堂場瞬一のレビュー一覧

  • 大延長 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
    野球を題材にした小説を読むのは久しぶりだったが、非常に良かった。小説の世界ではあるが、いつまでも続いてほしいと思うぐらいの熱い試合に自分も参加しているような気分になった。甲子園を擬似体験できる小説だ。
  • ピットフォール
    あなたは事件の真相を知って自分の中に留めておくことは出来ますか。

    NYで探偵をしている主人公。
    NYで、連続殺人事件が起こる最中、とある女性の捜索を依頼される。一見女優を目指すため地方から来たように思われるが、、、有名歌手との関係や素性を調べている間、連続殺人事件に巻き込まれることが明らかになる。...続きを読む
  • 脅迫者 警視庁追跡捜査係
    【警視庁追跡捜査係シリーズ第8作目】
    今まで10年以上も未解決だった事件を掘り起こして、当時の捜査官たちのプライドを傷つけるような捜査係だったが、今回は権力でもみ消された事件で、西川と沖田の命も危なく、ハラハラした。
    沖田が新米刑事の時に起きた事件で、自殺と処理された事件にずっと違和感があり、再捜査...続きを読む
  • ザ・ミッション THE MISSION
    野球小説といえば、本城雅人か堂場瞬一作品。
    今作は、プロ野球チームの裏方スタッフである広報担当のお話。
    MLB好きということで本社から出向、その主な仕事は…
    臨場感のある試合シーンも混じえ、仕事、家族、夢、などが味わえる楽しい作品でした。野球好きの方は是非。
  • チーム 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
    選手の心理を詳細に描かれているところが、とてもすごいと思いました。
    そのようなことを考えながら競技をしているど想像させてくれるところが素晴らしいと思いました。
  • 1934年の地図
    史実とフィクションを織り交ぜて描いた一作。
    1934年、日米野球のためにベーブ・ルースらと共に来日したディック・チャンドラーと大リーガーたちの世話役兼通訳として東京大学学院生の京極勝は、友人になる。その後、1960年にディックは、再来日し京極と共に地図を探し求めるようになるが、ディックの来日の本当の...続きを読む
  • インタビューズ
    読んでいる途中で、これはいったいどちらなのか?と疑問に思うのだが、結論、そんなことはどうでもよい。

    わたし自身は、感覚的にもっと前の時代を生きてきたと思ってきたが、そうではなかった。この時代の1年1年の空気雰囲気、それがどう今に繋がっているかを感じるのが、とても面白かった。
  • 小さき王たち 第三部:激流
    終わりかたが、ちょっと意外でしたが
    最後まで楽しめました
    時代に合わせて色々な事が書いてあるのが
    すごかったです
  • 十字の記憶
    新聞社の支局長として20年ぶりに地元に戻ってきた記者の福良孝嗣は、着任早々、殺人事件を取材することになる。被害者は前市長の息子・野本で後頭部を2発、銃で撃たれるという残酷な手口で殺されていた。一方、高校の陸上部で福良とリレーのメンバーを組んでいた県警捜査一課の芹沢拓も同じ事件を追っていた。捜査が難航...続きを読む
  • 献心 警視庁失踪課・高城賢吾
    【警視庁失踪課シリーズ第10作目】
    最終巻。もっと読んでいたいと思いつつ、綾奈ちゃんの死の真相を知りたいと焦って読み進める。
    高城の思いと同じで、気持ちが焦り、時々行を読み飛ばして戻りを繰り返すことも何度か。
    途中から、真相に近づいていくわけだが、どんどんと想像がふくらみ、悲しくなっていく。
    殺人事...続きを読む
  • 波紋 警視庁失踪課・高城賢吾
    【警視庁失踪課シリーズ第6作目】
    5作目で真弓は出世の道が閉ざされ、やる気を失う。そのため、法月を失踪課から手放し、異動させてしまう。
    その法月から、以前から着手しようとしていた5年経過してしまった失踪事件を置き土産として高城に渡す。
    高城の娘は7年前に失踪しており、まだ見つかっていない。その高城に...続きを読む
  • 牽制 警視庁失踪課・高城賢吾
    【警視庁失踪課シリーズ第8作目】
    いよいよ高城が娘の失踪と向き合うようになった。自家用車を用意し、身元不明の女性の遺体が出るたび、現場に確認しに行くようになる。
    そこで、拳銃を持った新米巡査の失踪とドラフト1位の高校球児の失踪がある。
    新米巡査は自殺として処理され、交通課に移動になっていた法月が対応...続きを読む
  • 夢の終幕 ボーダーズ2
    シリーズ2作目
    前回のは八神さん目線で今回のは最上さん目線で書かれていてとても面白かったです。
    次は誰目線の物語になるのか楽しみです。
  • 不可能な過去 警視庁追跡捜査係

    😄

    シリーズで読み終わりました。沖田と西川の同僚としての絡みが、時代を進むごとに微妙に変化して楽しませていただきました。
    現場での警察の方はその時々でどう対処しているのか、どう犯人に、被害者に対応しているのかは、想像するしかないのですが、人間味のある内容で1巻1巻が終わることにホッとします。
    現実は違う...続きを読む
  • 不可能な過去 警視庁追跡捜査係
    シリーズ11作目で、今回は元に戻って沖田も西川もフル出場。いろいろな事件が見事に絡まりあって行くのは見事! 新係長はやばいね
  • 風の値段
    自身が住んでいる稚内は、海を渡る風が吹き抜けている場合が非常に多い地域だ。そういう条件の故、広大な市域の中に風力発電の風車が林立している箇所が幾つも在る。市の域を出た近隣でも風力発電は見受けられる。そういう施設を設える、入替えるというようなことにでもなると、大きな資材を載せた大型貨物船が稚内港に出入...続きを読む
  • 不可能な過去 警視庁追跡捜査係
    全く関係ないはずの事件がつながってるって、推理小説の中では結構ありそうな感じですが、その繋がり方は、小説ごとに違うのは当然です。果たしてどんなふうに繋がるのかなと楽しみでした。さすが堂場瞬一さん、自然な流れの中で事件がちゃんと繋がっていました。二つの事件が話の中で行ったり来たりするので、3日ほど読め...続きを読む
  • 小さき王たち 第二部:泥流
    前作の感想で、不本意ながら退場してしまった二課長の奮起を期待したら今作で!ということで今回も。石巻では未曾有の災害に巻き込まれる?了解共闘して巨悪に立ち向かって欲しい。
  • 脅迫者 警視庁追跡捜査係
    読んでいるだけなのにハラハラしてとても疲れた

    沖田が若手の頃、自殺と断定された事件について
    当時他殺を疑ったが捜査出来なかった
    何故か
    真相は権力によって蓋をされていた為だった
    代議士による事故の隠蔽
    事故被害者による脅迫
    事故被害者を殺害

    真相に近づいていく沖田に迫る危険にハラハラした
    無事で...続きを読む
  • 大延長 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
    面白くてどんどん読める!
    あーースポーツっていいな、野球っていいなって思える本。
    甲子園の決勝で両チームを率いる監督は大学時代のバッテリー。
    その試合の解説をしているのは、その当時の監督。
    それぞれのチームのエースもリトルリーグでのチームメイトで、、
    野球の話も面白いけど、それぞれの人間ドラマにも引...続きを読む