【感想・ネタバレ】晴美と寂聴のすべて1 (一九ニニ~一九七五年)のレビュー

あらすじ

私は、小説を書きたいという切望をふたたび思いおこし、もう、それまでの結婚生活に耐えられない人間になっていった――。小説のため、恋のために夫と幼い娘を置いて出奔し、『花芯』『田村俊子』『かの子撩乱』など話題作を次々と発表していく。原稿用紙の中に自分の最後の一滴まで注ぐ生活の一方で、妻子ある男や年下の男の間でゆれ続けるなまの人世。自身の言葉で綴る「瀬戸内晴美」の足跡。

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Posted by ブクログ

「丸める前は色々あったのよぉー」と聞き読んだらどハマり。文体が気持ち良い、突き抜け感に安堵し背中を押される。剃髪の描写にやたら感動、と同時に、頭皮に触れる剃刀の冷たさに身震いした。

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2017年09月23日

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