額賀澪のレビュー一覧
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ネタバレ多和田深冬
紫峰大学附属高校二年。
潮田優弥
紫峰大学人文学部哲学科二年生。潮見島出身。
三河真澄
深冬の同級生。柔道一筋。
江原秀夫
紫峰大学人文学部哲学科の教授。五十歳。
神尾将大
哲学科ゼミ生。二年生。
長岡玲子
哲学科ゼミ生。一年生。年齢は優弥より年上。
内間憲
東京の大学を卒業後、テレビ番組を作る会社に入った。現在は漁港の手伝いをしながら祖父母の面倒を見ている。離島留学センターを始める。
浜崎貴樹
中学三年。留学生。
柳川輝美
中学三年。ふくよかなショートカットの子。留学生。
富永美夏
中学三年。三つ編みの子。留学生。
花城慧
潮見島だただ一人の高校生。
汐谷柑 -
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「転職の魔王様」の続編。
前作は大絶賛したけど、まさかのドラマ化。
それに合わせての続編刊行。
ドラマ用か・・・
それはしようがないけど、正直ドラマ化ありの原作はあまり好きじゃない。
でも、そこは好きな作品。やっぱり手が出る。
舞台は千晴がCAとなって働き出した前作から2年後。
CAとして、来栖の教育期間を終え、独り立ちしていたところに、新たに天使のようなCA・天間がシェパード・キャリアにやって来る。
職場のノリについていけない、産休・育休制度の体制が整っていない、一つの会社に居続けるのが苦手・・・
問題ありの求職者を無事に転職させるのは誰なのか?
それぞれの求職者の悩みが本当にリアル。
どの -
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茨城県の小さな町で広告デザイナーとして働く芳野荘介28歳。年齢の年月彼女もいないし、リアルな人生を送っている人たちに引け目を感じながら生きていた。
そんな中、地元に立ち上がった町おこしのプロジェクトに関わることで、東京のデザイン事務所で働く河合と出会う。
河合は超一流クリエイターの右腕として働きながらも、過去の恋人に二股をかけられていたことで、新しい恋に前向きになれないでいた。
「彼女が出来ない」「仕事が出来ない」荘介と「覚悟出来ない」河合の二人の目線で描かれる。
30歳前後の人生に迷う大人たちの物語。
二人以外の登場人物もなかなか魅力的で、読んでいて「楽しい」とか「面白い」とか特別とび抜けた -
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どこの世界に行ったって
人との付き合いはいつだって不条理で、人々が自分にとってはくだらないことにこだわっていて、
良い意味でも悪い意味でも、大事にしている価値観が
それぞれにある。それを理解し合い、時には擦り合わせていかなければならない。
目に見えない信仰というものは
どこに行っても付き纏うものなんだな、と。
どんなに地獄でも、嫌いでも
帰る場所であるのだから
大事にしていかなければならない。
最後には
故郷に顔を出そう。と、
向き合おうとする深冬がカッコよかった。
深冬のような芯が強く、頑固な性格の人ほど
周りにいる大事な人との絆は一生ものであって、
これからの深冬を成長させてくれるよう -
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▶履く靴によって人格が切り替わる女子高生多重人格探偵が紛失した赤い靴探しを依頼される。シチュエーションがおもしろい。
▶高校文芸部で殺人事件。全員にアリバイがあるが・・・。キャラが強い。
▶校内合唱コンクールのための、クラス全員分の楽譜が黒く塗りつぶされていた。挙動不審な女子生徒が犯人か? ちゃんとしたミステリ。
▶《穏やかで飄々としている割に、残酷な性格をしている》高校美術部の先輩が大震災で行方不明になってから五年、祖父の最後の場所を探す人に同行すると・・・。ミステリではないように思えましたがかなしいミステリなのでした。
▶格技場裏に吸殻を捨てたのは誰だ? 風ヶ丘高校が舞台。ですが今回探偵は -
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著者初読み。
そして、完全にお仕事小説だと思っていたのに、エッセイで出鼻を挫かれる・・・
本が売れないと悩む新人作家さん。
編集者、本屋さん、WEBコンサルタント等、様々な職種の人に会いに行き、「売れる本」の真意を探っていく。
裏話的な要素もあり、実際に知っている作家さんなどの名前も出て来るので、それなりに面白い。
でも、「超ゆとり」を盾に取るところは、朝井リョウの二の舞に感じるし、いろいろな賞を受賞しているが、申し訳ないが作者を思い出すことは出来なかった。
ちなみに本屋大好き。新潮文庫nexも説明されなくても知っているし、「文庫X」ももちろん読んだ。
でも、彼女は知らない。
ただただ「ごめん