額賀澪のレビュー一覧

  • タスキメシ 五輪

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    面白くてシリーズ一気読み。読み終わるのが寂しくなる作品に出会えて感謝です。

    箱根ランナーではあっても、その後実業団にはすすまない人のリアルを描く。仙波千早がんばってるなぁ。と母の気持ちで読んだ。

    学生スポーツの【その後】を描く力量に、漫画ハイキューに通じる感動があり、大人としてはそちらに心を動かされた。

    かなり緻密な取材をもとにして描かれた無観客東京オリンピック、選手村の舞台裏。2021年から5年経過した現在、あの頃の報道、なんともいえない空気感は忘れてしまっていたが、リアルに思い出すことができた。

    改めて東京オリンピック、残念だったなとも思った。

    作中で早馬28歳、春馬27歳とあり

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    2026年08月20日
  • タスキメシ 箱根

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    文句なしに面白かった、タスキメシシリーズ第二弾。
    早馬が社会人3年目、スポーツ栄養学をさらに学ぶためて大学院にすすみ、駅伝チームの管理栄養士兼アシスタントコーチとして…というところからスタート。

    飛ばされたはずの早馬の大学時代がチラホラ出てきてそのあたりの描き方が、うまい。

    最後、ここで裏切るのかーーとまだどんでん返しがあり、箱根の毎年繰り返されるリアルドラマを効果的に描いている。
    運動部だった人はきっと共感できるはず。紫峰大学の面々の描き分けもうまく、感情移入できる。
    シリーズ3作の中で1番面白かった!

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    2026年08月20日
  • タスキメシ

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    司書仲間推薦の1冊。
    主人公、早馬がなかなか走り出さない…そこにモヤモヤして最初なかなか読むペースが上がらなかったが、途中流れに乗るとあっという間に読めた。

    これがこのシーンに繋がるのかという感動。あと丁寧な料理の描写もよく和食のだしのにおいが香るそんなお話でした。

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    2026年08月20日
  • 読書感想文が終わらない!

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     子供の読書感想文第2弾。

     主人公が読書感想文の本を探しに来た生徒に、色々アドバイスをして満足のいく読書感想文を書けるようにしていく。

     なかなかほっこりする内容だと思っていたら、最後は少しミステリー?チック。

     面白いかった。

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    2026年08月14日
  • 転職の魔王様3.0

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    パワハラに関しての対話が凄みがありとても惹きつけられました。

    パワハラした側、された側の心理をどちらも丁寧に書いたエンタメ作品は初めて出会いました。

    人事の種井とのやりとりも良かったです。人と人とのコミュニケーションなのだから

    ルールを作ったから全て解決出来るわけではない。考え続けなければならないという答えに開放感を感じました。

    元々ドラマから入り原作を読ませていただいて、ドラマ制作側が原作の世界を壊さないようリスペクトして作られたんだなと感心していたのですが、

    逆に3.0では原作者からのドラマへのアンサーというか感謝が感じられて本当に幸運な実写化だったのだろうなと思いました。

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    2026年08月08日
  • さよならの保険金

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    地道な仕事だなぁと思った。

    青森で起きた漁船の転覆事故。父の行方は3日目の今日もわかっていない。麻海は母を亡くしている。母方の叔父の響介がやってくる。ラーメン屋にいく。まだ就活の最中だ。2日後に父の捜索は打ち切られた。

    就職先は決まらない。叔父の響介に引き取ってもらう。響介の仕事を手伝うことになった。SNSの監視だ。海外旅行で高級腕時計を盗まれて、保険金請求中。SNSで友達がしているのをチェックする。

    65才の男の買い物を麻海はカメラに収め、真っ黒な証拠を手に入れた。サイクリングの最中の事故で左腕ご全く使えないという申請をしていたのだが、両手普通に使っていたのだ。本人に認めさせるのは嫌な

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    2026年08月07日
  • 恋するブタハナ

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    ネタバレ

    ラブコメの皮を被った、お仕事系ヒューマンドラマ。
    怒れない私も、怒った私の顔も大嫌い!
    これは、彼女が正しく怒れるようになるまでの物語。

    ※※※以下、ネタバレありの感想※※※

    ・作品全体を通じて
     憧れた相手ではなく自分の弱さや醜さを見せられる相手との関係を心地良く思う、という部分に深く共感した。
     香子と宮原で「虚栄心が邪魔をして本音を言い合えない男女」を描きつつ、春木を通して一人の青年の精神的・社会的自立を描いており、単なるラブコメに留まないヒューマンドラマになっている点が良い。
     物語が進むにつれ登場人物達が抱える生きづらさが見えてきて、特に宮原の悩みは社会人であれば共感間違いなしの

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    2026年07月25日
  • モノクロの夏に帰る

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    学石で決まりかと思いきや3回に着いて昌平側で見てて 乱打戦 昨秋弱いと思ってたら甲子園だもん凄いって、聖光学院に学石に勝つんだもん 久々に高校生らしい高校野球みた 周り全員昌平応援 俺1人学石に手拍子。
    単に場面転換じゃないレオと桜太の正直な想いと綺麗事を言う戦爭を知らない80年後の人間たち(自分も淺い知識だけの同類だけど) 美咲の同調圧力 見て見ぬ振り ホント日本人って屑だね、ここまで導く額賀澪は深い、もっと感動青春だけかと思ってた 自分まだまだです。最高の小説

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    2026年07月25日
  • 青春をクビになって

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    ネタバレ

    ポスドク・就職氷河期の世代の悲哀を痛切に描いた傑作。博士が古事記を蕎麦屋に置いていき、「誰か取りに来る」と言った時点では、彼はおそらく死ぬつもりだった。でも山を登るうちに、まだまだ踏ん張れる気持ちに気付き、自分で大学に持ち帰るつもりだったのでは。
    主人公が古事記を受け取ってくれて本当によかった。確かに博士号まで取った人の知識は研究職だけではなく一般書でも活きるし、大学教員だけが就職先ではない。希望のみえるラストだった。

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    2026年07月11日
  • 青春をクビになって

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    日本政府が教育費にお金を使ってないせい?
    研究者がもったいない。好きな研究してもらうのはとても贅沢だな、羨ましいなと思うけど、これじゃあんまりだ。日本の制度は貧しすぎる。

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    2026年06月28日
  • ほろよい読書

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    食べ物の名前が入った本が好きなのと、表紙のビジュアルに惹かれて買った本。

    「ショコラと秘密は彼女に香る」が一番印象に残ったお話!
    お互いを思う気持ちや関係性に胸が熱くなり、気づけば涙が滲んだくらい!
    「おかわり」の方も積読してるので楽しみ♩

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    2026年06月21日
  • 沖晴くんの涙を殺して

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    ネタバレ

    東日本大震災をテーマにした作品。なんとなくすずめの戸締り味を感じた。私は、大震災をテーマにした作品に心を奪われてしまう傾向にあると気づいた。沖晴くんが本当に可哀想。なんで苦しんでいる人をさらに苦しませてしまうのだろうか。この人の心理描写がすごく好き。がむしゃらに励ますのではなく全てを受け入れて寄り添うというスタイルがすごく共感できた。この本は本当に買ってよかった。お気に入りの1冊。

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    2026年06月17日
  • タスキ彼方

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    11提灯(p232)が印象的だったので、そこの感想↓

     いつか箱根駅伝特集のテレビ番組で見た、暗い中を提灯を灯して応援していたあのシーンを思い出してとても感動した。
     この自問自答する感じ、自分がフルマラソンやウルトラマラソンを走っている時の感覚と似ているなと思った。「お金はかかるし苦しいし、大して速いわけではない、むしろ遅い。家族の理解も必要だし、それでも走り続けてしまう意味って何??」みたいな考えが巡ってくる。こんな平々凡々なおばちゃんランナー、順位なんてどうでもいい、ただ走るのが好き。いつか死ぬ時に「こんなに頑張った」と思えるものがあっても良いではないか。これも結局は「自分の生きた証を

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    2026年06月02日
  • 弊社は買収されました! 総務部・真柴さん最後のお仕事

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    キャラクターも分かりやすく、もちろん話しがめちゃくちゃ面白くて、とても読みやすく一気に読み切りました!同じ作家の方の本も読みたいと思います。

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    2026年06月01日
  • 読書感想文が終わらない!

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    自分の気持ちって難しい。それを改めて言葉にしようとすることで見えてくることもある。小学校高学年の子どもたちの感覚とか感じてることが言葉にされていて面白かった。子どもたちにすすめたい。

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    2026年05月24日
  • ほろよい読書

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    やっぱり私織守きょうやさんの作品好きなんだなって感じたから記憶屋読み直したりしたい。

    「初恋ソーダ」は大人だなあって感じたな。

    「醸造学科の宇一くん」も良かった。
    出てくる単語、私もう20代も半ばなのに全然知識ないなあと思ったけど、これから勉強しよう。

    「定食屋「雑」」ぞうさんに会ってみたい。原田ひ香さん。

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    2026年05月09日
  • 青春をクビになって

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    いや、今の自分に刺さりすぎるのですが。

    大学院まで進んで、(世間的には)お金にならない分野の研究に身を捧げようと志を持つ人々のお話でした。
    これからの進路をどうすべきか、「普通に働く」か、「研究者として生きる」のか、を追体験させられたようでした。

    結末も相まって、結局自分はこれからどうしたいのか、どうするべきなのかがわからなくなってしまいました…。

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    2026年05月07日
  • 恋するブタハナ

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    ネタバレ

    小学生の時、食育の一環で育てられていた豚のマーガレット。
    塩見香子は幼少期とても短気で細かかった。食肉加工のトラックへ送られるマーガレットに対して憐れんでいたら、怒ると何故かリアル豚鼻になるようになり…

    マーガレット症候群になってからの香子は、周りから怒らない人だと思われていた。
    マンガ編集者となった現在、理不尽な作家のワガママや、事なかれ主義の上司に怒りを感じつつ、耐えていた。そんな時、高校時代の好きだった人・宮原に再会。良い雰囲気になりつつも豚鼻の事は言えず。そして隣に住んでた憧れの漫画家マリーの甥、菊田春木。人と関わるのが苦手な春木にやきもきしてた時、豚鼻を見られてしまう。

    豚鼻によ

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    2026年05月01日
  • 1冊目に読みたい小説の書き方の教科書

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    描写と説明の違いがわかりますか? という帯の言葉に惹かれて購入。初めて本格的に小説を書く人が知りたい実践的な知識をわかりやすく教えてくれる。特に×の文章と◯の文章を比較しながらどこが改善されているか示す方法は一目瞭然。いままさに小説を書き始めている人にとっては、原稿を見直すチェックシートのような存在になってくれそうだ。

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    2026年04月28日
  • 弊社は買収されました! 総務部・真柴さん最後のお仕事

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    2026/04/26
    額賀澪さんのお仕事小説。石けんを販売していたある日突然に日本国内のメーカーである花もり石けんが海外の会社に買収されて、買収先の会社と一緒に業務をしなくてはならなくなり、すったもんだするお話です。
    海外の感覚で仕事をする人たちの考えと、ずーっと自分たちの伝統を守って仕事をしてきた人たちの考え方がぶつかるシーンが何度も出てくるのですが「お互いに言ってること分かるなー」とお仕事小説ですが描写がとてもリアルに感じました。
    主人公は会社の総務部に勤める真柴ですが、総務部ってそもそもなんなの?とか、仕事をする上でどういうことを気にしなきゃいけないのかと言ったその部署の苦労もリアルに描

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    2026年04月27日