額賀澪のレビュー一覧
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アニメーション映画「ふれる。」をもとに書き下ろされたノベライズ。
幼馴染の秋と諒と優太。3人は育った島に昔から伝わる〈ふれる〉という不思議な生き物の力—お互いの身体に触れ合えば心の声が聴こえてくる—で結び付き、20歳になった現在でも東京で共同生活をするほどの大親友。喧嘩することもなく穏やかな日々を過ごしていたが、〈ふれる〉の秘密が徐々に明らかになると生活にも変化が―。
映画の宣伝で知って気になっていた作品。もとが映画なので先の展開がなんとなく読めてしまうが、ファンタジックな青春ストーリーにのめり込み一気読み。映画版も観たくなりました!
心の中で思ってるだけではなく、きちんと言葉にしないと伝わらない。だけど、勇気を出すことや素直になることへの難しさや葛藤もあって。人との関わりや向き合う姿勢の大切さ、在り方を教えてくれました。
是非大切な友人を思い浮かべながら読んでもらいたい一冊。
【次に読みたい】
・あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。/岡田麿里
・ふれる。Spin-off Wnanna t(ouch) you/岬鷺宮 -
Posted by ブクログ
ネタバレ真相を知りたくてぐんぐん読めて、話としてはすごくいい話で、血が繋がってなくても家族になれる、とわたしも思うから感動もしたし面白かったけど、モヤモヤも残った。
そんなに自己犠牲で人生棒に振るほど接してたかなぁとか。
せっかく会えたのなら、無実の罪を自分が被ったわけだし、理由を話してから離れたりしても、とか。
そんなに?!
ってなった。
でも土壇場で周作のことを思えばこそ、そうなるのかなぁ。
ならお父さん貯金通帳はみーちゃんにこそお前が作ってやれよ、と思った。笑
子供を産んだ母ならそうなるかもだけど、そうじゃない男性に、しかも当時18歳、そんなに愛情って芽生えるのかな。
自分の生活苦しいのに、どうして貯金まで?!そんな義理なくね?と。
でもそこがないと話が進まないしなとか。
施設で育ったからそうなのかな、とか。
普通なら親に対する恨みのが強くなりそうで、うーん、みーちゃんがわたしと異次元並みに違ういい人過ぎて、だからちょっと、え?って思うとこは否めなかった。
けど、いい人だ。
だから個人的には盛り過ぎな気はしてしまったけど、それはわたしの思考回路に由来しているだけの話で、物語としては面白かったし、最後ハッピーエンドで何よりで、みーちゃん幸せになってほしい!結婚だってしてほしい!!
だからお父さんが生きているうちにみーちゃんを養子にして、本当の兄にしてしまえば、元罪人というのもバレにくいのでは?
と思い、そうなったらいいのにーー!
って思った。周作周りの誰か思いついてくれ。笑
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Posted by ブクログ
ネタバレ最初にドラマを見てから知り、本を手にしました。よくある、ドラマより本の方が内容が濃い、という事はなく、どちらも同じ位の内容という珍しいタイプの小説だと思います。1章完結となっていて、読み易い作品です。
今とこれまで、そしてこれからの自分の身の振り方を考えたくて、手に取りました。
読みながら、各章の求職者と自分が被り、且つ如何に無意識に周囲の目を気にして選択しているか。自分という人間を客観視する良い機会になり、また改めて人生において、自分が大切にしたい価値観とは何か、真剣に向き合う事になりそうです。
他方、最後部の「思い描いていた道を外れたら外れたで、人生は満更でもなかったよ。転職とはそういうものだと思っている。」との来栖の言葉には、人生ってそういうものだよな、となんだか妙に納得してしまう自分がいました。 -
Posted by ブクログ
白黒でしか見たことのない戦争の記録。
それをカラーにした本が発売になる。
その本の帯を書く若い書店員、広島出身の編集者、その本を題材に課題を書く中学生、文化祭の展示にそれを使う事になったクラスに転校してきたアメリカミックスの高校生。
彼らが、カラーになってより鮮明になった戦争の記録とどのように向き合うのか、何を思い未来に向かうのか、戦争のエピソードの入った若者たちの話。
ほんわかとしたストーリーの中に、戦争という重い題材が入り、一人一人の背景や考え方をじっくり読み解くような感じだった。
戦争の内容はあまり多く無く、正直ちょっと肩透かしというか、もう少し突っ込んだ内容だと良かったかなぁと思う。
差別や偏見の話も、もう少しグサッと刺さる何かが欲しかったかな。
とはいえ、読んで良かった本。
子供達と戦争について話す良いきっかけになりそうな本だった。