    入れ代わりに気がつき、それが確信となってからが面白かった。

    竹丈や希美の父、加藤のおぞましさ、邪悪さが物語を加速させていた。


    品よく笑い返してあげた。
     この人は、本当の貧しさがどんなものか知らないだろう。(略)生き抜くために恐ろしい決断をすること、心の底から絶望することがどんなことか―。

    このくだりが、素晴らしいと思った。

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    2023年03月30日
  • 超怖い物件

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    物件、つまり家や土地にまつわる怪談集。
    表紙に並んだ著者名を見てほしい。
    どれもこれも怪談の名手じゃないか!

    一作品既読があるだけで、他は全て初めて。
    なんだよー全然怖くない、なんて思っていたが、やっぱり夕暮れ時から夜にかけて思い出したり読んだりするとぞわぞわする。

    「牢家」は、座敷牢というキーワードに引っかかってしまうと、最後にひっくり返される。
    そして、ホラーにはお決まりの(作中でも言及されているが)地元の老人が「はいっちゃいかん!止めろ!」という。
    もう絶望しか無いフラグが立つ。
    そしておそらくその通りになる。
    が、みなまで言わず余韻を残すところは作者の技量。

    大島てるの「旧居の記

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    2023年02月23日
  • 夜の声を聴く

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    リサイクルショップ「月世界」には七十代の野口タカエと、全く血縁関係がない大吾が二人で暮らしている。

    その店に時折持ち込まれる奇妙な相談事。
    主人公の堤隆太は、二人と共に事件を解決して行く。

    前半は軽い推理小説の体を成しているが、読み進めるに連れ夜の闇が深く濃く変化し終盤はその表情が一変する。

    一見関係ないと思っていた事件から点と点が繋がり1本の線になった瞬間、11年前に起きた一家殺人事件の真相が明らかになる。

    理不尽さと哀しみ、歪んで伝えられる報道、やり切れなさに胸が詰まる。

    夜明けを感じるラストにようやく安堵した。

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    2023年02月16日
  • 角の生えた帽子

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    一本の話かと思ったら短編集だった。しかし難しいよね、短編って。良質な短編にはなかなか出会えないからこういった感想にもなる。

    12篇の物語のうち、ほう!というのは2、3かなー。夏休みのケイカク、犬嫌い、あなたの望み通りのものを、あたりかな。

    全体的にキライではないんだけども、文字通り小品感があって消化不良よね。あら、もう終わりなのね、と。

    ちょっと不気味なってところで行くと、世にも奇妙な某の原作みたいな感じだ。サクッと読めるので軽く活字慣れしていきたい時には良いのかな。

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    2023年02月10日
  • 超怖い物件

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    物件を題材にした怪談集。一部小説では無いものも含む。怪奇現象的なストーリーばかりかと思ったがそう言うわけでもなく、どちらかと言うと現実の人間が一番怖かったり

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    2023年02月05日
  • 超怖い物件

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    一応、「家」にまつわる怪談、ということになるのかな。(読んでいる最中それが強く意識されるという感じでもないのだけど。)

    全体的にはきちんとそれぞれ「作品」になっているので、素人っぽいノリで集めた聞き書き怪談、みたいな雰囲気ではなく、しっかり読み応えがあるものが多かった。

    ただ、なんというか、「物件」と冠されたタイトルと内容とはちょっとズレがあるように思う。「怖い家」くらいの方が適当なんじゃないだろうか。あんまり、不動産としての物件にまつわる怪という方向性ではないので、いわゆる事故物件怪談みたいなのを期待していると「およ?」となるかも。

    個人的に印象に残ったのは、福澤徹三『旧居の記憶』、黒

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    2022年11月23日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    角川ホラー文庫ベストセレクションのアンソロジー。
    小松左京の「骨」は既読でしたが、久々に読んでも怖いと思った。震災の後の大洪水というくだりが東日本の震災のことを書いてるようで、それが1972年に書かれていたというところにまた戦慄。
    坂東眞砂子「正月女」何かのアンソロジーで読んだか、それとも同じような別の話だったか…ホラーというよりイヤミス的な面白さだった。
    小林泰三「人獣細工」のラストが一番おぞましかった。
    これは角川ホラーセレクションの第二弾らしい。
    第一弾「再生」の方も読みたい。

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    2022年11月20日
  • 超怖い物件

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    宇佐美まことさんの『氷室』と澤村伊智さんの『笛を吹く家』が好き!お二人の作品がそもそも好きなのもあるけど、最初と読み終わった後のイメージがガラリと変わるのがいい。

    ついついホラーでもオチ的なものを求めてしまいがちなので、理由の分からない恐怖はどこか冷めちゃう感じで読んじゃうところあるけど、全体的にどれも歪感が良かった!

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    2022年11月15日
  • ドラゴンズ・タン

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    古代中国に始まり現代日本へと至る超絶幻想ロマン。それぞれが独立した5つの物語で紡がれる連作形式だ。
    1人の男が世界の破滅を望み、その呪いから生まれた謎の存在“竜舌”。分かち難い絆で結ばれた2人の男女が、宿命により輪廻転生を繰り返しながら“竜舌”を討つ機を窺う。
    5篇それぞれに読み応えがあり、あちこちに伏線やヒントが散りばめられている。そのすべてが収斂する第五章は圧巻だ。
    まさに今、この時代にこそ、本書が出版された意味がある。

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    2022年10月05日
  • るんびにの子供

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    るんびにの子供 / #宇佐美まこと

    07年にデビューした作家さん!
    初めて読みました。中国の呪具、ラン・ポォーの話が好み。人を呪い殺すという狼の脚を巡り戦時中のストーリーと現代での使い方が描かれる。文章や言葉の選び方もとても上品で大変好ましい作家さんでした!他の作品もぜひ読みたい。

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    2022年09月28日
  • るんびにの子供

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    宇佐美真まことのホラーってことで、個人的・夏のホラー特集の一環として。7編を収める短編集。やっぱりでも、根っからのホラー好きではないのかな。それなりに楽しめはしたけど…みたいな。

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    2022年09月06日