額賀澪のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
基本を丁寧に解説し、迷いがちな表現にも明確な正解を示してくれる。
説明にとどまらない感情や風景の描写、そして要点を整理して伝える力が養われる一冊。
読解力向上にも役立ち、今後の文章表現の指針となると感じました。
以下、自分がこの本を読んで、今後重視して行こうと思った内容。(ほぼ目次)
・誰が、どこで、何をしているか?
・説明にとどまらない描写
・地の文
・ピントを合わせる(見せたいもの)
・視点人物の設定
・視覚以外の要素
・シーンのセットアップ(5W1H)
・絵が見える文章へ
・動き(順序)
・起承転結
・リアルとリアリティ
・人称と視点
・一人称一元視点
・三人称一元視点
・三人称多元視点
・三人称神の視点
・修飾語、被修飾語
・段落頭、鉤括弧、!?、三点リーダ
・自由間接話法、というのがある
・直接話法
・間接話法
・自由間接話法
・全知視点 vs 限定視点 -
Posted by ブクログ
父親が漁船で行方不明になった主人公の桐ヶ谷朝海はひょんなことから保険調査員の叔父の加瀬響介と同居し「大宮リサーチ」で一緒に働くことになる
○第一話 親不孝者だね
オープニング 父親が行方不明になった朝海に叔父の響介が訪ねてくる
○第二話 風邪みたいなもんだ
響介の部屋で同居することになった朝海は叔父の仕事に手伝いとしてSNSをチェックして海外旅行保険詐欺の証拠を見つける
○第三話 八割が黒だな
障害給付金詐欺を試みた高橋光一の話 平凡な人がふとワンチャンで保険金詐欺を試みる
○第四話 我々は保険調査員ですので
入浴中に溺死した老女の生命保険調査 家族の佐倉清孝、妻の真弓、娘の沙優に聞き取る
○第五話 魔が差した
自動車事故の保険金詐欺を試みる三島翔子の話
○第六話 肩入れするなよ
駅のホームの転落事故で死亡した寿々木舞香の調査 自殺だと保険金が支払われないのが焦点となる 調査しているうちに意外な方向に この間、訪ねた小田急線生田駅が舞台となっていて急に身近に感じた
○第七話 お気をつけください
自損事故・休業損害補償の保険金詐欺を試みた田尾厚志と杉山に通告をするが、段田整形外科の医師、段田誠の存在が明らかになる これまでの話が一気につながる
○最終話 喪失の代償だ
エピローグ 「保険金は喪失の代償」
どの話もよくまとまっていて一気に読めた 登場人物の造形を生き生きとしている
NHKあたりでドラマ化されそうな内容 良作 -
Posted by ブクログ
感想
昔は箱根駅伝を開催するにも学生達の努力でなんとか開催にこぎつけていた。
今の時代はTVで大々的に中継されて恵まれた時代になったとしみじみと感じた。
現代の箱根駅伝が始まるところで終わるが最後に結果が貼ってあって良かった。
あらすじ
一進は日東大の監督で、神原のボストンマラソンに付き添っていた。そこでアメリカ人から箱根駅伝に書かれたメモ帳の持ち主を探して欲しいと言われ、受け取る。
メモは戦時中、日東大が箱根駅伝で優勝した次の年、軍部から箱根駅伝の中止が言い渡される。関東学連は代わりになるものとして青梅駅伝を開催するが、第2回以降中止にされ、軍部から関東学連も解散を命ぜられる。関係者は箱根駅伝の再開を模索する。
一方、一進は日記の持ち主の親戚を探し当てるも繋がりが薄く反応はイマイチだった。一進は神原の説得ができないでいた。
一方、過去では関東学連を中心に箱根駅伝の復活に向けて軍部の説得を行い、遂に再開が認められる。学連は資金集めと、学徒動員で生徒がいない中、学生をかき集めてなんとか開催する。参加する学生にとっても死ぬ覚悟で戦場に行くため、本当に最後の箱根駅伝だった。
現代では一進率いる日東大はなんとか箱根駅伝の予選会を通過する。次の日に行われたMGCでは神原が2位に入り、パリ五輪の代表になる。
過去では戦争が終わり、生き残った関係者が再び箱根駅伝の開催に奔走する。その中で活動した及川が実は一進の祖父であり、一進の名前は祖父の先輩の類家進から来ているのではないかと分かる。まだ生きていた類家に会い、神原も遂に箱根駅伝出場を決める。
そして、第100回の箱根駅伝が始まるのだった。