堂場瞬一のレビュー一覧

  • 焔 The Flame 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
     警察小説も含めてドーバー作品は20冊くらい読んできたけど、本書がいちばんおもしろかった( ´ ▽ ` )ノ

     ああだこうだ考え自分を失っていった主人公・沢崎がライバル・神宮寺との交流により覚醒、すべてを吹っ切り焔と化して以降はまさに圧巻( ´ ▽ ` )ノ
     周囲の人間もことごとく延焼、偽りの仮...続きを読む
  • ラスト・コード
    続きが気になって、どんどん読み進めた。
    結末は少し読めたが、同展開していくかワクワクした。
    堂場さんの鳴沢シリーズには手を出ていないが、読んでみようかと迷っている。
  • 不信の鎖 警視庁犯罪被害者支援課6
    新しい文庫本なので、仔細は余り述べられないと思うのだが…「意外な事実」が主人公の村野達が懸命に対応しようとした中で少しずつ明らかになるという物語…
    「答えは無い」という主人公達の任務…そういう「らしい」という感じが前面に出ているような本作だ…
  • 敗者の嘘 アナザーフェイス2
    これはテレビで見たドラマの原作。
    結末は少し違ったけど、原作に劣らない良いドラマだったなぁと改めて感じました。
    テツと優斗くんの今後がどのようになっていくのか、第3弾も楽しみ。
  • 十字の記憶
    青春時代に積み残してしまったようなことに向き合おうとする他方に、謎が多い事件の謎解き…福良記者と芹沢刑事がそれぞれに取組み、他方で共闘することになるのだが…なかなかに面白い!!

    幾多のシリーズで知られる作者が、シリーズということでもない形で打ち出した作品だ。
  • 脅迫者 警視庁追跡捜査係
    「愉しんでいるシリーズ」の1つである<警視庁追跡捜査係>の新しい作品である。
    主要な劇中人物である沖田刑事や西川刑事も健在で、各々の個人的な事情に動きも生じながら、劇中の事件は展開する。
    読後に「次作!?」と強く思った…
  • 割れた誇り ラストライン2
    岩倉刑事は、部内的に多少嫌われることも厭わず、ぶれることなく正論を吐き続ける男である。フィクション以上でも以下でもない小説に登場する刑事だが、こういう男が何処かで密かに活躍していて欲しいものだと思ってしまうような一面が在る…

    その岩倉刑事に加え、問題の学生などと女子大生殺害の件の際に接した経過が在...続きを読む
  • ラストダンス 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
    ドラフト2位指名だが一軍と二軍を行ったり来たりのキャッチャーの樋口、ドラフト5位指名だがスター選手にのし上がったピッチャーの真田。

    ルーキーの頃に一度だけバッテリーを組んだことのある二人はともに40歳となり、引退を意識するシーズンとなった。

    そんな中で浮上した樋口の二軍監督の話。

    現役を続ける...続きを読む
  • 八月からの手紙
    堂場瞬一さんによる野球小説。

    戦後すぐ、職業野球に対抗して発足しようとしている日本リーグ。その選手兼監督になるよう要請された二世ピッチャー矢尾。その矢尾とともに戦前から話が展開されていく。

    日本リーグ、アメリカ二世戦中の収容所、ニグロリーグとすべて表舞台からは弾かれてしまっている場所での人々の存...続きを読む
  • 身代わりの空(下) 警視庁犯罪被害者支援課4
    読み応え充分。一風変わった複雑さだが、違和感なく読み進められた。登場人物それぞれが役割を過不足なく果たしてたのが作品の良さを一層引き立てたと思う。個人的にこのシリーズは、被害者家族の誰かが警官になるまで続けて欲しい。
  • 壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課
    警察ものですが、主人公は刑事ではありません。
    ある理由から犯罪被害者支援課に異動になります。
    ※現実では犯罪被害者支援室というのがあるみたいです。

    ミステリーものなので、刑事みたく捜査していきますが
    犯罪被害者支援という視点は変わりません。
    今までにあまりない視点で描かれていきます。

    ストーリー...続きを読む
  • 献心 警視庁失踪課・高城賢吾
    警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ第10弾 完結巻

    娘・綾奈の殺人事件で新たな目撃者・平岡を連れてきた同期の捜一の長野。

    当初は協力的に話をしていた平岡だったが、徐々に態度が硬化。弁護士やマスコミを使って抗議するほどまでに。

    そんな平岡に違和感を覚えながら、高城は非公式ながら捜査に従事し、娘...続きを読む
  • 壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課
    タイトルからしてかなり重いシリーズだとはわかっていたので避けていたが、他のシリーズとの絡みが強くなってきたので手に取ってみた。被害者支援課ということで、作者もかなりの覚悟を持って書いているのではと個人的に考えていたが、その通りだったなと感じた。シリーズ1作目から失敗事案を持ってきたのは意外だったが、...続きを読む
  • アナザーフェイス
    テレビで観て面白かったので原作を読みました。
    仲村トオルさんは好きな俳優さんだったので観た番組だったんですけど、原作もとても面白かったです。
    大友鉄は優しく、強い刑事ですね。
    これはシリーズになっているようなので絶対続きを読みます。
    仲村トオルさんのファンですから(^▽^)/
  • 敗者の嘘 アナザーフェイス2
    テレビドラマが印象的で仲村トオルさんと福君親子のイメージで話が進むので楽しく読めた。
    どんでん返し連発で驚いた。新しいママ誕生かと思ったけどテツさんの春は芝さんの春ど同様にまだ遠いかも
    聖子さんも相変わらずいい感じ。
  • 親子の肖像 アナザーフェイス0
    「アナザーフェイス」シリーズは読んだことがないが、大友刑事のあったかい人柄が伝わってくるとても素敵な話だった。
    上司の福原さんも素敵♪
    シリーズ本編も是非読んでみたいと思いました。
  • 壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課
    「被害者支援」について書かれた本だったけれど、弱者?の支援の難しさという意味では、いろんな支援に共通の難しさがあるのだろうなと思った。

  • 闇の叫び アナザーフェイス9
    ラスト1Pが泣けた。シリーズを通して子の成長を伏線として子が旅立つ描写が子もつ父親として共感できた。
  • 黄金の時
    日本人青年のマイナーリーグ挑戦記だが、時代背景、場所、条件、登場人物などモロモロの設定が絶妙。

    「野球」も「ベースボール」も、それぞれ良いものだ。
  • 邂逅 警視庁失踪課・高城賢吾
    警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ第3弾。
    堂場さんの書く警察シリーズはどれも登場人物がカッコよく、次から次へと手に取ってしまう。
    今作で失踪した大学の理事長は愛する人のためには全てを擲ってもいいと考える情熱的な一面を持った人。
    対して想いを寄せていた女性は昔から上昇志向が強くて、高城の考えるように、あ...続きを読む