額賀澪のレビュー一覧

  • 夜と跳ぶ

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    普段読まないジャンルだけど、表紙に惹かれてなんとなく手に取った。
    読んでみたらとても面白かった。二人の関係性がとても良い。テンポも良く楽しく読めた。
    続編もあるようなのでそちらも読む予定。

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    2025年01月28日
  • ほろよい読書

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    ちほさんのレビューを読んで、手に取りました。
    ちほさん、ありがとうございます!

    お酒を飲める年齢になってすぐ、自分の加減がわからず、失敗したなぁ。
    それから飲まないようにしているというか、飲めないというか・・・。
    楽しいお酒の場は、好きだし、お酒のおつまみも好きだし。
    梅酒をかき氷の蜜代わりにかけて食べるくらいかな〜

    読んでいたら、日本酒を熱燗でチョビチョビ飲みたくなりました。

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    2025年01月24日
  • 夜と跳ぶ

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    ネタバレ

    不祥事を起こしたスポーツカメラマン・与野の前に現れた、スケボー東京五輪金メダリスト・大和エイジ。夜の渋谷で自由気ままに滑るエイジの姿に反感と羨望を感じ始める。そして、その出会いからエイジ専属のカメラマン「フィルマー」の話を持ちかけられ…

    エイジのストリートスケボーは確かに万人受けではないのかもしれないけれど、不思議とその活き活きした姿に魅了されました。
    与野の腕も確かで、良いバディですね。

    東京オリンピック出た理由も、次のパリを出ない理由も納得でした。
    ラストのロスオリンピックへのメッセージが、ニンマリでした。

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    2025年01月23日
  • ほろよい読書

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    お酒にまつわる短編小説集。キッサカバとかでゆっくりお酒飲みながら読みたい

    初恋ソーダが1番好きだった。果実酒作りに凝る40代女性が、同僚が結婚・出産・子育てとライフイベントを駆け抜ける中、これからの人生について悩み、なんとなくバーの常連を成り行きで家に入れることになる。その時の自分のスペースや大切に育てたお酒を犯されるイライラにも共感した

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    2025年01月11日
  • タスキ彼方

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    とても読みやすく面白かった。
    悲しく残酷な内容を清々しさで和らげて、哀しい、だからこそ今が輝かしいのだと感じられた。
    過去と今が繋がった瞬間は、登場人物たちと同じく鳥肌がたった。
    この作品を読んだあとに見た駅伝は、今までとは異なる深みをもった感情で応援することができた。
    「本を読むことは心を豊かにすること」を証明する作品だった。

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    2025年01月07日
  • 転職の魔王様

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    額賀さんの作品は世界に入りやすい。引き込まれて一気読みしてしまいました。 転職について新たな見方をいただきました。

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    2025年01月05日
  • タスキ彼方

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    現代と戦時中を行き来して読めるので、より戦時中の選手の人たちの思いや願い、環境などを感じ取れ、辛い部分もあった。当たり前じゃないってことを知ってるか知らないかは大きいと思う。
    そこを読んでからの最後の現代の神原くんの走りが清々しくそして輝いていた。

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    2025年01月02日
  • モノクロの夏に帰る

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    額賀澪さんは作風の幅が広い作家さんだと今回思った。
    表紙のカラーのイラストと、1ページめくった時の同じイラストのモノクロバージョンに想いを馳せた。
    追っていきたい作家さん。

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    2024年12月07日
  • 夜と跳ぶ

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    スケートボードのことを全く知らなくても面白かった。
    疾走感があり読んでいてわくわくした。
    闇バイトや子どもの貧困など、今どきの問題が大げさではなく、ごく自然に扱われているのも良かった。
    映像化して欲しい。

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    2024年11月17日
  • 世界の美しさを思い知れ

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    ネタバレ

    俳優であり、双子の弟でもある尚斗の自殺の報道始まる物語。遺された片割れ 貴斗の、尚人の苦悩に気づいてやれなかったという苦しみと後悔、絶望に胸が締め付けられた。
    弟の死後に届いた、1通の飛行機の予約メール。それをきっかけに北海道、マルタ、台中、ロンドン、ワシントンDC、ニューヨーク…と旅をしていくが、どの景色にも尚斗を感じられた。ずっと心のどこかが欠けているはずなのに、どの景色も色彩に満ちていて香りが瑞々しくて、貴斗と一緒に旅をしている気分になった。実際に行ったことのある場所は自分の記憶と照らし合わせながら、行ったことのない場所は貴斗を通じて一緒にその地に降り立った感覚を味わえた。ボリビアの墓地

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    2024年11月17日
  • 夜と跳ぶ

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    めーちゃめちゃ面白かった!
    表紙の雰囲気も手伝ってか、文章が色鮮やか。読んでて浮かぶ映像がフルカラー!
    表紙見て正直商業BLっぽいって思ったけど、その印象に釣られて手に取る人には尚のこと刺さるんじゃないかなぁ。ブロマンスって感じ。

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    2024年11月05日
  • 青春をクビになって

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    大学の非常勤講師の収入を得て、古事記の研究を続けている朝彦が講師の雇い止め宣告を受ける。同じ研究者の先輩は住むところもなくなり、貴重な資料を持って失踪。「大学の先生」でも非常勤講師の立場がいかに不安定なものなのか、日本の大学が研究者を使い捨て、コストを抑えて運営されているのかを改めて知った。就職氷河期に就活が重なった世代のストーリーもあり、シビアな内容だった。

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    2024年11月03日
  • ウズタマ

    QM

    購入済み

    個人的にずっとずっと気になってた本。可愛い表紙からほのぼのした家族の話かと思いきや想像の斜め上をいく衝撃的な内容で読みごたえがあった。あたたかくて少しあついくらいの家族の愛。守るべき存在の為ならなんだってできるしどんな損な役回りにもなれるという覚悟。最後にみーちゃんがちゃんと周作のそばに居続けられることになって本当によかった。

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    2024年10月23日
  • 沖晴くんの涙を殺して

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    手前ではファンタジーかと思いつつ入っていたけど全然リアルで現実味のある 結果死神出んかったけど、死神に例える心理の最後はマイナス思考も大事な事だと示してくれるって事。京香が死んでからの物語の方が沖晴の人間らしい生き方と京香という人間がどれだけ凄かったかがわかった気がする。1人になる魔女は変わらず淡々と生きて大切な娘たちを悼んでいるのだろうか、泣いたのかな、あと生まれた赤ちゃんを見て泣いた沖晴 ちゃんと泣けたね

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    2024年10月11日
  • 完パケ!

    QM

    購入済み

    映画作りに熱を注ぐ青春物語。主人公は2人いて、切実に映画に力を入れられる安原と器用で優秀な北川が手を組んで相乗効果を生んでいて良かった。安原の切ない想いや北原の覚悟が見れる終盤は熱い。

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    2024年10月01日
  • ほろよい読書

    QM

    購入済み

    お酒にまつわる色々な小話。
    本の表紙が可愛い。
    ちょっと贅沢なおつまみを用意してお酒が飲みたくなる。
    また読み返したいな

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    2024年10月01日
  • 夜と跳ぶ

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    いや、おじさんついていけるかなと読み始めたら、滅法おもしろい。ちょっと昭和のおじさんを型にはめ過ぎてんじゃないのと思いつつ、昭和のおじさんへの愛も感じる物語でした。

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    2024年09月30日
  • タスキ彼方

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    戦時下ということもあり人が入れ替わる
    ところどころ主語が見えなくなることもあった(あえてなのかもしれない)が、勢いで読めば大丈夫、それだけの走り抜ける感がある
    最後のページまで、脈々と受け継がれてる駅伝を表されていて登場人物が丁寧に扱われている

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    2024年09月16日
  • 競歩王

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    「競歩」
    決して走ってはいけない人間らしい"歩く"という行為を人間らしいルールで凝り固めた競技
    長くつらい道のりをゴールを目指して1人で歩く
    その中で本当に辛い瞬間があって、応援してくれる人がいて、少しの乱れが自分を苦しめて、やりきってもやりきれない時もあって、それでもゴールテープを切る爽快感は何事にも変え難い
    本当にまるで人生みたいな競技だ

    そんな競技に結果がふるわずとも真剣に打ち込む八千代と挫折を知った主人公の出会い
    お互いの中に負け続ける自分を見てお互いのできることをぶつけ合うことで進んでいく

    劇的なことは起きない
    この小説はまさに主人公の書いている上手に夢を見れ

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    2024年09月12日
  • 青春をクビになって

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    大学講師ってこんなに不安定な状況に置かれていたなんて知らなかった。優秀な研究者でも好きな研究を好きなだけ続けられるという訳には行かないんだな

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    2024年08月29日