あらすじ
少女漫画編集者の塩見香子は、どんな理不尽にも笑顔で対応する「怒らない人」。だがその穏やかさの裏には、「怒ると鼻がブタになる」という誰にも言えない秘密があった。締切を守らない漫画家、パワハラ上司、SNS炎上に無遠慮な友人──彼女の日常は今日も地雷だらけ。
そんな中現れたのが、人気漫画家・凪沙マリーの甥で、無口な青年・菊田春木。彼の不器用な優しさが、香子の心の奥に隠してきた『怒り』を少しずつ溶かしていく。
この人になら、ブタ鼻の秘密を告白できる? 笑って泣けるお仕事ラブストーリー!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
小学生の時、食育の一環で育てられていた豚のマーガレット。
塩見香子は幼少期とても短気で細かかった。食肉加工のトラックへ送られるマーガレットに対して憐れんでいたら、怒ると何故かリアル豚鼻になるようになり…
マーガレット症候群になってからの香子は、周りから怒らない人だと思われていた。
マンガ編集者となった現在、理不尽な作家のワガママや、事なかれ主義の上司に怒りを感じつつ、耐えていた。そんな時、高校時代の好きだった人・宮原に再会。良い雰囲気になりつつも豚鼻の事は言えず。そして隣に住んでた憧れの漫画家マリーの甥、菊田春木。人と関わるのが苦手な春木にやきもきしてた時、豚鼻を見られてしまう。
豚鼻によって素直に好きだと言えないもどかしい感じはしましたが、鼻を見られたのが春木って時点で、多分春木ルートなのかなとは思ってました。宮原には良い面しか見せないし、春木には素で接してたしなって。
豚鼻に関しても、香子だけしか見えないのかと思ってたら、リアルに他人にも見えてたんですね…
本音で話せる人と出会えて、これから幸せになって欲しいです。
Posted by ブクログ
私生活での細々した怒りって言いたいけど言えないこと沢山あると思う。それをブタハナと絡めて表現していた所が良かった!
お仕事小説でもあり、恋愛小説でもあり最後までテンポよくスッキリまとまっていて良かった!
Posted by ブクログ
面白かった。
怒ると豚鼻になってしまう塩見香子は、怒りを抑えて生きていたのだが…。
単なる恋愛物語に終わらず誰もが持っているコンプレックを、如何にして克服していくのかという課題を自らが課した”呪い”を昇華していく。
このテーマで説得力ある作品を描く額賀澪氏の力量を感じた。
Posted by ブクログ
怒ると鼻がブタハナになってしまう香子。
小学生の時に学校で飼っていたブタの呪いで、そうなってしまった。
そんなことある?っていう奇抜な設定なんだけど、意外にもしっくりきた。
漫画の編集の仕事にはストイックだったり、怒らないようにアンガーマネジメントに取り組んだり…という姿が一生懸命で共感できるからかな。
コミュ障の春木や、いい人キャラの宮原も「そういうことあるよね」と思える人達。
自分を偽るのもしんどいけど、さらけ出すのもそれはそれでしんどい。自分で自分にかけた呪いを解いていく姿は、思わず応援したくなった。
Posted by ブクログ
マーガレット症候群で怒ると豚鼻になる塩見香子。彼女は怒らない人ではなく、そのために、怒れない人だった。締切を守らない担当漫画家やパワハラの上司に穏やかにやりこなす姿はさすが、できた人なのかと思いきや…人がいない場所でさ豚鼻になって怒っていた。お仕事要素、恋愛要素があり、ドラマ化したら面白そうな内容でした。菊田春木とのことも気になるので続編とか出て欲しい。
Posted by ブクログ
ブヒッ!
あ、ヤバいヤバい…
カフェで読んでいたら、隣の席の人がものすごく
下品な話を大きな声でしてる…、ブヒッ!
メイン登場人物の3人のそれぞれの部分に共感できました!
Posted by ブクログ
主人公は少女漫画雑誌「月刊ペルル」の編集者・塩見香子、25歳。
どんな理不尽にも笑顔で対応する彼女には、誰にも言えないとんでもない秘密があった。
怒ると本当にブタ鼻になってしまうのだ。
荒唐無稽、奇想天外な設定だが、これが物語を一気に面白くする。
日々のストレスを匿名SNSで発散しつつ、なんとか平穏を保っていた香子の前に、タイプの異なる二人の男性が現れた瞬間、日常は大きく揺れ動き始める。
三角関係の行方はどこへ転がるのか。
生きづらさを抱えた登場人物たちが、出会いの連鎖によって少しずつ前へ進んでいく姿は爽快そのもの。
Posted by ブクログ
額賀作品 3冊目
マンガ担当の編集をする塩見香子(しおみかこ)は、
気分屋で我儘な漫画家にも怒らず笑顔で対応する。
その為 面倒な案件はやたらと回ってくる損な立場。
しかし 彼女が怒らないのには秘密があった。
怒ると「鼻がブタ鼻」になるのだ。
そんな香子のお隣へ 担当漫画家の甥っ子が引っ越してきた。
さぁ 誰にも知られたくない秘密を抱え 香子はどうなっていくのか?!
今回はマンガの編集さんのお仕事小説として楽しみながら
ファンタジー要素に恋バナも絡んで サクサクウキウキと読み進めることができた
シチュエーションはマンガみたいだけど、
誰でも面と向かって言いたいことが言えなかったり、
怒りたくても怒れないことはあって、共感できる事が山盛り。
ちょっと心がどんよりしているアナタ
軽い気持ちで手に取る1冊におすすめですよ
Posted by ブクログ
怒るとブタハナになってしまうので、どんな理不尽な事にも笑顔で対応する香子。職業は漫画の編集者。担当する漫画家にも振り回されることもしばしば。ある日、偶然にも職場で働く春木が隣に引っ越してきてブタハナを見られてしまったことから一気に春木の前では感情を出せるようになった。一方、お付き合いしている大聖には、まだ知られていない。この二人はどうなっていくのか・・・
Posted by ブクログ
万人受けする竹宮ゆゆこさん、みたいな作品に感じました。
この呪いは主人公だけなんでしょうかね。
この世界に一人だけなら、特異体質すぎて
解除方法が全くないのが謎に感じました。
それか、他にも似たような人がいるのか。
あと、主人公の容姿についてあんまり記載がなかった感じがして、どんな雰囲気の人なのか。
イメージが薄かったです。(表紙から判断)
個人的にはアポ入れてないのに、突然家来るの困るんですが。
少女漫画あるある、タイミング悪く鉢合わせ。
隣の部屋に後輩が引っ越してくるなど、
そんなわけあるかいな、と思ってしまうのは
もう私が老害なのかもしれないです…。