額賀澪のレビュー一覧

  • 転職の魔王様

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    額賀澪の転職の魔王様を読みました。
    内容は、ドラマと同じで、同じ映画をもう一度観るような感じです。
    ドラマの映像が、本を読んでいると甦ってきます。
    ドラマを観てストーリーをしっているのですが、結構面白かったです。
    他の作品も読んでみたいですね。

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    2023年09月01日
  • 転職の魔王様

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    今どきの転職がテーマの話。
    私達の若かった頃とは働き方がずいぶん、変わってきた。
    正規で働くことが当たり前であり、生涯、同じ会社で働くことが当たり前だった。
    転職エージェントなる職業があること自体、時代の変化を感じる。
    来栖は敏腕転職エージェント、どこか冷めたところがある。杖をついていることからも何かありそう。

    転職を希望してやってくるのは大企業だけどブラックな企業。そこで心を病みやっと異常に気づく人。
    正義感が強すぎて会社を辞めざるを得ない人などなど。
    しかし、世の中には正規の立場にもなれない人々も少なくない。
    それを考えると転職を希望してやってくる人はまだ恵まれているのかも、なんて思って

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    2023年08月29日
  • 転職の魔王様2.0

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    転職エージェントシェパード・キャリアに、「天使」と呼ばれている天間が転職してきた。
    魔王様の来栖と真逆の仕事っぷりで、物語が更に面白くなってきた。
    第4話「優等生は、社会に出たら気をつけないといけないんですよ」は、妙に納得。
    損な役回りを引き受けがちな人に対し、適切なアドバイスをしてくれるなんて、さすがプロの仕事だなと思った。
    続編もありそうなので、今から楽しみ。

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    2023年08月18日
  • 転職の魔王様

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    転職エージェントを舞台にした物語。
    魔王様と呼ばれている来栖嵐みたいな凄腕アドバイザーがいたら、転職も安心してできるだろうな。
    むしろ、転職ではなく新卒採用の時にお願いできたら、本人にも会社にとってもいいのにと思った。
    自分自身も迷える羊だからこそ、迷える羊を導けるというのには納得。

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    2023年08月17日
  • さよならクリームソーダ

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    読みやすい文章
    若菜さんみたいな惹かれるけど根本的には嫌いだなぁて人ってずるい
    人たらしなのに根本的な自己中
    青春、恋愛、家族要素がありながら、正しく生きようとしなくてもいいっていうメッセージ

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    2023年08月16日
  • ウズタマ

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    ウズラの卵が料理に入ってると、何か知らんけど最後まで残して大切に食べてしまう。ごほうびというか当たりというか、そんな存在。途中ハラハラする部分はあったけど、大切な家族が見つかってよかった。

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    2023年08月07日
  • 風は山から吹いている――Why climb mountains with me?

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    筑波岳、梓川穂高、登場人物の名前、こりゃ私の好きな登山の話しかない。
    思った通りだった。
    大学生の登山部の二人なんだが、それぞれ、山に関係した秘密を抱えている。
    外界では話せないことを山の頂上でお互いに告白する。
    穂高の過去は重い、岳も自分が高校の時のコーチの死に心穏やかではない。
    大変な思いをして登った頂上での達成感は半端ではない。そんなところだからこそ心の中を素直に語れるのかもしれない。
    色んな思いを持って山を登る人々がいる。それを迎えてくれる大自然、登山はやっぱりいいね。

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    2023年08月04日
  • 転職の魔王様2.0

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    正論は耳が痛いという典型ですね。
    シリーズ第二弾です。
    テレビドラマ化で出たと思うけど面白いです。
    ドラマ原作は関係無いです。
    次が読みたいですね。

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    2023年08月03日
  • ウズタマ

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    幼少時代に育った環境と元々の性格にもよるけど、こんなにも、血の繋がりのない家族にさえ愛情を注げるものなのかと思いました。
    血の繋がりがある家族に対しても自分の親には冷たい態度をとってしまったり、子どもにはきつく当たってしまったりしている自分に情けなく、反省させられました。
    家族を大切にしたいという思い、誰かを大切に思う気持ちって素敵だなとも。

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    2023年08月01日
  • できない男

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    社会人の青春小説という感じで面白くよみやすかった。

    仕事の挫折やできる人との差、それらにぶち当たる主人公が描かれている。

    主な主人公は2人。
    恋愛が「できない男」と覚悟が「できない男」。

    2人ともそれぞれの「できない」を背負っているのだけど、共通点がある。

    それはその「できない」の目的語を、他からの影響によってできるようになるのを待っているように感じるところだ。

    要するに「できる/できない」というのは本人の考え方でそれ以前に自分たちがそれに向かって「やる」と決めきれないでいるということだ。

    そこに気がつくまでがこの本の醍醐味であると思うが、そこはなんとなくリアルに感じて素敵だった。

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    2023年07月26日
  • 転職の魔王様

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    初の額賀 澪作品。タスキメシやウズタマ等有名な著書がありながら、中々手に取れずにいた作家さん。今回テレビドラマ化をきっかけに漸くチャレンジすることができました。

    本書はヘッドハンティングというよりも、迷える子羊を導く迷える子羊だった人と迷える子羊中のキャリアアドバイザーのお仕事小説❗

    読むと仕事のことは勿論、働くことの意味や生き甲斐等様々な事を考えさせられる作品でした。転職を考えている方は勿論のこと、今の仕事にちょっと不満がある方等にオススメの指南的な作品です❗

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    2023年07月23日
  • 転職の魔王様

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    転職エージェントのお話です。
    このお話の中の転職希望者は、心身共に壊れる寸前まで自分を犠牲にして働いている人ばかり。
    仕事とは何か?何のために働くのか?他人に評価してもらうために働くのか?誰かに必要としてもらいたいから働くのか?

    個人的な話になりますが、体調を崩して2週間程仕事を休んだことがあります。でもどうしても締切日までにやらなけれないけない仕事があり、薬で症状を抑えつつ出勤した日に、夫に『仕事の代わりなんていくらでもいるんだよ。でも家族にとってのお前の代わりは誰もいないんだよ』とめっちゃ怒られました。その時のことを思い出しながらの読書になりました。実は言われた時は『私しか分からない仕事

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    2023年07月14日
  • 転職の魔王様

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    転職は人生の転機になるがゆえに、一人一人の物語が
    個人的には文章のイタさ?が気になった
    できればもう少し職種のバリエーションがあると

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    2023年07月08日
  • できない男

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    仕事や恋愛が出来ない男達が交じり合い
    人生の転換期にそれぞれが答えを出す
    ストーリーの展開・終盤の疾走感は、やり過ぎ感や物足りなさを感じさせない丁度いい感じ

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    2023年06月28日
  • 転職の魔王様

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    まもなく(2023年7月)から成田凌、小芝風花らで連ドラとなるそうなので、読んでみた。読み物としては面白いが実写化で見ると、千晴にイラつくのが目に見えるようでドラマはパスかな。しかし、充て書きしたかのように配役がピッタシやわ。石田ゆり子も山口沙也加も。繰り返しになるが、読み物としては面白い

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    2023年06月26日
  • 競歩王

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    天才高校生作家とかつて呼ばれた榛名
    箱根駅伝を諦めて競歩の道に進んだ八千代
    今に苦悩する2人が「歩む」先は栄光か挫折の続きなのか


    単にスポーツ小説とは言えない感じが、この物語の深さでした
    だって、主人公は小説家だから
    今は書けない小説家だから
    立場は違えど、壁にぶち当たっている2人だからこそ語れる言葉が心地良い
    強引に涙を誘う展開ではなく、恋愛要素も多少のスパイス程度にしてるのも、2人の感情に光を当て続けられた要因かと思う
    それが私には丁度良かったです
    とても爽やかな、そして前向きになれた素晴らしい作品でした

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    2023年06月20日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    女性作家8人による、「女ともだち」がテーマのアンソロジー。


    うむむむ、女の友情はもろいというけれど、こんなにすごぉ〜く気持ち悪くて、べとっとするものばかりだろうか…
    相手と『同じ』を競うような構図が、いくつもの作品に…あー、たしかに、『おそろい』スキだよなぁ…トイレ一緒に行ったりしてるよなぁ…
    いやはや。下手なホラーより怖い。
    どれも面白かった。

    その中で、「ブータンの歌」は、くすっと笑えて、阿川佐和子さんらしい軽やかさだった。

    「ラインのふたり」嶋津輝さんは初読。ちょっと山本文緒さんのような奇妙な迫力。
    他の作品も読んでみたい。

    「獣の夜」森絵都さん、爽やかな作品しか読んだことがな

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    2023年06月20日
  • 風に恋う

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    ネタバレ

    元吹奏楽部員ということもあり、すごく楽しめた。
    席を変えて、暗闇で、そんな合奏やってみたいな。そこまで打ち込めてはいなかったけど。

    単純に熱血部活もの!ではなく、拘束時間、将来、オーディション、大会……。取り巻く環境や問題についても触れているところがよかったです。

    基と瑛太郎の二人の主人公、どちらの葛藤もいい。特に、瑛太郎がいい。大切だったあの時間を悔やんでしまうことがないなんて言えない。だからこそ、そうなってほしくない。最後に決めるのは自分だけど、無責任なことを言わず一つ一つ選びながら声を掛けるのがいい。

    1年生を部長に大抜擢、その奮闘ぶりがもっと見たかったな。

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    2023年06月18日
  • さよならクリームソーダ

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    片付けをしていたら出てきたので(多分娘のもの)読んでみることにしたけど、ベタベタの恋愛小説かと思いきや、それほどでもなかった。逆に感動の物語でした。

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    2023年06月13日
  • 完パケ!

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    人はどうしても嫉妬する生き物だから、
    芸術の道に進む人は、
    一般以上に苦しむだろうなあ。
    でも、そこを乗り越えてこそ辿り着く場所がある。
    築かれる関係がある。

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    2023年06月13日