額賀澪のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ箱根駅伝に関わる史実に基づいたフィクション。
箱根駅伝に思い入れがある人はもちろん、何かのスポーツに没頭した経験がある人、頑張った人には何か響く作品かと。昭和と令和二つの視点で箱根駅伝が描かれていて、昭和は戦争、復興。箱根駅伝の代わりの2回青梅駅伝。そして箱根駅伝を開催するために戦争に向かうための駅伝、なぜ自分は生きてい還ってきてしまったのか考えながら復興の駅伝。成瀬、宮野、及川の3人を中心に紛争。
令和はランナーとして限りある寿命を駅伝なんかに使う意味がわからないオリンピック候補学生トップランナーのは神原とその神原が駅伝を走らないからエースと言われている、誰も自分もエースとは思ってない、所詮田淵玲央の弟、田淵悠羽。この2人の友情と不器用さ。その監督の成竹。
予選前に神原が田淵にかけた不器用な『カモン!』。
『本戦走りたくなるかもな』と
田淵が神原にかけた『おめでとーー、やっぱり神原と箱根駅伝走りたいよー。もしそれで自分が走者から外れたとしても』
は青春の極みだった。よかった。
この作品で4回くらい涙腺崩壊あった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ額賀作品 2作目
船乗りの父が海で行方不明になった。
主人公の桐ケ谷麻海は東京の大学に通い 就活の最終面接の日に父の遭難を知った
父が発見されないまま 就職も決まらず 卒業となった麻海は
保険調査員の叔父 母の弟 響介の家に居候することになる
同居の条件は「仕事を手伝うこと」
保険会社からの依頼で 保険金申請が正当に支払われるものか否かを調査するのだ
保険の対象者につい肩入れをしてしまう麻海と仕事に対して冷静に調査し対応していく叔父&甥コンビの事件簿
海外旅行の携帯品紛失、事故の後遺症、介護者の事故死、自損事故などなど
多岐にわたる保険の申請が行われ 凸凹ながらもいい相棒具合で話が進んでいく
どこかで聞いたことがあるような保険金問題がテンポよく謎解きされ
真相に近づいていく展開はおもしろい。
深夜枠の30分ドラマになりそうな感じだ
(グッタリするほどの推理サスペンスが好きな方は ちょっと物足りないかも)
1章ずつ話が完結するので 通勤通学におすすめの1冊ですよ -
Posted by ブクログ
お初の作家さんです。
将棋界やフィギアスケート、歌や陸上、乗馬、小説家まで 様々なジャンルの中で苦悩しながらその世界で輝きをつかみに行く 星たちを描いている。連作短編集
でも 主人公たちは大きく輝く一番星ではないけれど 確かにその世界で輝いていた、そしてこれから輝く才能たち。
私は何も出来ないけど いろんな世界で頑張っている若者の姿を見るのは大好き
この本の中では、
「星の盤側」の中のかつての天才中学生と言われた座間棋士や
「カケルの蹄音」の陸上の才能があったが故障し乗馬部に引っ張り込まれる志木翔琉くんが良かった。
WSも終わって、ニューイヤー駅伝や箱根駅伝までまだちょっと時間がある 秋の夜長
本の中で頑張る若者を応援するのも悪くないですよ。 -
Posted by ブクログ
日本で「戦争」と言えば、「太平洋戦争」をイメージする方が多いかもしれません。太平洋戦争は今からちょうど80年前まで続いていました。もうその当時を生きた人たちは随分少なくなりました。戦後を生きてきた私たちは戦争のことをわかっているふりして生きてきましたが、どれだけわかっているのだろうか?
この作品は、「戦争は二度とやってはいけない」とか「次の世代に伝えていかないといけない」ということだけでなく、もっと自分達で調べて考えようよということなんだと感じました。ただ、4つの章が私の中ではうまく繋がらずちょっと残念でした。
太平洋戦争が終わって80年経過した現在も、ロシアがウクライナを、イスラエルがガザ地区を攻撃しています。ロシアやイスラエルの国民は本当に戦争を支持しているのかどうか本音を聞きたいです。原爆被爆国の日本はもっと強い態度で一刻も早く戦争を終わらせるように努力すべきと思います。そんな政権なら喜んで支持します!