瀬戸内寂聴のレビュー一覧

  • 源氏物語 巻六

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    ネタバレ

    波乱の帖。

    源氏の兄の朱雀院の娘である女三宮が、源氏の元に嫁いできた(こんなプレイボーイの弟に愛娘を託すなんて…)。晩年になって夫が新しい妻を迎えたことに紫の上は動転し(そりゃそうよね)、どんどん身体を壊していく。源氏は幼妻である女三宮に満足できずにいる(周囲の人はだいたいそうなると思ってたと思うよ)。

    一方、かねてから女三宮に好意を寄せていた柏木は、仕方なく彼女の姉の女二宮と結婚している(かわいそうな姉…)。でも、ついに恋心を抑えきれなくなってストーカー行為の末、女三宮に子どもを宿してしまう(犯罪者!!!)。

    もちろん子どもは源氏との子、ということになっているのだが、源氏も薄々事実に気

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    2012年03月02日
  • 源氏物語 巻五

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    ネタバレ

    源氏30代後半の物語。平安時代の30代後半は、もうかなり落ち着いている頃だと思われるのに、源氏はまだまだ男盛り。引きとった娘という触れ込みの玉蔓を自分の妻の一人(花散里)に育てさせる一方、自分は玉蔓に恋心を寄せている。困った困った。

    お香に興味がある私としては、薫物の調合が行なわれる「梅枝」の帖が興味深かった。明石の姫君の入内の際に持たせるという。読んでいて、その香りを嗅いでみたくなった。

    文学論や書道論が語られるこの巻、栄華を極めた源氏の暮らしぶりが垣間見れる。

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    2012年03月02日
  • 炎凍る 樋口一葉の恋(小学館文庫)

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    控え目で薄幸な女というイメージが強い樋口一葉ですが、
    三者三様の描き方の中に共通項があった。
    意外な一葉の側面を知ることができる。

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    2012年02月10日
  • 晴美と寂聴のすべて1 (一九ニニ~一九七五年)

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    「丸める前は色々あったのよぉー」と聞き読んだらどハマり。文体が気持ち良い、突き抜け感に安堵し背中を押される。剃髪の描写にやたら感動、と同時に、頭皮に触れる剃刀の冷たさに身震いした。

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    2017年09月23日
  • 寂聴と読む源氏物語

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    源氏物語はザックリ有名なところを知っている程度で、大和和紀さんの「あさきゆめみし」を数年前に読んでストーリーの複雑さと面白さを知りました。

    原文で読むのはとうてい無理そうなので、瀬戸内寂聴さんが訳した「源氏物語」を読んでみたいと思いながら何年もたち、偶然本屋さんで「寂聴と読む源氏物語」と出会いました。
    「あさきよめみし」を思い出しながら紫式部と登場人物の生きた時代背景や心情のイメージを丁寧に解説をしてもらっているように楽しく読めました。

    私は今を生きる女性なので源氏に絶対惚れないし許せないだろうな~と思いながら、こういう時代にこういう恋愛をした雅な人たちがいたのだろうと想像すると興味深く読

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    2011年12月28日
  • 孤独を生ききる

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    孤独と自由は同義、という素晴らしい内容が書かれた本。世の中には自由の意味を履き違えている人が多すぎる(あの有名な「旅人」は、自由の本当の意味をよく分かっていると思う)。逆に、常に周りに人がいて騒がしい状況におかれても、修行と鍛錬により、孤独を保つことは可能だということだね。

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    2011年11月06日
  • 生ききる。

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    生ききっている二人にしかできない対談。確かに読む価値のある本ですが、そこから何をすべきかは見えてきません。

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    2011年11月05日
  • 復興の精神

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    各界著名人が復興についての考え方を述べた共著。
    この本の存在は知ってたけど、もっと早くに、もっと震災についていろいろ考えた時期に、読んだらよかったかも。
    日本に好きになる一冊。

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    2011年11月04日
  • 花芯

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    京刺繍のようにしっとりとした綺麗な文章でした。
    品を作るとか妙な媚びのない、すっとする美しさ。
    女の心と身体を扱うのなら、こうでなくてはと思う。

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    2011年08月31日
  • 秘花

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    能の大成者、世阿弥の生涯。時に芸に時に色に翻弄されつつも確かに歩んできた道筋が静かに美しく、そして情熱的。男色の描写も抑えられていますが実に性的です。美しい文章。さすが瀬戸内先生です。

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    2011年06月30日
  • 寂聴の仏教入門

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    日本の仏教を知りたくて読み始めたが、インドから始まる仏教のルーツについての話が多く、求めているのとは少し違った。仏教が伝来した時すでに日本には信仰のようなものがあっただろうという話、日本の仏教は神仏一緒くたになっているという話が面白く、印象に残った。

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    2011年06月28日
  • 復興の精神

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    3.11以降の心象風景は変わりました。正に本編の直哉先生の言葉の通りなのですが、彼らと私を分けたのは何だったのでしょうか?私はどうしようもない断絶と無常を感じ言葉がありません、自分は何をすれば良いのか、これからどうすれば良いのかという問いは、全て人の問いでもあると思います。この本に寄稿した方たちの思索が我々の足元を照らす一助になることを期待します。

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    2011年06月21日
  • 復興の精神

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    ネタバレ

    「これから」をどう考えるか。3・11以降を生きる杖。
    と、帯にあった通り、東日本大震災を経、これからをどう生きるかを9人が語っている。

    養老孟:精神の復興需要が起きる

    これを読みたくて買った一冊。いつもと違う養老センセ。スラスラとその思いのままに語り、面倒だから説明はヤメ、と突き放されるようないつもの文章よりも、ずっとずっと、静かでゆっくりとした口調で語られている。
    「周りがうるさくなってくると静かにする。ブレーキをかける。そういう習性が身に付いているのです。」(本文より抜粋)という姿勢からきているのかもしれないが、意外なほどに、淡々と「これから」を語っていた。

    「生きていれば、さまざま

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    2011年06月16日
  • 現代語訳 とわずがたり(新潮文庫)

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    源氏物語をもう一度読み返してみたくなった!
    比較してみると、源氏は割と誠実だったのかも…と思ったり。末摘花をちゃんと引き取ったもんね。

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    2011年06月16日
  • 藤壺

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     瀬戸内寂聴さんの訳は凄く読み易く、解かり易かった。
     今は、寂聴さん訳の「源氏物語」を読みたいと思っている。

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    2011年02月18日
  • 孤独を生ききる

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    なんかで知って読みたくなった本。母親が寂聴さんの本読んでた気がして少し気になる人だったし、43版とあってベストセラーじゃんと思ってね。

    この人の生涯には全然触れてない本だけど、いろいろな恋愛をして、51歳で出家した方。(出家であってるか不安…)

    人間は、産まれるときも死ぬときも一人とはよく言うけれど、やっぱそうなんだろうね。

    みんなといても孤独、一人でいても孤独。

    あなたはその孤独にどう向き合いますかという問いかけ本。たくさんの、寂聴さんの元に届くお手紙をもとに進められる気付きの本です。

    友達が、二人で立ってると思ってたけど、一人で立ってたって気付いちゃったんだよね、って言ってた。

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    2011年02月13日
  • 源氏物語 巻五

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    ネタバレ

    玉鬘の姫君や夕霧の行く末にひとまずの決着がついたようでよかった。玉鬘は気の毒だけど、夕霧は長年の恋が実ってほっとしました。
    この後の帖は晩年の源氏の君の話が書いてあるんだろうか。この辺りまでは知っていたけど、晩年の辺りは憶えてないので楽しみです。
    それにしても歳とっても自分がイケてると思い込んでる源氏の君は厚かましいことこの上ない。

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    2011年01月25日
  • わたしの源氏物語

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    娘と源氏物語の足跡を訪ねて、京都旅行をした帰りに購入して、新幹線の中で読みました。
    入門書だと思って読むと良いかも!
    あさきゆめみし(マンガ)とセットでぜひ!
    なかなかです!

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    2011年01月21日
  • 花芯

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    瀬戸内寂聴さんの「花芯」という小説は1958年に三笠書房から出版されている。当時は本名の瀬戸内晴美という名を名乗っていたのだが、とは云いつつもおいらは全く知らないのだが、当時の文壇からは非常に冷たい仕打ちを受けることになっていたようなのだ。この作品を初めて読んだのである。

    「美は乱調にあり」にて綿密にフィールドワークされた作品世界の中には、大胆な想像力を羽ばたかせて描写されたドラマが見てとれているのだが、「花芯」にとってはそんな「大胆な想像力を羽ばたかせて描写されたドラマ」の想像力が一段と鮮明に息衝いている。36歳というときに執筆された寂聴さんの「花芯」は、云わば「女性の女性による女性のため

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    2010年12月05日
  • 源氏物語 巻一

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    借本。
    確かに面白いけど、読むのに凄く時間がかかった。
    文章が古いので、読みにくいのが難点。
    でも、そこを超えてしまえば、これほど面白いシリーズも他にないような気が。
    これは購入して、じーっくりと読む本です。
    ハマる人の気もわかった一冊。

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    2012年12月29日