斎藤環のレビュー一覧

  • 心を病んだらいけないの?―うつ病社会の処方箋―(新潮選書)

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    少し難しくて理解できない内容も多かったが、
    当たり前に受け入れていたことに鋭いツッコミがはいりはっとさせられた。

    アドラー心理学はマッチョイズムで弱っている人にはしんどい内容だとか、

    電通女性社員の自殺については、
    長時間労働ばかりが論点になるけど、あれくらいの労働時間は昭和的な会社だとそこまで珍しくなく、それよりも働いた甲斐を与えられていなかったことの方が問題として大きいのでは?

    ダイバーシティといっても女性やLGBTなど平均的な機能を持つ人にフォーカスして、アルコール中毒者やホームレスなどについてはその枠から外している、

    など。

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    2023年04月22日
  • 「自傷的自己愛」の精神分析

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    「自傷的自己愛」の精神分析 斎藤環

    面白くはないけど、突き刺さってくるような内容だったなあ。

    この本の中に出てくる坂口恭平とは一度
    twitter上で、ケンカしたことあり
    一度は
    直接、電話で話したことがある。

    真夜中の3時に電話がかかってきたんだぜ。
    マジで気が狂ってると思った。
    本の中では
    無自覚なまま、無我の境地に到達した人、みたいなことが書いてあったけど、そうは思わないけどなあ。
    ただ、単に、田舎のエリートなんじゃないかなあ。
    むしろ、自意識がすげー過剰なような気がするんだけど。
    双極性障害、っていうのは、彼の強烈な個性ではあるけれど。
    まあ、オレには理解できない、特殊な人格だ、

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    2023年03月17日
  • 「自傷的自己愛」の精神分析

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    「自傷的自己愛」は自分のこと全てにおいて全く自信が持てない人で、かつ自分がダメな人間だということに絶対の自信を持っている人。
    なんか矛盾しているようで的を射てる…

    著者も同様のことを書かれているが、自分がもし現代の学校生活を送らなければならないとしたら、スクールカーストの最下層になる自信がある(汗

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    2023年01月20日
  • 心を病んだらいけないの?―うつ病社会の処方箋―(新潮選書)

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    かなり難しい対談本に思えた。読み通してみると、あちらこちらに考え方のヒントがあるのはわかるのだが、全体として、何かの理論的な物を習得できたかと言うと、そんなことにはならなかった。うつ病から回復した研究者と精神科医の対談は、かなり、興味深いことは確かだ。

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    2023年01月10日
  • ひとはなぜ戦争をするのか

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    国際連盟から「今最も重要だと思う事柄について、一番、意見を聞きたい相手と書簡を交わしてください」という依頼を受けたアインシュタイン。
    彼が選んだテーマは「戦争はなくせないのか?」そして、選んだ相手は心理学の大家フロイトだった。
    彼らのやりとりを読みやすい文章で訳したもの。

    ★戦争をなくすために、今なにができるのか?
    アインシュタインは国際的な機関が、国際的な紛争を絶対的な権威をもって判決し、決定を実行するようにできないか、と考えるも、現状では実現は困難だと考えています。
    これまで、平和は実現できない理由は人の心(権力欲・利益を求める・本能的に憎悪に駆られて相手を絶滅させようとする欲求)にある

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    2022年12月24日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    様々な分断が派生したコロナ禍において、民の声が政治の力へと昇華されているのか、疑問が浮かぶ。為政者の判断はもちろん過ちも含まれよう。しかしそのまま看過するのではなく、修正していく判断力が現在も問われ続けている。さらに大切なのは私たち有権者の関心であり、声あげる人を中傷するのではなく、その選択肢に取り組んでみる姿勢が大切ではないか。誰も未来の結果なんてわからない。ならば、否定は現状の惰性でしかない。そこに救われる道程があるのだろうか。過ちよりもタチが悪い。

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    2022年12月01日
  • 母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか

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    ネタバレ

    ※別な本の感想です

    「母と娘はなぜこじれるのか」が登録にないので、代わりにこちらを登録。

    私の私見では、息子は、育ててもらってありがと〜じゃあねーと、親(母)とは個と個で一線を引いて、成長後は戻ってこない、あっさりしているイメージ。全然親のことについて知らないってことも。生物として独立しているって感じ。
    息子に母親は片思い必至なのかもしれない。
    それは男性は体の認識がないからとのこと。←よくわからなかった

    娘は母と一体感が成長の過程で約束されている、母がお手本として観察されるし自分と同一視してしまう生き物っぽい。
    共感性が武器の女性ならではの生存戦略?なのかも。故に子供には自分の生き直し

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    2022年11月21日
  • ひとはなぜ戦争をするのか

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    フロイトは話が長いっていう本。

    1932年の話なので古かったり歴史としてそうはならなかったこと等も書いてあるけど、ページ数も少なく読みやすい。

    1933年にナチスの一党独裁が始まってそれどころではなかっただろうけど、一度きりではなく対話形式の複数回の往復書簡にして欲しかった。

    養老孟司さんの解説が良かった。

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    2022年09月04日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    色んな分野の様々な人がそれぞれの意見を述べていて面白い。

    在宅勤務が可能な仕事は「弱者」の低賃金労働に支えられることによってしか成立しない。

    「会う」ということの暴力性。会って圧力をかけた方が、会わないより物事が進む。リモートは物足りない。

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    2022年08月16日
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    斎藤環さんの言うことって、いつも、スーッって入ってくるんだよ。
    ああ、分かるー、って。

    自分の居場所を、できるだけ多く、つくる。
     学びの場だけ、じゃなく
     仕事の話
     クラブ
     教会
     意図的に、別の居場所を作る

    241
    リアルな出席と、リモート出席の、ハイブリッドが理想

     これ、分かるわー。

    逃げる時には逃げる
     これは、生き延びるためのリッパな知恵。

    163
    人間の生には良い、も、悪い、もない

    65
    家庭内にもソーシャルディスタンスを

    悩みや苦痛は、口外すべし!
     ぜひ、役所などにも頼ろう

    ただし、本の最後で、佐藤優が、いつものように
    「マルクスの『資本論』によれば・・・

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    2022年07月14日
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    作家佐藤優と精神科医斎藤環の対談。 コロナ後の日本の社会心理について。コロナの影響で働き方にリモートという選択肢ができて、人間の心理や社会も変わりつつある。リモートに慣れるとリアルで人に会うのが辛くなる。その状況を2人の識者が議論したのがこの本。全体的に話があちこちに飛んで、あまり印象に残る議論は無かった。例えば、コロナの状況を説明した鬼滅の刃の話も、このアニメを見ていなかったのでよく理解できなかった。二人の雑談という感じがした。
    こういう理屈っぽい識者に会うのも、別の意味で辛いだろうなあ。

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    2022年07月05日
  • 人間にとって健康とは何か

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    ネタバレ

    『首尾一貫感覚』と『レジリエンス』について知りたくてこの本を手に取ったが、やっぱり難しい~。
    斉藤環先生は好きなんだけど、私には難解だった。
    しかし、読みながら気になったのは「混乱期には病んだリーダーが―活躍する」の章。
    現在ロシアによるウクライナ侵攻真っ最中。思わず浮かんでしまうのよねプーチン。
    とりあえず、宝くじ当たっても幸せは持続しないそうなので、引き続き買わないでおこう。そんなことしか得られなくてすみません。

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    2022年06月08日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    ネタバレ

    2021年8月発行の本。
    盛んに出版されたコロナ関係の本も、結局のところ、喉元過ぎれば熱さを忘れるのが人間だからあと2年もしたらすっかり忘れ去られてしまいそう。

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    2022年05月08日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    もう少しでいいので、それぞれの人の話をテーマを絞って深掘りして欲しいなと思った。
    最後の柚木さんの話がやはり一番印象に残った。苦労されてる分、意識が高いのだなと、彼女の昨今の著書の傾向に納得。

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    2022年04月04日
  • いのっちの手紙

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    自分の薬をつくる、とか、躁鬱大学を読んでいる人にとっては、知ってるよと、思うことが多いかもしれないなあと思う。少なくとも私はそうだった。

    ただ、鬱が自己否定のエネルギーの奔流なので、アウトプットをすることで楽になること、など、やっぱり独特な視点を持ってる人だなあと思う。

    具合悪くてどうにもならん、そう思うときに、
    もういいじゃん、好きなことをすればいいじゃん、坂口さんの本を読んでいるとそう思える。

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    2022年03月19日
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    はるさんおすすめ



    一言で言えば、
    多様性を認めると言うことかな。

    会いたい人もいれば、
    会いたくない人もいる。

    人に会った方が話は早い
    でも、
    人に会うことが暴力になる人もいる。
    予想外の展開があって
    自分の思い通りにならないからだ。
    それでも、
    人は人に会わないと始まらない。

    自分ひとりで欲望が維持できず
    生きる力がわかないからだ。

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    2022年04月26日
  • コロナ・アンビバレンスの憂鬱

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    2022年2月、新型コロナウイルスの世界的流行という未曾有の大災害の最中にいます。
    日本でも感染の蔓延を防止するための対策がとられています。マスクをせずに外出することなど考えられず、飲食店は時間制限が行われ、飲食を人とする機会がほぼありません。大規模な集会やイベントも制限されています。

    そしてそれに慣れてきている自分がいます。毎日のように居酒屋で談笑をした人達とはもう2年も会っていません。コロナ前の写真を見返して、大人数の集合写真やマスクなしで笑顔で人と近接している写真で一瞬ものすごい違和感を覚えてしまいます。コロナ前の時間のほうが人生の大半だったのに、今ではそれはまるでパラレルワールドの自

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    2022年02月19日
  • 母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか

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    よいテーマですね。深い考察が読めるかと思ったら、なんとなく小難しいところが残念。母娘をテーマしたのを男性が書いているのがポイント。男性ゆえに明らかにピント外れた議論になっている箇所があるが、それもご愛嬌というか、全体の隠し味になってる気がする。結論めいたことを言わないところがよいのかもしれない。

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    2022年02月08日
  • いのっちの手紙

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    読むのに疲れた。思想家とか画家の名前がたくさん出てくるけど自分の学のなさを痛感させられ、2人の世界を遠くから眺めている気持ちになりました。

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    2022年01月27日
  • 人間にとって健康とは何か

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    医学における健康についての新しい考えかたや、「レジリエンス」など心の健康に焦点をあてた議論が活性化している現状を紹介しつつ、著者の健康観、さらには幸福観までもが語られている本です。

    著者は「はじめに」でも「おわりに」でも、これまでラカン派の精神分析に依拠してきた著者自身が「健康」について考えることになるとは予想していなかったと述べていますが、読者であるわたくしも、著者がこうした内容の本を出すことになるのは意外でした。ただ、「健康ブーム」の浅薄さを冷笑するような言説もいまとなってはすっかり手垢のついたものになっており、「健康」という概念を見なおすためのあたらしい視点をさがし求めることがスリリン

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    2021年11月18日