額賀澪のレビュー一覧

  • 競歩王

    Posted by ブクログ

    2024/03/17
    競歩という競技を題材にした小説なんですが、ただの競歩小説じゃなかったのがこの小説の面白いところだと思います。
    高校生天才作家と持て囃されて、ライバル作家の存在によって創作活動に行き詰まっていた大学生作家の榛名忍、また、彼と同じ大学に所属している八千代篤彦は箱根駅伝を諦めて孤独に競歩という競技に挑む選手。彼らを引き合わせる新聞部の福本愛梨と彼らの周りの人達がだんだん競歩という競技にそれぞれの形で絡んでいく話(?)
    競歩に対して知識のない人でもとても読みやすくなってるし、読者目線の競歩初心者にも自然と解説が組み込まれていて競歩について知りながらその競技の醍醐味を味わうことがで

    0
    2024年03月17日
  • 沖晴くんの涙を殺して

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分が過去に失った大切な人や、今を取り巻く環境をひとつひとつしっかりと受け止めて、自分の異常性に向き合い一歩ずつ確実に成長していく沖晴くんがとても素敵でした。
    それに寄り添い僅かな余命を削ってまで沖晴くんに寄り添う京香さん自身もまた、美しかったです。
    お互いがお互いの関係性を声には出さずにいたけど、2人の関係性はどんな言葉でも言い表せない、どんな人でもなれないかけがえのない関係だったと思います。

    0
    2024年03月16日
  • タスキ彼方

    Posted by ブクログ

    毎年恒例、当たり前のように開かれる箱根駅伝。
    戦時中の箱根駅伝の事なんて考えた事もなかったけど、タスキを繋いだ仲間が戦争で亡くなっていく。とても残酷で信じられない話でした。
    生き残った人達の辛さややりきれなさも、胸がいっぱいになりました。
    箱根駅伝にかける思いがタスキとなって100回まで繋がっていく、これからもずっと続いて欲しいなと思いました。

    0
    2024年03月15日
  • 転職の魔王様

    Posted by ブクログ

    全ての働いている人にも読んでほしい。
    転職でなくても、アルバイトでも就職でも、
    働こうと思った人も読んでみてはいかがでしょうか!
    周りに、働こうと思っているいる人がいたら、この本を読んで寄り添える心持ちを気付けます。

    0
    2024年03月14日
  • 風に恋う

    Posted by ブクログ

    熱い!眩しい!
    高校生の青春吹奏楽物語!
    部活、オーディション、受験、塾、、
    生徒も親も指導者もそれぞれに葛藤がある。
    やりたいこととやるべきことの間で揺れ動く高校生の心が手に取るように分かった。
    でも、大人になった今だから言えるのは、好きなことにあそこまで時間をかけれるのはあの時代だけ。
    えー。また練習かーーってその当時は思っても、
    それはほんとうにほんとうに尊い時間だったんだって、大人になってから分かる。
    でも、ブラック部活問題もある。生徒の好きなものがやりすぎて嫌いにならないように、好きなものをずっと好きでいられるように指導者には導いてほしい。

    学生時代に読みたかったって想いと、大人に

    0
    2024年03月06日
  • タスキ彼方

    Posted by ブクログ

    マラソンや駅伝書かせると輝く額田澪だが、これは過去と現在和田うまくパラレルに描きながら、うまく最後に収斂させたいい作品でした。おもしろい。

    0
    2024年03月05日
  • ウズタマ

    Posted by ブクログ

    ウズラの卵 こんなにも美しく、優しい物語ありがとう、こちらこそだよ。あの事件の時に真っ先に考えたのは周作を自分と同じ親のいない子供にはしない事で、何より家族だからこそ行き着いた 。物凄い嫌な解決方法だけど、最後に一緒に水族館行けてこれからも繋がる家族なんだなと思ったら心から嬉しく思ったよ。でもこんな簡単な感想文では申し訳ない位に職場を転々として恋人に打ち明けたら倍返しされて、本当のお母さんにも会っていたんだな~って。出だしから皆瀬を追って行くだけのサスペンスと疑ってたら麻結ちゃんに紫織にグッと近付けたし、ウズタマのタイトルが素敵でした。額賀澪さん直ぐに読まなきゃって事

    0
    2024年03月02日
  • 青春をクビになって

    Posted by ブクログ

    言葉にならないけど読んでよかった。
    小柳先輩を通して10年後の自分と向き合う辛さ。
    瀬川を通して夢を託す栗山。
    青春と年齢の狭間で選択を迫られる瀬川。
    初めて読む作家さんでしたが、一気読みでした。
    違う作品も読んでみたい。

    0
    2024年02月21日
  • 青春をクビになって

    Posted by ブクログ

    研究者を諦めて一般企業で働いている人を何人か知っているが、適当に大学に入って就職した自分とは比べ物にならない葛藤を経て社会人になったのかもしれないと思った。

    自分自身は、命をかけられるくらいに没頭したこともなく、なんとなく働いているので、いろいろと考えさせられた。

    0
    2024年01月30日
  • 転職の魔王様2.0

    Posted by ブクログ

    2024/01/10
    転職の魔王様の続編にあたる小説。相変わらずの来栖と、部下の未谷のキャリアアドバイザー(CA)としての様子を描いた話。
    今回も色々なバラエティーに富んだ転職者がシェパードキャリアにやってきて、その相談に乗ったりするのだが、一人ひとりの内容がとてもリアルで転職ってこんな感じなのかなあとか相談とかもこんな感じで展開されるのかなぁなんて容易に想像できてしまう話が盛りだくさんとなっています。
    相談に来る人たちだけでなく、来栖自身のこと、未谷自身のことにも少し踏み込んだ話もあって、とても面白く読み進められました。
    続編あってほしいなぁって思ってます。

    0
    2024年01月11日
  • モノクロの夏に帰る

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ額賀作品で一番心に刺さった。
    これからの世代の戦争との向き合い方を 
    しみじみと考えさせられる。
    人間が持っている想像力。
    これをいかに活用できるかが、
    これからのカギなんだろうなあと
    最後の話を読んで、強く思った。

    0
    2023年12月05日
  • 沖晴くんの涙を殺して

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大切な人を失って、そして得て、また失って、どんどん強くなって行く沖晴くんの姿に引き込まれた。
    負の感情を感じられるからこそ、喜びを感じられるのだと感じた。
    沖晴くんにとって大切な人が亡くなってしまったけど、沖晴くんの周りには大切な人がたくさんいて、新たな命も産まれて、暖かな世界が広がっていて、ほっこりしました。

    0
    2023年12月05日
  • ウズタマ

    Posted by ブクログ

    良かった❢
    大号泣(⁠T⁠T⁠)
    主人公は28歳の男性なのに気持ちがすごく分かった。
    感情移入しまくりだった。
    表紙とタイトルと紹介分野がミステリーだったから
    どんな内容なん?と思って手に取ったが、あ〜、
    ウズタマの意味となぜ表紙が塩ラーメンなのか
    分かった。
    家族のあり方、求める気持ち、どれも共感できた。

    0
    2023年11月23日
  • 転職の魔王様

    Posted by ブクログ

    【転職の魔王様】
    ごめんなさい、本というよりドラマの要約みたいになっています。

    ドラマ好きでもある私ですが、『VIVANT』と同じくらい毎週楽しみにしていたのが『転職の魔王様』でした。

    私自身が転職を経験したこともあるからでしょうね、どの回も心に沁みる内容でした。

    俳優陣も私のお気に入りである布陣、成田凌さん、石田ゆり子さん、小芝風花さん、山口沙也加さん、おいでやす小田さんなどなど。

    元々は大手商社マンとして海外で活躍することを夢見ていた成田凌さん演じる来栖嵐。ある事故をきっかけにその夢は潰えたと悟り、転職エージェントの世界へ。一方、やはり夢を持って入社した大手広告代理店で会社でパワハ

    0
    2023年11月08日
  • 沖晴くんの涙を殺して

    Posted by ブクログ

    主人公の沖晴くんは、小学生の時、震災の大津波に家族と共に呑まれたが、ひとり生還した高校生。
    その時、『喜び』以外の感情を失って、いつも笑っている。
    そんな沖晴くんは、元音楽教師の京香に出会う。
    京香は余命一年の宣告を受けて、生まれ育った街に帰ってきたのだった。
    この二人の交わりの物語。
    本の紹介や帯には、青春恋愛小説、究極のラブストーリーと書かれている。
    綺麗なラブストーリーでした。
    大切な、本当に大切な人を突然失った沖晴くん。そのことで後ろ向きな感情に蓋をしてしまった。
    心に負った傷はどんなに深いでしょう。でも、それに蓋をしてしまった。
    その彼が京香に出会い、心触れ合うことで失った感情を取り

    0
    2023年10月24日
  • 転職の魔王様

    Posted by ブクログ

    自分の選んだ仕事が必ずしも幸せに繋がるとは限らない。
    子供の為、パートナーの為、親族の為、働く理由はそれぞれだけど皆、少しでも自分の望む環境で仕事をしたい。
    転職エージェントは求職者の人生がより良いものになるように導くが、そこまでの道のりは決して簡単ではない。
    しかし、彼らがいてくれるからこそ取捨選択が困難でより複雑化した今の時代では正しい選択ができるのかもしれない。

    0
    2023年10月09日
  • 転職の魔王様

    Posted by ブクログ

    仕事環境について、“転職エージェント”視点で展開していくストーリー。
    必ずどこかに自分も感じてる様なあるあるがある。
    転職したり、しなかったりする登場人物達をみて、また「仕事、頑張るか。」と気負わずに思える。

    0
    2023年09月30日
  • 転職の魔王様

    Posted by ブクログ

    それぞれの章ごとにメインの登場人物=クライエントが切り替わる形式。
    それぞれに転職に至る事情があり、転職を通して生き方を模索している。
    そこには共感できることも多く、特に最後の章の人物は事情も相まって幸せになってほしいと強く思ってしまった。
    事情があるとはいえ、自らを不幸にする道に突き進まなくてよかった。

    エピローグを読み終えての読後感は爽やかで、転職の魔王様である来栖の人となりが分かる一遍。これを読むとそれまでの言動がどういう気持ちからなのか想像できて印象も変わるかも。

    続編もあるようなので、ぜひ読みたいと思った。

    0
    2023年09月22日
  • 転職の魔王様2.0

    Posted by ブクログ

    こんなにもドラマと比べながら読むのが面白い書物も滅多に無い。こちらとあちらのエピソードをくっつけるのかーとか、ええ?そんな感じに戦わせる形式にするのー?など一人納得状態。わかる人にしかわからない書き方になってしまっているけど、書物だけドラマだけしか知らない人達にもぜひ、両方をご自身で味わってほしくてこんな面倒な表現になっている。といってもドラマしか観ない人はこちら、読まないだろうけど。笑

    1
    2023年09月10日
  • 転職の魔王様2.0

    ネタバレ 購入済み

    わー!

    ラストにびっくりしました。

    そういう感じになるんだ!
    ていうか魔王さまはどういう心情だったのだろう。
    千晴の方はそうだろうなと思っていましたが、魔王さま、ただの部下のかわいがり方とは違うとは思っていたけど…!

    ここで終わってもいいけど、もうちょっと進展してほしい気はします。
    続き読めたらいいなぁ。
    今回も仕事を選ぶとか続けるとかいうことは、生きることと似ているなぁと思いました。

    私は病気で普通に働けないので、登場人物が羨ましかったです。

    #深い #ほのぼの #ドキドキハラハラ

    0
    2023年09月10日