額賀澪のレビュー一覧

  • 転職の魔王様

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    ネタバレ

    大手の広告代理店で働いていた千晴だったが、過労で倒れて辞職した。そんな千晴に、叔母の経営する転職コンサルティング会社でアルバイトをしてみないかと誘われて…

    ブラック企業で働いていたが故に人の顔色を伺う千晴にはズバズバと暴言に近い物言いの来栖の存在は本当に荒療治となったんだと思います。頑張って上司のご機嫌を取る事で自分の存在意義を取ろうとしてた千晴が切なかったです。

    転職希望者にも色々いて、良い方向へ向かえて良かったです。来栖の神秘眼が冴え渡ってましたが、自分だったらこんなエージェントは御免ですがそれでも受かったから許す!ってのは言い得て妙でした。

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    2023年06月08日
  • 放課後探偵団2 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

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     放課後がテーマのアンソロジー。

     一番のお気に入りは、額賀さんの「願わくば〜」。
     美術部の先輩と後輩の何気ない一コマから一転。あの津波の痛ましい震災。そして震災から5年経ったある日、東京から帰省した宗平は美術部の先輩の藍と再会し、同じ職場で働く三浦の祖父の震災時の足取りを辿る手伝いをして欲しいと頼まれて… 
     震災の生々しい描写が痛ましく、ただ辛いだけの追憶かと思いきや、まさかのラストで呆然でした。行方不明の菅原先輩はきっと、宗平が思った通りの態度を取る様な気がしました。

     青崎さんの裏染シリーズの番外編。このシリーズ、又読みたいです!

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    2021年02月01日
  • 風に恋う

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    一回目に読んだときは単なる青春小説だと思っていたけど、二回目、徹夜して読んで良さに気づいた。
    特に良いシーンは、瑛太郎が森崎さんに怒鳴るところ。それほど基達を大切にしているんだと思った。読書感想文とかにおすすめかもしれない。

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    2021年01月28日
  • 拝啓、本が売れません

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    どうやったら本が売れるのか。本作りに関わる様々な人たちを巻き込んで試行錯誤していく。

    読んだことのある本のプロットを見れるのも新鮮で、ここからあの物語に発展していったのかと思うと面白かった。

    最後の一文には元気がもらえる。

    本が売れ、本屋も残って、これからも面白い物語がたくさん紡がれる世の中であってほしい。

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    2020年07月23日
  • ヒトリコ

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    心無い大人の言動が子供に及ぼす影響の大きさをリアルに感じたお話でした。自分に置き換えて心情を察するも孤高を貫く芯の強さは真似できようもなく、環境に見切りをつけて逃げだしていたに違いありません。文庫化にあたり追加された後日譚は必読の価値ありです。

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    2020年04月05日
  • タスキメシ

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    ネタバレ

    早馬が見事に逆転満塁ホームラン的な復活を遂げるのかと思っていた
    泣いた

    助川が、好きです
    どうも私は青春小説を読むと、主人公の隣にいる脇役に惚れるタイプの様だ

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    2020年03月26日
  • タスキメシ

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    高校駅伝好きの 私にとっては とても 楽しく読めました。

    でも 先に 箱根編のほうを 読んでしまったので。
     
    ちょっと やってしまったかな。と思いました。

    やはり 順番に 読むものですね。

    チームⅢも 読んでみたいです。

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    2020年03月15日
  • 小説 空の青さを知る人よ

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    ネタバレ

    「されど空の青さを知る」、素晴らしい言葉です。自分にとってその空は何なのか。モノでもいい。人でもいい。文字通り私たちを包む空でもいい。空の青さを知った人は強い。強くなれる。まだ夢の途中でもがいている人たちへの希望の物語。

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    2019年09月29日
  • 夏なんてもういらない

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    ネタバレ

    こんなにも美しくあたたかな失恋があるのか。壊れるからこそ再び生まれるものがある。確かに、もう、いらない。
    また、この物語でもあったように、地域でも会社でも、先にいた人がつくったつまらないルールやしきたりに無理矢理従わされるのが非常に辛いのは強く共感する。縛られれば縛られるほど自由がほしくなる。
    人は変化を恐れる。しかし、変化を受け入れていく寛容さがほしい。歴史や伝統と自由をうまく折り合いをつけて生きたい。

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    2019年08月21日
  • 女ともだち

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    全体的におもしろいけどまあまあかなあと思いながら読んでいたら、最後の森絵都の「獣の夜」がひたすらによくて、とある一文がぶっ刺さりすぎて気が遠くなるくらいによくて、一気にお気に入りの本になってしまった。 あまり大声で言えないいわゆる性癖みたいなものなのでこっそり隠しておく。 これからも私は私のネイチャーに従って生きていけたらいいな。 ハメはずさない程度に。

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    2021年03月04日
  • 恋するブタハナ

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    ブヒッ!
    あ、ヤバいヤバい…
    カフェで読んでいたら、隣の席の人がものすごく
    下品な話を大きな声でしてる…、ブヒッ!


    メイン登場人物の3人のそれぞれの部分に共感できました!

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    2026年03月20日
  • 読書感想文が終わらない!

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    出版社さんの、感想文モニター企画にてご縁があり読んだ本です。ゲラってあんなかんじなんですね。たまになりました。その後、作者さんのサイン入りの本を送っていただき、子らもすごく喜んでいました。中身は、小学生の時に出会いたかったな〜と。これは参考になったのでは。物語が進んでいくのもわくわく。フミちゃんって何者?あれっ、この子って…などなど少しずつわかるのも楽しいです。子どもたち、応援したくなります。いや、いつも応援してるんだよ。

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    2026年03月18日
  • ほろよい読書

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    ⌘「ショコラと秘密は彼女に香る」 織守きょうや 
    「初恋ソーダ」 坂井希久子 
    「醸造学科の宇一くん」 額賀澪 
    「定食屋「雑」」 原田ひ香 
    「barきりんぐみ」 柚木麻子
    ⌘双葉文庫

    日本酒を飲みながら読みました。
    個人的にはショコラ〜が好きかなぁ♫
    でもどの物語もサクッと読みやすくて金曜日の夜とか良さそうです!

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    2026年03月16日
  • 恋するブタハナ

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    主人公は少女漫画雑誌「月刊ペルル」の編集者・塩見香子、25歳。

    どんな理不尽にも笑顔で対応する彼女には、誰にも言えないとんでもない秘密があった。

    怒ると本当にブタ鼻になってしまうのだ。

    荒唐無稽、奇想天外な設定だが、これが物語を一気に面白くする。

    日々のストレスを匿名SNSで発散しつつ、なんとか平穏を保っていた香子の前に、タイプの異なる二人の男性が現れた瞬間、日常は大きく揺れ動き始める。

    三角関係の行方はどこへ転がるのか。

    生きづらさを抱えた登場人物たちが、出会いの連鎖によって少しずつ前へ進んでいく姿は爽快そのもの。

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    2026年03月13日
  • さよならの保険金

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    海で行方不明となった父親の死について、日常生活を送り続けることで少しずつ気持ちを整理している様子にとても現実味があった。
    淡々とそばで見守ってくれる叔父の響介がとても信頼できるし、適度な距離感に愛情を感じる。
    よく知らなかった保険調査についてわかりやすいエピソードとともに知ることができて学びにもなったし、やはり額賀さん、とても読みやすかった。

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    2026年03月11日
  • 駅と旅

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    電車旅の相棒に。最後の鳥山まことさんのやつが良かった。旅の良さは、自分と向き合えることと新しいものと出会えることにある。
    「駅」の要素はあまり感じなかったが、旅の魅力が詰まった楽しい小説であった。

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    2026年03月12日
  • ほろよい読書

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    お酒にまつわるアンソロジー。アンソロジーというのは好き嫌いのわかるモノだな。
    定食屋「雑」がお気に入り。私もこんな定食屋のちょい無愛想だけど、余計な気を遣わせないおばさんに憧れる。そして主人公はお酒に詳しいけど、飲み方の許容範囲が狭い女だ。彼女が徐々に変化していくのが気持ちいい。コロッケ美味しそう。
    そしてbarきりんぐみ。保育園のママ達はこんなに仲良しばかりでは無いが…底通してるのは子育てしながら働く大変さを知ってるコトだ。息抜き無しには本当にやっていけない。仕事が大変という人はもちろん居るが、24hワンオペを何年もやるのが子育て。正直記憶がない。こんなきりんぐみでもない限りやってられないよ

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    2026年03月08日
  • 鳥人王

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    ネタバレ

    同じ作者の本をばーっと読んできた中ではいちばんおもしろく読めた。スポーツには全く縁がないが、妙に運動のできる芸人という立ち位置はすんなり飲み込めたし、作中で彼が運動選手として高い評価を受け続けているので気持ちよく読み進められる。オチ部分のキツネとタヌキはくだらなすぎて笑ってしまった。
    しかし別に非難するつもりはないのだが、とりあえず性格に難のあるイケメンアスリートを配置するのは作風なのか?

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    2026年03月08日
  • さよならの保険金

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    久しぶりの額賀作品です。
    保険調査員という仕事があるのは何となく知っていましたが、具体的にこんな感じ、と明示されるのは初めてでした。
    基本、人を疑ってかかる仕事のようなので、その仕事をしている人は結構メンタル的にキツイんじゃないかと想像しました。
    けど、そういう仕事があるからこそ、本来正当に保険金を受け取るべき人に正当な保険金が支払われるようになっているんだろうなと思うと、頭の下がる思いがしました。
    そう言えば、漫画の『Master Keaton』の主人公も保険調査員だったような。

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    2026年03月06日
  • 青春をクビになって

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    古事記の研究に人生を捧げていた主人公が、挫折し、研究者としての自分に終止符を打つに至る物語。好きなことを仕事にすることの難しさは、研究者だけではなく、アスリートも音楽家も同じだと思いました。成功とまではいかなくても、それで飯を食っていけるというのは凄いことだと改めて感じます。

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    2026年03月04日