【感想・ネタバレ】転職の魔王様2.0のレビュー

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わー!

ラストにびっくりしました。

そういう感じになるんだ!
ていうか魔王さまはどういう心情だったのだろう。
千晴の方はそうだろうなと思っていましたが、魔王さま、ただの部下のかわいがり方とは違うとは思っていたけど…!

ここで終わってもいいけど、もうちょっと進展してほしい気はします。
続き読めたらいいなぁ
今回も仕事を選ぶとか続けるとかいうことは、生きることと似ているなぁと思いました。

私は病気で普通に働けないので、登場人物が羨ましかったです。

#ほのぼの #ドキドキハラハラ #深い

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2023年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

続編嬉しいです!

天使の天間と言う魔王様と真逆のCAが仲間になり、ますます魅力的な会社になったシェパードキャリア。
来栖の元同僚がヘッドハンティングをしにやってきて…

社長と来栖の内緒の会議、来栖のヘッドハンティングなどハラハラしっぱなしでしたが、千晴にとってそれがCAとして大きな転機になるとは。しかも、くっつきそうでくっつかなかった来栖と千晴の微妙な距離感が少し縮んだ様で嬉しかったです。
成長して東京へ戻った千晴にまた会いたいです。

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2023年08月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 ドラマ化もされた「転職の魔王様」の続編。短編連作で、転職エージェントを題材に、働くとは、生きるとはを考えされられる作品。

 前作で未谷千晴は、新卒で就職したブラックな広告代理店を退職した。その後、叔母が社長を務める転職エージェントの『シェパード・キャリア』社でキャリアアドバイザー見習いから、正式にキャリアアドバイザーとして働くようになった。

 転職の魔王様2.0でも、来栖嵐の歯に衣を着せない毒舌ぶりは健在。
 毒舌ながらも、転職希望者に現実を突きつけ、働くことについて否応なく考えさせてから、適した職に再就職させる手腕は確か。

 さらに、シェパード・キャリアに転職の天使様こと天間聖司がやってきた。来栖とは反対に、手取り足取り丁寧に世話を焼き、紹介先の企業で一日職場体験までしてくる過保護ぶり。
 個性豊かな仲間に囲まれて、千晴はキャリアアドバイザーの仕事に向き合っていく。

 ◇

 自分の仕事観について考えさせられた。
 働くことも大変だと感じるし、仕事との距離感を考えた。
 この小説の第四話「優等生は、社会に出たら気をつけないといけないんですよ」が自分にも刺さってしまった。
 真面目に努力すれば、できると評価される。けれどそれが当たり前になって次々と仕事の負担が増えてくる。できて当然の空気になって誰からも感謝されなくなる。ストレスだけが溜まっていく。
 なんか仕事してるとき辛かったなあって思い返してしまった。

 仕事について、考えさせてくれる作品でした。
 ドラマも楽しんで見ています。
 2.0に出てきた転職王子の話もあるとは。

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2023年08月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いやー面白かった!!読み始めるとページをめくる手が止まらなくなりました。
前回の巻ではお仕事観をびしばし刺激され、勉強になるなーと思っていたけど、今回の巻では読み終わった後、読んだ内容を活用したい、お仕事したい、と思いました。皆川さんのお話がかなりクリーンヒットしたからかも。わたしも来栖さんに言わせれば気持ちの悪い社畜なのかもしれない。

また、今回の巻では主人公の環境が大きく動いてどきどきした。これ、続くよね??続き読みたい!ここに楽しみにしてる読者がいますよ!額賀先生!

表紙に惹かれて購入したご本ですが、内容は勉強になるしとっても面白く、良い出会いをしたなと思いました。本文を書いているかたもそうですが、本当にご本のデザインをされてるかたにも頭が下がるばかりです。尊敬です。
どうかどうか、続きをよろしくお願いします…!楽しみにしていますね!

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2023年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

未谷千晴
入社二年目のキャリアアドバイザー(CA)、二十七歳。新卒で大手の広告代理店に就職したが、働きすぎでダウン。叔母・洋子に勧められてCAになる。

来栖嵐
毒舌だが、内定率ほぼ百パーセントの凄腕CA。「転職の魔王様」と呼ばれている。千晴の上司で三十三歳。新卒で商社に入社したが、交通事故の後遺症で左足が不自由になり、転職。洋子にスカウトされてCAに。木製の杖をついている。

落合洋子
社長。千晴の叔母。五十三歳。無職の千晴に自分の会社で働くことを提案した。

広沢英里香
童顔で小柄のベテランCA。千晴と同じチームで働く頼りになる先輩。三十五歳。この会社に転職する前もCA。

横山潤也
営業担当。二十七歳。千晴と同い年。スタンドプレーが過ぎる来栖に日々イライラさせられている。

タピオカ
千晴が大学三年のときに拾ったメスの白猫。洋子が引き取り、毎日、洋子と共に出勤するコーポレートキャット。何故か来栖に懐いている。

フランクリン恵恋
国内外で大人気のSNS「トリルビィ」を運用するIT企業トリルビィ・ジャパンのプロモーション部勤務。入社二年目。

染川
恵恋の上司。

近藤沙梨
恵恋の同期。営業部。

天間聖司
キャリアアドバイザーの新メンバー。二十八歳。

皆川晶穂
三十歳。都内の製薬会社で働いていたが、先月退職し無職。製薬業界での転職を希望。

石岡遥太
フリーライターだが一年以上記事を書いていない。収入の大半はファミレスのバイト。

品川
新卒で飲料メーカーに入社し、商品企画部を志望したが営業部に配属された。五年も営業を耐え、商品企画部に異動。

吉木
大学卒業と同時にITベンチャー企業に進んだ。

平井
大学時代に遥太と同じゼミにいた。いい意味でも悪い意味でもお人好しで、よくゼミやサークルの面倒事を押し付けられていた。二年付き合った彼女と結婚する。

八王子正道
シェパード・キャリアで三回、人生でトータル七回も転職している転職王子。三十九歳。

下館
八王子が所属する班の班長。上司。三十歳。

小林
八王子と同期。二十四歳。

澤村
八王子が勤めるエイダン不動産渋谷センターのセンター長。四十六歳。

優吾
晶穂とは大学のサークルで知り合った。卒業後、大手百貨店に入社し、販売部を経て現在は販売促進部でイベントや物産展の企画に携わっている。

日下部
晶穂が入社した乙葉製薬の同じ営業部の三歳年上の先輩。

児玉修一郎
三澄エネルギー産業の海外事業本部。来栖とは商社時代の同僚。来栖をヘッドハンティングに来た。

滝藤航平
三十五歳。東京西部に広く支店を構えている地方銀行に勤めていた。映画業界に転職希望。

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2024年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作は完全に忘れているが、なんとなく来栖が強烈なキャラクターだったこと、未谷が転職してCA(転職エージェント)になったことだけは覚えていた。それでも一話完結型なので楽しめる。

来栖は転職を求めてくる人間の本質を見抜いてはっきりと物申す。CAは慈善事業ではないのだから、求職者をいい加減に扱うこともできるのに、来栖は絶対に「いい加減」にはしない。そのせいで求職者が激怒することもあるのだが笑。
しかし、そんな来栖も自身の身の振り方についてはなかなか迷っていたようで、人間らしいと思った。

転職を繰り返す人は、それでも職に就けるのだから優秀だと思うが、やはり問題を抱えている場合が多いのだろうな。
本作には八王子という有名な転職マンが登場するが、彼は最後、自分で会社を作るという結論に至る。その考え方、恐れ入った。
八王子が作る会社なら私も入りたかった。

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2023年08月24日

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