【感想・ネタバレ】転職の魔王様2.0のレビュー

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Posted by ブクログ

こんなにもドラマと比べながら読むのが面白い書物も滅多に無い。こちらとあちらのエピソードをくっつけるのかーとか、ええ?そんな感じに戦わせる形式にするのー?など一人納得状態。わかる人にしかわからない書き方になってしまっているけど、書物だけドラマだけしか知らない人達にもぜひ、両方をご自身で味わってほしくてこんな面倒な表現になっている。といってもドラマしか観ない人はこちら、読まないだろうけど。笑

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2023年09月10日

Posted by ブクログ

2024/01/10
転職の魔王様の続編にあたる小説。相変わらずの来栖と、部下の未谷のキャリアアドバイザー(CA)としての様子を描いた話。
今回も色々なバラエティーに富んだ転職者がシェパードキャリアにやってきて、その相談に乗ったりするのだが、一人ひとりの内容がとてもリアルで転職ってこんな感じなのかなあとか相談とかもこんな感じで展開されるのかなぁなんて容易に想像できてしまう話が盛りだくさんとなっています。
相談に来る人たちだけでなく、来栖自身のこと、未谷自身のことにも少し踏み込んだ話もあって、とても面白く読み進められました。
続編あってほしいなぁって思ってます。

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2024年01月11日

ネタバレ 購入済み

わー!

ラストにびっくりしました。

そういう感じになるんだ!
ていうか魔王さまはどういう心情だったのだろう。
千晴の方はそうだろうなと思っていましたが、魔王さま、ただの部下のかわいがり方とは違うとは思っていたけど…!

ここで終わってもいいけど、もうちょっと進展してほしい気はします。
続き読めたらいいなぁ
今回も仕事を選ぶとか続けるとかいうことは、生きることと似ているなぁと思いました。

私は病気で普通に働けないので、登場人物が羨ましかったです。

#ほのぼの #ドキドキハラハラ #深い

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2023年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

続編嬉しいです!

天使の天間と言う魔王様と真逆のCAが仲間になり、ますます魅力的な会社になったシェパードキャリア。
来栖の元同僚がヘッドハンティングをしにやってきて…

社長と来栖の内緒の会議、来栖のヘッドハンティングなどハラハラしっぱなしでしたが、千晴にとってそれがCAとして大きな転機になるとは。しかも、くっつきそうでくっつかなかった来栖と千晴の微妙な距離感が少し縮んだ様で嬉しかったです。
成長して東京へ戻った千晴にまた会いたいです。

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2023年08月19日

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ネタバレ

 ドラマ化もされた「転職の魔王様」の続編。短編連作で、転職エージェントを題材に、働くとは、生きるとはを考えされられる作品。

 前作で未谷千晴は、新卒で就職したブラックな広告代理店を退職した。その後、叔母が社長を務める転職エージェントの『シェパード・キャリア』社でキャリアアドバイザー見習いから、正式にキャリアアドバイザーとして働くようになった。

 転職の魔王様2.0でも、来栖嵐の歯に衣を着せない毒舌ぶりは健在。
 毒舌ながらも、転職希望者に現実を突きつけ、働くことについて否応なく考えさせてから、適した職に再就職させる手腕は確か。

 さらに、シェパード・キャリアに転職の天使様こと天間聖司がやってきた。来栖とは反対に、手取り足取り丁寧に世話を焼き、紹介先の企業で一日職場体験までしてくる過保護ぶり。
 個性豊かな仲間に囲まれて、千晴はキャリアアドバイザーの仕事に向き合っていく。

 ◇

 自分の仕事観について考えさせられた。
 働くことも大変だと感じるし、仕事との距離感を考えた。
 この小説の第四話「優等生は、社会に出たら気をつけないといけないんですよ」が自分にも刺さってしまった。
 真面目に努力すれば、できると評価される。けれどそれが当たり前になって次々と仕事の負担が増えてくる。できて当然の空気になって誰からも感謝されなくなる。ストレスだけが溜まっていく。
 なんか仕事してるとき辛かったなあって思い返してしまった。

 仕事について、考えさせてくれる作品でした。
 ドラマも楽しんで見ています。
 2.0に出てきた転職王子の話もあるとは。

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2023年08月19日

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2作目では、そういう展開も入れてくるのかと
思いつつ、基本的には転職のお話。

仕事に対する考え方は人それぞれ。
私は全く転職したいとは思わないが、
すっごくしんどそうに働いてる人を見ると、
人生に道は一つじゃないぞって言いたくなる。
大事なのは、いずれにせよ、
自分で決めること。
結局、これに尽きる。

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2024年04月13日

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間違えて2巻から読んでしまった…けど特に問題ないくらい、理解しやすく設定が説明されていた。軽く楽しく楽しめる。文章も読みやすい。1巻も読みたいし、大阪編も書いて欲しい!

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2024年04月05日

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 労働観というものについてのクライアントの気づきと再生を描くヒューマンドラマ連作短編集。また、サポートする CA を描くお仕事小説としての側面もある。
 
 物語は基本的に、主人公の羊谷千晴と各話のクライアントの視点で交互に語られていくが、最終話のみ魔王様・来栖嵐視点の述懐が挿入されている。シリーズ2作目。
         ◇
「内定ですか! ありがとうございます」
 千晴は受話器を持ったまま、見えない相手に向かって何度も頭を下げる。そしてうれしさを抑えきれない千晴は、通話を終えても電話機を拝んでいる。

 羊谷千晴が転職エージェント会社シェパード・キャリアの CA になって丸1年が経つ。上司の来栖嵐や先輩の広沢英里香には及ぶべくもないが、こうしてクライアントと企業とをうまく繋げられたときの喜びはひとしおだ。千晴が上機嫌で広沢とおしゃべりしていると卓上の電話が鳴った。午後5時に千晴と面談予定のクライアントが来ているという連絡だ。

 先ほどの余勢をかって意気込んで面談に臨んだ千晴だったが……。( 第1話「大事な部分って、働いてみないとわらないんですよ」) 全5話と、プロローグ及びエピローグからなる。

     * * * * *

 千晴のキャラが少し変わってきたように思います。
 前職でメンタルをやられかけてシェパード・キャリアに来たときと比べ、気持ちを素直に表現するようになってきました。社内でのびのび振る舞っているし、魔王・来栖にも結構な物言いをしています。
本来の千晴に戻ったということ ( あるいはドラマ原作になるのを意識してのこと)なのかも知れませんが、とにかく来栖の対極にあるという人物設定から外れつつあります。

 だからか本作では新キャラを、中途採用という形で登場させてきました。
 天間聖司。クライアントの身になった手厚いフォローを惜しまない仕事ぶりから、転職の天使の異名を持つCAです。

 突き放した面談で甘さを捨てさせ、自立を促す魔王・来栖 VS 行き届いたフォローで気持ちよく転職意欲を掻き立てる天使・天間。その対照的なサポートぶりがとてもおもしろくて、いいお仕事小説だったと思います。

 また、クライアント側の事情も興味深いものでした。
 第1話のフランクリン恵恋が違和感を持つ現職場の明るく押しつけがましい体育会系気質。自分も苦手なだけにかなり恵恋に共感できました。
 さらに第4話で描かれる、ある程度優秀で嫌と言えない性格の人間に仕事を押しつける風潮のある「家族的」な会社。
 言いやすい人間にだけ無理を強いるくだらない中間管理職こそ会社には不要だと思います。(多いですが……。)

 転職は、最近でこそ増えてきたようですが、それでも日本ではまだ大きな決断が必要な進路変更ではないでしょうか。
 そんな人生の一大事を決心するに至るヒューマンドラマの側面と、そのサポートをする転職サービスを描くお仕事小説としての側面の、両面が楽しめる作品でした。とてもおもしろかったです。

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2024年03月10日

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転職の魔王様 第2弾。
自分の仕事に対しての気持ちに折り合いをつけたりして何とかやっているが転職という言葉には強烈に惹かれている自分がいます。真摯に向き合ってない自分もいます。
続きがあるといいなー。

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2023年10月30日

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転職の魔王様パート2ということで、今回も様々な人がシェパードキャリアを訪れています。この本では未谷さんの成長の仕方が描かれていて、あの子がここまで大きくなったのかぁ…どこかの魔王様に似てきたかなと親心を持ちながら楽しんでいました。またドラマと比較して読んでみるとなかなか面白いです!

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2023年09月23日

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ネタバレ

いやー面白かった!!読み始めるとページをめくる手が止まらなくなりました。
前回の巻ではお仕事観をびしばし刺激され、勉強になるなーと思っていたけど、今回の巻では読み終わった後、読んだ内容を活用したい、お仕事したい、と思いました。皆川さんのお話がかなりクリーンヒットしたからかも。わたしも来栖さんに言わせれば気持ちの悪い社畜なのかもしれない。

また、今回の巻では主人公の環境が大きく動いてどきどきした。これ、続くよね??続き読みたい!ここに楽しみにしてる読者がいますよ!額賀先生!

表紙に惹かれて購入したご本ですが、内容は勉強になるしとっても面白く、良い出会いをしたなと思いました。本文を書いているかたもそうですが、本当にご本のデザインをされてるかたにも頭が下がるばかりです。尊敬です。
どうかどうか、続きをよろしくお願いします…!楽しみにしていますね!

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2023年09月10日

Posted by ブクログ

お仕事小説の醍醐味は、自分の知らない職業のあれこれが知れて、あたかも自分自身がその職種に就いているような疑似体験ができることです❗

本書も未谷 千晴を通して、もし自分自身がCA(キャリアアドバイザー)だったらどのようにクライアントを導くか?と考えながら読むと、幾つかの気付きを教えてくれました。個人的には、『第三話 転職を生き甲斐みたいにしては駄目です』が好きです。

新キャラクターも登場してますます面白い展開になっているので、続編を希望します❗

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2023年09月01日

Posted by ブクログ

転職エージェントシェパード・キャリアに、「天使」と呼ばれている天間が転職してきた。
魔王様の来栖と真逆の仕事っぷりで、物語が更に面白くなってきた。
第4話「優等生は、社会に出たら気をつけないといけないんですよ」は、妙に納得。
損な役回りを引き受けがちな人に対し、適切なアドバイスをしてくれるなんて、さすがプロの仕事だなと思った。
続編もありそうなので、今から楽しみ。

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2023年08月18日

Posted by ブクログ

正論は耳が痛いという典型ですね。
シリーズ第二弾です。
テレビドラマ化で出たと思うけど面白いです。
ドラマ原作は関係無いです。
次が読みたいですね。

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2023年08月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

未谷千晴
入社二年目のキャリアアドバイザー(CA)、二十七歳。新卒で大手の広告代理店に就職したが、働きすぎでダウン。叔母・洋子に勧められてCAになる。

来栖嵐
毒舌だが、内定率ほぼ百パーセントの凄腕CA。「転職の魔王様」と呼ばれている。千晴の上司で三十三歳。新卒で商社に入社したが、交通事故の後遺症で左足が不自由になり、転職。洋子にスカウトされてCAに。木製の杖をついている。

落合洋子
社長。千晴の叔母。五十三歳。無職の千晴に自分の会社で働くことを提案した。

広沢英里香
童顔で小柄のベテランCA。千晴と同じチームで働く頼りになる先輩。三十五歳。この会社に転職する前もCA。

横山潤也
営業担当。二十七歳。千晴と同い年。スタンドプレーが過ぎる来栖に日々イライラさせられている。

タピオカ
千晴が大学三年のときに拾ったメスの白猫。洋子が引き取り、毎日、洋子と共に出勤するコーポレートキャット。何故か来栖に懐いている。

フランクリン恵恋
国内外で大人気のSNS「トリルビィ」を運用するIT企業トリルビィ・ジャパンのプロモーション部勤務。入社二年目。

染川
恵恋の上司。

近藤沙梨
恵恋の同期。営業部。

天間聖司
キャリアアドバイザーの新メンバー。二十八歳。

皆川晶穂
三十歳。都内の製薬会社で働いていたが、先月退職し無職。製薬業界での転職を希望。

石岡遥太
フリーライターだが一年以上記事を書いていない。収入の大半はファミレスのバイト。

品川
新卒で飲料メーカーに入社し、商品企画部を志望したが営業部に配属された。五年も営業を耐え、商品企画部に異動。

吉木
大学卒業と同時にITベンチャー企業に進んだ。

平井
大学時代に遥太と同じゼミにいた。いい意味でも悪い意味でもお人好しで、よくゼミやサークルの面倒事を押し付けられていた。二年付き合った彼女と結婚する。

八王子正道
シェパード・キャリアで三回、人生でトータル七回も転職している転職王子。三十九歳。

下館
八王子が所属する班の班長。上司。三十歳。

小林
八王子と同期。二十四歳。

澤村
八王子が勤めるエイダン不動産渋谷センターのセンター長。四十六歳。

優吾
晶穂とは大学のサークルで知り合った。卒業後、大手百貨店に入社し、販売部を経て現在は販売促進部でイベントや物産展の企画に携わっている。

日下部
晶穂が入社した乙葉製薬の同じ営業部の三歳年上の先輩。

児玉修一郎
三澄エネルギー産業の海外事業本部。来栖とは商社時代の同僚。来栖をヘッドハンティングに来た。

滝藤航平
三十五歳。東京西部に広く支店を構えている地方銀行に勤めていた。映画業界に転職希望。

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2024年04月16日

Posted by ブクログ

2作目。
転職とは。
色んな考えあるけど、
今思うのは転職できる人はすごい人やとおもう。

1社で15年続けるおじさんはそう思います。

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2024年02月22日

Posted by ブクログ

 前作から約1ヶ月後にリリースされた本書。新キャラとして「転職の天使様」が登場。魔王様とは違い、求職者のためなら直接会社に出向き、1日体験を通して、大丈夫と判断できた企業を推薦する方法をとっている。
 現実を直視させ、自分の弱さ・はがいなさを認識してもらうことで、自分から積極的に動くよう仕向ける魔王か、全て体験した上で決断してもらうよう仕向ける天使か。
 どちらも優れたキャリアアドバイザーであり、どちらが良い悪いといった評価をなかなかくだすことはできない。ただ、決断は自分でしないと意味がない。全編を通して、他人やものに判断を委ねることのマズい点が指摘されているように思う。

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2024年01月18日

Posted by ブクログ

転職って人生の一大事だよなー、どんな環境が良くて、どんな環境が大変かって人それぞれだよなー、と思いながら読み終わりました。
第一弾が書店になく、第二弾のこちらから読み始めましたが違和感なく読めました。第一弾も読んでみたいです。

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2023年10月21日

Posted by ブクログ


転職の魔王様 第二弾

転職をする側から転職を支援する側に変わった
主人公が、転職希望者の悩みや希望に耳を傾け、
心の奥にある本音を掬い上げる手助けをして
くれる物語。

転職を通して仕事や働き方を考え、
どんな人生を歩みたいか、何が好きで、
何が好きでないかを見つめ直す。

モヤモヤした不満や漠然とした不安、
曖昧でぼんやりしたものを言語化する
手助けをしてくれる、一見お節介だけど
親身で優しいCA達と出会えるお話。

『気持ち悪い社畜』と来栖に言われた
主人公が、転職希望者や同僚と関わりの中で
次第に変わっていく様子はきらきらしていて
読んでいて眩しくて心地よいです。

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2023年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作は完全に忘れているが、なんとなく来栖が強烈なキャラクターだったこと、未谷が転職してCA(転職エージェント)になったことだけは覚えていた。それでも一話完結型なので楽しめる。

来栖は転職を求めてくる人間の本質を見抜いてはっきりと物申す。CAは慈善事業ではないのだから、求職者をいい加減に扱うこともできるのに、来栖は絶対に「いい加減」にはしない。そのせいで求職者が激怒することもあるのだが笑。
しかし、そんな来栖も自身の身の振り方についてはなかなか迷っていたようで、人間らしいと思った。

転職を繰り返す人は、それでも職に就けるのだから優秀だと思うが、やはり問題を抱えている場合が多いのだろうな。
本作には八王子という有名な転職マンが登場するが、彼は最後、自分で会社を作るという結論に至る。その考え方、恐れ入った。
八王子が作る会社なら私も入りたかった。

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2023年08月24日

Posted by ブクログ

わかるーって思うことが多いこのシリーズですが、特に第四話は本当にそう思いました。ふられる方の気持ちも、ふる方の気持ちもわかる、、、気をつけよう。この巻では少し絡みが減っていた二人が第五話で少し進むのかな?と思ったら、意外な結末に、、次の巻があることを期待しています。

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2023年08月05日

Posted by ブクログ

「転職の魔王様」の続編。
前作は大絶賛したけど、まさかのドラマ化。
それに合わせての続編刊行。
ドラマ用か・・・
それはしようがないけど、正直ドラマ化ありの原作はあまり好きじゃない。
でも、そこは好きな作品。やっぱり手が出る。
舞台は千晴がCAとなって働き出した前作から2年後。
CAとして、来栖の教育期間を終え、独り立ちしていたところに、新たに天使のようなCA・天間がシェパード・キャリアにやって来る。
職場のノリについていけない、産休・育休制度の体制が整っていない、一つの会社に居続けるのが苦手・・・
問題ありの求職者を無事に転職させるのは誰なのか?
それぞれの求職者の悩みが本当にリアル。
どの悩みも痛いほど分かる。
分かるからこそ、CA達の言葉がまた妙に心に刺さる。
続編も十分面白かったけど、ドラマ化の為に書かれたと思うと少し残念。
ドラマも観てみるけど、ドラマより小説の続きが気になる!
次はドラマ関係なく、続編を!

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2023年07月21日

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