額賀澪のレビュー一覧
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ネタバレ真相を知りたくてぐんぐん読めて、話としてはすごくいい話で、血が繋がってなくても家族になれる、とわたしも思うから感動もしたし面白かったけど、モヤモヤも残った。
そんなに自己犠牲で人生棒に振るほど接してたかなぁとか。
せっかく会えたのなら、無実の罪を自分が被ったわけだし、理由を話してから離れたりしても、とか。
そんなに?!
ってなった。
でも土壇場で周作のことを思えばこそ、そうなるのかなぁ。
ならお父さん貯金通帳はみーちゃんにこそお前が作ってやれよ、と思った。笑
子供を産んだ母ならそうなるかもだけど、そうじゃない男性に、しかも当時18歳、そんなに愛情って芽生えるのかな。
自分の生活苦し -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初にドラマを見てから知り、本を手にしました。よくある、ドラマより本の方が内容が濃い、という事はなく、どちらも同じ位の内容という珍しいタイプの小説だと思います。1章完結となっていて、読み易い作品です。
今とこれまで、そしてこれからの自分の身の振り方を考えたくて、手に取りました。
読みながら、各章の求職者と自分が被り、且つ如何に無意識に周囲の目を気にして選択しているか。自分という人間を客観視する良い機会になり、また改めて人生において、自分が大切にしたい価値観とは何か、真剣に向き合う事になりそうです。
他方、最後部の「思い描いていた道を外れたら外れたで、人生は満更でもなかったよ。転職とはそう -
Posted by ブクログ
白黒でしか見たことのない戦争の記録。
それをカラーにした本が発売になる。
その本の帯を書く若い書店員、広島出身の編集者、その本を題材に課題を書く中学生、文化祭の展示にそれを使う事になったクラスに転校してきたアメリカミックスの高校生。
彼らが、カラーになってより鮮明になった戦争の記録とどのように向き合うのか、何を思い未来に向かうのか、戦争のエピソードの入った若者たちの話。
ほんわかとしたストーリーの中に、戦争という重い題材が入り、一人一人の背景や考え方をじっくり読み解くような感じだった。
戦争の内容はあまり多く無く、正直ちょっと肩透かしというか、もう少し突っ込んだ内容だと良かったかなぁと思う。 -
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ネタバレ未谷千晴
入社二年目のキャリアアドバイザー(CA)、二十七歳。新卒で大手の広告代理店に就職したが、働きすぎでダウン。叔母・洋子に勧められてCAになる。
来栖嵐
毒舌だが、内定率ほぼ百パーセントの凄腕CA。「転職の魔王様」と呼ばれている。千晴の上司で三十三歳。新卒で商社に入社したが、交通事故の後遺症で左足が不自由になり、転職。洋子にスカウトされてCAに。木製の杖をついている。
落合洋子
社長。千晴の叔母。五十三歳。無職の千晴に自分の会社で働くことを提案した。
広沢英里香
童顔で小柄のベテランCA。千晴と同じチームで働く頼りになる先輩。三十五歳。この会社に転職する前もCA。
横山潤也
営業 -
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ネタバレ未谷千晴
新卒で業界最大手の広告代理店「一之宮企画に入社。第一営業企画部でおよそ三年勤務し退社。叔母の洋子が経営する人材派遣会社「シェパード・キャリア」で転職活動を始める。試用期間一年で「シェパード・キャリア」で見習いCAになる。
落合洋子
千晴の叔母人材紹介会社。「シェパード・キャリア」の社長。
来栖嵐
「シェパード・キャリア」の凄腕キャリアアドバイザー。「転職の魔王様」の異名を持つ。
千晴の母
結婚前、百貨店のアパレルコーナーで働いていた。今も今女のショッピングモールにある衣料品店でパートをしている。
竹原
一之宮企画第一営業企画部の部長。
宇佐美由夏
派遣会社からアカツキ文具と