願わくば海の底で

願わくば海の底で

1,699円 (税込)

8pt

東北地方沿岸部のとある高校。そこで起こるささやかな謎の中心には、いつだって彼がいた。校舎が荒らされた前夜に目撃された青い火の玉。プールサイドで昼食を取っていたとき、話しかけてきた同級生を水中に突き飛ばしてしまった女子生徒の真意。テーマ不明の、花瓶に生けられた花の絵。そして、高校卒業後大学に入学するまでの何者でもなかった二〇一一年の“あの日”以来、私たちの前から姿を消してしまった彼自身──。これは大切なものほどなくしてしまう悪癖に悩まされ、それでも飄々と振る舞う青年が歩んだ、高校生活三年間の軌跡を辿りなおす物語。

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願わくば海の底で のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大勢の人が、
    その〈潮時〉を無理矢理踏み越えてきた。

    数字でしか表されないその一つ一つに、確かに人生があったんだって強く思った。当たり前だけど、改めて強く気付かされた。
    苦しく、切なく、でも温かい気持ち。
    でもやっぱり苦しい。

    震災をエンタメにするのは不謹慎で間違ってると思うけど、この本はそうで

    0
    2026年01月05日

    Posted by ブクログ

    人はいつかは死ぬそれは避けられない
    だけど、誰かが覚えている思い出すことでその人は思い出の中で生き続けることができる
    亡くなってからその人のことを知るのも遅くないのだ

    0
    2025年12月21日

    Posted by ブクログ

    「大切なものをなくしてしまう」悪癖をもつ、菅原晋也のエピソードを中心に描かれる、日常ミステリー。
    火の玉の謎、学校の窓ガラスが割られる事件。
    プールに突き落とされた理由を探したり、菅原が描いている絵のモチーフを探ったり。
    その日常が、ある日を境にひっくり返る。
    最後に突きつけられる謎に、私たちは、あ

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    〝菅原晋也〟という男の子について、友人らが語っていく甘酸っぱい青春ミステリー

     ──と思ったら。。。



    【第一話 ガラス片の向こうで】
     高校一年〜青い火の玉の謎

    【第二話 炭酸水の舞う中で】
     高校二年〜突然プールに突き落とされた理由

    【第三話 黄色い花の下で】
     高校三年〜彼が描いた花

    0
    2025年09月22日

    Posted by ブクログ

    軽いノリで始まる高校生達の物語がだんだんと···。
    居なくなってしまった大切な人が最期に見ていた景色を見たい。それがどれ程の救いや弔いになるのか、私には想像がつかないけれど、同じ震災を経験した身として精一杯想像しながら、最終章が近づく頃には祈るような気持ちで食い入るように読みました。

    災害や戦争な

    0
    2025年08月21日

    Posted by ブクログ

    素晴らしい一冊だった。
    最後まで読み進めてタイトルの意味が分かる瞬間。これぞ読書の醍醐味。だから私は、前情報やあらすじは見ずに読み始める。読みながら、こんな内容か、とひとつひとつ感動しながら読んでゆく。

    半分くらいまでは、何が起こったんだろう、と。登場人物への興味と、物語の言わんとする事を探り探り

    0
    2025年05月09日

    Posted by ブクログ

    行方不明がキーワードのミステリーなのかなと、事前情報無しで読み進めました。
    震災が絡んでいるとは思わず…
    奇しくも、もうすぐ阪神淡路大震災の時期。
    そして、東日本大震災の3月が来る…

    あぁ、菅原くんの行方不明はそうだったのか…
    あの日、沢山の大事な人が目の前から忽然と居なくなって。

    印象に残った

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    高校生になって美術部に入り絵を描き始めた菅原君。大事なものほど置き忘れてしまう。そんな彼の周りの人達との繋がりのお話、だけではなかった。大震災で家族や大切な人を亡くした人々の、悲しさややりきれなさが、心に迫ってきた。遺体の見つからない人に対しては、ほぼ亡くなったと思っていても希望があるのではと思って

    0
    2025年12月26日

    Posted by ブクログ

    震災の話と絡めた、この物語に引き込まれてしまった。こんなふうに震災の話をもってくるとは…。なんだか、切なくなってしまった。

    0
    2025年12月22日

    Posted by ブクログ

    美術部の高校生の高校生活の話ね。うんうん。と軽く読んでいたら、えっ菅原くん、えっ!?と思わず一気読みをしてしまいました。

    0
    2025年11月02日

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