宇佐美まことのレビュー一覧

  • 黒鳥の湖

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    てんこ盛りのイヤミス。
    目新しくはないんだけど、あれもこれもでサービスしすぎでは?面白いんだけど詰まりすぎかと。

    ただ、競走馬に関しては絶対にありえないことが書かれていて、
    そんなことがあったら牧場経営の根幹を揺るがしかねない
    ので、そこは納得がいかなかった。

    0
    2019年12月30日
  • 虹色の童話

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この直前に読んだのが『むかしむかしあるところに、死体がありました。』でした。意識して選んだわけではなかったけれど、昔話からグリム童話へ。

    呪われたかのようなアパートの名前はレインボーハイツ。濁点が外れた「レインホー」の看板を想像して少し笑ったものの、おぞましさは昔話の倍以上。入居者の間で次々と起こる惨殺事件のトリガーになっているとおぼしき5歳児。

    救いようのない話をそれほど怖いと思ったつもりはなかったのに、昨晩その男の子が夢の中に出てきてうなされました。自分の叫び声に驚いて起きる始末。それぐらい不気味(泣)。

    0
    2019年07月08日
  • 虹色の童話

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「愚者の毒」と同じ作者だったので。

    さらに作者のやり口(?)になじんできたので、
    腰を抜かすほどの驚きはなかったし、
    童話になぞらえた展開は目新しい物でもないが、
    静かに楽しめた。

    でも、さすがにオオカミはねー。

    0
    2018年07月28日
  • 入らずの森

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まず、民俗的・伝奇的な要素が前面に押し出された舞台設定が私の好みで、最初から嬉しくなる。
    これは「パラサイト・イヴ」(瀬名秀明 著)や「天使の囀り」(貴志祐介 著)などのように、創作された科学的根拠に裏打ちされたSFミステリー、あるいはホラーなのかな…と思いながらページを繰っていったが、どうやらそこまで厳然と定めているわけではないようで、さらには過疎地の農村移住につきまとう諸問題、愛に飢えたティーンエイジャーの苦悩、老親の看取りを巡る家族の軋轢、挫折を味わったスポーツエリートの再生に至る道筋…等々、現代の日本社会が抱える様々な歪みや課題までがてんこ盛りに詰め込まれているではないか。
    それが確か

    0
    2020年01月21日
  • 死はすぐそこの影の中

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「愚者の毒」と同じ作者だったので。

    だいぶ、作者のやり口に慣れてきたので、
    今度こそだまされないぞ、と読み進めた。

    幻のように消えた子供がいても、それは幽霊ではない。
    呪いと言われても、信じてはいけない。
    あっさり書かれている出来事には裏がある。

    かなり真実に近づけたが、やっぱりだまされた。
    ラスボスには気が付いたけど。

    0
    2018年07月14日
  • 入らずの森

    Posted by ブクログ

    ジャングル奥地を開拓することで、人類と未知の生物が遭遇し世界に疫病が大流行、致死率が極めて高いウイルス性の病原菌のはなしならば定番である。本書は少し趣向が違い、四国山中の村落で起こる奇怪な出来事の謎がじつは・・・謎解明の面白さは、最後まで読むものを飽きさせない。

    0
    2018年03月18日
  • 入らずの森

    Posted by ブクログ

    文句なしに面白かった!
    平家落人の伝説が残る四国の集落。
    過去にそこで起きた残忍な事件。現代とどう繋がるのか。

    オカルト、伝奇要素が満載で、特に校歌に残された謎を探すシーンは本当に堪らなくウハウハしながら読み進めました。
    まとめ方がとても上手く、最後に色々な事が繋がっていき思わずため息が漏れました。
    久々に面白い伝奇小説が読めました。満足満足!

    0
    2017年10月19日
  • 入らずの森

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いや~よくできてる作品だ。
    訳あって四国の山あいの中学校で教師をしている金沢圭介、会社勤めが嫌になり脱サラして夫婦で農家を営む松岡隆夫、認知症と心臓を患い埼玉の病院で最期の時を迎えようとしている菅田ルリ子。それぞれの話が並行して語られる。
    圭介の中学校の校歌にまつわる過去が明らかになり、何の繋がりもなかった三つのエピソードが一つに繋がったとき、思わず鳥肌が立った。
    平家の落人伝説、粘菌、南方熊楠、意図的に消された校歌の3番の歌詞、天井裏からしか見えない部屋にいる少女・・・
    ぬり、にゅるり、とぷん、ぴゅちょ、ぎゅるあらゆる気持ち悪い擬音語を駆使して表現される「それ」の不気味さ。
    自分が「それ」に

    0
    2017年09月30日
  • 愚者の毒

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    過去と現在を行き来する密度の濃い重い物語。人物の正体や成り行きはうっすら予想できたものの、着地点がわからないおもしろさにハマってゆく。
    ノンとユウの場合、悲惨な生活から抜け出すために過ちを犯すが、それすらも生きる手段の一つだったように思えて何が正解だったのか読み終わっても答えが出なかった。大人が大人の責任を果たしていない以上子どもに正論を求めるのは無理だろう。二人を責める気になれず、どこまでも罪を引きずっていく生き方がひたすらやるせない。
    『愚者の毒』という題名に込められた意味が読後深く深く胸に沈む。

    0
    2022年08月20日
  • 入らずの森

    Posted by ブクログ

    たまたま見かけたホラー作品。ちょっとフリが長かったけど展開は良かった。映画化しやすそう。アイドル主演で。

    0
    2017年01月09日
  • 入らずの森

    Posted by ブクログ

    途中気持ち悪すぎて逆に読むのがやめられなかった!四国山中の限界集落が舞台、平家の落人伝説やら天井裏から見える有るはずのない空間。え、金髪不良ギャルまでも登場?と興味をそそられる題材てんこもりに、まさかの粘菌モンスター!そして南方熊楠先生までもが解決の糸口に関わっていたりと素敵満載でした。初・宇佐美さんなので、他の本も読んでみたいと思います!

    0
    2016年02月16日
  • 入らずの森

    Posted by ブクログ

    複数の独立したストーリーが上手く交錯し、まとめあげられている。
    読み進めるうちにスムーズに先が見えてきてスピード感をもって読める。

    0
    2012年10月06日
  • 謎は花に埋もれて

    Posted by ブクログ

    50歳を過ぎて結婚した警察官と花屋のご夫婦の周りで起こる、偶然と必然が重なり合った事件が6篇。
    短編なので、読みやすかった。

    0
    2026年03月22日
  • 月白

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (良)【戦後、戦争孤児、女性の連続殺人鬼】時代が残酷すぎる。戦後、生きるのもままならない残酷な日常で溢れた。戦後の女連続殺人鬼北川フサについて主人公のライターが記事を書くために取材を進めていき、フサに一時期連れられていた戦争孤児の少年大垣靖男にたどり着く。ヤスが憎きアゴセンに再会したところで予感がはたらきドクンと心臓がなりました。戦後の東京の様子について少し知ることができた。女性(少女)が体を売る、空腹に耐えかねて窃盗する、過去の話のようで、今も世界は変わっていないのではないか。

    0
    2026年03月13日
  • 月白

    Posted by ブクログ

    作者は実家に戦争を経験したんだろうか。臨場感あふれる描写で読んでいるのが辛かった。でも知っておかないといけないことだと思う。戦後を生き抜くために彼女にとって『憎しみ』は必要不可欠な感情だったんだろう。

    0
    2026年02月18日
  • 月白

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    戦後すぐに5人を殺害して逮捕され、死刑判決を受けた北川フサのルポを書くため取材をはじめたフリーライターの海老原。妻を交通事故でなくしシングルファザーとして小学生の子供を育てながらフサについて調べていく。
    戦後すぐの混乱がリアルですごく重かった。

    0
    2026年02月14日
  • 羊は安らかに草を食み

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    満州の戦争体験を追想しながら結局は人殺しをする覚悟を決めた老婆×2が死ぬんだから何したっていいじゃないって開き直る話。帯と表紙に惹かれて当時(令和3年くらい)に購入したらしいけど読破するまでにだいぶ時間がかかってしまった。頑張って読んだけど、どうして私はこれを読もうと思ったのか、自分の老後が不安だからか、帯の文言に惹かれたからか、いまの私には想像がつかない。思い出せもしない。”認知症”というワードにひかれたのか。もうそれを患っていた人はいなくなってしまった。

    0
    2026年02月13日
  • こわい話の時間です 部分地獄

    Posted by ブクログ

    児童向けだか澤村伊智が読みたくて。
    どのお話もおもしろかったけど、「えんまさん」と「靴と自転車」が特に好きだった。

    0
    2026年02月13日
  • 月白

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    敗戦直後の連続殺人犯、北川フサを取材するルポライター海老原誠。5人を殺害したフサは男の子を連れていた、との情報で、その男の子を探す。誠の妻は交通事故で亡くなり残した子は不倫相手の子なのか疑う気持ちとフサが血縁でない子と一緒だった事を同列にするのは、私は少し強引に感じた。戦後の激しい飢え暴力の描き方が悲惨で二度と戦争をしてはいけないと改めて思う。

    0
    2026年02月05日
  • 13月のカレンダー

    Posted by ブクログ

    評価が高い本でしたので読んでみたのですが、なんだかモヤッとする話でした。終わり方もここで終わるの?という感じで、、、
    読み込みが足りないのかな。

    0
    2026年01月24日