宇佐美まことのレビュー一覧

  • 入らずの森

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    たまたま見かけたホラー作品。ちょっとフリが長かったけど展開は良かった。映画化しやすそう。アイドル主演で。

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    2017年01月09日
  • 入らずの森

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    途中気持ち悪すぎて逆に読むのがやめられなかった!四国山中の限界集落が舞台、平家の落人伝説やら天井裏から見える有るはずのない空間。え、金髪不良ギャルまでも登場?と興味をそそられる題材てんこもりに、まさかの粘菌モンスター!そして南方熊楠先生までもが解決の糸口に関わっていたりと素敵満載でした。初・宇佐美さんなので、他の本も読んでみたいと思います!

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    2016年02月16日
  • 入らずの森

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    複数の独立したストーリーが上手く交錯し、まとめあげられている。
    読み進めるうちにスムーズに先が見えてきてスピード感をもって読める。

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    2012年10月06日
  • 月白

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    タイトルの「げっぱく」は、色を指す言葉で、薄い青が混じった白だそうだ。

    戦後5人の男を殺して死刑となった北川フサのルポを書くことになったフリーライターの誠。取材の中で、道上と言う記者によるフサの事件の書籍に出会い、その姿勢に共鳴しながらフサの過去を追う。その中でフサに同行してた少年がいたことを知る。かつての少年靖男は既に90歳の高齢ではあるが、誠は彼を探し出して取材を試みる。
    靖男は誠の取材を拒否。物語は靖男の視点で語られる。戦後家も家族も失った浮浪児の壮絶な日々が綴られるが、靖男の独白であり、誠には届かない。
    フサと靖男の関係が誠に伝えられることはないが、誠は自身の視点からその繋がりを読み

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    2026年07月12日
  • 謎は花に埋もれて

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    短編小説。フラワーショップ橘の店長である志奈子が、友人の菜摘から連絡をもらうことから話が始まる。菜摘の叔母の房枝が、心筋梗塞で亡くなった。房枝の遺体は水浸しで、周りには花瓶と、まだ生き生きとした花々が散らばっていた。その中に一歩だけ、しなびたガーベラが。志奈子はそのガーベラを不審に思い、警察官である夫の昇司に相談する。短い話の中で、花が人の死に関係している。ガーベラ、馬酔木の木、バラ、蜜柑の花、松、桜。一つひとつの話の主人公は違うのに、確かに繋がっているのがよかった。とくに「関係ないものたちがつながってひとつの作品になるのは、この布がタペストリーの一部になるのを受け入れているから。そうなると一

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    2026年07月09日
  • 白と黒のソナタ

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    名匠ウィリアムが製作した渾身の名ピアノ「ニーマイヤー(Niemeyer)」を巡る80年に亘る人々の物語。

    時代の雰囲気に抗せず思い通りの人生を送れなかった人々の悲劇を背負ったニーマイヤー、生涯ニーマイヤーに寄り添った名調律師の弟子、右手が不具になったためにニーマイヤーの受取りを固辞したピアニストが記した五重奏教の楽譜、病で右手が使えなくなった現代の新進気鋭のピアニストが一堂に会する結末は早くから期待された。

    随子を娶った及川成富子爵の精神崩壊や長年行方不明だったニーマイヤーが見出される展開は、もう少し丁寧に書き込まれてもよかったように思える。

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    2026年07月03日
  • 黒鳥の湖

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    親の苦悩、子の苦悩、勤め人の苦悩など、
    立場の異なる人たちの苦悩。

    切なる悩みに寄り添う者、欺く者、信じる者、
    見守る者、口を閉ざす者、逃げる者。

    家族のつながり、満たされなさ、隠し事、
    崩壊の一途から家族の再生に向けた物語。

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    2026年06月28日
  • 13月のカレンダー

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    原爆の生々しい描写は、読んでいて辛いものだったが、その後の差別、偏見、改めて被爆者の方は被害者なのに辛い目に遭ってきたのだなと思った。 過去の戦争のことを含め、孫である主人公が祖母のことを知りたいと踏み出したことが、結果自分を鼓舞する気持ちへとなっていったのが、読んでいて気持ちよかった。

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    2026年06月18日
  • 白と黒のソナタ

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    「本の雑誌」で高く評価されていた。
    昭和初期にロンドンで作られたピアノの名器に纏わる壮大な物語。楽器の中でも調律師が必要とするのはピアノだけと言う事で、楽器、弾き手との三位一体の存在を描きたかったのかもだが、私の読解力不足の為か読みきれなかった。

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    2026年06月17日
  • 白と黒のソナタ

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    ネタバレ

    百年にわたる悲劇や絶望が次々と描かれ、なかなか重い物語だった。でも現代のピアニスト・伸多の場面から始まるので入り込みやすい。呪いのピアノなのではと思うほど不幸が続くが、その一方で人と音楽を結びつける力も感じた。終盤、伸多が再びピアノを弾く喜びに気づいた時は、ようやく光が見えた気がしてほっとした。重さの中にも希望が残る一冊。

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    2026年06月09日
  • 月白

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    宇佐美さんの本を読み始めてから、戦争のあとの恐ろしさを知った。飢えとか、憎しみとか。勝てばいいとかそういう問題ではないんだな。

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    2026年06月07日
  • 愚者の毒

    匿名

    購入済み

    他の方も仰ってますが、非常に面白く且つ読み応えがある作品です。

    ただ、読み応えありすぎて、こちらの体力が削られます。(途中、挫けそうになりました)

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    2026年06月03日
  • 月白

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    戦後の大混乱の中で5人を殺めた女性。
    何が彼女を連続殺人鬼にしたのか、
    真実、事実、動機を追うライターの物語。

    憧れ、投影、魅入られるとは。

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    2026年06月01日
  • 月白

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    北川フサという殺人者に魅入られたのだ。人身売買や戦後の浮浪児、パンパン、凄く嫌な時代、どうしようもなかったんだ。分かるほどに切なくなる。フサの息子一二三くらいかな?救われるエピソードは?

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    2026年05月26日
  • 13月のカレンダー

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    自身の不正によって失意の底にいる青年が、自分のルーツを探って広島の原爆被爆者にたどり着く。という仕立てなのだけど、本の帯にある通り原爆被害者の語り部さんから聴いているかのように、その場の状況が生々しく伝わってきました。
    核兵器の恐ろしさを語り継ぐために描かれた一冊だと思います。戦争が止まない今、たくさんの方に読んでほしいです。

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    2026年05月20日
  • 超怖い物件

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    ネタバレ

    澤村伊智さんの短編目当てで購入。
    読んでいると見たことある話だなーと思ったら、『怪談小説という名の小説怪談』に収録されている作品だった。。
    けど、やはりおもしろかった。

    前半の話はうーんという話が多かったが、後半は全ておもしろかったので星3。
    「トガハラミ」は最初から取り憑かれていたんだなー。
    「終の棲家」は話を聞いてしまったがために、呪いを移されてしまった。警告はお父さんにされていたのに。
    「ろろるい」は1番気味が悪い終わり方でよかった。

    人怖が多くて、意外と怖くなかった。

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    2026年05月10日
  • 黒鳥の湖

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    ネタバレ

    ザイゼンコーポレーションの社長、財前彰太。
    美しい妻に素直な娘。一等地に建つ一戸建ての家。会社。財産。社会的地位。誰もが羨むような幸せを手に入れた彰太。

    しかし彰太は怯えていた。
    この幸せは、ひとつの綻びで簡単に崩れてしまう脆いものだということに。

    不安に襲われたキッカケは 世間を騒がせているニュースだった。 行方不明になっている女子大生の家族の元に、彼女の持ち物が次々に送られてくるようになった。身につけていた物から、剥がされた爪まで…。1ヶ月後 女子大生は遺体となって発見された。そして新たに行方不明となった女性の家族の元にも、女性の持ち物が送られてくるようになったという。

    ワイドショー

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    2026年05月09日
  • るんびにの子供

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    2006年第一回『幽』怪談文学賞 大賞受賞
    「るんびにの子供」を含む 短編7編。
    なんとデビュー作。

    詳しいレビューは ゆーき本さんの本棚でどうぞよろしく。

    解説が岩井志麻子さん。
    この解説の始まりがすごい。
    “黙り者の屁は臭い” 諺、ということですが、存じませんでした。
    意味は ストレートですね。
    宇佐美作品は、そういう小説だということ。

    宇佐美さんの他の作品もそうなんですけど
    特に今回は短編集ですし、
    しゅっと締まっていて ずんって堕として、しんとしているんですよ。
    もう ほんとに諺のような短編集です。

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    2026年05月01日
  • 月白

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    2026.4.27
    戦争孤児の話、思っていたよりも辛かった。ただ、こういう時代があって今の平和があることを心に留めておかないといけない。

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    2026年04月27日
  • 愚者の毒

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    現在と過去が交互に語られていく。
    人間とは罪深いものだなあ。
    達先生が温かくて、達也にとって大きな存在だったんだろうな。読後切なくなった。

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    2026年04月18日