堂場瞬一のレビュー一覧

  • 新装版 孤狼 刑事・鳴沢了
    アパートの一室に、捜査1課刑事・堀本の遺体が。
    遺体の手には『鳴沢了』と書かれたメモが。
    同じ頃、ひとりの刑事・戸田が行方不明に。

    特命で行方不明になった戸田の捜索を命じられた鳴沢。

    巨漢で大食いの相棒・今とともに行方を追う鳴沢。
    そして、鳴沢の前に、刑事を辞し、探偵となった、元相棒、小野寺冴が...続きを読む
  • ラストライン
    は〜読み終えた…
    同時に別の刑事ミステリを読んでたこともあり、ガンさんの女性部下に対するコンプラ意識や教育姿勢、研究者も注目する記憶力、そして長年の刑事の勘という頼もしさにこんな上司欲しい…という感想しか出なくなった
  • 誤ちの絆 警視庁総合支援課
    好評を博したシリーズの流れを受け継ぎながらも「新たな展開」ということで、作中のメインになる出来事に対し、主人公の個人的な事柄も巧みに配され、なかなかに面白い。
    <犯罪被害者対策課>というシリーズが在った。文庫本で8作が登場しているシリーズだ。(全部読んでいる…)本作はその続篇、新展開と位置付けられて...続きを読む
  • ヒート
    仕事の話が大半を占めてて、マラソンについてはあっさり終わるのでは・・・と読んでて心配になってきたが、そんなこともなかった。ラストもよい!
  • 沈黙の終わり(下)
    100ひさしぶりにすっきりとした結末。近年は主人公ともどもモヤモヤばかりが目立ってたけど、政治と警察のシリーズ(?)ではその辺が整理できてるのかな。しかし新聞社はもうどうかな?夕刊なんてペラペラで、これ今日書かんとあかんかった?と思うことが多い。ずっとA紙だけどオワコンって言うのはこう言うことなのか...続きを読む
  • 小さき王たち 第二部:泥流
    全体的な感想は第三部待ちだが、今回のプロットは良かったので読み応えあった。この手の男たちの復讐が代々続く大河ドラマも最近ではとんと見ないので、逆に新鮮ではある。しかし間をあけないで刊行してほしいものだ。
  • 献心 警視庁失踪課・高城賢吾
    いよいよこのシリーズの最終巻。

    娘を殺した犯人がみつかるかもしれない。
    娘の事件に新たなる展開があるかと思いきや、新たな目撃証言は、なにかを隠しているような……。

    途中で、そこでそんなに深追いして何も無かったら、私も辛いぞ!と思いながら読みました。

    罪を認め、裁きを受け償えれば、これから先の...続きを読む
  • 弾丸メシ
    必ず日帰り、食事は1時間以内、絶対に残さない。三つの掟で堪能するグルメ旅エッセイ。独自のハードボイルド調が心地よい。

    筆者の小説とは一風異なる調子が何とも楽しい異色のエッセイ。

    名前を聞いたことがあっても食べたことのない食べ物、多くはB級グルメを味わう弾丸ツアー。

    筆者の作品の登場人物のマッチ...続きを読む
  • 沈黙の終わり(下)
    新聞記者としての矜持を、古川と松島という2人の生き様を通して見ることができました。最後は正義が勝つというのも良かったです。
  • 沈黙の終わり(上)
    新聞記者の視点から物語が展開されるというのが斬新でした!事件の真相はまだ分かりませんが、とても続きぐ気になります。
  • チーム 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
    堂場瞬一さんのスポーツ小説はみんな良作!
    面白い!

    今作は、学生連合として箱根駅伝を走るチームの物語。
    学生連合というところに焦点をあてるところもすごい!学生連合に招集された選手たちが箱根を走るまでのドラマや選手それぞれの思い…自分のためだけに走ると公言する天才ランナー、チームのために奮闘するキャ...続きを読む
  • 脅迫者 警視庁追跡捜査係
    とても面白かった!

    超大物を敵に回して物語がどう決着するのかと思ったが
    見事な納め方だった。
    終盤の仲間とのやり取り、敵を追い詰める場面は圧巻。
  • 空白の家族 警視庁犯罪被害者支援課7
    シリーズの中で一番面白かった。
    終盤、犯人の目星はついたけれど真相に迫る場面の緊迫感はたまらない。

    とうとうスカウトされましたね。

    次作のコラボに期待。
  • 闇夜 警視庁失踪課・高城賢吾
    前回、骨が見つかったところで終わったのですが、その骨が娘の綾奈であることがわかり、失意の中でお酒に溺れていく主人公。

    そんな彼の元に、娘が亡くなった時と同じぐらいの年齢の子が家に帰ってこない。という通報が来て主人公も捜査に参加します。

    主人公の立ち直るきっかけになればと思い、読み進めました。...続きを読む
  • 錯迷
    堂場瞬一さんの警察小説はこれまでにもポツポツと読んでいましたが、久しぶりに読んだこの作品は実に面白かったです。

    エリート中のエリートである主人公が、最後に部下たちに向かって放った言葉の重さにはじんわりと感動しました。上が責任を取る、ということはどういう覚悟を持ってすべきなのか、ということをしっかり...続きを読む
  • 夜の終焉(上)
    引き込まれるお話でした。殺人事件の被害者と加害者家族の人生がこれからどう交わっていくのか…。下巻も楽しみです。
  • 時限捜査
    『駒』対『駒』

    今作の主人公は島村
    シリーズ1作目から
    周りがよく見え、立ち回りが大人
    上にも下にも慕われる大ベテランという好印象だったが
    指揮官としての振る舞いもあっぱれだった

    事件は首謀者死亡、実際に事件を起こす『駒』だけが残るという
    駒の人間たちには何とも可哀想な事件

    ドローンでの挑発、...続きを読む
  • 小さき王たち 第一部:濁流
    堂場さんの政治記者物ってあったけ? 記者と警察と政治家のある意味三つ巴。これは引き込まれた。1970年の新潟が舞台で、とても面白かった、新潟の冬って、初期に読んだ鳴沢了シリーズを思い出した。3部作ってことなので、次は時代が変わるんだろうな。この第1部では若さが結構出てる高樹に田岡がどう変わっているか...続きを読む
  • チーム2 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
    ヒートからの続編でした。前作でデットヒートを繰り広げた甲本も加えて、いつものメンバーが集まり山城をサポートする。山城には不思議な魅力があると改めて気づかされました。
  • 牽制 警視庁失踪課・高城賢吾
    イッキ読みでした。

    ドラフト1位で指名された高校生が失踪したと、失踪課に依頼が来ます。

    彼はなんでいなくなったのか?

    いなくなっている間に、高校生の野球賭博の話とか出てきて、失踪中の高校生が関わっているのではないか?となってきます。

    未来がある高校生なので、その未来を壊さないように...続きを読む