額賀澪のレビュー一覧

  • サリエリはクラスメイトを二度殺す

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    ネタバレ

    なんとも言えない、救いのないラストでした。
    こういった芸術的な世界は努力だけではどうにもならない上に、金銭的な基盤がないと続けられないというのが現実。そうでなくても不安定な彼らの精神状態に嫉妬心も加わって、何が殺意の引き金になるのか分からない恐ろしい世界。
    額賀さんの作品ではあまりない感じの作品。作品の内容からすると、こういうアニメっぽい表紙はそぐわないように思えました。

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    2024年12月22日
  • サリエリはクラスメイトを二度殺す

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    クラスメイトによる殺人事件。その4年後にまた同じ関係者で新たな殺人事件が。その動機を巡っての物語。週刊誌の記者が絡んでくるが彼も含めてそれぞれの視点で語られる真相。結局は嫉妬心が1番恐ろしいと感じた。
    音楽大学生だけあっていろんな楽曲の解釈が面白かったです。

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    2024年12月13日
  • ウズタマ

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    物語が進んでいくにつれて、主人公の過去にこれまで関わっていた人が浮かび上がってくる。「家族」はそれぞれだ。ラーメンが食べたくなった。

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    2024年12月10日
  • サリエリはクラスメイトを二度殺す

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    なんとも言えない負の連鎖。
    人は弱いから、ちょっとしたきっかけで壊れる。
    そのきっかけを作ってしまったのは私では無いのかと、疑心暗鬼になってしまう気持ちもよく分かる。
    けどなんだかなぁ…
    モヤっとするんだよなぁ…

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    2024年12月06日
  • 小説 ふれる。

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    アニメーション映画「ふれる。」をもとに書き下ろされたノベライズ。
    幼馴染の秋と諒と優太。3人は育った島に昔から伝わる〈ふれる〉という不思議な生き物の力—お互いの身体に触れ合えば心の声が聴こえてくる—で結び付き、20歳になった現在でも東京で共同生活をするほどの大親友。喧嘩することもなく穏やかな日々を過ごしていたが、〈ふれる〉の秘密が徐々に明らかになると生活にも変化が―。

    映画の宣伝で知って気になっていた作品。もとが映画なので先の展開がなんとなく読めてしまうが、ファンタジックな青春ストーリーにのめり込み一気読み。映画版も観たくなりました!
    心の中で思ってるだけではなく、きちんと言葉にしないと伝わ

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    2024年12月01日
  • 小説 ふれる。

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    心地良い本読みたく、青春ファンタジーっぽい本かなと思い手にしました。秋がふれるを通して周りの人に正面から向き合う行動、心理変化が、人として大切なものを教えてくれる本でした。

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    2024年11月24日
  • サリエリはクラスメイトを二度殺す

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    ネタバレ

    額賀澪さんは、新刊を毎回待ちかねて読む作家さんの一人。
    でも、今回は、ダメ。生理的に受け付けない。
    時々、額賀さんの作品は、こういうことがある

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    2024年11月21日
  • 風に恋う

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    勢いを失くした名門高校吹奏楽部に黄金時代の部長だったレジェンド・瑛太郎がコーチとして戻ってくる。そこに集った部員たちが選抜オーディション、受験との両立。嫉妬とプライド渦巻く中で自分の音を求めてもがく姿はまさに”青春"。先生も純粋で、まっすぐで、高校時代に青春を謳歌出来なかった自分は見ていて羨ましくなった。

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    2024年11月19日
  • サリエリはクラスメイトを二度殺す

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    ネタバレ

    はじめて読む作家さん。
    ピアノの道に進むにはお金がかかる。
    分かってはいたけど、才能のある若者が経済事情が理由で夢を追えないのは悲しいな、とおもった。
    ピアノの世界に限らずだろうけど。

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    2024年11月08日
  • サリエリはクラスメイトを二度殺す

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    音楽大学附属高校の卒業演奏会で、出演者がもう1人の出演者を殺し、1人の腕に傷を負わせる事件が発生する。マスコミはこの事件を「サリエリ事件」と命名し、曖昧な動機を追及する。その4年後、同じ卒業演奏会で再び殺人事件が発生した……。
    最初の事件は犯人も被害者もわかっているので動機が焦点となる。第2の殺人事件は「誰が、なぜ」に拡大する。この動機がくせもので、週刊誌記者の取材で徐々に真相が明らかになるけれど、到底納得できるものではなかった。最終章に至ってはもはやホラーだ。
    雰囲気はよかっただけに残念だった。

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    2024年11月02日
  • サリエリはクラスメイトを二度殺す

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    あまりクラシックに馴染みのないので
    世界観をつかみにくかったが
    心理描写が丁寧に書かれていていたと思いました
    作中に出てくる曲がどんなのだろうと思って調べてしまいました

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    2024年10月26日
  • できない男

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    アラサー男子の爽やかお仕事小説
    男性ではないけど、自分と重なる部分もあり共感
    カッコ悪くても、納得いかなくても仕事はやらなくちゃいけなくて、いつしかそれを誤魔化しながら受け入れて、それに慣れて自分が分からなくなって…
    わかるなーwww
    読みながら自分の「人生のクオリティ」について考えてしまいましたwww
    小説の様に劇的な転換期は来そうにはないけど、それでも「明日からまた頑張ろー」って思わせてくれるお仕事小説でした。

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    2024年10月14日
  • ウズタマ

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    ネタバレ

    真相を知りたくてぐんぐん読めて、話としてはすごくいい話で、血が繋がってなくても家族になれる、とわたしも思うから感動もしたし面白かったけど、モヤモヤも残った。

    そんなに自己犠牲で人生棒に振るほど接してたかなぁとか。

    せっかく会えたのなら、無実の罪を自分が被ったわけだし、理由を話してから離れたりしても、とか。

    そんなに?!

    ってなった。
    でも土壇場で周作のことを思えばこそ、そうなるのかなぁ。
    ならお父さん貯金通帳はみーちゃんにこそお前が作ってやれよ、と思った。笑

    子供を産んだ母ならそうなるかもだけど、そうじゃない男性に、しかも当時18歳、そんなに愛情って芽生えるのかな。

    自分の生活苦し

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    2024年10月08日
  • 青春をクビになって

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    ネタバレ

    すごく辛い本だった。良い本と思うのでよけいに辛い。本当にこんな目に遭っている人がたくさんいるんだろうなと。主人公さんのラストが,そんなうまくいくことはないよというものではないことを心から祈る。

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    2024年09月30日
  • 夜と跳ぶ

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    トリックを決める姿は確かに格好いい!けれど、街中で走っているのはやはり危ないなぁと思ってしまう、スケートボード
    子どものためと言いながら厳しくしすぎる親、に対するエイジの言い方…犯人を追っているとはいえ線路に侵入する丈太郎…色々やらかしてるのは気になる
    ただ、若いってエネルギッシュでまぶしい!読んでいてわくわくするところもたくさんあった
    現実でも次のロス五輪が楽しみになった

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    2024年09月16日
  • 青春をクビになって

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    悲しかった。日本の古典を研究することが、生きる糧を得る職業になり得ない。日本の大学はいったいどこに向かうのか?非常勤講師は派遣法という改悪法で5年で雇い止めされるのだ。大学の先生なんてなりたい人はいくらでもいるという理論なのだろう。この国の教育はどこに行くのだろうか。でも、社会の仕組みに合わせなければ主人公は生きていけないのだ。正しく雇われて適正な賃金を得てほしいと願ってしまった。

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    2024年09月01日
  • 転職の魔王様

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    ネタバレ

    最初にドラマを見てから知り、本を手にしました。よくある、ドラマより本の方が内容が濃い、という事はなく、どちらも同じ位の内容という珍しいタイプの小説だと思います。1章完結となっていて、読み易い作品です。

    今とこれまで、そしてこれからの自分の身の振り方を考えたくて、手に取りました。

    読みながら、各章の求職者と自分が被り、且つ如何に無意識に周囲の目を気にして選択しているか。自分という人間を客観視する良い機会になり、また改めて人生において、自分が大切にしたい価値観とは何か、真剣に向き合う事になりそうです。

    他方、最後部の「思い描いていた道を外れたら外れたで、人生は満更でもなかったよ。転職とはそう

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    2024年08月11日
  • 夜と跳ぶ

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    パリオリンピック開催中のタイミングで読みたかったこの本。スケボーの金メダリストとスポーツカメラマンの物語。
    オリンピックとなるとスケボーも喜んで観ているけど、普段街中で滑っている人を見るとやっぱり「ん?」となってしまうことが多い。
    ストリートで滑るのが文化だと言われても、危ないし、道路や手すりが傷んでしまうし…と思う私は、エイジに嫌われるんだろうな。
    そんな気分で読んでいたので、前半はイマイチ入り込めなかったけど、後半エイジの生い立ちや与野の事件が絡んできたあたりから面白かった。

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    2024年08月02日
  • 風は山から吹いている――Why climb mountains with me?

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    高校時代クライミングをやっていたが、それは高校時代までと決め、大学に入ってからは引き摺り込まれて山岳部へ。
    そんな中、クライミングの恩師が山で亡くなる。
    自分のせいなのかと苦しくなる。
    山岳部の先輩とその苦しみに向かい合う。
    山って登った人にしか分からない達成感や人生感があるのだろうなあとちょっと羨ましくもある。
    山から吹く風は清々しいに違いない。

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    2024年07月31日
  • マウンドの神様

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    夏の甲子園を控えた今の時期にぴったりで、サクッと読めるアンソロジー。元球児含む野球好きの作家さんが集結。高校野球に纏わるあれこれが温かい視線で描かれる8編は、著者それぞれの個性がよく表れていたと思う。ドラフト指名を待つ球児の一日を描いた額賀澪さんの「肩車の権利」が一番好みかな。荻原浩さんと宮下奈都さんのエッセーもいい味を出していた。

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    2024年07月07日