堂場瞬一のレビュー一覧

  • 割れた誇り ラストライン2
    裁判で完全無罪となったのに、まだ犯人扱いされ、そして事件が起こる。
    内容としてはとても重い話でしたが、あっという間に読んでしまいました。
    岩倉刑事と実里はこれからどうなるのでしょうか?
    それも楽しみです。
  • 沈黙の終わり(下)
    後半になってさて犯人は誰なのか?事件ごとにそれぞれ犯人は違うのか俄然面白くなってきた。架空の世界だから面白い。上下巻合わせて一週間楽しめた。
  • ラストライン
    非常に記憶力のよいベテラン刑事の岩倉。
    新人の女性刑事とペアを組むことになる。
    ある殺人事件が1つに繋がりそうで繋がらない。
    どういう結末になるのかと夢中になりました。
    どうやら大友鉄と仲が良いようです。
    第二弾も楽しみになりました。
  • 沈黙の終わり(上)
    堂場氏の作品は何時も楽しみにしている。今回は新聞記者2人、殺人と行方不明事件それも小学生の女の子、警察との闘い?しかし現在の実際の警察ではこんな事は起こらない。でも小説としては至極面白い!
  • 検証捜査
    警視庁捜査一課から伊豆大島の警察署に左遷された神谷。
    そんな彼が「特命」の名の下、警察庁への出向という形で東京に呼び戻される
    神谷以外にも、日本各地から4人の刑事達が召集されており、警察庁のキャリア官僚をキャップに据えチームを編成。
    神奈川県警及び警視庁の犯人捏造・事件隠蔽に関わる組織の闇を暴...続きを読む
  • 迷路の始まり ラストライン3
    シリーズ3作目にして新たな展開を迎えたラストライン。
    METOと言う犯罪組織を追って、タイトル通り「迷路」に入り込んでしまう岩倉。
    意見の対立から捜査本部を追われ、独自に捜査を続けるはめになったり、犯人を追い込んだものの命の危険にさらされ負傷するなど、とにかく今回はスリリングな展開でハラハラドキ...続きを読む
  • 骨を追え ラストライン4
    本作は<ラストライン>というシリーズの第4作と位置付けられている。が、<ラストライン>の主人公である「ガンさん」こと岩倉刑事の他、<警視庁犯罪被害者支援課>の主人公である村野も登場し、「本作の2人目の主人公」というような存在感を示す。
    同じ作者による別シリーズ、<警視庁追跡捜査係>のシリーズで『時効...続きを読む
  • 闇の叫び アナザーフェイス9
    シリーズ最終作は、児童虐待という今までで一番重たく悲しい事件の捜査。
    自分と優斗の姿を重ね合わせ、いつになく冷静さを失い心乱れる大友だが、家族や仲間達に支えられ事件解決に奔走する。

    最終作に相応しく⁉︎、まさにオールスター総出演。優斗に柴、敦美は当然のことながら、お久しぶりの福原、後山、聖子...続きを読む
  • 漂泊 警視庁失踪課・高城賢吾
    警視庁失踪課、高城賢吾のシリーズの第一作であり、ドラマ化もされているようである。失踪課という課が本当にあるのかどうかわからないが、失踪届けを出された人を事件や事故に巻き込まれていないか探る課の話である。警察官の話でこのような事件性ので乏しい職業に的を絞って事件を紐解いていく話はまた面白い趣向である。...続きを読む
  • 新装版 久遠(下) 刑事・鳴沢了
    ついに鳴沢了シリーズ、完結!これで終わりと思うととても寂しい。最後にふさわしいラストだったし、最初から全部読んでこその久遠でした。
  • 潜る女 アナザーフェイス8
    今回は、内偵捜査が専門の二課からの依頼。
    しかも、犯人と思しき女性に接近して真相を探るというもの。優男の大友鉄には、まさにうってつけ⁉︎の任務。
    いつもとは違う展開がとても新鮮で、あっという間に引き込まれていきました。
    全体の話としてはテンポも良く面白かった反面、みんなが傷ついてしまうと言うあ...続きを読む
  • 愚者の連鎖 アナザーフェイス7
    エピソード0から順に読み続けてきたが、私的には今作が一番面白かった。
    取り調べを重ねる中、明らかになる真相は、ヤクザに半グレ、容疑者強奪からの奪還、犯人逮捕時の大捕物、最後は検事の不祥事と、盛りだくさんの内容で展開もスピーディー、十分楽しめた。
    ラストには、後山が警視庁を去ると言うオマケ付きで、...続きを読む
  • 凍る炎 アナザーフェイス5
    これまでの作品の中では一番面白かった。
    実は、前作の「消失者」が私の一番だったのだが、今作はそれを越えたと思う。
    事件の背景の大きさや複雑さに、戸惑い悩みながら地道な捜査を続けるが、なかなか見えてこない真相に疲労と苛立ちを募らせる大友鉄。
    父親としての姿もさることながら、今まで以上に刑事として...続きを読む
  • 第四の壁 アナザーフェイス3
    鉄が学生時代に所属していた劇団が舞台の殺人事件。
    偶然にも、息子と義母の3人で鑑賞していた劇中で、俳優にして劇団代表の笹倉が殺されるというオープニング。
    笹倉という人物が、あまりに独善的だった為、恨みや不満を持つ人間が多く、更に、上演していた作品のシナリオに沿って事件が起こっているのではないかと...続きを読む
  • 逸脱 捜査一課・澤村慶司
    久しぶりの堂場作品。やっぱり面白い。
    脇役の存在感が凄く強くてよいスパイスになってる。
    全体的にモヤモヤが残る結末なんだけどそれも程よく考えさせられる内容で自分で噛み締めてみるのもいいのかも。
  • 影の守護者 警視庁犯罪被害者支援課5
    この主人公、いい歳してどうしてこうも「やれやれ」なスタンスなんだろう……。
    たまにどうにも気になる。

    全体像はやっぱりすきだと思った。
    久しぶりにこのシリーズを読んだけれど、厚さとか一見の武骨さに反して最終的になんか滑らかで良い。
  • 異境
    あーん!
    面白かった!さすが堂場さん!

    カルロスの登場がちょっとわざとらしいけど(笑)。
    また他を読もう!
  • 時効の果て 警視庁追跡捜査係
    作者は幾つもの“シリーズ”の作品を送り出している。本作は<警視庁追跡捜査係>のシリーズになっている。が、同時に<ラストライン>の中の作品という感さえする。
    <警視庁追跡捜査係>は本部の捜査一課に設けられていることになっている係の捜査員達が活躍するシリーズだ。捜査が進められた経過が在って、未解決になっ...続きを読む
  • チーム 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
    箱根駅伝。その年の学連選抜には、比較的レベルの高いランナーたちが集まった。チームとしてまとまることが難しい学連選抜だが、さて。。
    箱根駅伝をテーマにした作品。何より、ランナー視線で箱根路を走っているかのような臨場感を感じさせてくれるのがたまらない。ランニング愛好者、箱根駅伝ファンは楽しめること間違い...続きを読む
  • チーム 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
    箱根駅伝をテーマにしたスポーツ青春小説です。
    弱小チームが箱根駅伝に挑む、という設定は『風が強く吹いている』など、他の箱根駅伝小説と変わらない構図ですが、主人公となるチームが「弱小大学」ではなく、「学連選抜」であるところが、興味深いと感じます。
    「究極の団体競技」である駅伝ですが、やはり個々人の能力...続きを読む