額賀澪のレビュー一覧

  • 小説 空の青さを知る人よ

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    ネタバレ

    「されど空の青さを知る」、素晴らしい言葉です。自分にとってその空は何なのか。モノでもいい。人でもいい。文字通り私たちを包む空でもいい。空の青さを知った人は強い。強くなれる。まだ夢の途中でもがいている人たちへの希望の物語。

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    2019年09月29日
  • 夏なんてもういらない

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    ネタバレ

    こんなにも美しくあたたかな失恋があるのか。壊れるからこそ再び生まれるものがある。確かに、もう、いらない。
    また、この物語でもあったように、地域でも会社でも、先にいた人がつくったつまらないルールやしきたりに無理矢理従わされるのが非常に辛いのは強く共感する。縛られれば縛られるほど自由がほしくなる。
    人は変化を恐れる。しかし、変化を受け入れていく寛容さがほしい。歴史や伝統と自由をうまく折り合いをつけて生きたい。

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    2019年08月21日
  • 女ともだち

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    全体的におもしろいけどまあまあかなあと思いながら読んでいたら、最後の森絵都の「獣の夜」がひたすらによくて、とある一文がぶっ刺さりすぎて気が遠くなるくらいによくて、一気にお気に入りの本になってしまった。 あまり大声で言えないいわゆる性癖みたいなものなのでこっそり隠しておく。 これからも私は私のネイチャーに従って生きていけたらいいな。 ハメはずさない程度に。

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    2021年03月04日
  • さよならの保険金

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    保険金の不正請求する人って、そんなにたくさんいるのかな?
    自分とは無関係の世界だと思って読み始めたけど、調査員が来たらイヤだなーと思ったし、ちょっと怖いなぁと思った。
    小説の内容自体は読みやすいし面白かったけど。

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    2026年02月02日
  • 駅と旅

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    どれもお初な作家さんで、楽しめた!こういうオムニバス作品て作風も違うから、気分も変えられて、楽しいよね。
    国内から海外まで幅広く。情景を思い描きながら読むのが、楽しいよね。自分でドラマ化してる気分。

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    2026年02月01日
  • 転職の魔王様3.0

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    人事領域の仕事をしています。昔はエージェントもやっていました。
    フィクションではあるのですが、登場するエージェントのように候補者ファーストなエージェントが多くあればいいなと思います。実際は儲け主義、自分本位な業界になりつつあるので。

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    2026年02月01日
  • 夜と跳ぶ Re:東京ゴールデン・エイジ

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    疾走感、躍動感が伝わるスケートボードの場面が素晴らしいのはもちろんのこと、エイジの過去にまつわるストーリーも展開も面白かった!
    一作目を読んでから少し間が空いてて忘れていた部分もあったけど、丈太郎の熱さとエイジとの良い関係性がすぐ蘇ってきた。
    丈太郎の不器用なまっすぐさや、偽善じゃなく一生懸命になれるところ、上から目線でなくエイジと対等でいるところが本当に信頼できる。智亜との関わり方もとっても良かった。
    エイジももちろん好きなんだけど、丈太郎がいいんだよなー、さらなる続編もまた読みたい!!
    額賀さんのスポーツ小説、やっぱり大好きです!

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    2026年01月31日
  • さよならの保険金

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    なかなか知らなかった内容で、なるほどなぁと思いながら読んでしまいました。ドラマ化されそうな内容でした。良かったです。

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    2026年01月24日
  • 転職の魔王様3.0

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    …早く一人前にとか、成長してほしいとか、そんな期待しちゃ駄目です。神棚に供えとくくらいの気持ちでいてください。

    まさに今の日本にピッタリな表現。
    新入社員とこんな働き方してる国、他にあるのかなぁと思います。

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    2026年01月22日
  • 願わくば海の底で

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    語り手が変わるタイプだったけど嫌悪感なく読めた。
    東北の話で「おっ」と思っていたら震災絡みで複雑(複雑という言葉で片付けますごめんなさい)な気持ちで読み終えた。
    内容も良かったけど、設定にだいぶ助けられて泣けた。
    キャラがそこそこ違和感なく立っていて伏線もさりげなくて良かった。

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    2026年01月14日
  • 夜と跳ぶ Re:東京ゴールデン・エイジ

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    相変わらず、エイジ君の周りであれこれ起きて・・と思ったら、今回は丈太郎がボロボロ。
    真周や冴恵、新しい登場人物もキャラ立ってて面白い。
    さらに疾走感を増して、ロスへ。

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    2026年01月14日
  • ほろよい読書

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    お酒がテーマの短編集。好きな作家さんが含まれていたから読み始めたけど、初めて読む作家さんもいて面白かった。特に最後の柚木さんの作品は、実際にカクテルを作って飲んでみたくなる。

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    2026年01月14日
  • 願わくば海の底で

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    行方不明がキーワードのミステリーなのかなと、事前情報無しで読み進めました。
    震災が絡んでいるとは思わず…
    奇しくも、もうすぐ阪神淡路大震災の時期。
    そして、東日本大震災の3月が来る…

    あぁ、菅原くんの行方不明はそうだったのか…
    あの日、沢山の大事な人が目の前から忽然と居なくなって。

    印象に残ったのは、

    大切な誰かの祈りが重なり合って、
    見ず知らずの誰かへの祈りになる。

    人は祈らずにはいられないもの。
    それが、他の誰かへの祈りに繋がればいいよね。

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    2026年01月12日
  • 弊社は買収されました! 総務部・真柴さん最後のお仕事

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    とてもリアルなお仕事小説でした。
    いないと困るのに軽視されがちなバックオフィス業務、変化を受け入れられずどこか他人事のまま反発する社員、属人化が生む問題、ちょっとしたことで歩み寄れない世代間や上下関係のギャップ。どれも自分の会社にも思い当たるところが多い。

    やっぱり人間関係って大事なんだなあとあらためて感じました。
    あとこれからは、総務の人たちにもっと感謝しようと思います。笑

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    2026年01月12日
  • 弊社は買収されました! 総務部・真柴さん最後のお仕事

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    ちょっとアットホームな雰囲気の会社が、外資に買収され、そのPMIに、総務部の中堅が奮闘する、というお話。
    現実には、このようなシチュエーションで、カルチャーや考え方や僻み嫉みが、軋み音が出なくなるまで擦りあわされるまでには、とても長い時間がかかるし、ひょっとしたら絶対無理かも。 ただ、そこは健全なお仕事小説として完結されるべく、いい人しか出てこないので、普通の読書の対象としてはおすすめかもしれない。

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    2026年01月10日
  • 転職の魔王様

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    ラノベ風の表紙だがちゃんと働き方や生き方を考えさせられる小説だった。必要とされるではなく自分が楽しいが大切。

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    2026年01月10日
  • 光が死んだ夏 2 特装版

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    先が気になって気になって。もちろん原作も同様なのですが、文字から受ける印象は漫画よりもはるかに繊細。海のシーンは、このノベライズ版が最も切なく感じました。
    次も早く読みたい!!

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    2026年01月07日
  • 鳥人王

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    面白かった!
    額賀さんのスポーツ小説は、本当に良いなぁ。
    その中でも今作は、特に広く好まれる気がします。

    芸人としての葛藤、オリンピック、マスターズ。
    この3つがバランスよく、読みやすく、気持ちよくハマる感じ。

    棒高跳のポール、ボックス、試技の流れ、
    知らないことがいっぱいでしたが、楽しく読めました。
    大満足の一冊でした!

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    2026年01月03日
  • 青春をクビになって

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    青春を好きなものの研究に捧げ、博士課程に進んだ人の中で、それを仕事にできるのはほんの一握りです。

    研究生活を選ぶかどうかに関わらず、大学で学んだことや、将来の夢をそのまま実現できる人はほとんどいないでしょう。
    誰もが、程度の差はあれ「ある種のあきらめ」を持って社会人生活を送っていることでしょう。

    そんな全ての人の背中を柔らかく押してくれる作品でした。

    そして、ちょっと古事記を読んでみたくなりました。

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    2025年12月31日
  • さよならクリームソーダ

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    ネタバレ

    【ただ恋愛してハッピーエンドなんて青春小説ではない】
    青春小説より切れ味がある。
    最初に泣けたのはヨシキさんの実家に若菜さんがいって線香をあげるシーン。母親が一番つらいはずなのに、ちゃんと若菜さんに現実を伝えてあげるその人としての強さとなんとも言えない苦しさにぐっときてしまった。

    一番泣いたのは屋上のシーンで、もし自分がこの場にいたらなんて声をかけるだろうと思ったときに死なないでしか言えないだろうと思って自分と重ねてしまった。大事な時に薄っぺらい言葉しか出てこない自分を憎んで、必死に言葉を紡いでいくのだと思った。

    この本から、人の価値観はそれぞれで他人に押し付けるものではないし、自分のあり

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    2026年01月03日