【感想・ネタバレ】花芯 のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2017年05月04日

瀬戸内晴美。若き日にこの素晴らしくも、迫力ある作品を世に出したからこその寂聴先生なんだと改めて実感した。読み返したい作品。女性のすごさ、その一言でしょう。

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Posted by ブクログ 2016年09月25日

『子宮作家』ねぇ……そんなに下品な作品では全然ない、と思うのは、書かれた当時と今の風俗が変化しているからだろうか。
むしろ、恋のなんたるかも知らないうちに、親が勝手に決めた好きでもない男性と結婚し、子供まで生んでしまった後に、恋を知り、夫を愛していないと気づいてしまう女性のなんと可哀想なことか、と同...続きを読む

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Posted by ブクログ 2013年07月27日

「きゅうきょくの、しょうふ」ですよホントに!
僕がこれまで女性に漠然と感じていた、なんとなくな恐怖を見事に体現してくれた作品でした。

男女関係なく人間にはきっとこういう衝動が潜んでいて、その動物的な本能は誰にも止められないし摂理なのです。
だからこの作品を読んで、「うわ、なんか気持ち悪い、、、」と...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年07月28日

瀬戸内寂聴の文章というか、言葉選びのセンスがとても好きで、尊敬する。
いちいちきれいで、ムダがなく、性について書いているのに厭らしさはなく、品がある。
押し付けがましくなく、真理をついてくるので一気に読んでしまう。
また別の本も読んでみよう。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

「子宮作家」と言われるようになった作品が入っています。が、日本語の巧さが”いやらしさ”とは違う印象を受けるという気がします。何遍も読んでしまいそうな一冊。

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Posted by ブクログ 2017年04月04日

繊細で且つ深い描写にゆらゆらと揺られて文字を追う心地よさ。美しい日本語とはこういうことなんだなぁ、と酔ったような心地にさせてくれます。女性の性愛を語っているにも拘わらず、品のある文章ゆえ下品にならずむしろ清らかに感じられた。

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Posted by ブクログ 2016年03月19日

子宮作家。最高の誉め言葉です。

昭和の匂いがします。TV等で拝見する作者像とはかなり異なりますが、こんな官能的な小説を書いたのが尼さんだと思うとそれもそれでなんという背徳美。

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Posted by ブクログ 2012年04月15日

今まで私が読んできた瀬戸内さんの文章は、寂聴になってからの随筆がほとんどで、ずっと彼女の小説(特に晴美時代の)を読みたいと思っていました。
発表当時センセーションを巻き起こしたという「花芯」は気になっていたのだけれど、こうして読んでみると、本当にこれがン十年も前の作品なのかとビックリします。
当時の...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年08月31日

京刺繍のようにしっとりとした綺麗な文章でした。
品を作るとか妙な媚びのない、すっとする美しさ。
女の心と身体を扱うのなら、こうでなくてはと思う。

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Posted by ブクログ 2010年12月05日

瀬戸内寂聴さんの「花芯」という小説は1958年に三笠書房から出版されている。当時は本名の瀬戸内晴美という名を名乗っていたのだが、とは云いつつもおいらは全く知らないのだが、当時の文壇からは非常に冷たい仕打ちを受けることになっていたようなのだ。この作品を初めて読んだのである。

「美は乱調にあり」にて綿...続きを読む

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Posted by ブクログ 2010年03月05日

当時、よくここまで・・・!!
と舌をまく。
ラストにさらに驚愕した。
闘志を感じる。

この展開って、どういう思考回路でそうなったんだろう。
いまだに掴めない。だからまた読み返したくなる。
(他の作品を読んでみても、なかなかここまでの領域には達していないように感じる)

現在の生き方をみてみても「欲...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

決められた結婚をしたのち、園子はこれ以上ない程の恋に堕ちる。二人は惹かれあい、契りを交わしたけれど――恋は無くなってし、彼女は孤独になっていく。園子の体にある、ただ快楽を求める子宮が、もう一人の純粋な自分を守っている……。
なんだか、ものすごーくエロスな文章なのにものすごーーーくお上品な文章で感動し...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年03月31日

 なぜ買ったのか……多分、ツイッターか何かで紹介されていて、どんなものなんだろうか、と思って購入したのだと思います。
 一作目の、るいさんが、果てしないなあ、と思いました。儚さを佇む。

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Posted by ブクログ 2017年11月15日

いろ:
るい(踊、長唄、常磐津、清元、義太夫などの師匠)48歳ー65歳、銀次郎17歳ー34歳

ざくろ:
ナミ30過ぎ、佐多亮吉40過ぎ

女子大生・曲愛玲(チュイアイリン):
山村みね(女教授)30ミス
曲愛玲(女子大生)21歳
アヤコ(建作の妻)22歳
建作(教授)山村みねの1つ下

聖衣:
...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年10月30日

こんな女に出会ってみたい。
解説者が如何にポルノ小説を文芸作品に昇華させようとしたとてそれはそれ。瀬戸内晴美さん自身こそばゆかろう。
いいじゃない、子宮作家でも又は袋とじ作家でも

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Posted by ブクログ 2016年06月05日

何でしょう。特別面白かったと言う訳でもなかったのに、物凄く惹きつけられて一気読み。

今読むと特別タブーを扱った小説だとは感じませんが、当時はやはりセンセーショナルだったのでしょうか。
しかしこれを書いた人が今は尼さんだとは凄い。

解説が中々面白く、もしこれが男性作家であれば
『こんな女もいるかも...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年05月31日

梳る。そんな言葉の一つ一つが、書かれた時代に暮らす作者の息づかいに、生々しく触れているような気にさせる。現代の女性という存在ではない、もっと気持ちや欲望に正直な、女という生き物の内面を目の当たりにし、男はいつの時代もただいるだけなんだと、改めて感じさせられる。
機微を映画にどれだけ写し込めているのか...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年05月05日

きっと、当時から煩悩と対峙し続け、そこで苦しむ内に他人を、何より自分を救う方途として出家され、現在の説法を得られたんだろう。

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Posted by ブクログ 2013年12月05日

私と主人公では正反対だけど、こんな人もいるんだろうなと思った。文章がきれいで読みやすかった。園子さんは壇蜜がぴったりな気がする。

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Posted by ブクログ 2013年09月14日

瀬戸内寂聴のセンセーショナルな作品。
短編集だが、私小説のように、主人公は随分と年の離れた男に溺れて行く。産んだ子供を捨ててまで相手との情事に心を躍らせるのだが・・・・。どこか冷めている主人公の気持ちは、多かれ少なかれ 女性特有のものかも。

映画公開を前に読んでみたくなったのだが、瀬戸内寂聴の激し...続きを読む

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