額賀澪のレビュー一覧

  • ヒトリコ

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    あなたは”青春時代”、どのような日々を送っていたでしょうか?

    勝手に過去形にしないでください。私は現在進行形の”青春”を送っています!もしくは、私は一生が”青春時代”です!などなど人によって”青春”という言葉一つとっても色々な見え方があると思います。それは、そんな言葉に私たちが何かしら強い思いを持っているからなのだと思います。
    
    ”青春”の過ごし方は人それぞれだと思います。部活動や生徒会活動など、わちゃわちゃとした集団の中に身を置いて共に”青春”を走ったという方もいるでしょう。それはまさしく絵になる”青春”、学校の卒業アルバムの一ページを飾っていくものだと思います。

    しかし、私たちは必ず

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    2023年12月25日
  • モノクロの夏に帰る

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    今まで読んだ額賀作品で一番心に刺さった。
    これからの世代の戦争との向き合い方を 
    しみじみと考えさせられる。
    人間が持っている想像力。
    これをいかに活用できるかが、
    これからのカギなんだろうなあと
    最後の話を読んで、強く思った。

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    2023年12月05日
  • 沖晴くんの涙を殺して

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    ネタバレ

    大切な人を失って、そして得て、また失って、どんどん強くなって行く沖晴くんの姿に引き込まれた。
    負の感情を感じられるからこそ、喜びを感じられるのだと感じた。
    沖晴くんにとって大切な人が亡くなってしまったけど、沖晴くんの周りには大切な人がたくさんいて、新たな命も産まれて、暖かな世界が広がっていて、ほっこりしました。

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    2023年12月05日
  • ウズタマ

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    良かった❢
    大号泣(⁠T⁠T⁠)
    主人公は28歳の男性なのに気持ちがすごく分かった。
    感情移入しまくりだった。
    表紙とタイトルと紹介分野がミステリーだったから
    どんな内容なん?と思って手に取ったが、あ〜、
    ウズタマの意味となぜ表紙が塩ラーメンなのか
    分かった。
    家族のあり方、求める気持ち、どれも共感できた。

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    2023年11月23日
  • 転職の魔王様

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    【転職の魔王様】
    ごめんなさい、本というよりドラマの要約みたいになっています。

    ドラマ好きでもある私ですが、『VIVANT』と同じくらい毎週楽しみにしていたのが『転職の魔王様』でした。

    私自身が転職を経験したこともあるからでしょうね、どの回も心に沁みる内容でした。

    俳優陣も私のお気に入りである布陣、成田凌さん、石田ゆり子さん、小芝風花さん、山口沙也加さん、おいでやす小田さんなどなど。

    元々は大手商社マンとして海外で活躍することを夢見ていた成田凌さん演じる来栖嵐。ある事故をきっかけにその夢は潰えたと悟り、転職エージェントの世界へ。一方、やはり夢を持って入社した大手広告代理店で会社でパワハ

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    2023年11月08日
  • 沖晴くんの涙を殺して

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    主人公の沖晴くんは、小学生の時、震災の大津波に家族と共に呑まれたが、ひとり生還した高校生。
    その時、『喜び』以外の感情を失って、いつも笑っている。
    そんな沖晴くんは、元音楽教師の京香に出会う。
    京香は余命一年の宣告を受けて、生まれ育った街に帰ってきたのだった。
    この二人の交わりの物語。
    本の紹介や帯には、青春恋愛小説、究極のラブストーリーと書かれている。
    綺麗なラブストーリーでした。
    大切な、本当に大切な人を突然失った沖晴くん。そのことで後ろ向きな感情に蓋をしてしまった。
    心に負った傷はどんなに深いでしょう。でも、それに蓋をしてしまった。
    その彼が京香に出会い、心触れ合うことで失った感情を取り

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    2023年10月24日
  • 転職の魔王様

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    自分の選んだ仕事が必ずしも幸せに繋がるとは限らない。
    子供の為、パートナーの為、親族の為、働く理由はそれぞれだけど皆、少しでも自分の望む環境で仕事をしたい。
    転職エージェントは求職者の人生がより良いものになるように導くが、そこまでの道のりは決して簡単ではない。
    しかし、彼らがいてくれるからこそ取捨選択が困難でより複雑化した今の時代では正しい選択ができるのかもしれない。

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    2023年10月09日
  • 転職の魔王様

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    仕事環境について、“転職エージェント”視点で展開していくストーリー。
    必ずどこかに自分も感じてる様なあるあるがある。
    転職したり、しなかったりする登場人物達をみて、また「仕事、頑張るか。」と気負わずに思える。

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    2023年09月30日
  • 転職の魔王様

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    それぞれの章ごとにメインの登場人物=クライエントが切り替わる形式。
    それぞれに転職に至る事情があり、転職を通して生き方を模索している。
    そこには共感できることも多く、特に最後の章の人物は事情も相まって幸せになってほしいと強く思ってしまった。
    事情があるとはいえ、自らを不幸にする道に突き進まなくてよかった。

    エピローグを読み終えての読後感は爽やかで、転職の魔王様である来栖の人となりが分かる一遍。これを読むとそれまでの言動がどういう気持ちからなのか想像できて印象も変わるかも。

    続編もあるようなので、ぜひ読みたいと思った。

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    2023年09月22日
  • 転職の魔王様2.0

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    こんなにもドラマと比べながら読むのが面白い書物も滅多に無い。こちらとあちらのエピソードをくっつけるのかーとか、ええ?そんな感じに戦わせる形式にするのー?など一人納得状態。わかる人にしかわからない書き方になってしまっているけど、書物だけドラマだけしか知らない人達にもぜひ、両方をご自身で味わってほしくてこんな面倒な表現になっている。といってもドラマしか観ない人はこちら、読まないだろうけど。笑

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    2023年09月10日
  • 転職の魔王様2.0

    ネタバレ 購入済み

    わー!

    ラストにびっくりしました。

    そういう感じになるんだ!
    ていうか魔王さまはどういう心情だったのだろう。
    千晴の方はそうだろうなと思っていましたが、魔王さま、ただの部下のかわいがり方とは違うとは思っていたけど…!

    ここで終わってもいいけど、もうちょっと進展してほしい気はします。
    続き読めたらいいなぁ。
    今回も仕事を選ぶとか続けるとかいうことは、生きることと似ているなぁと思いました。

    私は病気で普通に働けないので、登場人物が羨ましかったです。

    #ドキドキハラハラ #深い #ほのぼの

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    2023年09月10日
  • 転職の魔王様

    購入済み

    大変よい。

    ドラマを観て購入しました。

    ドラマは来栖がずーっと敬語ですが、こっちの来栖もいいですね!すっごくかっこいい。

    そして羊谷の様子もそれぞれにとてもいいです。
    私は就労支援員をしていたので、キャリアアドバイザーはすごく親しみがあるお仕事。

    働くことと生きることは近くて遠くて、すべてであってすべてでない。
    すごく深いテーマを軽やかに描いていて大変おもしろいです。

    続きも楽しみ!

    #深い #ほのぼの #切ない

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    2023年09月08日
  • 転職の魔王様2.0

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    ネタバレ

    続編嬉しいです!

    天使の天間と言う魔王様と真逆のCAが仲間になり、ますます魅力的な会社になったシェパードキャリア。
    来栖の元同僚がヘッドハンティングをしにやってきて…

    社長と来栖の内緒の会議、来栖のヘッドハンティングなどハラハラしっぱなしでしたが、千晴にとってそれがCAとして大きな転機になるとは。しかも、くっつきそうでくっつかなかった来栖と千晴の微妙な距離感が少し縮んだ様で嬉しかったです。
    成長して東京へ戻った千晴にまた会いたいです。

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    2023年08月19日
  • 転職の魔王様

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    ドラマが面白かったので原作も読んでみた。自分の望みがわかっていない者にグサグサ刺さる内容。職を見つける前に己の欲求としっかり向き合うことが大切だと伝えてくれる指南の書。

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    2023年08月19日
  • 転職の魔王様2.0

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    ネタバレ

     ドラマ化もされた「転職の魔王様」の続編。短編連作で、転職エージェントを題材に、働くとは、生きるとはを考えされられる作品。

     前作で未谷千晴は、新卒で就職したブラックな広告代理店を退職した。その後、叔母が社長を務める転職エージェントの『シェパード・キャリア』社でキャリアアドバイザー見習いから、正式にキャリアアドバイザーとして働くようになった。

     転職の魔王様2.0でも、来栖嵐の歯に衣を着せない毒舌ぶりは健在。
     毒舌ながらも、転職希望者に現実を突きつけ、働くことについて否応なく考えさせてから、適した職に再就職させる手腕は確か。

     さらに、シェパード・キャリアに転職の天使様こと天間聖司がや

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    2023年08月19日
  • 転職の魔王様

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    2023/07/11
    転職をテーマにした額賀澪さんの社会派小説。魔王様というのは、この話の中で出てくるキャリアアドバイザーの来栖嵐という人物のこと。
    最初の転職希望者としてやってくる未谷をはじめとして、世の中には転借を考える人が数多く存在している。そして転職の理由も人それぞれ。
    それぞれの人物の転職にフォーカスを当てつつ、来栖をはじめとしたキャリアアドバイザーの動きを絡めて進んでいくこの物語は、書いてあるそれぞれの話がとてもリアリティある内容となっています。
    ポジティブな転職もあればネガティブな転職もある現代だと思うのですが、それぞれの転職状況をキャリアアドバイザーがアドバイスを重ねる中で見え

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    2023年07月12日
  • モノクロの夏に帰る

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    ある一冊の本をきっかけに、書店員、女子中学生、ドキュメンタリー番組のディレクター、アメリカで教育を受けた男子高校生、といったさまざまな立場から戦争を考える連作小説。戦争モノを読んだり観たりして「戦争は絶対にしてはいけない」と片付けてしまいがちな私たちに、作者は登場人物たちを通して鋭い言葉を投げかけてくる。私たちは第二次世界大戦やウクライナ侵攻、3.11など、世界に起こるあらゆる出来事をどう受け取り、どんな行動してきただろうかと突きつけられる。彼らなりの結論を見届けて、自分でも考えてみる機会となった。それぞれが葛藤し行動したことが影響し合っているというのが嬉しい連作。

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    2023年07月07日
  • できない男

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    新人以上ベテラン未満、それなりに経験を積み、歳を重ねてきた大人たちが、仕事や私生活に悩み、奮闘し、成長していく青春お仕事小説。
    できる、できないではなく、やるか、やらないか。
    登場人物たちの想いや考え方にも共感。30代にはドストライクな作品。

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    2023年07月02日
  • タスキメシ 箱根

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    「タスキメシ」の続編!
    大学を卒業した眞家早馬は一度管理栄養士として就職するも辞めて、紫峰大学の院生をしながら駅伝部の栄養管理兼コーチアシスタントに。
    サポートする側として箱根駅伝を目指す早馬と駅伝部のメンバー、千早の物語。
    シードだけじゃなくて、襷をゴールまで繋ぐのも、箱根に出場することも大変なこと。
    箱根駅伝のでかさがすごく伝わってくる。

    努力は人を裏切る。
    ここぞというときに、裏切る。
    裏切られたお前は、ここからどうする。
    裏切られた自分を、お前は愛せるか。

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    2023年05月08日
  • モノクロの夏に帰る

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    戦争を知らない、経験をしたことがない者が戦争反対を訴えたり、戦禍を語り告いでいくことに対してその資格があるのかと本当に考えさせられました。それでもなお戦争反対を訴えるべきとの意見もありますが、もう実体験者がいなくなる中でその実態をどう伝えていくか悩ましいと感じました。 物語の中の書店員のPOPの文章は素晴らしかったです。

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    2023年04月08日