額賀澪のレビュー一覧

  • 読書感想文が終わらない!

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    読書感想文、夏休み最大の天敵という生徒を
    どれほど多く見てきたことか。
    登場人物のフミちゃんが伝授するコツは
    ほんとうにどれも納得。
    ただ、そもそも本自体を読まない子どもに、
    本を読ませることが至難の業なのよねぇ。

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    2025年06月24日
  • 願わくば海の底で

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    こういう憎めない子いるな、と思いながらどんな大人になるのか楽しみに読んでいたのに…。アンソロジーで読んだときもしんどかったけど、今回もしんどい。でも読んで良かった。

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    2025年06月21日
  • 光が死んだ夏【ノベル分冊版】 1

    匿名

    ネタバレ 購入済み

     小説だけど分冊版だから読みやすい。だから気軽な気持ちで読もうと思えた。
     やっぱり冒頭部分は特に面白いなぁと感じた。それ大事だよね、きっと。

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    2025年06月20日
  • 夜と跳ぶ Re:東京ゴールデン・エイジ

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    スケーターの華麗な路上パフォーマンスをスポーツカメラマンが撮影するという、どうやったらこんな角度からの描写が描けるのかと感心するぐらいの臨場感たっぷりで、あのアスファルトに着地すること音が聞こえてきそうなぐらい引き込まれた物語でした。

    *頑張っている人に頑張れなんて言えないなんて心配りはしない。頑張れなくなったら誰かの前で弱音を吐いて次の日からまた頑張れ!

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    2025年06月20日
  • ほろよい読書

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    お酒にまつわるクスッと笑えるエピソードや感動の話が収録されています。1作品20分程度で読めるので気軽に読めます。お酒好きな人に是非読んでもらいたいです。

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    2025年06月19日
  • 願わくば海の底で

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    大切なものほど失くしてしまう悪癖を持ち、罪悪感を覚えながらも飄々と生きる彼。そんな少年の高校生活を辿るなかで突然見えてきた悲しい未来に、狼狽えてししまいました。

    東日本大震災で、街が大きな津波に襲われた。大事な人が亡くなり、今も行方不明のままの人が大勢いる。
    あの時、その後に起こったであろうこと。故人との思い出。“もし”がもたらす苦しみと後ろめたさ。遺された人の心の変化。

    さまざまな関係者によって語られる少年の思い出と迎えられたはずの未来、そしてあの日に起きたこととは……。

    爽やかな青春小説だと思っていたので、思いもよらない展開に当時の気持ちに引き戻された。
    大きな哀しみに襲われたとき、

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    2025年06月17日
  • ウズタマ

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    泣きながら読み終えた!
    中盤から何となくこうなるかな?という流れは読めていたけれど、それでも涙が出てきました…(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)

    家族には色んな形があって、幸せもでこぼこと形が変わっていくものなんだと思った
    主人公である周作の真っすぐさと優しさ、そして弱いところもあるのがまた人間味増してていいんだよな
    個人的には紫織さんのいつもしゃんと立っているところがかなり好き
    周作たちがこれからもっと幸せになってほしいと祈りながら読み終えた

    シンプルな野菜炒めがたっぷりのったラーメンがやっぱり食べたくなってしまいました…(⁠•⁠‿⁠•⁠)

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    2025年06月15日
  • 夜と跳ぶ Re:東京ゴールデン・エイジ

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    エイジが期待に応えたいと思うようになったのは、大人になったという事でもあり、丈太郎のことを大切に思っているという事でもあるのかなと思うと嬉しい
    智亜もエイジも親との関係が簡単ではないのがしんどい…丈太郎たちみたいな大人がいてくれてよかった
    ライバル選手も個性的!高め合ってオリンピックメダルを目指すのはアスリートって感じがするな

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    2025年05月30日
  • 願わくば海の底で

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    菅原くんや、三浦さんのおじいちゃんのような人々がたくさんいるんでしょうね。もう何年も前に行った宮城県の光景を思い出していました。今はどうなっているんでしょうか。確かに遠く離れた場所で生きている私たちは1年のその時期にしかその事に思いを馳せなくなってしまったと思う。でもまだ気持ちの整理もつけられない方々もいるに違いない。何も出来ない。せめて黙祷を…。

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    2025年05月29日
  • 風は山から吹いている――Why climb mountains with me?

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    止まらない一気読み!共感どころ満載。お互いの事を必要とする穂高先輩と岳。宝田先輩にも生きてほしかったー。

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    2025年05月29日
  • 願わくば海の底で

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    3.11に行方不明となった菅原晋也に関わった者達の群像劇のような感じだが、各人の視点が変わることで景色が変わっていくような面白味を味わうというより、読み進むにつれ彼は存在していないのだという虚無につつまれ、いたたまれなくなっていった。
    最後の章では、彼は亡くなってしまっても死者として存在し続け、彼と関わった人達を結びつけ続けていく。

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    2025年05月26日
  • 転職の魔王様2.0

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    ネタバレ

    表紙のイケメンがかっこよくて読み始めました笑
    章ごとに転職キャリアアドバイザー・転職者のと目線が変わって楽しく読みました!個人的には天間さんが1日お仕事体験したあとの職場で天間さん以上のパフォーマンスを出す自信はないです!「優等生は気をつけないといけない」心がけて自分がすり減らない程度の働き方にしておこうと思いました。夜景の見えるオフィスでのキスシーン、ドラマで見たーーい!!歯がガツンと当たるのが千晴らしくて良かったです。
    主人公・千晴さんの転職理由とか来栖さんの杖の理由とか全然出てこないなーと思ってたら2巻なんですね。1巻、3巻があるようなので読んでみたいです。

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    2025年05月23日
  • 夜と跳ぶ Re:東京ゴールデン・エイジ

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    やっぱりおじさんはとても良い人で、エイジは幸せだと思った。それにしても、スケボーに乗りながら映像を撮るおじさんの身体能力、凄すぎる。実の親は、クシャクシャに丸めてゴミ箱に捨ててやりたい。

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    2025年05月21日
  • 拝啓、本が売れません

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    デビュー間も無い著者が自分の本を売らなければ!!と泥臭く、汗臭く駆けずり回る。
    RPGを観ているような感覚でスラスラ読めました。
    作者の毒がいいスパイスです。

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    2025年05月20日
  • ほろよい読書

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    お酒が飲みたい…!となり、読みながら飲み始めちゃった笑。お酒にまつわる短編集、気軽に読めて楽しい。
    『ショコラと秘密は彼女に香る』
    これ1番好きだった!!登和子さんもさくらさんも素敵な人だわぁ…。さくらさんに似たひなきと、登和子さんに似た和人さん、それを知って笑顔の二人も良い。ふんわりと包まれた、優しい秘密だなぁ。ボンボンもさくらさんのお菓子たちも美味しそう。
    『初恋ソーダ』
    主人公に頑張れ!と言いたくなる。自分の心地のよい部屋で、自分が楽しむためのお酒を仕込む。最高の生き方じゃないか。
    『醸造学科の宇一くん』
    宇一くんの雰囲気、良いね〜。酒蔵を継いでも継がなくても、二人は良い距離感でいられた

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    2025年05月18日
  • 女ともだち

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    前半、あまり好みでない作品が続きましたが、後半すごく良かったです!

    おもしろかった3作品

    「こっちを向いて。」
    分かるー‼︎って話でした。大人になってから友達作るのって難しい。こちらと向こうに友達を作ろうという願望が、まさに同じタイミングで存在しないと成立しない。
    自分が今までに経験した感情が言語化されてる感じで気持ちよくて、そして切なかったです。

    「ラインのふたり」
    いたずらして笑ってはいけないのに全身で笑い出したくなる感じ。笑いすぎてお腹痛くて涙出る、みたいな。そういう時の女子同士の連帯感を思い出しました。
    終わり方も良かった。

    「獣の夜」
    一番好きです。ジビエ、全然興味なかったけ

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    2025年05月19日
  • 願わくば海の底で

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    いつも飄々としていて大切な物を忘れるいう悪癖があり美術部でとても絵が上手く憎めない存在の菅原晋也という少年について語られる物語たち。その物語がどこに収束していくのか、途中で気付いてからはやるせない気持ちになっていく。同じようにあの日いなくなってしまった人たちがたくさんいる。見つからないからどうしても諦めることができない…本当にその通りだと思う。5話の禱で明らかになる事実があまりにしんどい。悪癖は彼を語るひとつのエピソードでしかなかった気がする。そういう、何でもないことをも忘れないでいることの大切さ。

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    2025年05月15日
  • 転職の魔王様

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    転職を考えていたためなんとなく手に取って読んでみた。スラスラと読みやすい文章で、エージェントの裏側を知ることができ面白かった。失敗したから転職するのではなく自分自身をさらに幸せにするために転職する、という言葉にハッとさせられた。

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    2025年05月12日
  • 願わくば海の底で

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    ネタバレ

    東北地方沿岸部のとある高校に菅原晋也は居た。何故か大切にしている物を忘れてしまう悪癖があり、それに悩んでいた。どこにでもいる普通の男子高校生、菅原を中心としたちょっとした出来事。だが、美大へ合格して進学するはずだった菅原は居なくなった。あの震災に巻き込まれて…

    飄々として、どこか憎めない菅原。美術の才能があって、これからを期待されていたのに、津波によって全てが無くなった。菅原の同級生・本郷藍と後輩の小野寺宗平が菅原の最後の姿を追った先に待ち受けていた真実が、あまりに切なかったです。

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    2025年05月10日
  • 青春をクビになって

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    ネタバレ

    終始、せつなかった。
    「「好き」を道標に生きてきた。暗闇を進む灯火だった。この光のせいで生きていけないのだと気づいた。これを大事に抱えている限り、暗闇を歩き続けなければならない。消す日が来た。明かりを消して、この真っ暗闇を出て行く日が来た。」
    自ら明かりを消すのは辛いことなのだろう。
    小柳が最後に聞いた「こをろこをろ」は何も生み出さなかったのだろうか。瀬川が最後に聞いた「こをろこをろ」は新しい道標を生み出したのだろうか。
    とにかく、せつない。

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    2025年05月08日