額賀澪のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2022/5/8
売れる本を作るためには一体どうしたらいいのかという、出版社や本の原作者にとっての永遠の課題となるこの問いを、著者が自らが色々と検証していく、出版業界の裏側や、本が書店に並ぶまでの細かな過程、書店に並んでからの本の扱いについてなど、出版というものの全体について知ることができるものです。
出版業界で使われる用語も丁寧に解説してくれていますし、著者の自らの出版経験がベースとなって実際の資料なども使いながら、どういう形で本が出版されるのか、出版された後重版になるにはどうなったら良いのか、文庫と単行本の違いは何なのか、帯コメントの書店員のコメントなどがどうやって集まるのか、そもそも小説 -
Posted by ブクログ
2022/5/3
千間学院高校の吹奏楽部は、かつて全国大会へ出場するほどの強豪校だったのだが、それから7年経って入学した茶園基きの頃には県大会出場すらままならないくらいに弱体化してしまっていた。
中学の時に吹奏楽部で全国大会を目指していた茶園も関東大会?に進むことができず、高校では進学を目指して、吹奏楽はやらないつもりでいたのだが、同じ学年には、中学時代に他校で競い合っていた堂林がいて、吹奏楽部には、2個上の幼馴染の玲於奈が部長を務めていて、何かと吹奏楽から逃れたい、やる気ないと思っていた。
そんな矢先、7年前に千間学院吹奏楽部が全国大会に出たときの部長である、瑛太郎がコーチとしてやってきた。 -
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吹奏楽が舞台の青春小説。個人的には「タスキメシ」に続いて本作も最高の“青春小説”でした。
吹奏楽を始めるきっかけになった憧れの人に出会ってしまった基。
嬉しい、悔しい、悲しい、苛立ち、戸惑い、焦燥、不安…。目指すものに辿り着くまで色んな感情を揺らし、悩みながらも切磋琢磨する吹奏楽部の部員たち。
額賀さんの作品は、心を動かされる言葉やシーンが作品に散りばめられていて胸が熱くなります。
主人公の基が眩しすぎる!!
「素直な熱の固まり」という表現に納得。基が瑛太郞先生にかけたある言葉に私もグッときてしまいました。高校生のピュアで真っ直ぐな言葉が深く刺さる。先生と一緒に私まで胸を打たれてしまいまし -
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ネタバレ大手の広告代理店で働いていた千晴だったが、過労で倒れて辞職した。そんな千晴に、叔母の経営する転職コンサルティング会社でアルバイトをしてみないかと誘われて…
ブラック企業で働いていたが故に人の顔色を伺う千晴にはズバズバと暴言に近い物言いの来栖の存在は本当に荒療治となったんだと思います。頑張って上司のご機嫌を取る事で自分の存在意義を取ろうとしてた千晴が切なかったです。
転職希望者にも色々いて、良い方向へ向かえて良かったです。来栖の神秘眼が冴え渡ってましたが、自分だったらこんなエージェントは御免ですがそれでも受かったから許す!ってのは言い得て妙でした。 -
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部活が先生達を苦しめているんだ!
公立小中学校の先生が働き過ぎだという記事はよく目にする。朝が早い、休憩が取れない、授業後は部活指導や事務仕事、保護者対応。そして週末は部活の遠征の付き添い。これがずーーーっと続く。残業という概念がなく、残業代が出ない。
典型的なやりがい搾取。
子供達のために、学校の先生には心身共に健康で居てほしい。長時間労働はダメだし、せめて時間管理をして残業代は出さないと。消費税減税2年間なんてやらずに、そのお金で、公立小中学校の先生の給料を上げた方が良い(特に地方)。そういえば、アメリカの公立小学校は、1クラス生徒20人位だったよな。日本はやっと35人にしたばかり。 -
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ネタバレずっと考えさせられる、教育現場のリアル
週6日の練習、目指せ全国大会! ――部活動って、そんなに頑張らないとダメですか?
教育現場の理想と現実を描いた、今とてもタイムリーな社会派小説。
中学教師の過労死をきっかけに、「学校」や「部活」のあるべき姿を問い直す1冊です。
「定時帰り」「部活動廃止」「完全週休二日制」を掲げる新校長。 同僚の訃報に怯える英語教師、部活に懸けるバレー部部長、青春を守ろうとする保護者会会長。
生徒、教師、保護者……それぞれの立場から描かれる群像劇だからこそ、すごく引き込まれます。
先生が限界まで働く今の状況は、やっぱりおかしい。
教員の働き方改革や部活動の