堂場瞬一のレビュー一覧

  • チーム 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
    10区で逆転Vを起こした2021年の箱根駅伝。
    最終区で逆転ってなかなか無い。
    それを見たあとに本屋で本を物色。

    箱根の学連選抜がテーマ。
    はじめはまったりしていますが
    レースが始まると臨場感が良くてゴールまで止まりません。
    3区の朝倉、5区の門脇。9区の山城、10区の浦。

    駅伝の小説では三浦し...続きを読む
  • 共鳴

    推理小説の中に家族の物語がある

    元警察官のおじいちゃんと、インチキ引きこもりの孫がご近所のトラブルを捜査しながら、壊れていた家族関係を修復していく様が感動的でした。
  • チーム2 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
    箱根駅伝直前の年末に読もうと決めて読んで、この時期に読んだの大正解。
    お正月の箱根駅伝がもっと楽しみになった。

    チーム・ヒートに続き、浦、吉池さん、門脇、青木、朝倉、甲本さんまで登場でもうそれだけで大興奮!!!
    そして、ずーっと傲慢だった山城が本作ではらしくない。笑
    本作で初めて山城のことを応援し...続きを読む
  • 空白の家族 警視庁犯罪被害者支援課7
    警視庁犯罪被害者支援課シリーズ7作目です。
    このシリーズも好きです。
    被害者に丁寧に寄り添ってくれる村野。
    後輩の安藤梓もしっかり支援課の一員として活躍できる様になってきた。
    今回は、人気子役の誘拐と一人暮らしの女性の死が支援課に応援依頼が来た。
    一課の大友が出てきて嬉しかったです。
    「アナザーフェ...続きを読む
  • ラスト・コード
    最初に「本番まで秘密にしていることもあるからね」とか言っていたアイリーンが実は超重要なキャラで後にまさかの再登場をするのかと思いきやそんなことはなく、僕は「美咲と仲良くしてくれてありがとうアイリーン」とただただ謎の父親目線で思うのだった。あと、主人公の先輩刑事長沢のこともお忘れなく。
    巻末の解説文...続きを読む
  • 脅迫者 警視庁追跡捜査係
    ふとしたきっかけで調べ始めた件が、どうやら警察の組織ぐるみの隠蔽工作だった可能性が高くなる。
    現役警察幹部や国会議員がからんでいるために自身の身の安全すら危うくなりながらも、沖田・西川コンビが今回は大人の対応などしない方向で完全に歩調を合わせて真相解明に突き進む。
    それぞれプライベートに課題を抱えつ...続きを読む
  • グレイ
    堂場さんの警察小説はぐんぐん次を読みたい勢いなのに、なぜか、これは、まだ終わらないのぉ?となった。なんでかなー。
  • キング
     「チーム」長距離陸上シリーズのスピンオフ。
     「ヒート」では山城の所属するチームのコーチ,「チームII」では監督となっていた須田真二郎が,現役陸上選手だったころを舞台に書かれた小説。


     実業団でランナーとして走る青山晋。大学のころに徐々に力をつけ,箱根駅伝にも三年,四年のときに続けて出場してい...続きを読む
  • 大延長 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
     因縁の監督・選手同士の対決、天才バッターVS天才ピッチャー、古傷再発、相次ぐアクシデント、不祥事、引き抜き話、決勝延長・再試合、友情嫉妬泥仕合……あとなんだっけ? もう甲子園絡みのありとあらゆるネタをてんこ盛りにぶっこんだ、とにかく濃いい一作( ´ ▽ ` )ノ

     作者ドーバー先生自身、終始熱に...続きを読む
  • 親子の肖像 アナザーフェイス0
    外伝。大友の今に至る?が短編でそれぞれ面白かった。シリーズコンプリート!と思ったら…まだ9があった。そのうち見つけて読もうっと。
  • 闇の叫び アナザーフェイス9
     シリーズ完結( ´ ▽ ` )ノ
     正編9冊+外伝1冊+別シリーズとのコラボ(実質的に本シリーズの続編)1冊=合計11冊( ´ ▽ ` )ノ

     正直優斗くんがあんまりにも(気持ち悪いくらい)いい子すぎて終始私生活パートが盛り上がらなかったけど、魅力的なキャラが揃い、各巻色合いの変わった事件が描か...続きを読む
  • 潜る女 アナザーフェイス8
    結婚詐欺にあった被害者って殺されたも同然なんだなーと改めて思った。敦美がかわいそうだった。優斗の成長は今回も救いのように感じた。
  • 愚者の連鎖 アナザーフェイス7
    スピード感もあって面白かった。シリーズを重ねるごとに面白くなってる。優斗の成長は頼もしいんだけど…大友はこれからどうなるんだろう?
  • 高速の罠 アナザーフェイス6
    漸く捜査一課に戻る決心がついて、再婚も?と上向いた感じの前作からかなり後退。今や裁きようのない信越バス…会社なんてこんなものか。優斗の成長が救いだった。大友と優斗、次作はどうなるのかな?
  • ラストダンス 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
    人間ドラマとしてもスポーツドラマとしても秀逸。
    特に終盤の試合のシーンは臨場感あふれる描写、一気に読んでしまった。
    結末は出来過ぎの感はあるが、物語だもの、夢があって良いと思った。
  • 闇の叫び アナザーフェイス9
    ステイホーム期間を利用して読破
    犯行まで手を染めてしまう犯人の心情には一定の理解ができてしまう分、ずしんと心に重しが乗るような気持ちで読み切った。犯人の言っている事は正論であり正しい。でも・・・
  • 断絶
    最初、政治の話がつまらなく、単純な警察小説読みたいなぁー、ってなってたけど、いつのまにか、ぐいぐい引き込まれた。
    最後のどんでん返しが爽快だったよ!
  • 消失者 アナザーフェイス4
    今回のが一番面白かった。あんまりイケメンを強調されてるより今回みたく大友の内面が前に出てる方がいいかな?
  • 敗者の嘘 アナザーフェイス2
    大友を理解してくれてる良き同期。待機期とはいえ勤務中にこんなに自由に動いて協力してくれるとは…お話しの中だから良しとしよう。か? 最後の え?やっぱり?って所は良かった。
  • 絶望の歌を唄え
    本作の主要視点人物は「安宅真」(あたかしん)という男だ。現在は40代に差し掛かっているが、10年程前までは警察官だった。「国連による選挙監視」というようなことで東南アジア某国に派遣される任務に在ったが、現地で爆弾テロ事件の只中に身を置く羽目になった。帰国から暫く経って、「一線を退いたら…」と思い描い...続きを読む