あらすじ
原田ひ香さん絶賛!
「これは、終わることから始まる、出発の物語。ドラマ化の企画書を書きたくなるほどの面白さ!」
老舗メーカー「花森石鹸」が、外資系企業に買収された。激務に耐えるベテラン、合理化を求める若手、葛藤するシングルマザー、謎多き新社長――
モチベーションも立場も世代も違う両社の社員たちは、この激変を乗り越えられるのか。愛社精神満点の総務部員・真柴忠臣の奮闘の行方は……!?
一気読み間違いなしの、胸熱お仕事小説。
装画/かわいちひろ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2026/04/26
額賀澪さんのお仕事小説。石けんを販売していたある日突然に日本国内のメーカーである花もり石けんが海外の会社に買収されて、買収先の会社と一緒に業務をしなくてはならなくなり、すったもんだするお話です。
海外の感覚で仕事をする人たちの考えと、ずーっと自分たちの伝統を守って仕事をしてきた人たちの考え方がぶつかるシーンが何度も出てくるのですが「お互いに言ってること分かるなー」とお仕事小説ですが描写がとてもリアルに感じました。
主人公は会社の総務部に勤める真柴ですが、総務部ってそもそもなんなの?とか、仕事をする上でどういうことを気にしなきゃいけないのかと言ったその部署の苦労もリアルに描かれているように思います。
新しい考えを受け入れつつ会社として前に進み、かつ、今までの考えも尊重しながら…という、働いていると必ずと言って良いほど直面する課題を、この小説の中の人たちはどう対応していくのかなというところが自分自身の経験と重ねて読むと、よりリアルさを感じるのではないかと思いました。
Posted by ブクログ
とてもリアルなお仕事小説でした。
いないと困るのに軽視されがちなバックオフィス業務、変化を受け入れられずどこか他人事のまま反発する社員、属人化が生む問題、ちょっとしたことで歩み寄れない世代間や上下関係のギャップ。どれも自分の会社にも思い当たるところが多い。
やっぱり人間関係って大事なんだなあとあらためて感じました。
あとこれからは、総務の人たちにもっと感謝しようと思います。笑
Posted by ブクログ
ちょっとアットホームな雰囲気の会社が、外資に買収され、そのPMIに、総務部の中堅が奮闘する、というお話。
現実には、このようなシチュエーションで、カルチャーや考え方や僻み嫉みが、軋み音が出なくなるまで擦りあわされるまでには、とても長い時間がかかるし、ひょっとしたら絶対無理かも。 ただ、そこは健全なお仕事小説として完結されるべく、いい人しか出てこないので、普通の読書の対象としてはおすすめかもしれない。
Posted by ブクログ
国産の洗剤メーカーが外資に買収された。
総武員が主人公となって対立する買収された側とした側の融合に走り回る。
恋愛とか出会いも散りばめられて楽しめる。
Posted by ブクログ
表題の通り「花森石鹸」が外資系企業に“突然“買収されます。新会社「プルーア花森」で、バックオフィスとして奮闘する総務部員「真柴忠臣」や双方の社員。一向に一つにまとまらない新会社が一年の月日を経てまとまっていくさまが面白かったです。