額賀澪のレビュー一覧

  • 転職の魔王様2.0

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    約1年振りに読む続編。前作同様に読み物としては面白い。新キャラの天間さんも悪くない。千晴のスタンスもまともになって来て悪くないと思う。転職って難しいよね、きっと。したことないけど、部門異動は何度もしたし、それでも結構大変だった。自分の意思に関わらない異動だしなあ・・・

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    2024年06月15日
  • タスキ彼方

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    「風に恋う」に大感動、大号泣したので、この作家の作品を読んでみた。時代、環境は違えど一人一人全員に青春があり、みんなその青春に一生懸命に挑む姿に感動した。羨ましいし、恥ずかしくなっちゃった。

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    2024年06月15日
  • 青春をクビになって

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    個人的には、SNSで個人を攻撃してしまう人の心理が少しだけわかったのがよかった。
    自分がこういう人にならないようにすることが大切だし、世の中で成功とされていることや、経済的な物差し以外の価値基準を少しは持っておかないと、今の自分を肯定することは難しいのだと思った。

    というよりも、今の世の中はそういう人が多いのではないか、潜在的にはみんな上を見て不満があるのではないかと思った。
    上も見ず、下も見ずに、自分にできることをやっていきたいと思った。
    あとは、きっちり調べていいポジションを取ることが大切だ、という趣旨の話をする場面では、メリトクラシーは現代で残っている最大の差別だという話を思い出した。

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    2024年06月13日
  • 青春をクビになって

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    いまの日本、何か間違ってないか?
    「青春をクビになって」を読み
    思わず口にしてしまいそうだ。

    学部生時代に四年、大学院を修士課程の二年、博士課程の三年
    九年を研究室で過ごす。
    ポストドクター・博士研究員。
    それでも「その多くが非正規雇用」
    契約を解除されれば「大学講師」という肩書きを失い
    ただの研究者となる。

    P179
    〈望んで乗り込んで、乗り続けたいと思っていた電車から
    降りてしまった事実は拭い去れない〉
    誰よりも勉強に励み研究に没頭して。
    電車から降りようとも、生きていてほしい。

    辛くて切ない。
    やはり、何か間違ってないか?
    と、ため息を吐きたくなる。

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    2024年06月02日
  • 転職の魔王様

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    自分の発言、考えに責任を持つことを教えてくれる小説。

    人は正解や答えを求めている。
    その為、失敗を恐れて人に答えを求めてしまうのかも知れません。
    でも、自分の人生なのだからもっと楽しんで冒険したいと強く思います。

    転職って人生を分岐点でもあるように人生に悩んでいる方にはいい本だと思います。
    また、もう少し自分がどこに向かっているのか考えたいです。

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    2024年06月01日
  • タスキ彼方

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    箱根駅伝、好きです。
    というよりも、お正月は箱根を見るもの…
    と、子供の頃から刷り込まれています。
    そんな箱根駅伝の歴史が描かれていました。

    あぁ、昔は踏切でジリジリしたよなぁとか
    権太坂で勝負は、昔も一緒なんだなとか
    楽しめる部分もありましたが
    戦中戦後の話は、どの作品を読んでも辛い。
    箱根駅伝をなんとか開催したい。
    でもそのために必死で訴えた言葉が
    戦後どれだけ自分を苦しめただろう…

    今現代、あたたかい部屋で
    TVの前で選手たちを応援できる
    当たり前のお正月が、どれだけ幸せな事か
    改めて痛切に感じます。

    読んでよかった一冊です。

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    2024年05月27日
  • 転職の魔王様

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    ドラマがとても面白かったから読んでみた!
    小説も面白かった!
    『私の人生』を、好きだと思える、命を燃やせる仕事をしながら彩り豊かにしていきたいなぁとしみじみ感じた本でした。
    なんか、明日からまた仕事がんばろーっと思えた!

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    2024年05月22日
  • 鳥人王

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    棒高跳び。
    ポールを手に入れるのがそんなに大変だとは…。これからは違った目で競技を見ることになる。この本のようにもっと手軽になることを願う。そしてアスリートだけでなくこんなふうにアスリートを支える人たちの熱い思いが素敵だった。願わくはこんな思いを持って生きて行けたらと思う。

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    2024年05月16日
  • 鳥人王

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    アスリート系お笑い芸人と、棒高跳びのコラボレーション小説。そしていつも通り額賀さんなので色々上手くいかないでじわじわと感動してしまうのはいつも通り。競歩王もよかったし、まさにその系譜なのですが、主人公がアスリート芸人というのがいいです。おばたのお兄さんのポジションでしょうか。
    走り高跳び見るときにはより興味を持って見る事が出来そう。

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    2024年05月16日
  • タスキメシ

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    ネタバレ

    眞家早馬
    私立神野向高校。三年二組。料理研究部の都に料理を習う。高校二年の冬に右膝を剥離骨折して手術をしリハビリをしている。→日本農業大学。

    田中稔
    早馬の担任。生物の担当教員。生物準備室の前に、勝手に自分の畑(通称「稔の畑」)を作り、野菜を作っている。生徒に下の名前で呼ばれる。料理研究部の顧問。

    井坂都
    三年一組。一人しかいない料理研究部の部員。調理実習室にやって来るようになった早馬に料理を教える。乱暴な喋り方をする。

    眞家春馬
    早馬の弟。高校二年生、陸上部長距離チームのメンバー。食べ物の好き嫌いが激しい。→藤澤大学。

    真木
    神野向高校からバスで十分ほどにある真木クリニックの先生。五

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    2024年05月13日
  • 鳥人王

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    ネタバレ

    芸人がアスリートとしてチャレンジするアスチャレ、そこで売れない芸人御子柴陸は棒高跳びにチャレンジすることになる。まるで青春時代を彷彿とさせるような熱い闘いにワクワクした。そこに国産のポールを作りたいという夢を持つ翆や番組プロヂューサーの願いなどもミックスされて非常に面白かった。

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    2024年05月10日
  • タスキメシ 箱根

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    ネタバレ

    森本悠斗
    紫峰大学。関東学生連合で箱根駅伝の二区に出場。

    仙波千早
    紫峰大学。駅伝部キャプテン。

    眞家早馬
    紫峰大学の院にある運動栄養学の研究室に入る。駅伝部の栄養管理兼コーチアシスタント。二十五歳。神奈川県にある病院で管理栄養士をしていた。高校卒業後に上京し、管理栄養士を目指して日本農業大学応用生物学栄養学科に進学し、同時に陸上部で長距離走に励んだ。

    館野達也
    紫峰大学駅伝部監督。三十八歳。監督としては比較的若い。顔がカワウソに似ている。大学の広報課の課長も兼務。

    葉月憲太郎
    紫苑寮の寮長。四年生。

    眞家春馬
    早馬の弟。マラソン選手。

    光川
    早馬の恩師。大学で早馬をサポートしてく

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    2024年05月08日
  • 鳥人王

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    売れないお笑い芸人の御子柴が、番組で棒高跳びをやることに。
    言われてみれば、存在は知っているのに棒高跳びという競技をちゃんと見たこともなければ、日本記録も知らない。それなのに、読み終えた時には「棒高跳びって面白い!」という気持ちになっていてびっくりした。
    御子柴はもちろん、オリンピックを目指す犬飼、ポールを研究している狐塚、ディレクターの綿貫…それぞれのキャラが立っていて引き込まれた。
    面白かった!

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    2024年05月01日
  • 鳥人王

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    251ページ
    1600円
    4月25日〜4月30日

    サブタイトルのアスレチックコメディアンって何だろう?と思いながら読み始めた。はじめはなかなか進まなかったけれど、半分過ぎると、御子柴が日本新を出せるのか気になり、ぐんぐん読んだ。スポーツのプラス面とマイナス面、両方わかると共感できた。最後の終わり方が額賀さんらしかった。

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    2024年04月30日
  • タスキメシ

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    箱根駅伝を舞台にした青春ドラマ小説。これまでもいろいろあるので、設定に新鮮味はない。怪我で競技から退いた選手が料理と出会って別の道を歩む。と言うだけなら最後まで読まなかった。
    陸上を続けるか、やめるか、諦めるか、そうした葛藤は選手経験のある人なら必ず何度もあるのだろう。陸上に限らずスポーツは全て。そうした思い、迷い、悩み、揺れ動き気持ち、青春時代をとうの昔に過ぎ去った自分でも思いを寄せたくなるのが小説。自分は全くスポーツに取り組んでは来なかったが。
    駅伝小説は沢山ある。三浦しをんの語り口はそう簡単には越えられないと思う。そこまで風は強く吹いてはいなかった。でもまあ楽しめた。箱根駅伝好きだし。

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    2024年04月29日
  • できない男

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    惨めで情けない男二人の青春物語(笑)。いい大人でも、仕事がいくら出来ようが出来まいが、中身はへなちょこだったりするんだよな〜と凄く親近感のあるストーリーだった。だけど、こういう人っていざ決断するととんでもない事しちゃうんだよなって、物語に共感しまくりだった。

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    2024年04月28日
  • 女ともだち

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    女ともだちがテーマというだけあって
    共感も怖さも面白さもあって
    感情が良い意味でぐちゃぐちゃになる。

    短編だからサクッと読めるし
    作家さんによって文体も違うから
    一気読みというよりは作品ごとに間を開けて読んだ。

    最後の獣の夜が近い女ともだちが見事に描かれてて読みながらもドキドキした。

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    2024年04月27日
  • 女ともだち

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    女の子のころから感じていた女としての楽しさ、生きにくさ、めんどくささ、近くてうざったく思えるときもある母親との関係性など、さまざまなものを感じて大人になったなと自分の人生を重ね合わせながら読むことができる。
    これを読んだ男性陣はどのように感じるのか気になる。笑 きっと恐怖だろう。

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    2024年04月21日
  • 青春をクビになって

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    ネタバレ

    ポスドクの現状辛い…。雨降ってきてリュックの防水どうなってるのかと心配だったのが最後にわかるのも切ない。

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    2024年04月20日
  • 青春をクビになって

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    夢を追いかけることの意味を教えてくれる小説。

    夢を追いかける続ける覚悟、夢を諦める勇気。
    この2つの意味を理解していないと取り返しもつかないことになる。

    ただ、好きなことやり続ける素晴らしさも教えてくれます。
    そして、夢を諦める時、次の世代に何を残せるかも考えないといけない。

    夢を持つ責任と大切さ教えていただいた気がします。
    自分の中で挑戦心がくすぐられました。

    夢で悩んでいる方には、何かきっかけを得れる小説だと思います。

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    2024年04月20日