斎藤環のレビュー一覧

  • ひとはなぜ戦争をするのか

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    ネタバレ

    アインシュタインとフロイトの一往復書簡。短いながら示唆に富むと思いました。

    アインシュタインの「仕組みをつくればよくない?戦争がなくならない意味がよくわからない」という立場、フロイトの「人の性質は戦争を求める面もある。どうすれば戦争なくなるかについて、なぜ戦争を嫌悪するのか考えるとわかるんじゃない?」という示唆など、戦争について(それも、戦争をなくすことについて)考えると行き当たるようなテーマが密度高く取り上げられています。

    一方で解説であらたに検討されている人口の影響や、システム化とそれへの反発という観点は、うーん。養老先生さすがです。

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    2023年11月23日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ後の世界というのはわたし自身にとっても明確にいろいろな意味でそれまでと変わりました。
    わたし自身は50代半ばですがワクチン接種は拒否しています。
    コロナウイルス自体に関しましては、日本人にとってはもともと大騒ぎをするほど大して問題ではなかったのですが、健康な人達までもがコロナワクチン注射を受けてしまうことによって、ワクチン注射を打った人たちの体内で悪いウイルス・菌が増殖をしてしまい、その悪いウイルス・菌を周り・周囲や日本中にばらまいてしまうことになるという説を信じています。

    そしてコロナ以前にはわたし自身では、「何とかコツコツと学び続けてさえいけば、生きていく道はあるのではないのかな」

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    2023年10月23日
  • みんなの宗教2世問題

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    安倍元総理大臣襲撃事件の容疑者山上氏の行動からクローズアップされた宗教2世 さまざまな宗教2世の生の声がつづられている。一時はマスコミも騒ぎ立てたが今では、冷めてしまったようだ。この本を読みもう一度宗教2世について考えることとなった。

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    2023年08月31日
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    コロナが全面に出過ぎてて、なんとなく思っていた(期待していた)内容と違う…となった。でも、〈会うのは暴力〉は真意だと思った。

    p.80 約束の時間が近づくと、妙に緊張したり、不安になったりもします。ところが、不思議なことに、実際にあった話をすると、途端に心が楽になる。毎回、この繰り返しで、あえば楽になるのがわかっているのに、会うまでは苦痛を感じたりするわけです。

    人に会うと言うのは、どんなに相手が優しい人であっても、お互いが気を使い合っていたとしても、それぞれのもつれを生きよう侵犯し合う行為なのです。相手の境界を越えなければ、会話自体が成り立ちませんから。

    私は、コロナによる外出、自粛

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    2023年06月28日
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    著者二人による対談の内容を本にしたもの
    コロナ禍でわかったことなどの記載もありました
    なんとなく読みましたが会話だけの本って
    こんな感じなのかなとも思わされ
    内容はあまり残りませんでした

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    2023年06月19日
  • 関係する女 所有する男

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    男と女の違いを関係と所有から説明してくれてます
    でも著者も完全にはわかっていないようでちょっともやもや
    それでもなるほどと思うところもありました
    同じ人間だけど違うんですよねやっぱり

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    2023年06月10日
  • 「自傷的自己愛」の精神分析

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    私はこの本を読むまでは、自分に自信がない人や
    自分を否定する人には、根気よくその人を肯定し続けてあげれば良いと思っていた。
    というのも、「これでもか!」というほどの肯定であり褒める言葉を欲しているための「わざと」の自己卑下だと考えていたからだ。けれどそんな単純なものではなく、もっと根の深いものだったのだなとこの本を読んで感じた。

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    2023年05月29日
  • ひとはなぜ戦争をするのか

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    それぞれ超一級の専門家、アインシュタインとフロイトとの
    一回きりの往復書簡で、戦争に走る人間のサガを解剖する。
    しかし、年代は第一次世界大戦後、第二次世界大戦前の1932年。
    この冊子が再編されたのが2016年、まさかの2022年~2023年の今
    「ロシアが戦争をしかける」にヒントがあるのかどうか、ご名答とは言えないわ。

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    2023年04月24日
  • 心を病んだらいけないの?―うつ病社会の処方箋―(新潮選書)

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    少し難しくて理解できない内容も多かったが、
    当たり前に受け入れていたことに鋭いツッコミがはいりはっとさせられた。

    アドラー心理学はマッチョイズムで弱っている人にはしんどい内容だとか、

    電通女性社員の自殺については、
    長時間労働ばかりが論点になるけど、あれくらいの労働時間は昭和的な会社だとそこまで珍しくなく、それよりも働いた甲斐を与えられていなかったことの方が問題として大きいのでは?

    ダイバーシティといっても女性やLGBTなど平均的な機能を持つ人にフォーカスして、アルコール中毒者やホームレスなどについてはその枠から外している、

    など。

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    2023年04月22日
  • 「自傷的自己愛」の精神分析

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    「自傷的自己愛」の精神分析 斎藤環

    面白くはないけど、突き刺さってくるような内容だったなあ。

    この本の中に出てくる坂口恭平とは一度
    twitter上で、ケンカしたことあり
    一度は
    直接、電話で話したことがある。

    真夜中の3時に電話がかかってきたんだぜ。
    マジで気が狂ってると思った。
    本の中では
    無自覚なまま、無我の境地に到達した人、みたいなことが書いてあったけど、そうは思わないけどなあ。
    ただ、単に、田舎のエリートなんじゃないかなあ。
    むしろ、自意識がすげー過剰なような気がするんだけど。
    双極性障害、っていうのは、彼の強烈な個性ではあるけれど。
    まあ、オレには理解できない、特殊な人格だ、

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    2023年03月17日
  • 「自傷的自己愛」の精神分析

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    「自傷的自己愛」は自分のこと全てにおいて全く自信が持てない人で、かつ自分がダメな人間だということに絶対の自信を持っている人。
    なんか矛盾しているようで的を射てる…

    著者も同様のことを書かれているが、自分がもし現代の学校生活を送らなければならないとしたら、スクールカーストの最下層になる自信がある(汗

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    2023年01月20日
  • 心を病んだらいけないの?―うつ病社会の処方箋―(新潮選書)

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    かなり難しい対談本に思えた。読み通してみると、あちらこちらに考え方のヒントがあるのはわかるのだが、全体として、何かの理論的な物を習得できたかと言うと、そんなことにはならなかった。うつ病から回復した研究者と精神科医の対談は、かなり、興味深いことは確かだ。

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    2023年01月10日
  • ひとはなぜ戦争をするのか

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    国際連盟から「今最も重要だと思う事柄について、一番、意見を聞きたい相手と書簡を交わしてください」という依頼を受けたアインシュタイン。
    彼が選んだテーマは「戦争はなくせないのか?」そして、選んだ相手は心理学の大家フロイトだった。
    彼らのやりとりを読みやすい文章で訳したもの。

    ★戦争をなくすために、今なにができるのか?
    アインシュタインは国際的な機関が、国際的な紛争を絶対的な権威をもって判決し、決定を実行するようにできないか、と考えるも、現状では実現は困難だと考えています。
    これまで、平和は実現できない理由は人の心(権力欲・利益を求める・本能的に憎悪に駆られて相手を絶滅させようとする欲求)にある

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    2022年12月24日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    様々な分断が派生したコロナ禍において、民の声が政治の力へと昇華されているのか、疑問が浮かぶ。為政者の判断はもちろん過ちも含まれよう。しかしそのまま看過するのではなく、修正していく判断力が現在も問われ続けている。さらに大切なのは私たち有権者の関心であり、声あげる人を中傷するのではなく、その選択肢に取り組んでみる姿勢が大切ではないか。誰も未来の結果なんてわからない。ならば、否定は現状の惰性でしかない。そこに救われる道程があるのだろうか。過ちよりもタチが悪い。

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    2022年12月01日
  • 母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか

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    ネタバレ

    ※別な本の感想です

    「母と娘はなぜこじれるのか」が登録にないので、代わりにこちらを登録。

    私の私見では、息子は、育ててもらってありがと〜じゃあねーと、親(母)とは個と個で一線を引いて、成長後は戻ってこない、あっさりしているイメージ。全然親のことについて知らないってことも。生物として独立しているって感じ。
    息子に母親は片思い必至なのかもしれない。
    それは男性は体の認識がないからとのこと。←よくわからなかった

    娘は母と一体感が成長の過程で約束されている、母がお手本として観察されるし自分と同一視してしまう生き物っぽい。
    共感性が武器の女性ならではの生存戦略?なのかも。故に子供には自分の生き直し

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    2022年11月21日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    色んな分野の様々な人がそれぞれの意見を述べていて面白い。

    在宅勤務が可能な仕事は「弱者」の低賃金労働に支えられることによってしか成立しない。

    「会う」ということの暴力性。会って圧力をかけた方が、会わないより物事が進む。リモートは物足りない。

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    2022年08月16日
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    斎藤環さんの言うことって、いつも、スーッって入ってくるんだよ。
    ああ、分かるー、って。

    自分の居場所を、できるだけ多く、つくる。
     学びの場だけ、じゃなく
     仕事の話
     クラブ
     教会
     意図的に、別の居場所を作る

    241
    リアルな出席と、リモート出席の、ハイブリッドが理想

     これ、分かるわー。

    逃げる時には逃げる
     これは、生き延びるためのリッパな知恵。

    163
    人間の生には良い、も、悪い、もない

    65
    家庭内にもソーシャルディスタンスを

    悩みや苦痛は、口外すべし!
     ぜひ、役所などにも頼ろう

    ただし、本の最後で、佐藤優が、いつものように
    「マルクスの『資本論』によれば・・・

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    2022年07月14日
  • いじめ加害者にどう対応するか 処罰と被害者優先のケア

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    いじめの加害者には処罰とスティグマを。

    いじめの被害者が学校に行けない、その代替策を取らなければならない、という「優しい排除」を受けている一方で、なぜ加害者は学校に来ることを止められないのか。

    子ども、先生、保護者の中で、被害者側にもいじめられる原因があると考えている率が最も高いのは保護者であった。
    つまり、加害者側の保護者が出てきた時点で、いじめは学校で出来る「指導」の範疇を超えてしまう可能性が高いと言う。

    だからこそ、学校は「指導」ではなく、まずは「処罰」を、まずは行うべきだと述べる。

    スクールカーストに対する教師の立ち位置や、学校教育における「指導」の意味など、読んでいてそう言い

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    2022年07月09日
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    作家佐藤優と精神科医斎藤環の対談。 コロナ後の日本の社会心理について。コロナの影響で働き方にリモートという選択肢ができて、人間の心理や社会も変わりつつある。リモートに慣れるとリアルで人に会うのが辛くなる。その状況を2人の識者が議論したのがこの本。全体的に話があちこちに飛んで、あまり印象に残る議論は無かった。例えば、コロナの状況を説明した鬼滅の刃の話も、このアニメを見ていなかったのでよく理解できなかった。二人の雑談という感じがした。
    こういう理屈っぽい識者に会うのも、別の意味で辛いだろうなあ。

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    2022年07月05日
  • 人間にとって健康とは何か

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    ネタバレ

    『首尾一貫感覚』と『レジリエンス』について知りたくてこの本を手に取ったが、やっぱり難しい~。
    斉藤環先生は好きなんだけど、私には難解だった。
    しかし、読みながら気になったのは「混乱期には病んだリーダーが―活躍する」の章。
    現在ロシアによるウクライナ侵攻真っ最中。思わず浮かんでしまうのよねプーチン。
    とりあえず、宝くじ当たっても幸せは持続しないそうなので、引き続き買わないでおこう。そんなことしか得られなくてすみません。

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    2022年06月08日