額賀澪のレビュー一覧

  • ヒトリコ

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    いじめられてから後、一人でいる事を決めてそれを押しとおす。なかなか無い事と思う人もいるでしょうが、僕にはこの気持ち痛い程分かります。いじめの言葉や村八分の空気を全て無視し、実害があるような事が有れば徹底的に抗戦する。彼女とは違いますがそういう風に一人でいる事を主体的に選んだ時、最終的には自分の周りに出来るエアポケットのような孤独です。いじめというのは相手がやり返してこない事を前提にしているので、相手が弱くないと分かった時点で居ない物のように扱われます。気楽ではありますが、心がじくじく血を流すような寂しさがありました。
    このような本を書けるという事は額賀さんもあまり楽しくない青春を送って来たので

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    2018年06月10日
  • マウンドの神様

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    ネタバレ

    野球を愛する人気作家の野球を題材にした小説、エッセイを、集めた短編集。
    どの作品も作家の野球への思いや造詣が伝わってきて面白かった。個人的には「ひゃくはち」の著者早見和真の「あの日、監督がうなずいていれば、僕は-」が「ひゃくはち」の舞台となった高校、監督が登場していてツボだった。

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    2017年07月22日
  • 屋上のウインドノーツ

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    ウチの娘が中~高と吹奏楽部をやってるので、吹奏楽モノ(?)の小説をちょいちょい読んだりする。

    いやぁ~、青春だねぇ。

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    2017年07月18日
  • 夜と跳ぶ

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    元スポーツカメラマンがフィルマーになる話。フィルマーという立ち位置の存在やストリートスケーター達の想いを垣間見れる。金メダリストという肩書きやお金などの欲望という世界とは別の、人間が求めてやまない高揚感や満足感、若者を応援したくなる大人の視点がこのストーリーの中にあった。社会的な地位や生まれてきた環境に関係なく、お金や時間の満足な使い方ってこういうことなのかな、と感じた。社会のルールを遵守しない若者達というイメージだったストリートスポーツが、エネルギーを持て余し、自分の人生を満足させたい若者達へのツールになっているのかもなーと思わせてくれた。サラッと読めて楽しめた。

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    2026年06月14日
  • 弊社は買収されました! 総務部・真柴さん最後のお仕事

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    ネタバレ

    古い日本企業体質すぎて、会社内の光景にはあんまり共感できなかった
    総務部で働いている方は最後の展開を読むととても仕事のモチベーションが上がりそう

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    2026年06月10日
  • 1冊目に読みたい小説の書き方の教科書

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    "1冊目に読みたい"という文言のとおり小説の書き方の基礎が学べる教科書でした。自分でなんとなく小説を書く上で考えてたことが言語化されててさすがだ〜と思いました(当たり前)。三人称の使い分け方や改稿・推敲のやり方が参考になりました。自分の書いたものを客観視するのが苦手なのと、作品を書き上げるのも苦手なので、がんばろうと思います。とにかく書き終えることに意味がある、数を書くことが大事、みたいなのは他の書き方の本にも書いてあったので基本中の基本なんだな〜。簡単そうだけどなかなか大変ですからね…。基礎があるからこそ個性が出てくる。ほんまにそれなと思う。

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    2026年06月10日
  • 転職の魔王様2.0

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    転職の魔王様の第2弾です。
    新しいメンバーも加わり、物語もしっかりしていて面白かったです。
    ただ、1作目からあまり変わらないなと思ってしまいました。
    主人公の成長を感じられて、この先続編があるなら読みたいです。

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    2026年06月08日
  • 転職の魔王様

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    転職エージェントの話です。
    求職者に対してかなり厳しいことを言う魔王様が主人公ですが、キャラクターもイメージがつきやすく、読みやすかったです。
    ただ自分は転職エージェントを使ったことがないので、現実的にここまで本音で寄り添う人がいるかどうかは不明ですが、転職に希望が持てる内容で楽しく読みました。

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    2026年06月08日
  • さよならの保険金

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    保険金請求の正当性を調べる「調査員」を主人公にした視点が面白いなと思った。 特に印象的だったのは、その調査のプロセス。詐欺をはたらいた人たちが悪質な悪意からではなく、「誰もが持っている小さな欲」をきっかけに詐欺に手を染めていく姿がリアルだった。詐欺は絶対にダメ。だけど、「貰えるなら少しでも多く欲しい」と思ってしまう人間の欲には共感してしまう部分があるかも……ダメだけど( ˙꒳˙乂)

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    2026年06月04日
  • 恋するブタハナ

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    怒りが満ちてくるとブタ鼻になる塩見香子の恋愛仕事物語。怒るとブタ鼻になるというファンタジー要素を受け入れられるかどうかが評価の分かれ目かな。出てくる仕事関係の人にもあまり共感できる人はいなかった。ドタバタの恋愛小説としては面白く読めた。

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    2026年05月26日
  • 読書感想文が終わらない!

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    社会人の端くれな自分としては、読書感想文の意図を理解している故に特に何も思う事はないが、読書感想文や自由研究をお金で買うという描写はタイパ、コスパの現代を捉えて面白いし、着地も良い話で和む。

    これから読書感想文を書く事になる子供達には、ストーリー性もあり、ハウツー要素もあり、読んで損はしないし、もしかしたら読書に目覚めるかも!?

    それにしても、年間100冊以上読むという読者家の同僚は、なぜ今作を自分に薦めてきたのか?

    謎である。

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    2026年05月12日
  • 1冊目に読みたい小説の書き方の教科書

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    ネタバレ

    君はレフリィを読んで感動したのと小説の書き方を知りたくて読んだ。まぁ、世知辛い。作家になるには独りよがりな文章を排し、読者に伝える情報を焦点を絞って客観的に書かないとならない。エンタメ小説においては説明的であってもならない。自分はどうも説明に逃げてしまうのとテーマから物語を創造してしまうため、小説は向いてないんじゃないかと自信を失くしました。
     小説家として生き残るには、読者に最小限の表現で舞台を立ち上がらせ、脳内に吹き込む言葉の的を絞り、読者と架空のコミュニケーションを取らないとならないと感じた。ビジネスマンのような感覚を持つ作家が現代作家に求められている資質なのではないかと身につまされた。

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    2026年05月09日
  • 弊社は買収されました! 総務部・真柴さん最後のお仕事

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    共感しやすい世界観で終始読みやすい内容だった。企業統合が多い業界で働いている中で、勉強になる部分あったが感情は動かされない。ありきたりな流れだったからかも。

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    2026年05月09日
  • 恋するブタハナ

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    久しぶりにベタめなラブストーリーを読んだなぁ。えぇブタ鼻なんてファンタジー要素強いと思いながらも一気読み。うん、胸の高鳴りを感じた。たまにはいいね、ベタな?ベタなのか?(検討中)ラブストーリーも。

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    2026年05月09日
  • さよならの保険金

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    著者らしい読みやすさで、今回もぐいぐい引き込まれた。「これくらいなら」と思ってしまう人間の甘さが、思わぬ犯罪へと転がっていく怖さが印象に残る。保険金詐欺という題材ながら、不思議と温かさも感じられる物語だった。

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    2026年05月04日
  • 天才望遠鏡

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    才能を持った人たちとその周囲の人たちの話
    自分はよくあれだけ走れたら気持ちいいやろな〜とか、あんな風にピアノ弾けたら楽しいやろうな〜とか思う周囲組(笑)
    でも才能があっても子どものころにその才能に気づき、伸ばし育てる親とか環境も必要なこととか、深い部分もあった。
    馬の話とか走りの話とかも出てきて、またタスキメシとか蒼のファンファーレ再読したくなったなー(*´ω`*)

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    2026年05月04日
  • 恋するブタハナ

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    ネタバレ

    額賀作品 3冊目

    マンガ担当の編集をする塩見香子(しおみかこ)は、
    気分屋で我儘な漫画家にも怒らず笑顔で対応する。
    その為 面倒な案件はやたらと回ってくる損な立場。
    しかし 彼女が怒らないのには秘密があった。
    怒ると「鼻がブタ鼻」になるのだ。
    そんな香子のお隣へ 担当漫画家の甥っ子が引っ越してきた。
    さぁ 誰にも知られたくない秘密を抱え 香子はどうなっていくのか?!

    今回はマンガの編集さんのお仕事小説として楽しみながら
    ファンタジー要素に恋バナも絡んで サクサクウキウキと読み進めることができた
    シチュエーションはマンガみたいだけど、
    誰でも面と向かって言いたいことが言えなかったり、
    怒りた

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    2026年05月03日
  • ほろよい読書

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    お酒が好きなのと読んだことのない作家さんを開拓したくて手に取りました。
    一言にお酒をテーマにと言っても、お酒の失敗や作り手の跡取り、人それぞれの楽しみ方…いろんな視点からのお話が詰まったアンソロジーです。
    初恋ソーダでは仲良くしていた山城という男性を主人公の家にあげて、手作りのお酒を振る舞う場面がありますが、短時間自分のテリトリーの中で過ごす中で価値観の違いにより主人公の女性が示す不快感がまざまざと描かれており面白かったです。自分の大切にしているものを雑に扱われるくらいなら1人の方がいいという気持ちはわかりますね。
    また、原田ひ香さんの定食屋「雑」も面白かったです。丁寧な味の料理をお酒で流し込

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    2026年05月02日
  • さよならの保険金

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    ネタバレ

    東京で大学に通う主人公の麻海は、青森の地元で漁師をしている父が突然の遭難事故で行方不明になったと知らせを受け、急遽帰る事となったが、父は発見されないまま捜索は打切りに。
    父の事は何も進まないまま、卒業後に叔父の保険調査会社で働き始めた麻海は調査を通じて人の弱さや保険の本当の意味を知る。働き始めて1年が経過した頃に父とのケジメを付けようと決めた矢先に父が生命保険に加入していたことを知る。

    両親を失なってしまった麻海。辛い気持ちが心の奥底に留まったまま出てこない。心の整理がつかないのはなんというか言い表せないけど辛いんだろうなと思う。

    保険とは遺された者に贈られる代償のようなもの、立て直しに必

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    2026年05月01日
  • 1冊目に読みたい小説の書き方の教科書

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    思ってたより良かった。
    小説を書きたい、でも、どう書いていいのかわからない、書いてみたけどなんか違う。そんな人向け。
    内容が濃いわけでもないが、かなり良い。

    テクニック。

    それも、基礎。

    テクニカル。

    説明と描写は違う。
    誰がどこで何をしているのか。
    とにかく完結させる。
    そして、自分で読む。

    そのくらいかな。

    これがすごい大事なのは膝を打つ。
    これが出来るようにならないとというか、これが出来なければそもそも小説の体を成さない。何を書きたいかとか、それ以前の話。

    うーん。

    かなり感心した。

    やっと漫画入門の入り口にやって来た気がした。

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    2026年04月17日