堂場瞬一のレビュー一覧

  • 絶望の歌を唄え

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    本作の主要視点人物は「安宅真」(あたかしん)という男だ。現在は40代に差し掛かっているが、10年程前までは警察官だった。「国連による選挙監視」というようなことで東南アジア某国に派遣される任務に在ったが、現地で爆弾テロ事件の只中に身を置く羽目になった。帰国から暫く経って、「一線を退いたら…」と思い描いていた喫茶店の主になる機会が在って、神田神保町で<フリーバード>という店を営んでいる。店は小さな2階建ての一戸建てで、1階が店舗で2階に住んでいる…
    という主要視点人物だが…「在りそうで無い」というようでもあり、「無さそうで在る」というようでもある。如何にも「小説の主人公」という感の人物が活躍する物

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    2020年04月26日
  • 激動 東京五輪 1964

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    大沢在昌、藤田宜永、堂場瞬一、井上夢人 今野敏、月村了衛、東山彰良『激動 東京五輪 1964』講談社文庫。

    昭和39年。東京オリンピック開催に沸く東京を舞台にした7人の作家によるミステリー・アンソロジー。古き善き時代の香りの中に描かれる様々な形のミステリーとピカレスクはいずれも秀逸。

    2020年の東京オリンピック開催を記念しての刊行かと思うが、新型コロナウイルス感染拡大の非常事態により東京オリンピックは2021年に延期されてしまった。延期ならまだしも、2021年に開催できるかどうかすら怪しい状況である。自分は中止になると見ているが……『アンダーコントロール』『復興五輪』という日本の総理大臣

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    2020年04月20日
  • ヒート

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     神奈川県知事の「世界最高が欲しい。しかも日本人が取るべきだ」。

     鶴の一声で計画された「東海道マラソン」。これらの企画立案やすべての責任が神奈川県教育局スポーツ課の単なる職員である音無太志にのしかかった。
     しかも「東海道マラソン」の目玉として,日本マラソン界の至宝,山城悟を出場させ,世界最高記録で優勝させようというのだ。
     個人主義,他者に阿る気は更々ないであろう山城を,この大会に出場させられるのか。

     音無自身,大学四年のときに箱根駅伝には出たが,八区で区間最下位,大学で陸上は引退して一県職員として勤めていたのに,青天の霹靂とも言えるビッグプロジェクトを進めていくことになる。

     「

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    2020年03月23日
  • 相剋 警視庁失踪課・高城賢吾

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    ネタバレ

    エネルギッシュな高城刑事の活躍がすごかった。(意外な一面を見た)
    人間関係含め次作以降も楽しみにしています。

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    2020年02月21日
  • 新装版 雪虫 刑事・鳴沢了

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    2020年12冊目

    刑事鳴沢了シリーズの新装版。
    舞台は新潟県。戦後の新興宗教を発端とした殺人事件。刑事三代。

    何となく、東野圭吾の加賀恭一郎シリーズを思い出しましたが、父親も刑事という設定だけか。
    本作の主人公の鳴沢は、刑事であることを誇りに思うが、円滑な人間関係を作るのが苦手なタイプに見えました。
    相棒の大西は最初の頃は、いつから未成年をやとったんだと言われる程、情けない姿でしたが、次第に刑事らしく成長していく。最後まで海君と呼ばれるのはご愛敬ですが。
    刑事として家族や恋人?にどう接するかという葛藤がなかなか印象的でした。

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    2020年02月15日
  • 邂逅 警視庁失踪課・高城賢吾

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    ネタバレ

    今度は大学合併という話。イマドキの話題である。占部と碧の結び付きがイマイチ緩い気がする。
    それより、賢吾とはるかの関係がきになるわぁ!(笑)

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    2020年02月06日
  • 蝕罪 警視庁失踪課・高城賢吾

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    ネタバレ

    これはシリーズの第一作目なのかな。メンバーも個性派揃い。どんどん読みますよぉー!

    面白かった。ブラック会社、社会の歪み、そして警察内部の階層。
    これからも楽しみ!♥️

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    2020年01月28日
  • 垂れ込み 警視庁追跡捜査係

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    “追跡捜査係”というのは、警視庁の捜査一課の係で、捜査が詰まってしまっている未解決事案を調べるというものである。激情家と見られ、動き回らなければ気が済まない沖田刑事と、捜査資料を丹念に読み込みながら丁寧に情報を整理して事件解決を図ろうとする西川刑事は同期の仲間である他方、本人達は仲が良いとも思っていない面が在りながらも、この“追跡調査係”の中核を担っている捜査員である。この2人の他、若い庄田刑事、庄田刑事に近い世代で女性の三井刑事、極端に無口で少し風変わりな大竹刑事、そして西川刑事が「あの人は?少し頼りない…」としている鳩山係長が“追跡捜査係”で活動している…
    物語は沖田刑事が動く辺りから起こ

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    2020年01月24日
  • 虚報

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     元新聞記者の堂場さんは、モデルなしで人物を書きさりげないディテール(細部)を連ねてリアリティを固めていると「あとがき」の解説されている。確かに表現は登場人物の個性をうまく生かして躍動的かつ泥臭い部分まで書かれているのです。
     物語は、新聞ではあまり取り上げて報道しない「自殺」をテーマに上げている。
     取材対象は、ビニール袋集団自殺で練炭や硫化水素を使った自殺と違って、他人を危険に巻き込んでもいないのだから、いずれ話題にも上がらなくなるだろうと、主人公の一人で若手の東日新聞記者・長妻は考えていた。
     長妻は元々長野支局で五年過ごし、かつての同支局の大先輩である本社社会部の市川から声をかけられ取

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    2020年01月23日
  • 親子の肖像 アナザーフェイス0

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    そして、0を拝読。
    奈緒の事故のことをもっと深く描くのかとおもいきや、そこはさらっと。

    どの話もやめられないほど面白い。

    ここからの15年。
    奈緒は天国から見つめている。

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    2019年12月19日
  • 闇の叫び アナザーフェイス9

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    もう終わりですか?
    大友にも優斗にも柴にも高畑にももう会えないのですか?
    寂しすぎます。

    そして、最後にこの事件を持ってきましたか、、。
    子どもを持つ親としては、非常に重い事件。

    いつのまにか、世話をするばかりだった息子に心配をかけるようになり、その息子もひとり立ちする年齢に。
    ずっと読んできた者としては、私も寂しく、嬉しい。

    美来という、今後が楽しみな後輩もできて、きっと続編があるに違いない、とみています。

    それまでしばしの間、おわかれね。

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    2019年12月19日
  • 奔る男 小説 金栗四三

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    金栗とマラソン併走してインタビューしたの?と聞きたいくらいの細かい描写。どこまでがノンフィクションなのかわからないくらいのリアリティ。こう言う人たちの献身があって我々は来年オリンピックが見られる。

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    2019年12月14日
  • 潜る女 アナザーフェイス8

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    ネタバレ

    もー。ハマりまくってるこのシリーズ。
    高畑さんがそうなったんじゃないか?っていうのは想像どおり。
    ちょっと伏線ひきすぎちゃったかな(笑)
    それにしても、荒川さんに近づき、その気にさせた罪は相当、深いと思う。
    自殺した原因の一つにもなってるんじゃないの?
    さすがの大友も傷心のご様子。
    それを癒してくれのは14歳の息子とは…。
    最初から読んでる私も感無量である(笑)

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    2019年12月12日
  • 愚者の連鎖 アナザーフェイス7

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    もうさ。
    ハマっちゃってるよ。今回は特に一気読みしちゃった。
    若居が優斗の友人を心配するシーン、
    中学時代の仲間から抜けられない社会、など頷くシーンが多かった。
    新しい登場人物もいるけど、去っていった人もいる。
    それが人生だよね

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    2019年12月05日
  • 暗い穴 警視庁追跡捜査係

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    読み始めた時には思っても見なかった方向へ話が転がって、一体どこが終着地なのかが最後まで読めなかった作品。

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    2019年12月02日
  • 凍る炎 アナザーフェイス5

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    ちょっ。早く次を借りに行かなくちゃ。こんな終わり方はある種の罪。
    ここまてシリーズで読んできて、いよいよ大友さん、戻りますか!となってきたのに!

    事件そのものもたくさんの糸が絡み合い、それをひとつひとつほぐしていく過程や事象にドキドキした。
    いやー、ハマってます!(笑)

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    2019年11月12日
  • 消失者 アナザーフェイス4

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    これは面白かった!
    ぐいぐい読んでしまった。伏線回収が分かりやすすぎるのが、ちょっと、ね(笑)。
    ところで大友さん。子離れできるんかしら?(笑)

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    2019年10月31日
  • 焔 The Flame 堂場瞬一スポーツ小説コレクション

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     警察小説も含めてドーバー作品は20冊くらい読んできたけど、本書がいちばんおもしろかった( ´ ▽ ` )ノ

     ああだこうだ考え自分を失っていった主人公・沢崎がライバル・神宮寺との交流により覚醒、すべてを吹っ切り焔と化して以降はまさに圧巻( ´ ▽ ` )ノ
     周囲の人間もことごとく延焼、偽りの仮面が燃え落ちて、本来の自分を奪還( ´ ▽ ` )ノ
     最もその影響を受けた代理人・藍川が、自分では決してそれを認めず虚勢を張りつつ動揺してるとこがゆかい( ´ ▽ ` )ノ
     ま、いちおう彼のようなシニカルな視点も描いておかないと、こういう展開の話はオールキャラクターハイ(? ええじゃないか的な)

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    2019年09月17日
  • 割れた誇り ラストライン2

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    リアルな描写が好きです 細かな警察における設定や描写が本当にリアルです。
    また、事件なども舞台となる地域も本当にリアルでどんどん引き込まれて感情移入できます。

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    2025年12月27日
  • ラスト・コード

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    続きが気になって、どんどん読み進めた。
    結末は少し読めたが、同展開していくかワクワクした。
    堂場さんの鳴沢シリーズには手を出ていないが、読んでみようかと迷っている。

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    2019年08月16日