堂場瞬一のレビュー一覧

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     読みながら一刻も早く次の展開を知りたいと強く感じた本でした
     人生は一度であり、失敗を恐れずに夢に向かってチャレンジすることの大切さを改めて教えてもらいました。
     野球と言えばメジャーリーガーの大谷翔平選手ですが、彼の成功も自分の夢を諦めない意志の強さと実力、周りへの影響力の表れだと思います。
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  • コーチ
    自分はとてもよかった! 
    ラスト1行の「お帰りなさい コーチ」素敵な終わり方で読み応えあったなぁ

    1部と2部に分かれており、

    見込みはあるが躓いている3人の刑事を人事部から派遣されてきた向井がコーチしていく話、

    「見えない天井」では
    女性管理職として、現場での失態、部下をつかって捜査することに...続きを読む
  • 棘の街
    未解決の誘拐事件は思わぬ方向へ。心揺さぶる傑作警察小説。

    地方都市・北嶺で起きた誘拐事件。県警捜査一課の敏腕刑事・上條元は、事件の捜査中、身代金受け渡しの場でとある重大なミスを起こしてしまう。結果、被害者は殺害され犯人は逃亡、事件は未解決となった。
    事件発生から1年後、被害者の白骨遺体の発見を機に...続きを読む
  • デモクラシー
    政治を自分ごととして考えるには、もってこいの小説。
    国民議会の発想は面白い。今、政治の世界はキックバック問題などでうんざり、呆れるばかり。この小説を現政治家が読んでどんな感想をもつだろう。

    国民自らも、もっと賢くなることが必要だ。
  • コーチ
    面白い!!

    前半はタイトル通り、若手を指導し目指す先への手助けをする

    後半はコーチの教え子からコーチへ
    コーチである向井さんが被害者家族でもある未解決事件と類似した事件が起こる


    向井さんにとっては荒療治なようにも思えるが、
    彼を想う人や彼自身が蒔いてきた種が最後の結果へと繋がるのが、義理人情...続きを読む
  • チーム2 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
    ホントに山城のようなランナーはいるのだろうか?いや、ランナーではなく、傲慢な奴はいるのだろうか?浦の活躍が思ったより少ないような気が……
  • 水を打つ(下)
    水泳は個人競技
    こんなにも繋がりを感じるとは思わず
    心に響くとも違う
    なにかを感じたが言語化できない感情になった

    自分を強くしようと創る『自分』を
    突き詰めて突き詰めた先の世界のお話

    選手目線、コーチ目線、営業目線
    色んな目線で描かれる競泳が面白い

    全ての泳ぐ人の人生が茨の道
  • 蝕罪 警視庁失踪課・高城賢吾
    高城さんの最初のお話

    大きな傷がある刑事がどう生きていくのか
    同じ境遇の人を救う課に配属されるという酷な人事のように見えて、彼を迎え入れる組織や仲間たちの言動はとてもよかった

    警察小説としての事件の解決だけじゃなく
    高城さんの人生を描くシリーズに期待が高まる


    失踪した彼の過去は不運続きで、彼...続きを読む
  • インタビューズ
    だまされた!
    半分以上、本当にインタビューした内容を書いていると思って読んでいた。
    途中から、何かおかしいと思い始め、もしかしてすべて作り話?と疑いながら読んだが、真相はあとがきまで取っておこうと思い読み終えた。
    やはり、すべてフィクションであった。。。
  • 棘の街
    紐解き始めると、頁を繰る手が停められなくなる。少し夢中になる雰囲気が在る。
    色々と“シリーズ”の作品を送り出している作者の作品だが、本作はシリーズではない作品だ。或る刑事が主人公となる物語である。
    北関東のとある県、架空の街である北嶺市を舞台に展開する物語である。“棘”とは、本作の主筋になる未解決事...続きを読む
  • 骨を追え ラストライン4
    ラストライン1好きな作品
    警視庁犯罪被害者支援課とのコラボ作品

    黒幕は分かりやすく何かを隠しているのがバレバレだが、ちょい役の登場人物が乱しているのが面白い

    結末はモヤっとするが、法を考えるとこれが限界なんだと思う
    モヤっとするのが現実離れしていなくていい

    10年、家族内での殺人・死体遺棄を上...続きを読む
  • 紙魚の手帖Vol.12
    書籍のSFアンソロジー「Genesis」が雑誌になったようです。今後は書籍のアンソロジーは出ないのは少し寂しくもあるが、代わりに雑誌を購入するいいきっかけになるのかもしれない。収録作品はどれも面白かった。話が止まっていそうで進んでいる「ローラのオリジナル」(円城塔)、なんとも切ないSFラブストーリー...続きを読む
  • 鷹の惑い
    同僚でもコンビでも無いこの2人の関係性が絶妙に良い。もうひと世代繋がるかは微妙なところだけど立場も変わればまた新たな展開があるかもしれない。
  • バビロンの秘文字(下)
    とても面白かった。
    楔文字とか読めるようになりたいと思った。誰が味方で誰が敵?と言うかスパイ?と言うか、誰を信じれば良いのかわからない状況が最後まで続きます。
    久しぶりにすごい興味深く読み進みましたー。
  • 10 -ten- 俺たちのキックオフ 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
    9月から始まるラグビーワールドカップに向けてラジオで紹介された本を読んでみた。
    よめる展開のストーリーではあったが面白かった。
    ラグビーはよくテレビで観戦するので、この本でのゲームの説明は概ね想像できたが、ポジションや戦術についてはいまいちよく把握していないので、正確には理解できていない。
    覚えると...続きを読む
  • チーム 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
    箱根駅伝予選落ちから集められる学連選抜にスポットをあてた物語。出場校ではなく選抜の寄せ集めで箱根を勝ちにいくってのが面白い。
    現実ではどうなんだろ?と調べてみたら、ちょうどこの小説が発刊された2008年83回大会で原監督が率いた選抜チームが4位と大健闘していた!今年の1区で飛び出した新田くんを思い出...続きを読む
  • チーム 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
    箱根駅伝ファンにはたまらない作品。
    読んでるだけで箱根駅伝を感じられる、学連選抜に光が当たった作品。
    選手も監督も大変だろうなと思う。

    スポーツ小説といえば実業之日本社、箱根駅伝といえば原晋監督、駅伝中継といえば中村秀昭アナ、最強!
  • ヒート
    チームの後に読みました。
    山城さん、浦さん、吉池監督。甲本さん。
    みんな、人間臭くて好きでした。
    山城さんと浦さんの関係、浦さんの人柄がよかった。分厚くて、大丈夫かな、と思ったけど、おもしろかったです!
  • ピットフォール
    すごく面白い
    私に知識が無い事が悔やまれる
    知識があれば恐らくもっと面白く感じるだろう
    現状で星5を付けて、もっと面白く感じるようになったら…。

    舞台は1959年のNY。
    舞台設定がピンとこない。
    たくさんの注釈にピンとこない中、
    読み進めていると、その世界に入り込んでるかのような感覚。
    非日常の...続きを読む
  • ザ・ウォール
    1年以上寝かせてたけど、新球場オープンの年に読むべき一冊よね。まぁ新宿の真ん中と北広島といろいろ違うけども。
    キャラは他作と共通だったりして「小笠原と新庄か?」とか勝手に当てはめてたキャラがまるで違う引退後の人生歩んでたりそれもおもしろい。

    オーナーと監督の間でコウモリみたいに振る舞ってたGMがこ...続きを読む