無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
駅伝×料理、ベストセラー小説待望の文庫化。
陸上の名門高校で長距離選手として将来を期待されていた高3の眞家早馬(まいえそうま)は、右膝の骨折という大けがを負いリハビリ中。そんな折、調理実習部の都と出会い料理に没頭する。一学年下で同じ陸上部員の弟・春馬、陸上部部長で親友の助川、ライバル校の藤宮らは早馬が戻ってくることを切実に待っている。しかし、そんな彼らの気持ちを裏切って、心に傷を抱えた早馬は競技からの引退を宣言する。それぞれの熱い思いが交錯する駅伝大会がスタートする。 そのゴールの先に待っているものとは……。
高校駅伝、箱根駅伝の臨場感溢れる描写とともに、箱根駅伝を夢見て長距離走に青春を捧げる陸上青年それぞれの思いと生き様が熱く描かれる。青年達の挫折、友情、兄弟愛……。熱い涙、しょっぱい涙、苦い涙、甘い涙が読む者の心を満たします。
読後は爽快感と希望に溢れる熱血スポーツ小説です。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
2022/11/26
額賀澪さんといえば青春小説というイメージが強く、「風に恋う」を読んだ時からその読後感の良さにハマってしまったように思います。
今回は陸上の話で、続編が最近発売されたり文庫化してることを知ってシリーズの最初から読んでみたいなと思い購入ました。
元々は陸上部の長距離選手として活躍していた眞家早馬は大会での無茶な走りが祟ってしまってのか長距離選手として致命的な長期間の怪我をしてしまい、選手ではない別の道(スポーツ栄養士?)へ向かうことになります。
同級生で同じ部活のメンバーである助川、選手としての才能を持ち合わせた弟の春馬、陸上を諦めかけていた早馬にさまざまな料理を教えた都、他校のライバル選手たち。
自分とどう向き合うのかという早馬の葛藤を中心としつつ、何かに打ち込むことの良さとかライバルキャラの存在とか、青春ってこんな感じだ!
というものがこの一冊に詰まってると思います。
Posted by ブクログ
駅伝が大好きなのでいつか読みたいと思っていた本作。
最初の方は主人公の眞家早馬が怪我をしたとはいえ、練習に戻らない姿勢がとても残念で、弟である春馬やキャプテン助川の思いの方に共感してしまった。
早馬に料理を教えることで1人で料理し、食べることの寂しさから解放された都の置かれた境遇とそれを乗り越えようとしていた強さに心が震えた。
そんな都だから早馬の考えていることも春馬や助川の思いも推し量ることが出来たのだろう。彼女なくしてこの物語は完成しないとさえ思った。
全国大会のレベルで競技するアスリートに栄養面での偏りがあったら戦えないのは事実だろう。競技を諦め偏食の弟の為に料理をする早馬が少しずつ料理の腕を上げ春馬が美味しそうに食べる場面は読んでいて嬉しくなった。
そして助川と春馬が早馬を競技に引き戻そうとした駅伝での賭け。この辺りから涙腺が緩んで仕方なかった。
箱根で走れるのはわずか10人。給水係りであっても箱根を走ったと明るく言えるまでには数年はかかるだろう。
娘の友達も箱根駅伝のランナーだった為私も沿道に応援に行った経験がある。本当に一瞬で走り去って行くスピード。彼らがこの場で走るまでにはどれだけの努力とドラマがあったのだろうと改めて彼らに思いを馳せてしまった。解説の柏原竜二さんのお話を読むと更にこの小説が現実に近いお話かがよくわかる。
箱根駅伝だけが駅伝ではないが、やはりお正月にみんなで観戦してしまう魅力があの駅伝にはあるのだ。今年も箱根駅伝にはたくさんのドラマがあった。本当に新年早々心を揺さぶられ泣けてしまう私がいた。来年の箱根駅伝まではまだ1年近く時間があるので、その間に本作の続編を楽しみたいと思う。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
小説・文芸
少年・青年マンガ
小説・文芸
小説・文芸