額賀澪のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
11提灯(p232)が印象的だったので、そこの感想↓
いつか箱根駅伝特集のテレビ番組で見た、暗い中を提灯を灯して応援していたあのシーンを思い出してとても感動した。
この自問自答する感じ、自分がフルマラソンやウルトラマラソンを走っている時の感覚と似ているなと思った。「お金はかかるし苦しいし、大して速いわけではない、むしろ遅い。家族の理解も必要だし、それでも走り続けてしまう意味って何??」みたいな考えが巡ってくる。こんな平々凡々なおばちゃんランナー、順位なんてどうでもいい、ただ走るのが好き。いつか死ぬ時に「こんなに頑張った」と思えるものがあっても良いではないか。これも結局は「自分の生きた証を -
Posted by ブクログ
ネタバレ小学生の時、食育の一環で育てられていた豚のマーガレット。
塩見香子は幼少期とても短気で細かかった。食肉加工のトラックへ送られるマーガレットに対して憐れんでいたら、怒ると何故かリアル豚鼻になるようになり…
マーガレット症候群になってからの香子は、周りから怒らない人だと思われていた。
マンガ編集者となった現在、理不尽な作家のワガママや、事なかれ主義の上司に怒りを感じつつ、耐えていた。そんな時、高校時代の好きだった人・宮原に再会。良い雰囲気になりつつも豚鼻の事は言えず。そして隣に住んでた憧れの漫画家マリーの甥、菊田春木。人と関わるのが苦手な春木にやきもきしてた時、豚鼻を見られてしまう。
豚鼻によ -
-
Posted by ブクログ
2026/04/26
額賀澪さんのお仕事小説。石けんを販売していたある日突然に日本国内のメーカーである花もり石けんが海外の会社に買収されて、買収先の会社と一緒に業務をしなくてはならなくなり、すったもんだするお話です。
海外の感覚で仕事をする人たちの考えと、ずーっと自分たちの伝統を守って仕事をしてきた人たちの考え方がぶつかるシーンが何度も出てくるのですが「お互いに言ってること分かるなー」とお仕事小説ですが描写がとてもリアルに感じました。
主人公は会社の総務部に勤める真柴ですが、総務部ってそもそもなんなの?とか、仕事をする上でどういうことを気にしなきゃいけないのかと言ったその部署の苦労もリアルに描 -
Posted by ブクログ
ネタバレ天才とは。才能とは何か?
〜あなたも天才たちの観測者になりませんか?〜
額賀先生のデビュー10周年作品
どのストーリーも好きだった!!
特に、『星原の観測者』の話がお気に入り!
ほんと、じーんと沁みた。
釘宮の星原に対する思いを話すところに、感動して涙が止まらなかった!
私は、天才たちを普段から見ている観測者の1人。
普段は、"天才たちの才能の美しさとその苦悩"がよくわかる1冊だった。
1度カメラマン多々良の写真を見てみたいなぁと思った。
夢には際限がない。でも、才能には終わりが…とのことなので、夢は大なり小なりずっと持ち続けたいと思った!