額賀澪のレビュー一覧

  • 夜と跳ぶ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    額賀さんの読ませ方とかまとめ方とか、毎回しびれます。巧すぎて、読んでいて気持ちいい。
    エイジの実親についても絶妙なリアル感。
    トモちゃんがすごくかわいくて魅力的です。生意気な女子中学生の存在がありがたい。

    もう夜と跳ぶ2(仮)が出るそうなので、楽しみにしてます。

    (高校入試でるかなー?)

    0
    2024年11月21日
  • サリエリはクラスメイトを二度殺す

    Posted by ブクログ

    音楽の名門校の卒業演奏会の最中に起こった、クラスメイトによる殺人事件。四年の時を経て二度も起こってしまったその悲劇の原因は何だったのか。哀切な読み心地の物語です。
    お互いに切磋琢磨し和気藹々とした日々を過ごしていた六人のクラスメイト。冒頭でそのうち二人が殺され、二人が殺人者となることが明かされています。高校卒業時に起こった事件によりそれぞれにやりきれない思いを抱えたまま、四年後に再び卒業演奏会に挑む四人。その中の誰が誰に殺されてしまうことになるのか……それが気になってぐいぐい読み進みたい気持ちと同時に、読みたくない気分にもなりました。だって誰が殺されても、誰が殺してしまうことになっても、あまり

    0
    2024年11月13日
  • 青春をクビになって

    Posted by ブクログ

     読んでいて、ずっと苦しかった。
    かつての自分の進路について、その時の親の考え、自分の希望、時代の流れなどが、一気に甦ってきたからだ。
     好きを極めること。
     その電車から降りること。
    どちらが正しいとか、そう言うことではない。
    ただ、苦しみは常にある、ということなんだと思った。

    0
    2024年11月09日
  • 転職の魔王様

    Posted by ブクログ

    今私自身転職活動中です。
    どんな仕事に就こうか日々考えていたところこの本に出会いました。参考にはならないだろうと思い読み始めました。しかし仕事への考え方が少しだけ見つかった気がします。もう少し自分に自信を持って転職活動するべきではないかと考えを改められました。

    0
    2024年11月07日
  • 世界の美しさを思い知れ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ



    蓮見尚斗が自殺した理由は、結局謎に包まれたまま物語は終わる。
    蓮見貴斗は、その理由をわかったふりをするより、わからないままでいい、わからないまま生きて行くという結論をした。

    作品的には少しモヤモヤが残る、すっきりとしない気持ちを少しばかり感じてしまうが、それでも現実はそういうことなんだろう、というリアルさが表現されている。
    自死した理由を探すことは、自分がそうであってほしいという、残された側のエゴだから。結局はわかっていないから。

    とはいえ、さよならクリームソーダに引き続き、この世に残された側の描写がなんとも切ない。

    蓮見尚斗が残した「綺麗なところに連れて行くよ」という
    セリフは、彼

    0
    2024年11月05日
  • モノクロの夏に帰る

    Posted by ブクログ

    今までの“戦争“についてのイメージとは異なる作品。戦後から時間を経て、こういった切り口は受け入れられやすいと思う。

    0
    2024年10月30日
  • 風に恋う

    Posted by ブクログ

    私自身も高校大学の7年間吹奏楽部でガッツリ青春時代を過ごしてきました。あの「ゴールド金賞!」と言われた時の皆の歓声と喜びは未だに忘れられない。なので読んでいて「あー懐かしい!」と「あーわかる!」と共感することばかりでした。
    勉強との両立、ブラック部活問題、燃え尽き症候群などただのスポ根ものではない一面もあり、考えさせられました。

    0
    2024年10月22日
  • 拝啓、本が売れません

    Posted by ブクログ

    本を売るにはどうすればいいのだろう?という疑問から、本に関わる人達にインタビューを試みた本。結局は「面白い小説をつくる」が答えではあったけれど、色々と収穫のある話が聞けた。

    ライトノベルというカテゴリは電車の行先表示のようなもの、ものが売れるのは誰かが人に薦めることによって起こる、映像化のボーダーラインは30万部、新潮文庫nexではCMYKにくわえて蛍光ピンクを加えることで人物の肌色を鮮やかにしている、などなど…。

    単行本には新作の冒頭が載っていたらしいが文庫版にはなく、代わりにその後の経過も書かれていてこちらも面白かった。この本はかなり売れたらしい。

    0
    2024年10月14日
  • 夜と跳ぶ

    Posted by ブクログ

    天才元金メダルスケボーと崖っぷちオジさんのコンビは新しく、予想を超えて面白い。逆にオジさん向きのストーリー。ライトノベルっぽい装丁が変わると手に取りやすいのだが。

    0
    2024年10月10日
  • タスキ彼方

    Posted by ブクログ

    317ページ
    1800円
    10月2日〜10月6日

    タスキメシの続きだと思って手に取ったが、全く違う話で初めはガッカリした。目次の章立ても細かすぎて、ちょっと圧倒された。読み進めると、2つの時間軸があって、箱根駅伝をテーマにした読みやすい話だった。中盤の駅伝を走っているところは自分も走っているような感覚になり、先へ先へとグングン読めた。戦争を経て、なお繋がれていくタスキがあることに感動した。

    0
    2024年10月06日
  • 夜と跳ぶ

    Posted by ブクログ

    スケートボードの《消えた金メダリスト》×崖っぷち中年カメラマンという凸凹コンビが
    魅せスポーツ青春小説。ストリートスポーツの魅力とスケートボードの躍動感をしっかり描いていて楽しく読めた。ロスオリンピックでの2人の活躍の話も是非読みたい

    0
    2024年10月05日
  • 夜と跳ぶ

    Posted by ブクログ

    おじさんがいい味出してる。オリンピックよりストリートが大事というのは確かにこういう人たちにとっては当たり前なのかも。LA28の続編も読んでみたい

    0
    2024年10月05日
  • 光が死んだ夏 特装版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    額賀澪による「光が死んだ夏」の小説版の第1巻。モクモクれんの同名コミックスのノベライズ。本巻はコミックス第3巻の冒頭あたりまでです。ある集落で一緒に育ってきた佳紀と光だったが、光だと思っていたものは別のナニカにすり替わっていた。一緒にいたいと思った佳紀は光の姿をしたナニカとの、いつも通りの日々を始める。BL風味の青春ホラー作品です。小説ならではの描写が、ゾクゾク感を上手く増していると思いました。個人的には書き下ろし短編「秋の栞」が良かった。難しいかもしれないけど、オリジナルにはない話をもっと読みたい。

    0
    2024年09月28日
  • 夜と跳ぶ

    Posted by ブクログ

    金メダリストの大和エイジが思うアスリート
    カメラマン与野が追い続けてきたアスリート
    このすれ違いが面白い

    こんなにもエイジの周りで事件が起こる?ってちょっと思う。
    けど、2人を取り巻く過去も徐々にわかって、スケボーで滑走していくような疾走感がよかった

    0
    2024年09月20日
  • 夜と跳ぶ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小説には、時間が経っても変わらずに読み続けられるものと、今、この時に読むからこそ輝くものがあって、一般的に前者が評価されがちなのだけれども、そういえば後者の作品も好きだったな、と思い出させてくれた本。
    過去形なのは、最近、さっぱりそういう本を読んでいなかったから。

    得てして、時間が経っても変わらない小説は、読んでた瞬間からノスタルジックというか、モヤがかかったような雰囲気を感じるんだけど(そのぼんやりした雰囲気がまた魅力)、この作品は、2024年の東京なんだということをどこまでもくっきりと、今、自分が生きている時代なんだと突き付けてくる感じがある。
    渋谷に行ったら、エイジが滑ってるのに遭遇で

    0
    2024年09月15日
  • 夜と跳ぶ

    Posted by ブクログ

    本の装丁に少々戸惑ったが、額賀澪作品だから読み始めた。
    時流に合わせたかのようなスケートボード物の小説は、流石!額賀澪作だけあってちゃんとスポーツ小説になっていた。
    東京オリンピック金メダリストの過去と、スポーツ写真家の関わりは歳の差バディー物の趣きがあり好ましい。
    やたらにトラブルに見舞われるのもご愛嬌というところか。
    たいへん読みやすい小説でした。

    0
    2024年09月11日
  • 夜と跳ぶ

    Posted by ブクログ

    パリオリンピックのスケボーを思い出しながら読んだ。読み終わってから表紙を見たらイメージ合ってた。額賀さんのスポーツものは面白い。子供にスポーツを習わせることの難しさ。

    0
    2024年09月07日
  • モノクロの夏に帰る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    題名とは逆に、

    モノクロ写真に急に色が付いてきて、写真の中の人やモノが動き出すイメージ。

    中編が4つあって、それぞれが2層構造。

    全編、『時をかける色彩』(戦時中のモノクロ写真に色を付けた写真集)で貫かれていて、

    全編、現代を生きている人がメインだが、各編の最後にちょっとだけ、戦時中を生きた人と、その心の中を登場させている。

    「ある晴れた夏の朝」(小手鞠るいさん)と同じような読後感だが、構造が分かりやすい分、小手鞠さんの作品の方が僕にはよく伝わってきた。戦争を体験していない若い世代の、戦争の是非についての洞察が深いように感じた。もちろん、額賀さんのこの作品もとてもいい。

    0
    2024年09月07日
  • 転職の魔王様

    Posted by ブクログ

    就職エージェント。来栖、末谷。
    魔王と呼ばれ、末谷を一人前のエージェントに育てるストーリーが痛快であり、心が打たれた。
    それぞれに問題を抱え、転職を希望し来栖、末谷の所へやってくる。アドバイスを求めるが、逆に魔王来栖が大人なのだから自分で決断しろと突き放す。
    そのことで自分自身を振り返り、何がしたいのか?
    どういう会社で何がしたいのかをそれぞれが考え悩み、再就職をする。
    就職エージェントという職の深さを考えました。

    0
    2024年09月05日
  • 夜と跳ぶ

    Posted by ブクログ

    臨場感、疾走感がたっぷりの一冊。
    パリオリンピックの最中に読めてよかった!
    途中で丈太郎と同い年ということに気づいて、おじさん連呼されてるのがちょっと気になったけど…w
    エイジとの関係性が深まっていくのがとても良かった!スポーツ小説という括りにおさまらない展開にも引き込まれたし、エイジの滑りにあわせて読むスピードも上がっていく感じがした。
    (大好きなタスキメシシリーズのレースシーンを読むのと同じ感覚!)
    28年を目指すこれからの二人も気になる…

    0
    2024年08月22日