額賀澪のレビュー一覧

  • タスキ彼方

    Posted by ブクログ

    「2024年1月の第100回箱根駅伝を盛り上げたい」という編集者の思いからの企画

    毎年正月に当たり前のように行われている箱根駅伝。
    戦時下でも「箱根を走って死にたい」とまでの先人たちの強い思いが1本のタスキとなって、今日まで受け継がれ、100回まで続けてこられたのだろう。
    これからも後世の人にタスキをつなげられるような社会であって欲しいとつくづく感じた。

    0
    2024年03月18日
  • タスキ彼方

    Posted by ブクログ

    感想
    戦禍が奪う自由。一言で表してしまえばそれだけ。だけどそこには人がいて血が通っていて。スポーツの自由は当たり前ではない。だから尊い。

    0
    2024年02月27日
  • できない男

    Posted by ブクログ

    彼女できない、仕事できない芳野荘介と覚悟のできない河合裕紀、2人の目線から描かれるお仕事小説。
    タスキシリーズでの熱さを知っているだけに「夜越町農業王国プロジェクト」成功の為に2人の男性が熱く切磋琢磨しながらも成功を収める物語…を想像していたが、ちょっと違ったかな…
    タスキシリーズのような熱さではなかった…^^;
    でもこれはこれでリアルな現実。
    30代…仕事人として1人の人間としてこれから先このままでいいのだろうか?転職するなら…結婚するなら…と一度は考えるタイミングなのでしょう。
    そんな迷いがリアルに伝わってくる。
    人生ドラマのように劇的な変化が常にあるわけじゃない。
    いつもの毎日の中に時々

    0
    2024年02月24日
  • タスキメシ 箱根

    Posted by ブクログ

    「タスキメシ」の続編。

    眞家早馬は仕事を辞め、紫峰大学の院生をしながら駅伝部の栄養管理兼コーチアシスタントになる。
    「箱根駅伝」を目指す早馬と駅伝部のメンバー、千早。
    努力は全て報われるわけはないが、努力をしたという思いは次につながっていくんだなと感じた。

    早馬は院生として勉強しながら、料理作って、コーチして。
    想像しただけで大変そう。

    0
    2024年02月23日
  • 転職の魔王様2.0

    Posted by ブクログ

    2作目。
    転職とは。
    色んな考えあるけど、
    今思うのは転職できる人はすごい人やとおもう。

    1社で15年続けるおじさんはそう思います。

    0
    2024年02月22日
  • 沖晴くんの涙を殺して

    Posted by ブクログ

    京香が最後に何を願い、何を想っていたのか。。
    泣きたいと思った時に泣けばいい、っていう言葉がすごくすごく刺さる。

    0
    2024年02月21日
  • タスキメシ

    Posted by ブクログ

    長距離選手として将来を期待されていた眞家早馬は右膝手術をしリハビリ中。そんな時、都と出会い、料理に目覚めていく。
    「走りたい」でも「走るのが怖い」という早馬の気持ち、「また一緒に走りたい」という弟や友人たちの思い。
    全てのランナーが「走れる」わけではない現実。

    青春小説ではあるが、中で出てくる料理が美味しそうで、巻末にレシピを付けて欲しいと思ってしまう(笑)

    0
    2024年02月13日
  • 青春をクビになって

    Posted by ブクログ

    今の時代自分の夢が何なのか分からない、やりたいことってなんだっけ?という人が多い中自分の夢をみつけそこを突き進んでいっても生活ができない。その研究が何かの役に立たないとその仕事はしてはいけないのかそう思った。けどそれと同時に、世の中は誰かのためになった報酬としてお金を貰うという仕組みができてしまっているのだからこうなってしまうのは仕方の無いことなのかと思ってしまう。
    夢ってなんなんだろう。
    お金が無いと夢は追いかけられないし夢は夢じゃなくなる。
    そうなっていくと人は生きる意味を失うと私は思う。好きなことだけで生きていけないことは十分にわかるけど、それを生かせる何かを作ってあげることは出来ないの

    0
    2024年01月25日
  • 転職の魔王様2.0

    Posted by ブクログ

     前作から約1ヶ月後にリリースされた本書。新キャラとして「転職の天使様」が登場。魔王様とは違い、求職者のためなら直接会社に出向き、1日体験を通して、大丈夫と判断できた企業を推薦する方法をとっている。
     現実を直視させ、自分の弱さ・はがいなさを認識してもらうことで、自分から積極的に動くよう仕向ける魔王か、全て体験した上で決断してもらうよう仕向ける天使か。
     どちらも優れたキャリアアドバイザーであり、どちらが良い悪いといった評価をなかなかくだすことはできない。ただ、決断は自分でしないと意味がない。全編を通して、他人やものに判断を委ねることのマズい点が指摘されているように思う。

    0
    2024年01月18日
  • 女ともだち

    Posted by ブクログ

    全体的にアブナイ女性が多く登場する。初っ端から、えーこわっと呟いてしまうような作品たちがいろいろ。

    「ブータンの歌」はいい終わり方。阿川佐和子さんの小説初めて読んだな。
    嶋津輝さんも初めて。知らない作家さんだけど、独特の雰囲気が面白かった。
    森絵都さんは爽やかな作品のイメージだけど、これはけっこうドロッとしてる。でもいい友情。ジビエ・フェスタ、楽しそう。私は石垣牛の方が食べたいけど。

    0
    2023年12月26日
  • 青春をクビになって

    Posted by ブクログ

    ポスドク(ポストドクター)と呼ばれる博士研究員
    の置かれている状況がいったいどんなものなのか、本書を読むとよくわかる。
    他の爽やかな著書とは違い少し重め、厳しい現実を突きつけられる作品です。

    大学で研究を続けながら非常勤講師をしているポスドクの瀬川。
    “雇い止め”のある非正規労働者の不安定さ。先の見えない悩みと葛藤。
    「好きな研究ができる環境」と「経済的安定」を共に得ることって難しい。
    希望へと続く「もし」「たられば」の言葉が頭のなかをグルグルまわる。
    あぁ、これはしんどいなぁ…。

    好きなことを貫くって難しい。
    読んでて切なくなった。
    自分のことを振り返ってみても、人生って選択の繰り返し。

    0
    2023年12月23日
  • 完パケ!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    安原槙人
    武蔵映像大学、通称・ムサエイに通う。映画が大好きで天才肌、でも口下手で天然、しかも要領の悪い貧乏学生。北川より二歳年上。

    北川賢治
    武蔵映像大学、通称・ムサエイに通う。映画プロデューサーの息子で何でも器用にこなし、人を動かすのが上手い策士。

    高島先生
    講評会の度にきついことばかり言ってくる。

    溝渕先生
    細かいところをねちねち追求するのが大好き。

    原田佐緒里
    撮影・照明コースの四年生。安原の卒制『終わりのレイン』の撮影。

    北川乃々香
    北川の二歳年下の妹。

    篠岡勇子
    安原の卒制『終わりのレイン』のチーフ助監督。

    橋本健太
    安原の卒制『終わりのレイン』のセカンド助監督。

    0
    2023年12月12日
  • 転職の魔王様2.0

    Posted by ブクログ

    転職って人生の一大事だよなー、どんな環境が良くて、どんな環境が大変かって人それぞれだよなー、と思いながら読み終わりました。
    第一弾が書店になく、第二弾のこちらから読み始めましたが違和感なく読めました。第一弾も読んでみたいです。

    0
    2023年10月21日
  • 転職の魔王様

    Posted by ブクログ

    私は、とある専門職養成大学卒で、実習をしながらそのまま就職していて、しかも、子育てで退職してからは家業の手伝いをしながら、今に至っているので、就活もしたことがない。
    だから、この小説で、一般企業で会社員として働くことの厳しさを"垣間見た"という感じ。
    社会人の皆さん、毎日、大変な思いでお仕事に従事なさっているのですねー。

    社会人として生活していくための要となる仕事、会社。
    それほど大切だから、自分の長所が無理なく発揮できて、人間関係でもストレス少なく、できれば楽しくできる仕事であり、充実して過ごせる場所でありたい。

    社会人として、会社員として、仕事して生きていくってすごく大変で、また、その

    0
    2023年10月14日
  • 転職の魔王様2.0

    Posted by ブクログ


    転職の魔王様 第二弾

    転職をする側から転職を支援する側に変わった
    主人公が、転職希望者の悩みや希望に耳を傾け、
    心の奥にある本音を掬い上げる手助けをして
    くれる物語。

    転職を通して仕事や働き方を考え、
    どんな人生を歩みたいか、何が好きで、
    何が好きでないかを見つめ直す。

    モヤモヤした不満や漠然とした不安、
    曖昧でぼんやりしたものを言語化する
    手助けをしてくれる、一見お節介だけど
    親身で優しいCA達と出会えるお話。

    『気持ち悪い社畜』と来栖に言われた
    主人公が、転職希望者や同僚と関わりの中で
    次第に変わっていく様子はきらきらしていて
    読んでいて眩しくて心地よいです。

    0
    2023年10月04日
  • ヒトリコ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    深作日都子
    生き物係。冬希が転校して一人で世話をする。

    大都嘉穂
    幼稚園から5年生の九月まで親友だった。

    山野智代
    同じ仲良しグループにいた。

    海老澤冬希
    小学六年の夏休み中に東京に転校した。高校で戻ってくる。


    冬希の母。

    キュー婆ちゃん
    苗字が給前。屋号が久兵衛。ピアノを教えている。

    堀越明仁
    中学三年の合唱委員。

    片岡美香子
    中学三年の合唱委員。

    君和田哲哉
    冬希友達。

    瀬尾佳乃
    文化祭実行委員長。

    0
    2023年09月29日
  • できない男

    Posted by ブクログ

    若者(20代、30代)のお仕事奮闘小説。
    読んでていて思ったのはものすごく爽やか。
    若者だともがき苦しんでいる姿も微笑ましい(それだけ私が年取ったって事なんだと思う)から不思議なものです。

    学生でもないのに、なんでこんなに爽やかなんだろう?と思いながら読んでいましたが、解説にそのヒントが!

    ”年齢は関係がないのだ。重要なのは、その人物がもがいているか否か。”(抜粋)

    と、いう事は、40代の私でもやろうと思えば、今からでも青春が出来るという事です。
    (体力的に青春出来るか、現実問題が出てきますが。)
    何かを始めるのに年齢は関係ないと言うけれど、青春もその一つであるわけですね。

    余談ですが

    0
    2023年09月25日
  • 転職の魔王様2.0

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作は完全に忘れているが、なんとなく来栖が強烈なキャラクターだったこと、未谷が転職してCA(転職エージェント)になったことだけは覚えていた。それでも一話完結型なので楽しめる。

    来栖は転職を求めてくる人間の本質を見抜いてはっきりと物申す。CAは慈善事業ではないのだから、求職者をいい加減に扱うこともできるのに、来栖は絶対に「いい加減」にはしない。そのせいで求職者が激怒することもあるのだが笑。
    しかし、そんな来栖も自身の身の振り方についてはなかなか迷っていたようで、人間らしいと思った。

    転職を繰り返す人は、それでも職に就けるのだから優秀だと思うが、やはり問題を抱えている場合が多いのだろうな。

    0
    2023年08月24日
  • タスキメシ

    Posted by ブクログ

    真剣に向き合うと、不安、挫折、葛藤いろいろなものがわいてくる
    そこに、友達や兄弟への思いも交差
    悩んで悩むのが、青春
    でもやっぱり美味しいもの食べると身体も心も元気になる!

    0
    2023年08月13日
  • 転職の魔王様

    Posted by ブクログ

    あと少し6月の合同サイン会のサイン本シリーズ。
    この夏の新ドラマのタイトルを見たときこれは面白そうだと思った。元々,知らない業種のお仕事小説とか漫画とかドラマが好きなので自然な流れである。そのドラマの原作者がサイン会に来て,原作本がサイン対象とくれば買うしかない。
    ドラマはまだ始まったばかりだが一足先に原作を読んでしまった。
    私は転職を経験したことがないし,とても働きやすい職場に努めていると思っているので,所謂ブラック企業などというものが日本では放置されているということが不思議でならない。私がたまたま運が良かっただけなのだろうか。この作品中では上司のパワハラ,モラハラに苦しんで転職を考える人が

    0
    2023年08月06日