額賀澪のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ【ただ恋愛してハッピーエンドなんて青春小説ではない】
青春小説より切れ味がある。
最初に泣けたのはヨシキさんの実家に若菜さんがいって線香をあげるシーン。母親が一番つらいはずなのに、ちゃんと若菜さんに現実を伝えてあげるその人としての強さとなんとも言えない苦しさにぐっときてしまった。
一番泣いたのは屋上のシーンで、もし自分がこの場にいたらなんて声をかけるだろうと思ったときに死なないでしか言えないだろうと思って自分と重ねてしまった。大事な時に薄っぺらい言葉しか出てこない自分を憎んで、必死に言葉を紡いでいくのだと思った。
この本から、人の価値観はそれぞれで他人に押し付けるものではないし、自分のあり -
Posted by ブクログ
サクッと読めるので、寝る前の読書にピッタリでした。主人公はブラック勤務で会社を退職せざるを得なくなった女性。
その女性が、叔母が社長の転職エージェントでキャリアアドバイザーの見習いとして働き、求職者や先輩とのやり取りを通して自分探しをしていく短編連載のようなお話。
転職ってある種、人生を左右しかねないものだから、慎重になったり不安になったり怖くなったりするのは当たり前だなと思うし、誰かに正解を教えて貰いたくなるのも分かるなー。
そして、作中に何度も出てくる「外側からの評価で自分の価値を決めようとする」(ニュアンス)という主張は、私も心当たりありすぎて胸が痛い。
でも、そうやってしか女性が社 -
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Posted by ブクログ
面白い!
それぞれの求職者の言い分や、未谷の広告代理店での働き方など・・・第2話の新人がいつも言い訳したりやりたがらない雑用を押し付けられるのでやるけどセレは全く評価されず目に見える表立った仕事の評価だけで納得のいく評価を得れず給与に反映されないところとかすーごくわかる!と思って読んでいた。第3話の営業職男性の、体育会系で細々セッティングしたことに対して上司は文句は言えど感謝や労いの言葉ひとつもないのも既視感。
一方で、シェパードキャリアやキャリアアドバイザーに対して、今後自分はどうすれば良いのか、どういうことが向いているのか人生の分岐点の「答え」が欲しくてくる人も現実多いと思う。
「必要と