額賀澪のレビュー一覧

  • できない男

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    芳野壮介は田園と山に囲まれた地元で広告デザイナーをしている
    夜越町農業王国プロジェクトで河合裕紀と出会う
    28年間彼女なしの壮介
    32歳仕事はそこそこできるが覚悟の足りない裕紀
    真逆な男達の人生の転換期
    お仕事青春小説

    冴えないながらも仕事と恋愛に向き合う2人を
    あらあらと思いながら応援してしまう

    何にどう進むかはその人次第
    好きなものを貫くのはかっこいい

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    2023年08月06日
  • 夏なんてもういらない

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    ネタバレ

    多和田深冬
    紫峰大学附属高校二年。

    潮田優弥
    紫峰大学人文学部哲学科二年生。潮見島出身。

    三河真澄
    深冬の同級生。柔道一筋。

    江原秀夫
    紫峰大学人文学部哲学科の教授。五十歳。

    神尾将大
    哲学科ゼミ生。二年生。

    長岡玲子
    哲学科ゼミ生。一年生。年齢は優弥より年上。

    内間憲
    東京の大学を卒業後、テレビ番組を作る会社に入った。現在は漁港の手伝いをしながら祖父母の面倒を見ている。離島留学センターを始める。

    浜崎貴樹
    中学三年。留学生。

    柳川輝美
    中学三年。ふくよかなショートカットの子。留学生。

    富永美夏
    中学三年。三つ編みの子。留学生。

    花城慧
    潮見島だただ一人の高校生。

    汐谷柑

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    2023年08月05日
  • 転職の魔王様2.0

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    わかるーって思うことが多いこのシリーズですが、特に第四話は本当にそう思いました。ふられる方の気持ちも、ふる方の気持ちもわかる、、、気をつけよう。この巻では少し絡みが減っていた二人が第五話で少し進むのかな?と思ったら、意外な結末に、、次の巻があることを期待しています。

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    2023年08月05日
  • 転職の魔王様2.0

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    「転職の魔王様」の続編。
    前作は大絶賛したけど、まさかのドラマ化。
    それに合わせての続編刊行。
    ドラマ用か・・・
    それはしようがないけど、正直ドラマ化ありの原作はあまり好きじゃない。
    でも、そこは好きな作品。やっぱり手が出る。
    舞台は千晴がCAとなって働き出した前作から2年後。
    CAとして、来栖の教育期間を終え、独り立ちしていたところに、新たに天使のようなCA・天間がシェパード・キャリアにやって来る。
    職場のノリについていけない、産休・育休制度の体制が整っていない、一つの会社に居続けるのが苦手・・・
    問題ありの求職者を無事に転職させるのは誰なのか?
    それぞれの求職者の悩みが本当にリアル。
    どの

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    2023年07月21日
  • さよならクリームソーダ

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    尾崎豊と美大生とクリームソーダ。
    エモい要素しかない。
    私がこれを映画化させたい。
    もう一度ゆっくり読みたい。

    意外と複雑なお話。

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    2023年07月19日
  • 転職の魔王様

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    ドラマ化されるということ、装画が好きな漫画家のおかざき真里さんということで、購入決定。
    サクッと読める転職にまつわるお話。何となく転職しようかな〜なんて思っていたり、本気で転職しようかと悩んでいる人にオススメです。
    一昔前は転職っていうと「失敗」とか「負け組」などの印象が強かったけれど、今はもうそういう時代ではないので、転職に対する考え方も変わりそうです。

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    2023年07月17日
  • できない男

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    茨城県の小さな町で広告デザイナーとして働く芳野荘介28歳。年齢の年月彼女もいないし、リアルな人生を送っている人たちに引け目を感じながら生きていた。
    そんな中、地元に立ち上がった町おこしのプロジェクトに関わることで、東京のデザイン事務所で働く河合と出会う。
    河合は超一流クリエイターの右腕として働きながらも、過去の恋人に二股をかけられていたことで、新しい恋に前向きになれないでいた。
    「彼女が出来ない」「仕事が出来ない」荘介と「覚悟出来ない」河合の二人の目線で描かれる。
    30歳前後の人生に迷う大人たちの物語。
    二人以外の登場人物もなかなか魅力的で、読んでいて「楽しい」とか「面白い」とか特別とび抜けた

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    2023年06月24日
  • 転職の魔王様

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    自分が同じ立場だとして、魔王様のように思えるかなあ、、、最後の方は魔王様の過去に触れてくるお話が続いて、そこも良かったです。2.0も7月に出るみたいなので、楽しみです。

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    2023年06月13日
  • 風に恋う

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    公私ともバタバタになってきたので簡単に。

    吹奏楽部で全国大会を目指す高校生のお話。
    話としては悪くなくサクサクと読み進めることが出来た。
    あまり大きな山場もなく、ちょっとしたトラブルはあっても全体としては順調に話が運び、あまりドキドキ感はなし。
    W主人公の生徒と先生がそれぞれ独りで力みかえっているようで、全編通して周りがよく彼らについていけるなあという感じが拭えなかった。

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    2023年06月07日
  • 夏なんてもういらない

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    どこの世界に行ったって
    人との付き合いはいつだって不条理で、人々が自分にとってはくだらないことにこだわっていて、
    良い意味でも悪い意味でも、大事にしている価値観が
    それぞれにある。それを理解し合い、時には擦り合わせていかなければならない。
    目に見えない信仰というものは
    どこに行っても付き纏うものなんだな、と。

    どんなに地獄でも、嫌いでも
    帰る場所であるのだから
    大事にしていかなければならない。
    最後には
    故郷に顔を出そう。と、
    向き合おうとする深冬がカッコよかった。

    深冬のような芯が強く、頑固な性格の人ほど
    周りにいる大事な人との絆は一生ものであって、
    これからの深冬を成長させてくれるよう

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    2023年05月04日
  • 放課後探偵団2 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

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    ▶履く靴によって人格が切り替わる女子高生多重人格探偵が紛失した赤い靴探しを依頼される。シチュエーションがおもしろい。
    ▶高校文芸部で殺人事件。全員にアリバイがあるが・・・。キャラが強い。
    ▶校内合唱コンクールのための、クラス全員分の楽譜が黒く塗りつぶされていた。挙動不審な女子生徒が犯人か? ちゃんとしたミステリ。
    ▶《穏やかで飄々としている割に、残酷な性格をしている》高校美術部の先輩が大震災で行方不明になってから五年、祖父の最後の場所を探す人に同行すると・・・。ミステリではないように思えましたがかなしいミステリなのでした。
    ▶格技場裏に吸殻を捨てたのは誰だ? 風ヶ丘高校が舞台。ですが今回探偵は

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    2023年04月29日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    ハートフルを想定してたので初っ端2本で疲れてしまった…

    いや、村山由佳、坂井希久子ともにめちゃくちゃ上手なんだよ。予想を裏切ったり、小さな違和感が散りばめられたり。

    千早茜の卵の殻…なりすますまでは小説として面白かったんだけど、自分の身近なところで夫を当てがっててちょっと引いた。卵の殻を潰したい気持ちはピンと来なかったな。


    好きだったのは
    ラインのふたり/嶋津輝
    獣の夜/森絵都

    女ともだち…ほのぼのを連想するワードだと思ってたよ

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    2023年04月11日
  • モノクロの夏に帰る

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    戦争や震災をテーマにした4話収録の連作短編集。

    AIの技術で戦時中のモノクロ写真をカラー化した写真集『時をかける色彩』が全話に共通して描かれる。

    以前、白黒写真をカラーにする内容のテレビ番組を視聴した。
    家族の方々が、当時の出来事をより鮮明に思い出し涙されていたのが印象に残っている。

    1945年の終戦から77年の月日が流れ、戦争を体験した世代が減少して来た現在、こういった技術で戦争のリアルを若い世代へ繋げていく事に意味を感じる。

    本作を通し自分が未だ知らなかった数々の真実に触れ何よりも「知る事」の大切さを痛感した。

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    2023年02月18日
  • 屋上のウインドノーツ

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    ソフトカバー本で。
    高校部活小説だが、そんな悩みだったのかと、若くもない身にはあまり感じられず。なんで松清賞?

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    2023年02月11日
  • 女ともだち

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    村山由香・坂井希久子・千早茜・大崎梢・額賀澪・阿川佐和子・島津輝・森絵都
    女性作家8人のアンソロジー

    切ない物語・ほのぼのとした物語・怖ーい物語。
    総体的に、女友達って、こんなに怖いものなのか。

    幸いに、私の「女友達」には、こんな怖ーい女性が居ないので・・・。

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    2023年02月02日
  • タスキメシ 箱根

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    2019年に書かれたその年が舞台の駅伝小説なのでMGCを見に行くシーンがあり、エピローグでは2020年に東京で五輪が開催されていてるのでパラレルワールド感も楽しめた。

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    2022年12月26日
  • モノクロの夏に帰る

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    私もペラペラな言葉しか言えない。戦争は二度としてはいけないのだと。それでも今ならばまだ戦争経験者から話を聞くチャンスはあるのだ。ならばそのバトンを受け取って次に渡すぐらいしか出来なくてもするべきじゃないかな。これを読みながら祖父から戦争の話をもっと聞けばよかったと後悔した。

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    2022年12月05日
  • モノクロの夏に帰る

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    戦争はしてはいけないと口を揃えて言われているが、実際は今ウクライナで起こっている。
    その状況を見て日本がまた戦争をするのではないかと不安になるが、この本はあらためて戦争をしてはいけないということを伝えてくれていると思う。
    全ての人が戦争の悲惨さを再認識すべき。

    最後のお話はアメリカ人の高校生が出てくる。
    日本人からすると、原爆を落とした悪者となっているが、実際は日本人からアメリカに攻撃をしていることを知らない人が多い。この本はそんな事実も教えてくれる。

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    2022年11月16日
  • モノクロの夏に帰る

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    戦争に関する連作短編集4つ。
    ①ホロコーストではユダヤ人だけではなく、
    同性愛者も迫害の対象だったことを知り、
    昔から自分と同じ人がたくさんいたことを知り安心するという会話のところが印象的。
    2人は同棲しているけれど、看護師をしているから、いつもすれ違い。
    でも気配を感じることができるから、いいという。
    ②保健室登校するのは、弱くてダメな子という感じで嫌だったけど、
    紫帆ちゃんの戦略的保健室登校は、強くていい。
    他の2編もいつもの額賀さんとはちょっと違うテイストで良かった。
    戦争について考えることができる本。

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    2022年09月12日
  • 拝啓、本が売れません

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    著者初読み。
    そして、完全にお仕事小説だと思っていたのに、エッセイで出鼻を挫かれる・・・
    本が売れないと悩む新人作家さん。
    編集者、本屋さん、WEBコンサルタント等、様々な職種の人に会いに行き、「売れる本」の真意を探っていく。
    裏話的な要素もあり、実際に知っている作家さんなどの名前も出て来るので、それなりに面白い。
    でも、「超ゆとり」を盾に取るところは、朝井リョウの二の舞に感じるし、いろいろな賞を受賞しているが、申し訳ないが作者を思い出すことは出来なかった。
    ちなみに本屋大好き。新潮文庫nexも説明されなくても知っているし、「文庫X」ももちろん読んだ。
    でも、彼女は知らない。
    ただただ「ごめん

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    2022年08月23日