あらすじ
捜査一課から失踪課に来た協力要請。情報提供して消えた目撃者捜しだという。筋違いと主張する高城を制し、阿比留は法月と明神に捜査を命じる。時を同じくして、少女が失踪。友人が訴え出るものの、中学生からの捜索願は受理できない。だが、少女の家族の態度に違和感を感じた高城は、醍醐と共に非公式に調べ始めるが……。
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Posted by ブクログ
失踪課高城シリーズ2巻。
少女の失踪と、捜査一課からの目撃者の捜索。
一見、関連性のない二つの案件が、捜査を継続していくうちに少しずつつながりを見せ…
華族のあり方に悩む捜査チームの苦悩も描かれる。
Posted by ブクログ
捜査一課から依頼された失踪人捜査と、少年が友達の行方を捜してほしいと失踪課を訪ねてきた2つの失踪事件は何か複雑に絡み合っているようで…。今回は高城さんは明神さんと離れ醍醐さんと組むことに。醍醐の過去も少し解り、一段と失踪課のメンバーとのチームワークができてくる。
明神が相棒じゃないのはちょっとショックだったけど、醍醐との組み合わせも面白い。他にも、色々な人と組んでいくのかな。楽しみ。
Posted by ブクログ
シリーズ2作目
消えた中学生
依頼してきたのも中学生で
ふわっとしたスタートに
親の兄弟、父と叔父の派手な兄弟喧嘩と
設定がなんとも言えない話だった。
面白くない訳ではないが、兄弟喧嘩がそこまで発展するのか…と飛躍した話だと感じてしまった。
身内の話で終わってしまい、依頼者である中学生らが置き去りになっているのも気になった。
失踪課が目立ち邪魔者として扱われていくのと比例して、失踪課が打ち解けていくのが良い
Posted by ブクログ
希が親に愛されていて良かった!
1作目に続き、誰かのために。が理由にになっているのが、本当に切ない。
今回は組むメンバーが変わって新鮮だったのと、ますます他のメンバーの素性が知りたくなったのとで、早く次が読みたくなってしまった。
あと高城さん、喉に悪いから薬は水で飲んで!
Posted by ブクログ
長年に渡る兄弟の確執(とはいえ、悪いのは完全に弟のほうだろう)がついに事件となってしまったという話。解決までに死者がひとりも出ないというのはこの手のものでは珍しいのではないか。そこに救いがあると感じる。
関係ないと思われた2つの事件がリンクするも、主人公が当初から探している人物の行方は一向に分からないという展開で最後まで楽しく読んだ。
僕も頭痛持ちなので、頭痛薬をミントタブレットのように消費する主人公に親近感がわいたが、さすがに午前中に10錠という経験はない。いわゆる金パブ依存(市販薬依存)ではないか。
Posted by ブクログ
1巻よりはややのめりこみ度が落ちたかな、の2巻。
高城刑事が本格始動で刑事として復活した感じでもありますが、いかんせん失踪人捜索課が窓際なので・・・ちょっとフラストレーションのたまりそうな感じですね。でも地道に捜査していく姿と、今回の捜索人である高校生の少女を、外からゆっくり埋めていく手法は想像力を刺激してくれます。
いったいどんなすごい子なのかと思えば、普通の、父親を信じている少女でした。
森田君の射撃の腕が初披露。
おどおどした態度と拳銃を握る腕の的確さが相反している、というような記述に彼の話も深く掘り下げてほしいと思いました。
あと、舞ちゃんも何かあるのかなぁ。
この話までは実家積んであったのだけど、さて、次は買わねば。
Posted by ブクログ
捜査一課(長岡管理管)が傷害事件(被害者:安岡卓美)の目撃者(堀)が行方不明の捜査依頼(非公式)と同時刻に、川村拓也(高校生)が級友の里田希が行方不明だと相談に来る
高城が希の調査を行っていくうちに、堀(同性?!だが同一人物かは不確定)という名前が出てくる。そして、事件究明へ、
個人メモ
高城賢吾・・・失踪課。娘が行方不明の事件から捜査一課から外れる
(人生を降りかける:酒びたる)
明神・・・失踪課
阿比留真弓・・・失踪課、室長
法月・・・失踪課。心臓病を患い捜査一課から外れる。
醍醐・・・元プロ野球選手。故障でリタイア。家庭(子供)のことを考えて失踪課希望
森田・・・失踪課。この編では詳細情報なし。ライフルの腕前はいい。