額賀澪のレビュー一覧
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ネタバレ大手の広告代理店で働いていた千晴だったが、過労で倒れて辞職した。そんな千晴に、叔母の経営する転職コンサルティング会社でアルバイトをしてみないかと誘われて…
ブラック企業で働いていたが故に人の顔色を伺う千晴にはズバズバと暴言に近い物言いの来栖の存在は本当に荒療治となったんだと思います。頑張って上司のご機嫌を取る事で自分の存在意義を取ろうとしてた千晴が切なかったです。
転職希望者にも色々いて、良い方向へ向かえて良かったです。来栖の神秘眼が冴え渡ってましたが、自分だったらこんなエージェントは御免ですがそれでも受かったから許す!ってのは言い得て妙でした。 -
Posted by ブクログ
『あの本、読みました?』の中で紹介されて手にとりました。
公立中学校の音楽教師の福田芳野が亡くなるところから物語は始まる。
プロローグの『そんな日に、福田芳野は死んだ。』この言葉で物語への期待が膨らんだ。
端的言ってしまえば、公立中学校教師の仕事改革の物語。中でも部活動に対する見方を変えてくれる。
昭和の時代から勉強は出来なくても、何か一つ生徒の特徴ある所を伸ばせてやれれば良いと、教えられ信じてきた。
しかし、学校では勉強が大事だと、この本を読んで感じた。
学校では多くの事を経験し、視野を広げることが大事だと思う。物事に対して色々な角度から物事を見られるようにするために。人生の選択の幅を広げる事になると思う。
「子どもには輝かしい未来がある」と言う言葉を耳にする。子どもには何でもしてあげたい気持ちは分かる。
ならば、大人には輝かしい未来はないのだろうか。
誰にでも明日という未来がある。その未来を楽しく生きる為に努力してもいいと思った。
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Posted by ブクログ
読み始めて思ったのは、「私が想像していた構図とは少し違う」ということ。
部活動を減らしてほしい、超勤は本当はしたくない、でも周りの環境がそうさせてくれない…という現場の声があり、宇佐崎先生が派遣され、働き方改革キタ━(゚∀゚)━!万歳!!みたいな構図になるかと思いきや、それはむしろ逆だった。
「目の前の生徒のために頑張りたい」
「そのための過重労働は、しんどいけど仕方のないこと」
「これくらいのことは他の先生もみんなやってる」
「いきなり部活動廃止とか言われても迷惑だ」
アリスをはじめとする先生たち、長時間労働に対する感覚が麻痺してないか?
定時退社が当たり前の感覚のわたし。。
読んでいて、なんだか怖くなってきた。
報告会ではアリスが結構いい演説をしたのに、なかったことにされて、悔しかった。
偉い人を気持ちよくする会、本当に気持ち悪くて気分が悪かった。
あんな形式だけの会、あちこちで行われてるんだろうな。
結局なにも変わってないように見えるけど、本当にちょっとずつでも一人一人の意識が変わって、教員のブラックな労働環境が改善されますように!!! -
Posted by ブクログ
先生たちの子どもたちのためという奉仕精神に支えられてギリギリのところでもがいている今の教育現場をリアルに描いている。学校には子どもたちのことが大好きな先生もいるし、学校が楽しいと思っている生徒もたくさんいる。でも、先生たちはとてもとても疲れている。いろんな原因を放置して小手先の対策をしても、解決には至らない。社会全体でちゃんと向き合って、教育に予算をかけてなんとかしないと大変なことになると思った。問題提起と、解決の光が少し見えてきそうな作品だった。綺麗にまとめていないところが、とても好感が持てるし、よく取材されたんだなあと拍手を送りたい。