宇佐美まことのレビュー一覧

  • るんびにの子供

    Posted by ブクログ

    2006年第一回『幽』怪談文学賞 大賞受賞
    「るんびにの子供」を含む 短編7編。
    なんとデビュー作。

    詳しいレビューは ゆーき本さんの本棚でどうぞよろしく。

    解説が岩井志麻子さん。
    この解説の始まりがすごい。
    “黙り者の屁は臭い” 諺、ということですが、存じませんでした。
    意味は ストレートですね。
    宇佐美作品は、そういう小説だということ。

    宇佐美さんの他の作品もそうなんですけど
    特に今回は短編集ですし、
    しゅっと締まっていて ずんって堕として、しんとしているんですよ。
    もう ほんとに諺のような短編集です。

    0
    2026年05月01日
  • 月白

    Posted by ブクログ

    2026.4.27
    戦争孤児の話、思っていたよりも辛かった。ただ、こういう時代があって今の平和があることを心に留めておかないといけない。

    0
    2026年04月27日
  • 愚者の毒

    Posted by ブクログ

    現在と過去が交互に語られていく。
    人間とは罪深いものだなあ。
    達先生が温かくて、達也にとって大きな存在だったんだろうな。読後切なくなった。

    0
    2026年04月18日
  • 月白

    Posted by ブクログ

    戦後の混乱期に自分の信じるまま生き、殺人鬼となった女性の真実を後年炙り出そうとした作品。この手の小説はデジャヴ感がある。昭和20年代の生活はもはや歴史小説である。次は現代小説で勝負してほしい。

    0
    2026年04月14日
  • 逆転のバラッド

    Posted by ブクログ

    04月-02。3.5点。
    愛媛の田舎町で銀行員が、川へ落ちて死亡。警察は事故死と判断するが、東京から異動になった新聞記者が怪しみ、調査すると。。。

    面白かった。凝りすぎず、面白いプロットだった。

    0
    2026年04月07日
  • 月白

    Posted by ブクログ

    妻を亡くし小学生の息子を1人で育てるフリーライターの主人公。戦後に5人の男性を惨殺した女性の検証記事を依頼され、高齢の創業者の過去に迫っていくお話。戦後の悲惨な状況を小説として語り継ぐことは大事なことだと思うが、本書は少し羅列気味で物語というより説明に近いような部分が多かった気がした。最後に吐露される主人公の苦悩、それに対する創業者の誰の子供でも守られるべきという考えは、貧困やネグレクトなど今の時代にも通じる答えだと思った。

    0
    2026年03月29日
  • 謎は花に埋もれて

    Posted by ブクログ

    50歳を過ぎて結婚した警察官と花屋のご夫婦の周りで起こる、偶然と必然が重なり合った事件が6篇。
    短編なので、読みやすかった。

    0
    2026年03月22日
  • 羊は安らかに草を食み

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    満州の戦争体験を追想しながら結局は人殺しをする覚悟を決めた老婆×2が死ぬんだから何したっていいじゃないって開き直る話。帯と表紙に惹かれて当時(令和3年くらい)に購入したらしいけど読破するまでにだいぶ時間がかかってしまった。頑張って読んだけど、どうして私はこれを読もうと思ったのか、自分の老後が不安だからか、帯の文言に惹かれたからか、いまの私には想像がつかない。思い出せもしない。”認知症”というワードにひかれたのか。もうそれを患っていた人はいなくなってしまった。

    0
    2026年02月13日
  • こわい話の時間です 部分地獄

    Posted by ブクログ

    児童向けだか澤村伊智が読みたくて。
    どのお話もおもしろかったけど、「えんまさん」と「靴と自転車」が特に好きだった。

    0
    2026年02月13日
  • 13月のカレンダー

    Posted by ブクログ

    評価が高い本でしたので読んでみたのですが、なんだかモヤッとする話でした。終わり方もここで終わるの?という感じで、、、
    読み込みが足りないのかな。

    0
    2026年01月24日
  • 13月のカレンダー

    Posted by ブクログ

    2026/01/11日曜

    13月のカレンダー
    宇佐美まことさん

    広島の原爆のお話

    孫が、13月のカレンダーを見て、
    ルーツを探る

    今度、初めて広島に行く。
    その前に読めて良かったと思う。

    何気ない日常の積み重ねが平和なのだ。

    八月六日、
    コップ一杯の水を窓辺にお供えしたいです。

    0
    2026年01月11日
  • 13月のカレンダー

    Posted by ブクログ

    自分の過去をしらべて自分と向き合ってゆくストーリー
    13月のカレンダーという謎を追ってゆくが、なぜ13月のカレンダーを送られた人がそれほど喜んだのかはこちらに分かりづらかった。
    それが主題ではないのはわかるけど、調べてゆくきっかけなのだからもう少し読み手がなるほど!と思うストーリーが欲しかった。

    0
    2026年01月11日
  • 月の光の届く距離

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    未成年の予期せぬ妊娠、狼狽えて逃げる彼氏、怒る両親。夢であれと願うほど思い詰められた主人公がゲストハウスを営なむ人たちと出会い、手を差しのべられたことによって、自分がどうしたいかだけでなく、赤ちゃんのことまで考えられるほと成長していく姿に感動。
    ただ出てくる登場人物みんな重い過去を持ちすぎて、読むのがつらい場面もあった。

    0
    2025年12月17日
  • 13月のカレンダー

    Posted by ブクログ

    研究で魔が差してやってしまった不正行為で失意の日々を過ごす青年が、懐かしい祖父母方を訪問し、亡き祖母の歩んだ人生を辿るうちに、考え方に変化が。
    13月のカレンダーが起こした奇跡、家族愛、戦争の悲惨さ、友情と様々な要素があった。
    もちろん感動的な場面も一杯あったものの、ここがポイントなのかと思うところがいくつもあり、主題がどこなのか分かりにくかった。
    主題に沿って、もっと先まで続く物語をじっくり読みたかったと感じた。

    0
    2025年12月13日
  • るんびにの子供

    Posted by ブクログ

    宇佐美まことさんのデビュー作で、7つの短編集。
    怪談文学賞大賞を受賞した作品なのだそう。
    この賞の選考委員の岩井志麻子さんが解説を書かれていて、その中の一言に唸ってしまった。
    「黙り者の屁は臭い」
    初めて聞いたことわざだったけど、これがとにかく的を射ている。
    それぞれの物語の主人公は、どこにでもいそうな普通の人。物静かでホラーとは縁のなさそうな人が、実は…という方が確かに恐怖心が増すなと。
    背筋がヒューっと寒くなって、思わず後ろを振り返ってしまうような怖さがあった。

    0
    2025年12月05日
  • 13月のカレンダー

    Posted by ブクログ

     今さらながら差別について考えさせられました。差別とは、絶対あってはならないもの。そんなことは誰もが自分の中の常識にきっとあると思う。でも、最近だったらコロナの時どうでしたか?今ではコロナに罹った人を偏見の目で見ることはないと思いますが、令和2年の頃だったらどうだろう?令和元年だったら?きっと自分が罹ったとしたら人に言えなかったんじゃないでしょうか?
     それが原爆だとしたら。

     この物語は原爆の被爆者がいつまでも抱えている問題を浮き彫りにしています。そもそも差別って、差別される側は何も悪くないことがほとんどだと思います。例えば肌の色であったり、貧困であったり、差別されるべきではないのに差別さ

    0
    2025年12月05日
  • 羊は安らかに草を食み

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    戦争体験の生々しい描写が素晴らしかった。

    ラストのなぎさを守るために殺人まで犯そうとする描写が何となく微妙

    ネタバレ
    月影なぎさは「益恵」の子供。

    0
    2025年12月02日
  • 愚者の毒

    Posted by ブクログ

    古い時代設定と地方の方言など、読みにくさは否めない。1章から3章まで時代や場面が切り替わり、少しずつ繋がっていく感じが読み取れる。暗いテーマであり酷なシーンも多い。丁寧な描写で意外な展開もあるが、少々長いなと思った。

    0
    2025年11月14日
  • 羊は安らかに草を食み

    Posted by ブクログ

    認知症を患った友と一緒に
    彼女がこれまで暮らした土地を訪れ、
    過去を紐解く老女三人の旅。

    自分自身も老いを意識し始めているため
    この先どう生きて行くか、ということを最近よく考える。
    この本を読んで
    何か明確な答えが出たわけじゃないけど、
    読んで良かったなと思える作品だった。

    そして
    戦争を扱った作品は出来るだけ避けてきたけれど…
    読むのがつらくてもやっぱり
    ここで語られたような悲惨な体験を知っておかねばと思った。
    知ることで一層、戦争がどれほど無意味で
    実質的な痛みと共に、心にも深い傷を負わせる行為であるかを改めて強く思った。

    ところでこの本を読むまで
    作者の宇佐美まことさんを男性だと思

    0
    2025年10月23日
  • 骨を弔う

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    個人的な感想。登場人物の好きな作家として頻繁に宇佐美まことの名前が出てくるのが我慢できなかった。出てくる度に物語に没入してた脳が現実に引き戻される。さらに終盤のオチは読んでられない。

    0
    2025年10月16日