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Posted by ブクログ 2023年05月19日
【警視庁失踪課シリーズ第2作目】
今回は捜査一課の管理官から通り魔事件で目撃情報を提供した人物が行方不明になったから探せとの依頼がある。
高城は依頼を断ろうとしたが、真弓は明神と法月に捜査を命じる。
高城はその間、失踪課にいて、訪れた春休み中の男子中学生から友人の女の子が行方不明だと依頼される。不審...続きを読む感を抱いた高城は醍醐と捜査を始める。
女の子の両親は、娘がいなくなったというのに動揺もせず、非協力的。父親が社長をつとめる会社も怪しく見えてくる。どうやら兄弟での問題もあったよう。
いろいろつながってくると読み進められずにはいられない。
存在感がなかった森田の射撃の腕前には驚かされた。こういうのいい。
さすが堂場さんの刑事物シリーズ。登場人物多いけど、2作目ですでに失踪課のメンバーと顔なじみのように読み進められる。
Posted by ブクログ 2021年08月23日
学校の友達が失踪したので探して欲しいと、同じ中学生が依頼してきます。
中学生の失踪なので、家出しているのかもしれない。ということで、その中学生の親を訪ねるのですが、自分の子供が居なくなったというのに、通常通りの親を不審に思い、調査を開始します。
前回同様、他の課が捜索していた事件と一緒にな...続きを読むるのですが、この事件と繋がっているとわかると、なぜかよし、繋がったと思い、ページをめくる手が止まらなくなります。
Posted by ブクログ 2018年05月23日
面白い面白い。
軽めに入った動線が、ガンガン膨らんでいき
最後の謎解きまでまっしぐら。
話のテンポ、ストーリーの展開、読みやすさといい、
文句なく面白いっ。
TVシリーズが気になる....。
Posted by ブクログ 2018年04月09日
警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ2冊目です。
捜査一課から情報提供者が消えたと協力要請がある。
時を同じに同級生が行方知れずだと友人から捜査依頼が来る。親族以外からの捜査願いは受理出来ないのだが、行方が知れない娘を心配していない様な、何か隠しているような両親に違和感を感じ高城は調べ始める。
失踪課のメ...続きを読むンバーの抱えている事も少しづつ分かって来て、これからの展開も楽しみです。
Posted by ブクログ 2016年11月25日
シリーズ2作目。今回の相棒は前回のツン女子じゃなくて体育会系男子。でもこいつも最後までめちゃ打ち解けはしないし、ツンだよな。どうにも捜査の展開が前作同様棚ぼた的で、腑に落ちない。面白いんだけどね。捜査が実ってる感じがない。失踪課だからそうせざるを得ないのかなあ?他の課員も気になるから続編あるなら続け...続きを読むて読むけどね。
Posted by ブクログ 2016年09月20日
失踪課高城シリーズ2巻。
少女の失踪と、捜査一課からの目撃者の捜索。
一見、関連性のない二つの案件が、捜査を継続していくうちに少しずつつながりを見せ…
華族のあり方に悩む捜査チームの苦悩も描かれる。
Posted by ブクログ 2014年12月27日
最近、2か月くらい本を読めてなくて、
その反動からなのか、すごく面白く感じた。
前作を読めてないけど、それなりにストーリーは理解できた。鳴沢了シリーズもよかったがこちらもなかなか。
主人公に共感できるし、続編も読むことにする。
Posted by ブクログ 2012年06月16日
捜査一課から失踪課に来た協力要請。情報提供して消えた目撃者捜しだという。筋違いと主張する高城を制し、阿比留は法月と明神に捜査を命じる。時を同じくして、少女が失踪。だが、少女の家族の態度に違和感を感じた高城は、醍醐と共に非公式に調べ始めるが…。
シリーズ2作目。堂場瞬一らしい読みやすさに釣られ、スイ...続きを読むスイ読み進める。数多の警察小説と違う本作の魅力は、主人公の警察官が父親としてのトラウマを抱えていたり、アルコール依存症だったりするなど、全くヒーローっぽくないところ。シリーズの続編も読むことにした。
(B)
Posted by ブクログ 2011年12月29日
捜査一課から依頼された失踪人捜査と、少年が友達の行方を捜してほしいと失踪課を訪ねてきた2つの失踪事件は何か複雑に絡み合っているようで…。今回は高城さんは明神さんと離れ醍醐さんと組むことに。醍醐の過去も少し解り、一段と失踪課のメンバーとのチームワークができてくる。
明神が相棒じゃないのはちょっとショッ...続きを読むクだったけど、醍醐との組み合わせも面白い。他にも、色々な人と組んでいくのかな。楽しみ。
Posted by ブクログ 2017年09月20日
警視庁失踪課・高城賢吾シリーズの第2弾
今回、失踪するのは中学生の少女「望」
しかし、その家族はすぐに帰ってくると、警察を拒絶。
両親の態度に違和感を覚えた高城が醍醐と捜査を開始するが
なかなか望の背中が見えない・・・
両親が警察を拒絶する理由や同じ課の法月たちが当たっていた捜査と
繋がってい...続きを読むく過程はおもしろかった
高城が少女探しに異様に固執する理由は第1弾の「蝕罪」で分かります
今回は、醍醐の過去や人となりが分かり、また少し、失踪課に
親近感が湧きました。
望の母親の存在感が全くないのと犯人の人物像が薄いのが
少し物足りない感じがしましたが
ストーリー展開はおもしろかったです。
Posted by ブクログ 2024年02月21日
シリーズ2作目
消えた中学生
依頼してきたのも中学生で
ふわっとしたスタートに
親の兄弟、父と叔父の派手な兄弟喧嘩と
設定がなんとも言えない話だった。
面白くない訳ではないが、兄弟喧嘩がそこまで発展するのか…と飛躍した話だと感じてしまった。
身内の話で終わってしまい、依頼者である中学生らが置き...続きを読む去りになっているのも気になった。
失踪課が目立ち邪魔者として扱われていくのと比例して、失踪課が打ち解けていくのが良い
Posted by ブクログ 2021年02月02日
希が親に愛されていて良かった!
1作目に続き、誰かのために。が理由にになっているのが、本当に切ない。
今回は組むメンバーが変わって新鮮だったのと、ますます他のメンバーの素性が知りたくなったのとで、早く次が読みたくなってしまった。
あと高城さん、喉に悪いから薬は水で飲んで!
Posted by ブクログ 2020年10月13日
警視庁失踪課・高城賢吾シリーズの第2弾となる本作。
ある失踪した少女の捜索を端を発して、二つの事件が絡み合うストーリーは警察小説の王道ではあるが、本作を通して話の軸にある親兄弟家族の関係は、読み手の心に少なからず何かを考えさせるのではないかと思う。
血を分けた兄弟の確執、それに絡んでくるそれぞれの配...続きを読む偶者の影響、思春期の難しい親と子の関係など、決して他人事ではないものを感じる。
読後にそれなりのカタルシスは感じるが、腹の底に何となくじんわりと鈍痛が残る作品。
Posted by ブクログ 2020年09月09日
長年に渡る兄弟の確執(とはいえ、悪いのは完全に弟のほうだろう)がついに事件となってしまったという話。解決までに死者がひとりも出ないというのはこの手のものでは珍しいのではないか。そこに救いがあると感じる。
関係ないと思われた2つの事件がリンクするも、主人公が当初から探している人物の行方は一向に分から...続きを読むないという展開で最後まで楽しく読んだ。
僕も頭痛持ちなので、頭痛薬をミントタブレットのように消費する主人公に親近感がわいたが、さすがに午前中に10錠という経験はない。いわゆる金パブ依存(市販薬依存)ではないか。
Posted by ブクログ 2018年11月10日
警視庁失踪課・高城賢吾 シリーズ第2弾。
書き下ろしです。
今回は失踪した同級生からの依頼を受け、捜査を開始する。
同じくして杉並での傷害事件の目撃者が失踪し、その捜査を押しつけられた失踪課。
この2つの事件が徐々に繋がっていきます。
徐々に事件が解明していく展開は妙技ですが、あ...続きを読むまり派手さがない分、少し間延びした感は否めないかな。
続編が続くならば、高城の娘がどうなるのかが気がかりです。
Posted by ブクログ 2018年09月29日
鳴沢了シリーズは、シティハンターを想像し、高城賢吾シリーズは何故か、ジャック・バウアーを想像してしまう。堂場さんの作品は結構地元山梨の地名が出て来るのも好き。
Posted by ブクログ 2018年06月14日
捜査一課から失踪課に来た協力要請。情報提供して消えた目撃者捜しだという。筋違いと主張する高城を制し、阿比留は法月と明神に捜査を命じる。時を同じくして、少女が失踪。友人が訴え出るものの、親族以外からの捜索願は受理できない。だが、少女の家族の態度に違和感を感じた高城は、醍醐と共に非公式に調べ始めるが…。
Posted by ブクログ 2017年02月13日
失踪課シリーズ第2弾。
主人公以外にも、失踪課の各メンバーがそれぞれユニークなキャラであり、今後遭遇する事件に、各課員がどんな対応をするかが、このシリーズの魅力と言ってもいい。
第2弾は、何等かの過去がありそうな元野球部員という課員が相棒となって活躍する。
Posted by ブクログ 2017年01月31日
警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ第2作。
中学生が友人を探してほしいと訴えてきた。非公式に捜査を始めた高城警部は、姿の見えなくなった少女の両親に不信感をおぼえる。
高城の今回の相棒は、元プロ野球選手という異色の経歴の持ち主、醍醐塁巡査部長。いつになく元気のない彼を励ましながら、なぞを解き明かしてい...続きを読むく高城の手腕が冴える。
Posted by ブクログ 2016年02月21日
大学理事長が失踪したと捜索願が出された。しかし捜査を始めると母親の態度は一変、非協力的に。大学関係者も言を左右し、状況は遅々として掴めない。一方、女性の遺体が仙台で見つかり、法月の担当していた大学職員の失踪者だと判明した。胸に爆弾を抱えながら、自分を苛めるように捜査する法月を気遣う高城だが…。
Posted by ブクログ 2016年01月26日
シリーズ二弾目。
前作よりも失踪課メンバーとの絡みが多くて
今作の方が楽しめました。
まだまだ気になる人達が沢山。
今後も期待です。
ちょっとやりすぎて臭ってきそうだけれど、
堂場作品は男臭くて好き。
Posted by ブクログ 2013年09月25日
父から借りたもの15
前作とは違って、高城とコンビを組むのは醍醐塁。
こういうシリーズ物って、ずっと同じコンビだと思ってたから意外。
親は子供を守るためなら、なんでもするんだね、やっぱり。
Posted by ブクログ 2013年03月18日
1巻よりはややのめりこみ度が落ちたかな、の2巻。
高城刑事が本格始動で刑事として復活した感じでもありますが、いかんせん失踪人捜索課が窓際なので・・・ちょっとフラストレーションのたまりそうな感じですね。でも地道に捜査していく姿と、今回の捜索人である高校生の少女を、外からゆっくり埋めていく手法は想像力を...続きを読む刺激してくれます。
いったいどんなすごい子なのかと思えば、普通の、父親を信じている少女でした。
森田君の射撃の腕が初披露。
おどおどした態度と拳銃を握る腕の的確さが相反している、というような記述に彼の話も深く掘り下げてほしいと思いました。
あと、舞ちゃんも何かあるのかなぁ。
この話までは実家積んであったのだけど、さて、次は買わねば。
Posted by ブクログ 2012年08月19日
捜査一課より失踪課に消えた目撃者捜し。
一方、高城刑事は失踪した中学三年生の少女を探して欲しいとその同級生より依頼を受ける。
本来なら親族以外からの依頼は受理出来ないが、少女の両親の頑なに警察を拒否する態度に違和感を持ち捜査を実行。
失踪課の意地とプライドをかけた高城とその仲間たちのやり取りも人間味...続きを読むが溢れていて微笑ましい一面もあった。
2012.8.19
Posted by ブクログ 2011年11月02日
捜査一課(長岡管理管)が傷害事件(被害者:安岡卓美)の目撃者(堀)が行方不明の捜査依頼(非公式)と同時刻に、川村拓也(高校生)が級友の里田希が行方不明だと相談に来る
高城が希の調査を行っていくうちに、堀(同性?!だが同一人物かは不確定)という名前が出てくる。そして、事件究明へ、
個人メモ
高城賢吾...続きを読む・・・失踪課。娘が行方不明の事件から捜査一課から外れる
(人生を降りかける:酒びたる)
明神・・・失踪課
阿比留真弓・・・失踪課、室長
法月・・・失踪課。心臓病を患い捜査一課から外れる。
醍醐・・・元プロ野球選手。故障でリタイア。家庭(子供)のことを考えて失踪課希望
森田・・・失踪課。この編では詳細情報なし。ライフルの腕前はいい。
Posted by ブクログ 2012年06月03日
「蝕罪」に続いて第二作も読んでみました。冒頭の少年の依頼を受けて、高城が捜査を始めるあたりは、刑事小説というよりも、私立探偵小説ののりですね。自らの信念で、姿を消した人物を追い求める姿が、刑事というよりもむしろ私立探偵のようです。今回は、元・プロ野球選手で子沢山の醍醐刑事の「過去」が明かされます。事...続きを読む件とは別に、失踪課の面々のバックグラウンドも興味深いです。
Posted by ブクログ 2011年09月30日
「相剋」相いれない二つのものが、互いに勝とうとして争うこと。また、その争い。<警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ>第2弾。警察ものファンを裏切らない捜査小説。夜半、公園である男が脳天を一撃されるという事件が発生。ところが、事件を目撃したと捜査本部に電話をかけてきた男が、事情聴取する前に行方をくらませた...続きを読む。捜査一課から失踪課に、その目撃者探しの協力要請が来る。時を同じくして、中学3年生の男子生徒が、同級生の女子生徒が行方不明になったので探してほしいと、相談にやって来た。捜査を進めるにつれ、?がっていく二つの事件。少女探しに奔走する高城と、相棒の醍醐。事件に絡めて、今回はこの醍醐の過去が明かされる。このシリーズは、ミステリ要素は薄い。ミステリというより、靴のかかとを磨り減らして駆けずり回る、そんな刑事の姿を見る小説である。読者は、事件の真相とともに、刑事たちの心の底に巣食っている闇を知ることとなる。高城をはじめ、刑事たちは、その心の闇にどう対処していくか? このシリーズの読みどころである。