あらすじ
54帖からなる「源氏物語」には、題名しか伝わっていない"消えた一帖"があった!? 5歳年長の義母にして帝の妃・藤壺は、幼くて顔も覚えていない時に亡くなった生母・桐壺と瓜二つのように似ているという。切ない恋心をつのらせていく若き光源氏と藤壺の、許されぬ初めての逢瀬を、作家・瀬戸内寂聴が小説化。
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
瀬戸内寂聴の源氏物語現代語訳かと思って購入したら、寂聴先生直々の創作だった。わたし源氏物語ってどうも受け入れられなくて、でも高校の頃と比べて丸くなったから大丈夫かと思ったけれどもやっぱり受け入れられない。多分現代的な価値観をそのまま持っていくとこうなってしまうのだろう。世界史とかで色々ためしてみたけど、日本のこととなるとどうもうまくできない。藤壺に恋に落ちてしまうおはなしは、わたしが源氏物語の中で一番インパクトがあったくだりだった。