宇佐美まことのレビュー一覧

  • 死はすぐそこの影の中

    Posted by ブクログ

    伏線回収は見事なものですが、伏線が伏線とわかりやすすぎて、張った時点で結末まで読めてしまうのが残念。
    トリック?は、綾辻行人的な感じとだけ記しましょう。最後の急展開にもついていけず…
    この作者は最後はいつも急展開なの?

    0
    2022年08月10日
  • るんびにの子供

    Posted by ブクログ

    初めましての作家さん。
    るんびにの子供・柘榴の家・手袋・キリコ・飛び出す絵本・
    獺祭(だっさい)・狼魄(ラン・ポー)
    デビュー作 7つのホラー短編集

    これがデビュー作だなんて、恐ろしい
    既に完成されていると言っても過言ではない
    何かを予想させながら、軽くかわして
    我慢して我慢して復讐を遂げるという感じで
    別の意味でもゾっとする。

    やはりホラーって、色んな怖さがあった方が
    面白いし、うわぁ・・・って思わせてくれるのも
    それらを淡々と語ってくれるのも、ホラーの醍醐味だと
    思ってしまう今日この頃です(^◇^;)

    0
    2022年07月25日
  • 夜の声を聴く

    Posted by ブクログ

    前に読んだこの作家の本がとても良かったから期待して読んだ。文体は読みやすく、ストーリーテラーとしてのうまさはあったが、でも期待ほどではなかった。

    一番の謎が、主人公がそこまで女性に惹かれた理由が良く分からなかった事で、ここが引っ掛かってしまい感情移入できなかった。とは言えどのエピソードもミステリー要素があったり切なかったりで、それなりに面白かった。

    思い出と今が交差するちょっと不思議なシーンは綺麗。

    0
    2022年07月25日
  • 骨を弔う

    Posted by ブクログ

    小学生の時の悪ふざけで骨格標本を埋めた‥それはホントに骨格標本だったのか?ラストはまた意外な展開になって‥楽しく読めました。

    0
    2022年05月06日
  • 骨を弔う

    Posted by ブクログ

    " [..] それでええ、と答えた。「真実が人を助けるとは限らん」"
    なんか重いな、、と途中思いながら、結局最後まで読み終えました。

    0
    2022年04月24日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

    Posted by ブクログ

    坂東眞砂子さんの『正月女』と恒川光太郎さんの『ニョラ穴』が印象的。
    平山夢明さんと小林泰三さんのはもう何度も作品読んだことあるけど、相変わらず好き。

    0
    2022年04月17日
  • 夜の声を聴く

    Posted by ブクログ

    ディアトロフ峠事件ってそういうことだと推測されているのか、と思いました。参考文献を読もうかと思いました。

    0
    2022年04月02日
  • 黒鳥の湖

    Posted by ブクログ

    犯人が誘拐した女の持ち物を家族に送りつけてくる事件。疾走した高校生の一人娘が事件に巻き込まれたのではないかと憔悴し心配する両親と、その両親が隠している過去の秘密。過去の事件と現在の事件が奇妙に一致し、真相に近づいていくミステリー小説。

    読み始めは面白くてあっという間にひきこまれていくが、中盤で「あー、この人がこの人だよね…」となんとなくわかってくる。で、物語の軸はいったいどれなんだ?と思うくらい話があっちこっちへ行き「この話はちょっとあんまりかな…」と思いかけるも、終盤パタパタパタっと全部つながっていき、最後は一気読み!なるほど、きれいに終わったな、面白かった。

    0
    2022年03月26日
  • 角の生えた帽子

    Posted by ブクログ

    強大なモンスターも派手な怪奇現象も出てこないけど、ただひたすらに気味が悪い感じの「静かな怪異」が日常に滑り込んでくるような話が中心。
    でも基本的にただ胸糞悪いだけの話はないので読後感は意外とすっきり。
    『世にも奇妙な物語』のコメディ話なしバージョン(感動系は多少あるよ!)みたいな感触だった。
    同じ状況下なら自分でも普通に抱いてしまいそうなネガティブ感情が話のとっかかりになってるパターンが多くてぞわぞわする……

    0
    2022年03月14日
  • 熟れた月

    Posted by ブクログ

    がんで余命半年と宣告されたヤミ金業のマキ子。
    落ちぶれた取り立て屋の乾。
    陸上部のエース阿久津先輩に憧れる高校生の結。
    生まれてから車椅子の生活しか知らない身体の不自由な博。
    いったいどこで彼らが結びつくのかと思いながら読んだけれど、第五章で話が急展開を迎える。

    最近"人と人とのつながり"を主としたものを読む機会が多いので、絶対に思いがけない人物でつながるものと覚悟していたのに…それでも予想外だった。

    「世界はつながっているんだ。時とか空間とか。それから人と人も」
    「世界は輪っかのようにつながっているのだ、という気がした。一度も会ったことのない人と人も、実は深い関係があ

    0
    2022年03月11日
  • 熟れた月

    Posted by ブクログ

    面白くありませんでした。取ってつけたようなエンディングも予想どおりで、前半の不快さが消えることはありませんでした。凝った作りなのでしょうが残念ながら私には合いませんでした。この著者はもう終了します。

    0
    2022年02月22日
  • るんびにの子供

    Posted by ブクログ

    四人の園児たちが池で見たのは自ら上がってくる少女。
    少女は幼稚園「るんびに」まで付いてきた。
    仁美は、その少女を時折見かけた。

    女の家に居候を決め込んでいた男は、その家を追い出されることになってしまった。
    泊まる場所も無い。途方に暮れた男は一軒の古家に入り込む。
    その家に住む老婆は男を孫だと思い込み、男を招じ入れる。
    その古家には柘榴の木があった。

    他5編。

    0
    2022年02月17日
  • 少女たちは夜歩く

    Posted by ブクログ

    悪夢を見たような気分になる(褒めてる)。
    単なる連作短編集かと思いきや、いろんな人物がリンクしていてたまに混乱する。
    いや結構混乱した。
    なかなか集中して読めなかったせいだろうが、色々忘れてしまって。
    空気感は好きなので、もう少し単純に理解できる話しだと楽しめたかな。

    0
    2022年01月11日
  • 夜の声を聴く

    Posted by ブクログ

    扱っているテーマは重い。
    引きこもりの少年が初めて友人を得たが、その友人は惨殺事件からひとり生き残った少年だった。
    加害者と目された男は自死した。
    生き残った少年は、いま加害者の母親の営むリサイクル店舗に住み込んで働いている。
    とても重たいのだが、なかなか話の中に入り込めなかったのは何故だろう。

    0
    2021年12月16日
  • 少女たちは夜歩く

    Posted by ブクログ

    ダークファンタジーっぽい連作ホラーミステリ。風情ある松山城のイメージにそぐわない?愛憎劇に超常現象や怪異が絡む10編。各話がリンクしてバラバラのピースが埋まる度、ゾッとしたりハッとしたり。途中何度も読み返す羽目に。最後のオチの弱さが惜しいが、全編にモヤッと漂う妖しい空気感は悪くなかった。

    0
    2021年11月12日
  • 夜の声を聴く

    Posted by ブクログ


    ひきもこり学校に通えなくなった隆太。

    公園のベンチで本を読んでいた時に、
    目の前でリストカットをした百合子と出会う。
    彼女との出会いがきっかけになり、
    隆太は定時制高校に通い出す。

    それぞれ過去を抱えた人が集まる定時制高校。
    隆太はそこで大吾と出会い少しずつ生活が
    変わっていく。

    自分を否定していた隆太が、周りの人に
    巻き込まれるながら、考える事で
    生きていく道を見出す物語。

    0
    2021年11月08日
  • 夜の声を聴く

    Posted by ブクログ

    ひきこもりの少年の目の前で、手首を切った女の人。
    気になり興味を感じ、彼女が通う定時制高校に入学する。
    そこは、彼の知らない空間。。
    だけど同級生が働く奇妙な店を手伝い始めるうちにいろいろな人と関わり、やがて11年前の一家殺人事件の真相がわかっていく…

    ドロドロ感もなく重たさも少なめのミステリーかな。

    0
    2021年10月07日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

    Posted by ブクログ

    あまり好みの内容ではなかった。

    ただ、正月女の話はばあちゃんに聞いたことある話に良く似ていた。「正月」という所が「西の女」という話だった気がするけど、昔話なんてそんなもんか。ちょっとゾッとしたけど。

    0
    2021年09月26日
  • 黒鳥の湖

    Posted by ブクログ

     女性が拉致され、その女性が身に着けていた物や、最後には身体の一部が切り取られて家族に送り付けられる「肌身フェチの殺人者」という異名をもつ犯人が世間を震撼させていた。しかし不動産売買で名をあげた「ザイゼン」の取締役社長・財前彰太は、違う意味で恐れ慄いていた。自身が興信所に勤めていた18年前、ある老人から聞いた事件の犯行内容と瓜二つだったからだ。そしてその18年前の事件の犯人は、彰太がある工作をしたがために、逮捕されることもなく、世に放たれたままだった。

     作中でも出てくるが、「因果応報」という言葉がぴったりな内容。自身の行いは自身に返ってくる。主人公を含め、秘密をかかえた人物が多く、それが少

    0
    2021年09月17日
  • 入らずの森

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まず、表現に小さな違和感。
    例えば、天井裏からそこに実在していない少女を見下ろす描写。

    「睫毛が頬に影を落とす様も、まるでそこにいるかのように」

    天井裏から見ているのに、下にいる少女の睫毛が頬に影をおとす様を視認することができるだろうか?

    次に、粘菌の進化について。

    環境に適応できた種だけが生き残る。それが種の保存。進化である。

    そして粘菌は、平家の怨念が美味しかったので、その餌を求めて人に取り憑く。

    これは、進化としてはちょっと無理がある。そもそも人のいない場所で生息しているのだから、人を餌にすること自体、環境に適応できているとは言えない。

    平家物語は1221年頃、大沢正の事件

    0
    2021年09月09日