額賀澪のレビュー一覧

  • 転職の魔王様3.0

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    シリーズ3冊目。

    今回もシェパード・キャリアにやってくる求職者はそもそも「(何で)転職したいのか」が見当たらない…という転職したい理由が何なのか、肝心な軸がなくて表向きの目線でしか見えてないから辞めたい、10人に1人、そういうタイプがいるんじゃなかろうかと思える。

    働き方改革が進んで、自分が20代の頃のような精神論を唱えるような企業は大幅に減ってて。
    その中で自分軸を身につけ企業とのコミュニケーションが必要になってくる時代なんですよね。と第三話の『職場がホワイトすぎてぬるい〜』で共感。

    転職って人生の通過点。少しでも求職者が理想的な企業に就業できるようサポートするCAのみなさんには感謝し

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    2025年06月08日
  • ほろよい読書

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    活字リハビリに丁度良い短編集。お酒の味も好きだが、お酒を飲んでいるあの雰囲気、あの気持ち、が好きな人におすすめしたい。

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    2025年06月04日
  • 転職の魔王様2.0

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    2巻目。つくづくエージェントの言葉が刃のように刺さってくる。
    今回の求職者は本音が見えてこない人や、転職回数が多い人などリアルにいそうだなと思う人たちばかり。でもやっぱり「なんで転職をしたいのか」が見えない。

    そんな人たちと出会うエージェント『転職の魔王様』に『転職の天使様』が登場。
    『転職の天使様』天間は、求職者が分からない企業の顔を知るべく一日体験という名目のリサーチをする。そんなエージェントがいたら紹介していただきたい(笑)
    が、ここで思うのは一日体験をしたエージェントは企業側からすれば『お客様』。実際は『就業した人』が体験することで企業側とのミスマッチが出る出ないがわかる。それが第四

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    2025年05月26日
  • 沖晴くんの涙を殺して

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    2025/05/16
    額賀澪さんの作品という時点でもう楽しみだったので、ようやく読めてよかったです。
    青春系のいつもの系統とは少し路線が違うような、人の生き死にに触れる人々の変化の過程や証を物語にしたような印象です。
    主人公の踊場京香と志津川沖晴は海岸のとある場所で出会い、沖晴は何だか不思議な力が備わっている人らしい。喜怒哀楽の感情のうち、楽しかなくてなんか常に笑っている。どんな時でも笑っている。
    一方の踊場京香はガンで余命一年を宣告されて、音楽の先生をしていたところをその仕事を辞めて地元に帰って来たところだった。
    治療もせず、自分の死を受け入れて生きていこうと思っていたところへの沖晴との出会

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    2025年05月16日
  • 願わくば海の底で

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    素晴らしい一冊だった。
    最後まで読み進めてタイトルの意味が分かる瞬間。これぞ読書の醍醐味。だから私は、前情報やあらすじは見ずに読み始める。読みながら、こんな内容か、とひとつひとつ感動しながら読んでゆく。

    半分くらいまでは、何が起こったんだろう、と。登場人物への興味と、物語の言わんとする事を探り探り。
    そして、ああ、このテーマか、と。
    でもここまでリアルにその日を描いたものを読むのは初めてで。自分がその日過ごした時間と重ねて、この人たちはこう過ごしたんだ、と。

    区切りなんて言葉だけ。でもそれが必要なくらい、打ちひしがれて。今だって辛いのは、分かりたい。

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    2025年05月09日
  • 願わくば海の底で

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    初めての額賀澪さん。SNSでの紹介、そしてタイトルに惹かれました。

    最初は菅原晋也が主人公で彼の周りにいる友人たちとの青春ミステリーのような感じなのかと思ったら違ってた。
    2011年3月11日の東日本大震災が起こるまでの、菅原晋也の軌跡を辿る物語でした。
    彼(菅原晋也)は大事なものを忘れてしまう悪癖があり、それでも自分と向き合っているひたむきさは、周りの人達も彼から離れず近くにいてくれた。
    彼の存在は周りの人達にとって『印象に残る』人だったのだろうと、各章に出てくる登場人物の回想に思いを馳せる。
    でも東日本大震災当日、彼は『大事な命』を忘れないでいたのではないかと。悪癖なんて治らないと先生が

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    2025年05月01日
  • 屋上のウインドノーツ

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    志音の成長が楽しかった。親父の大志を抱けの大志に出会えて本気でよかった。あの出会いで変われて、出会いって大事だなぁ何気に先生にウインド仲間にね、あーでも瑠璃は確信犯だよ、もう一度友達からとか無理だが、中学の同級生が来て見直したとか言われるのも無理だしちょっと綺麗過ぎないか。自分も20歳頃に友達なんだが上下関係が出来ててトラウマになったよ、だいぶ引きずりましたが一度も会わないのに。そういう弱さっ

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    2025年04月30日
  • 夜と跳ぶ Re:東京ゴールデン・エイジ

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    キュアスカイみたいな男の娘、マシューがエイジのライバルになって最高。全部面白い。元嫁の麻倉さんが頼りになりすぎる。話としては一段落したけれど、新展開の③も早く読みたい‼︎

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    2025年04月29日
  • 夜と跳ぶ

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    スケボもの! パリ五輪中に読めば良かった〜。めっちゃ熱い。臨場感たっぷりの描写も良い。今大会くらいしか映像見たことないのに、 スノボやりたくなっちゃった。これはロス五輪編が楽しみですねー!!! 大和エイジ大好き! 2024年8月のフラペ、パインだったね。

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    2025年04月29日
  • 願わくば海の底で

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    面白いというよりとても良かったという感じです。
    ただいなくなったのかと思ってたら、東日本大震災の話なんですね。被災していない私でも辛くなったので当事者の方にはかなりきついかも。

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    2025年04月26日
  • ほろよい読書

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    お酒を主としたそれぞれ異なる角度からの話で、とても満足感のある一冊だった。
    夜にゆったり呑んだり、食べ物と一緒に呑んだり、自分で作ったものを呑んだり、、、
    そんな様々な登場人物の姿を見て、真似したい!呑みたい!ってなった。なっている。

    それぞれの話の登場人物も結構魅力的で、特に『醸造学科の宇一くん』や『定食屋「雑」』は続きが読みたくなった。

    大満足!!!

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    2025年04月24日
  • 転職の魔王様3.0

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    2025/04/21
    このシリーズも3冊目となりました。
    大阪に転勤が決まったところで前作は終わっていますが、その後の大阪での転職依頼者の話、来栖と未谷の2人のその後など読みどころとなる話や展開がとても面白いです。
    それぞれの短編でやはり転職を考える人たちが出てくるのですが、これまでの転職者のパターンとはまた違った転職動機を持つ人たちについて描かれています。
    一風変わった転職エージェントとしてのアドバイスもとても痛感だと思います。
    また、転職エージェントの側も転職希望者の状況を聞いてどのようにアドバイスをするのか、どう考えるのかと言ったことも一緒に考えているような気分になれる内容です。
    痛快な

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    2025年04月22日
  • 夜と跳ぶ Re:東京ゴールデン・エイジ

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    余計なこと考えずエンタメ!面白い!って読めるタイプの本。
    いい意味で想定通りというか、求めているものがしっかり提供される感じ。与野さんにたまに大泉洋みを感じる。

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    2025年04月15日
  • 転職の魔王様3.0

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    ネタバレ

    大阪に転勤していた千晴がついに東京へ戻ることに。大阪へ行く時に交わした『東京で待っている』と言う言葉の真意は…

    まさか千晴の告白の答えが「付き合うなら結婚前提で」になるとは思いませんでした。千晴が思っている以上に来栖が千晴を好きなのが判るのが、千晴のCAになる前に勤めていた会社のパワハラ上司との面談を水面下で行っていた事に驚きでした。

    付き合ってる時も結婚しても、お互い上司と部下みたいな感じが二人らしいけれど、それでも名前で呼び合って欲しいですね。

    これで終わりなのか判りませんが、次巻も期待です。

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    2025年04月02日
  • 風に恋う

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    学生時代、コンクール終わりに賞状を受け取ったあの光景を思い出した。
    文武両道、当時の自分はできなかったけど今の子達は大変だなあ。
    自分は部活しかしなかったけど全然後悔してない。人生何とかなる人もいるよ!

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    2025年03月25日
  • 風に恋う

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    ネタバレ

    この作品本当に大好き
    未来ももちろん大切だけど、今自分が何をしたいか考え行動するみんながきらきらして眩しい すごくすごくかっこいい
    私は瑛太郎先生の年代だから彼に感情移入することが多かったな
    もう大人だけどまだ迷っていいし、今からだって目指すものがあったっていいんだ

    「えーたろーせんせー!愛してるー!」

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    2025年03月20日
  • 風に恋う

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    吹奏楽部を舞台に、高校生たちが挫折しながらも輝く爽やかストーリーを軽ーく読むつもりだった… けど! そんなシンプルではなかった。
    全国大会で輝いた高校生も当然その後の人生は続くわけで、その鬱屈を抱えたフリーターコーチ瑛太郎の目線が加わることで青春ingと青春after両方堪能できて期待以上!

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    2025年03月15日
  • 小説 ふれる。

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    薄いし、本が苦手な人は読みやすいと思う。
    登場人物ごとに書かれてるから、理解がしやすかった。
    何より、とても面白かった

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    2025年02月27日
  • ほろよい読書

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    出てくるお酒もお料理も美味しそうで、お腹が空くというか、食べたく呑みたくなるお話たちでした!
    どの短編もおもしろかったです!
    大人になって、上手いこといくことばかりじゃないというか、ほろ苦さもあったり、自分も明日からも頑張ろう!って元気をもらえるような一冊でした!

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    2025年02月09日
  • 夜と跳ぶ Re:東京ゴールデン・エイジ

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    読みやすかった。
    今回は丈太郎がだいぶ危ない目に遭っていた。
    元高校球児ってこんなに頑丈なのか。
    スケードボードについて全く知らなくても、わくわくした。臨場感があった。
    このシリーズはアニメ化して欲しい。

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    2025年02月08日