額賀澪のレビュー一覧

  • 青春をクビになって

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    研究者としての苦悩、好きなことを追い求め続けることの大変さ。真摯に学問に向き合っても報われない事実。
    様々な社会の厳しさが分かる物語でした。夢中で読みました。

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    2025年11月04日
  • 沖晴くんの涙を殺して

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    ネタバレ


    この本を通して、作者が伝えたいことを私なりに解釈したつもりだが、自分の性格上、ネガティブな感情に支配されやすいので、ネガティブな感情は無い方が、生きやすいんだろうと、なお感じた。

    ただ、他者には、人間らしさを求めてしまっている。
    感情に揺らぎがない人って、京香が沖晴に最初に感じたように不気味だし、なんとなく安心感ない。

    私自身、怒りや悲しみ、苦しみといった感情を他者に曝け出すのが苦手で、人間らしいというより人間臭いなと思ってしまうので、よくその感情を自分の中に留めておくことが多いが、私が他者に人間らしさを求めるように、他者も私に人間らしさを求めているのかもしれない。

    京香を思い続けなが

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    2025年11月09日
  • 願わくば海の底で

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    美術部の高校生の高校生活の話ね。うんうん。と軽く読んでいたら、えっ菅原くん、えっ!?と思わず一気読みをしてしまいました。

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    2025年11月02日
  • 天才望遠鏡

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    天才の苦悩と「じゃない方」の苦悩、それを見守る人々。それぞれの思いが交錯してほろ苦くも温かい気持ちになる。
    個人的には「妖精の引き際」が好き。パリの白い街並みとフィギュアスケートの氷の美しさがキラキラ反射して幻想的なシーンが浮かぶ。カメラマンの多々良さんが撮った写真が見たいな。

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    2025年11月02日
  • 読書感想文が終わらない!

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    自分もフミちゃん流の書き方で感想文を書いてみたかったかも。毎年書いてただろうに自分がなんの本でどんな感想文を書いてたかなんて全然覚えてない。夏休みの宿題なんて全部、面倒なことぐらいにしか思ってなかっただろうし。

    どの章も良かったけど、受験する子の考え方が気に食わなくて、この子みたいに子どもたちがどんどん効率主義に毒されていく社会になったら嫌だなと思った。でもそれって、こちらが勝手に思い描いてる子ども像と合わないからって勝手に寂しがってるだけなのかもね。それに読んでいくうちに自分にも思いあたる節が結構あって、なんだかんだで一番感情移入していたかも知れない。

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    2025年11月01日
  • タスキメシ 箱根

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    タスキメシ第二弾、舞台は箱根駅伝で一度も出ていない紫峰(しほう)大学のキャプテン仙波千早
    そこに4月から入学する大学院生の眞家早馬が栄養管理兼コーチアシスタントととして入寮
    いきなりの部外者に嫌悪感を感じる千早

    箱根を走る意味。責任や自身の怪我、それを痛いほど知る早馬

    早馬の「努力は裏切る‥」の意味は?
    ラスト感動は今までのスポーツ小説と一線を画する

    早馬の真意は「タスキメシ」を読まないとこの感動は得られない

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    2025年10月31日
  • 天才望遠鏡

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    様々な分野の天才とその側にいる天才じゃない人。
    「エスペランサの~」のその後が読みたい!
    ちょっと出てきたけど、もっと仔細に読みたいなー。

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    2025年10月30日
  • サリエリはクラスメイトを二度殺す

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    ネタバレ

     舞台が学生の卒業演奏会で高校の卒業演奏会では6人が殺人事件に関わり、四年後の大学の卒業演奏会で4人が殺人事件に関わるといった芸術を伴った青春ミステリーでした。才能・嫉妬・友情がまさに事件に絡みあっていくところが面白かったです。
     自分もピアノを習っていたこともあって小さなコンクールに出た経験はあるからなんとなくわかるんですが、ピアニストやその他の音楽家、さらに言うと芸術家という人たちの性格は「負けず嫌い」が多いです。自分もそうです。そうなると、人の才能を凄いという一方で、その人の才能に嫉妬することがよくありました。
     この小説では「青春音楽ミステリー」と帯に書いてあって、人の才能を認める一方

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    2025年10月24日
  • さよならの保険金

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    ネタバレ

    父親の死(行方不明)から始まる物語。
    暗く暗く、どん底のような場面から始まってもおかしくない。しかし切なさは残しつつも、叔父と甥のコンビは比較的ふつう、どちらかといえば、前向きな日々を過ごしていく。

    人が亡くなる物語(ミステリーとホラー以外)って、かなり悲しみの場面が多く、悲しみにどう対処したか、そこからどう立ち直っていったのかが多いと思います。
    けれど現実には、たしかに悲しみに浸る時もあるけれど、それ以外の感情がないかというとそんなことはない。優しくされたら嬉しいし、驚くようなことがあればもちろん驚くこともあると思うのです。その中で、やはり死と向き合う時間がある。悲しくもなる。
    そんな人間

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    2025年10月23日
  • ウズタマ

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    真実の愛についてすごくストレートに描かれていて、でもそれがすごく切なく感じた。相手の幸せを優先することで自分が犠牲になっても良いくらいその人を大切に想うという愛は、美しくて優しい。

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    2025年10月17日
  • 天才望遠鏡

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    人は一定以上の才能を持つ人を天才と呼び自分とは違うもの、時には神のように称えるが、
    その一握りの天才もまた人であり、色々なことに悩んだり、偶像化される事に苦悩したりするのだ。
    そんな一般人には遠い世界で活躍する(していく、していた)天才たちをタイトル通り、望遠鏡で覗き込むように描いている素敵な作品。

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    2025年10月13日
  • ほろよい読書

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    ネタバレ

    ほっこりするお話の短編集だった。
    それぞれ、
    お酒にまつわる話で、ついお酒を手を伸ばしたお話もあった。
    特に、柚木麻子さんの「bar きりん組」は、面白いし、まるで自分もZoom飲み会に参加してる気がして、それぞれの飲み方を(カクテル)を真似して飲みたくなってしまった。
    翌日には、ガリガリ君のサイダーとコーラ味も購入して割ってみたり…。
    (サイダー味のほうが好きで、コーラ味を何十年かぶりに買った気がする。)
    どれも食やお酒に関しての美味しいお話だった。

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    2025年10月08日
  • 願わくば海の底で

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    東日本大震災を題材にしたもの。当事者ではないが、すごく胸に響くお話だった。行方不明の方に対してどこかで区切りを付けないといけない、というのはとても共感する。また、死亡届を出しても99%しか受け入れられていない、本には99%と書かれてあったが、人によっては80%だったりもっと低かったりするのだろうなと思う。私自身は姉を病気で亡くし、姉の亡骸を見て火葬もしたが、同じような感覚でいる。まだどこかで生きているような、生きていてほしいような、真の意味でまだ姉の死を受け入れられていないんだなと、この本を読んで改めて感じた。「願わくば海の底で」読後は胸を締め付けられるが、良い書名だと感じた。いつか震災跡地を

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    2025年10月05日
  • 天才望遠鏡

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    短編が5つ。
    「エスペランサの子供たち」は続きを知りたくなった。
    周囲との関係性の中で天才や才能に向き合うストーリー。

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    2025年09月30日
  • タスキメシ

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    眞家早馬は膝の怪我をきっかけにアスリートの限界を感じる。そこで教師の稔の畑の収穫をきっかけに調理実習部の唯一の部員、井坂都に料理の世界に目覚め、スポーツ栄養士を目指そうとするが、部員も助川と弟の春馬は引退に納得せず、慰留に努める
    そして都大路を目指すため茨城県大会で優勝を目指す
    そこに立ち憚るのはライバル藤宮
    友情、兄弟愛
    早馬はどんな答えを出すのか?

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    2025年09月29日
  • 天才望遠鏡

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    「天才」と呼ばれる人たちの輝かしい活躍ではなく、プロとしての人生を終えようとしている、またはこれから挑もうとしている様子を、遠くから眺めているようでした。
    「始まり」があれば「終わり」がある。
    天才と、側でその軌跡を眺めてきた人たちを描いたストーリー。

    スポーツカメラマンから始まり、フィギュアスケーター、棋士、歌のオーディションに挑戦する少年、陸上選手、小説家。

    華々しい活躍の裏にある厳しい世界に触れながら、天才と、その活躍と奮闘を側で見守ってきた人たちの胸の内を感じさせてくれました。

    お気に入りは、
    棋士を描いた「星の盤側」
    フィギュアスケーターを描いた「妖精の引き際」

    無料塾に通う

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    2025年09月27日
  • 願わくば海の底で

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     人が日頃感じている生きづらさ、突然の災害が人に与える苦しみ。これらを背景に、本人以外の周囲が語り手となって、多角的に本人の人物像を浮かび上がらせていきます。明らかにミステリーの範疇を超越し、胸に響く慈しみと祈りの物語でした。

     2020年、5人の作家による学園ミステリ・アンソロジー『放課後探偵団2』が10年ぶりに刊行。この中に、額賀澪さんの「願わくば海の底で」が収録されていたとのこと。もともと学園ミステリーだったのですね。
     本作は、上記既出作を改稿して第5話とし、印象的な男子生徒を強調して取り上げ、彼とつながりのある人物たちとのエピソードを第1〜4話・最終話として書き下ろして補完されてい

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    2025年09月25日
  • 読書感想文が終わらない!

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    共感できない賛成できないことがあっても良いのだ。あらすじではなく、自分がどう思ったかを語るのが楽しいんだから!

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    2025年09月24日
  • 風に恋う

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    「風に恋う」というタイトルに惹かれ、少年がサックスを吹く表紙を見て、購入を即決した本書。作者さんのお名前を拝見して、「タスキメシ」や「さよならクリームソーダ」の方だと気がつき、物語への期待が高まる中読み進めた。

    熱い、厚い、篤い。
    高校生らしい燃え上がるような青春の物語。吹奏楽というハードな部活に、将来の進路に向けた勉強に。ただ部活だけに向き合うのではなく、未来から振り返っても部活をやっていなかったら…と後悔しないように、真剣に日々向き合っていく。
    出てくる人々に血が通っていて、飾り立てない等身大の自分と向き合って、仲間とぶつかりあって重厚な、それでいて爽快な音を奏でている。
    そして、様々な

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    2025年09月20日
  • ウズタマ

    匿名

    購入済み

    複雑なストーリーでした。父が倒れてから自分の生い立ちを探り、とんでもない事件にいき当たる。血縁者が誰1人いないのは想像以上に孤独なんだと感じました。血が繋がっていても、関わりがなく孤独な人も沢山いるが、こんな人が自分の身内にはいるんだと知ってる事と全く知らない事では孤独の感じ方も違うのかもしれない。優しい人が多くて、それぞれ悲しみを抱えている。何が正しかったのかは、わからないが、彼らが幸せであってほしい。

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    2025年09月15日